イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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アロットメントでの収穫

                                  3 October 2007


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 10月1日、未熟な末生りを残してすべての南瓜を収穫する日を迎えました。これらは来年初め頃までは保存することができます。
 毎年、栗かぼちゃだけ栽培しておりましたが、今年は畑に彩を添えたくて、「あかずきん」のタネも送っていただいたのです。
 あいにくイギリスは、今年は異常なほどの冷夏で、野菜類の生育が例年ほどではありませんでした。
 これら「あかずきん」も小振りではありますが、それでも大変嬉しい収穫です。




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 これは8月22日に写したものですが、あかずきん南瓜の写真です。朱色で元気が出てくるような色ですね。





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 こちらは例年栽培している、栗南瓜です。やはりこちらもサイズがかなり小型です。実は8月末から収穫していますが、お味の方は問題ありません。美味しくいただいています。




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 撮影日は8月22日です。大きくなっていく姿をのぞいて見るのは、いつもわくわくしますよね。





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これらも種から蒔いて育てた日本のキャベツです。それぞれが1.8キロから2キロほどの重さです。外側の葉は穴だらけですが球の中は虫害は及んではおりません。全く消毒無しでこの程度に出来るのは、イギリスの冷涼な気候のお陰でしょうか。土も元々アルカリ性が強いので、石灰は施しておりません。




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 8月22日撮影です。イギリスに初めて見えた日本人は、こちらで売られているキャベツが肉厚で硬くて、生食用の千切りキャベツに不向きであることに気づかれるはずです。多分こちらではキャベツは熱を通して食するのが主だからでしょう。
 柔らかな生の刻みキャベツを戴きたくて、アロットメントで日本のキャベツを育てるようになりました。消毒不要ですし、お味に甘みがのって大変美味しくできることに気がついたのです。
 昨年は見事に結球したキャベツが、最後にはちきれてしまいましたが、今年は今のところ大丈夫です。
 手前に見えるお野菜は水菜です。





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 自家菜園の最大の喜びの一つは、何といってもとうもろこしの収穫です。お湯を沸かしてから畑にもぎに行きなさい、といわれるほど鮮度が大切だそうですね。
 アロットメントから帰宅直前にもぎ取って、帰宅と同時にお湯を沸かし始め、お湯がわいてる間に着替え、そして2~3分間茹でていただきます。この間、20分(捥いでから)ほどでしょうか。





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 8月22日は、このような状態でした。
 イギリスのとうもろこしが大変美味しいという話を日本在住の友人に致しましたら、日本産も美味しいですよ、といわれて種が送られてきました。
 やや小振りですが、本当に美味しいとうもろこしが収穫できました。甲乙付け難いほどいずれも美味しいのですが、ほんの僅かの差で日本の方に軍配を挙げたくなるのは、私が日本人だからでしょうか。





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 これより以下4枚の写真は、8月22日に写したものです。
 アロットメントの約半分に、果樹やソフトフルーツ(ラズベリーなど)を植えてありますが、これはグリーンゲイジというスモモです。
 イギリスには古くからあるスモモのようですが、これを初めて友人の家のお庭で食したとき、その風味と甘さに驚きました。蜂蜜を含んだような甘さなのです。





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 私の感激した様子を覚えておられた友人が、庭で育っていた実生苗(この種類は接木苗でなくて大丈夫なのです)をアロットメントに植えるようにと、2本届けてくださいました。それから5年経ちましたが、今年初めてこんなにたわわに実をつけました。





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 サイズは大き目の梅程度で、熟しても色はグリーンです。何となく透明感のある雰囲気になってきた時が収穫の目安でしょうか。
 続けて10個くらいは戴いてしまうほどの美味しさです。スーパーで売られているものは、実が硬いうちに収穫しますので、甘さも風味もいまひとつだとおもいます。





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 これはヴィクトリアプラムで、お庭などで良く見かけます。これは生らせ過ぎで摘果した方がいいですね。昨年はメインの枝が実の重さで折れてしまいました。ジューシーなプラムですが、グリーンゲイジと比較しますとどうしても影は薄くなります。
 この近辺には日本のヒヨドリに相当するような食欲旺盛な鳥がいませんので、鳥たちと分け合うわけにもいきません。ご近所にも何処からかこの時季同じような到来物があります。
 半分は観賞用、豊かな実りを見ているだけで、楽しく満たされてくる思いです。




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 ライセステリア フォーモサ(Leycesteria formosa)というプラントです。何かでヴィクトリア時代のプラントだと書かれてある一文を目にしましたが、古くからあるようです。
 春先に根元から10センチほどのところで刈り取りますが、新芽が伸びてご覧のように丈高になります。
 種がこぼれて簡単に実生苗が育ちますが、これも庭から移植したものです。また赤い実を食べた小鳥達によって思いがけないところから発芽することもよくあります。(10月1日撮影)





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 在ロンドンの活け花の友人が、日本ではこのプラントをまだ見たことがありませんと仰って、お花のマーケットから買ってこられ、花材として使っておられました。
 こちらではフラワーアレンジャーにも人気のあるプラントです。





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  1. 2007/10/03(水) 02:15:26|
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  3. | コメント:6

苺の初摘み&ローザ・グラウカ

                                   12 June 2007


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アロットメントに行き、苺の初摘みをしました。昨年の秋以来、あまり手をかけなかった苺が、立派な実をつけていました。
 昨年、麦わらを表面に敷いたのですが、どうやら冬の間に風に吹き飛ばされたようです。雑草が生えないように黒いシート(水は通します)を敷きました。これは効果があったようです。栽培を始めて以来、一度も消毒をしたことはありません。このまますぐに口の中に入れても安心です。
 今年も実が生り過ぎではと思えるほどたくさんついています。これからしばらく収穫が楽しめそうです。



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 熟した苺は皆粒ぞろいです。帰宅して計りましたら2キロ余りありました。お隣にも差し上げ、夜は初苺を堪能致しました。




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  苺栽培を始めた最初の年、ガーデンセンターで四種類の苗を買ってきました。まずはどの種類が畑に適しているか、また好みに合っているかを決める試し栽培です。そして二年目、迷うことなく選んだのが、このケンブリッジ フェイヴァリット(Cambridge Favourite)という種類でした。その後ランナーからたくさんのベビー苗を育てて二年ごとに苗の更新をしています。




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 これらのプラントは、アロットメントを始めた時、最初に植えたものです。道と畑の間に植えました。これらの植え込みの手前が私のプロットです。ちょっとした生垣の役割も果たしてくれそうです。




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 これは低木に分類される薔薇で、丈は2メートルほどになります。花はピンクの一重であまり目立ちませんが、この薔薇の特徴は枝葉の美しさにあると思います。
 葉はグレーっぽい紫色で幹の色は赤、そして枝はアーチ状に伸びますから、フラワーアレンジャーにとっては大変魅力的な花材なのです。秋には赤い実も楽しめます。
 庭にはこれより大きいサイズのものがありますが、これはそのタネから発芽した実生苗を植えたものです。



 
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 2001年にWisleyのRHSプラントセンターに行った時求めました。ファビアナ(Fabiana Imbricata)といいます。一見、針葉樹に似ていますが、そうではありません。この白い花の付き方に特徴があります。他所ではまだ見かけたことがありません。あまり一般的ではないようです。



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 ペンステモン(Penstemon ‘Apple blossom')もちょうど良い加減に咲いていました。庭のプラントたちと違って、水も肥料も十分に与えられない状況ですのに、主の足が遠のいた時でも季節を忘れずに咲いてくれますから、プラント達に感謝です。



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 りんごの花のイメージで、アプルブロッサムと言う名前がついたのでしょうね。




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 ヒービー(Hebe)の花も咲き始めています。12月頃まで咲き続けます。



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 私のアロットメントのすぐそばの野原に咲いていました。イギリス人のこのポピーに寄せる思いには特別なものがあるようです。
 毎年11月初め頃、政治家もTVのニュースキャスター達も街のビジネスマンも、胸にプラスティックの赤いポピーの花を付ける時期があります。11月11日は終戦記念日ですから、それに先立ち、各地では退役軍人達による募金活動が始まるのです。募金を致しますと胸に赤いポピーが付けられるというわけなのです。
 どうして赤いポピーなのでしょうか。何でも第一次大戦のとき、ベルギーでおびただしい数のイギリス人、フランス人、ドイツ人が戦死したのだそうです。それらの戦いのあったベルギーの草原には、赤いポピーがたくさん咲いていたことから、人々は戦死者を追悼する花としてこのポピーを選んだ・・・ということのようです。(もしも違っていましたら、後日訂正します)。



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  1. 2007/06/12(火) 12:35:18|
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  3. | コメント:6

野菜畑、2006年

                                   29 January 2007


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 ブログを始めたのは10月半ばでしたので、きょうはそれ以前のアロットメントの様子を、少しお目にかけたいと思います。
 このアロットメントは間口5m、奥行きは50mといったところでしょうか。2002年からお借りしましたが、休耕されていた畑とは言え開墾同然の重労働で、最初の二年間はそのほとんどが私の一人仕事でしたから、忍耐を要する大変さでした。 
 耕しては種をまき、苗を植えつけ、そして次の場所に移るを重ねて、少しずつ耕作面積を増やしていくのは、大きな喜びであったことは確かです。
 りんご、スモモ、洋ナシなどの果樹、ラズベリー、ブラックベリーのようなソフトフルーツも植えましたので、全域が野菜畑というわけではありません。
 畑の西側に車一台通れるほどの、アロットメント専用の道がありますが、この写真は西に向かって写しました。6月22日の撮影です。
 手前が、栗かぼちゃで、その向こうがメキャベツ、低くて見えませんがその先に日本のキャベツが二列植わっています。そして三月に種をまいたソラマメが見えます。右手には、とうもろこし、そして写真では見えませんが、ジェルサレム、アーティチョーク(和名:キクイモ)という、北アメリカ原産の根塊野菜も数株植わっています。




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 北に向かって写しました。先ほど見えなかったキャベツが見えます。
ロープの向こう側の畑は、70台半ばの方が奥様とご一緒に作っておられます。この方は朝鮮戦争のとき、呉に一年間駐留していたそうで、コンニチワ,サヨナラの挨拶はいつも日本語でされます。
 脳梗塞の後遺症でかなり記憶を失っていると奥様から聞かされました。挨拶以外はあまり話をなさらず、静かに微笑んでいるような表情の方です。たまに、サキ(酒) オイシイネ、などと言って、ふっと遠くを見つめる表情になることがあります。どうやら私を見ることで、遥かな遠い日本での日々を思い出しておられるのでしょうね。





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 アロットメントの中央よりも、さらに東よりの位置から西に向かっての写真です。ジャガイモの葉が茂っているのが見えます。その手前は、種まき後のごぼうの芽が僅かに見え始めたところです。掘り上げやすいように盛り土をして種まきをしました。盛り土は少し大変でしたが、土が硬くなり過ぎないためか、ごぼうは軟らかくてしかもサイズが大きくなるように思いますが、どうなのでしょうか。
 さらに手前に、とうもろこしの二番手(一番手よりも二週間遅れの種まき)と、ヒモゲイトウがあります。





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 これも6月22日撮影です。今年はイチゴ三年目で、昨年度のランナーを育てて、すべて苗を新しくしました。連作を嫌うということで場所も移しました。それらの作業がやや遅れたので、苗の成長がイマイチという感じを持っています。でもちゃんと実を付けて色付いてくれました。





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 最初の年に四種類のイチゴの苗を求め、育てて一番良いと思ったのはケンブリッジ フェイヴァリットという種類でした。粒の大きさは普通ですが、風味が抜群なのです。気候が冷涼ということもあるのでしょうが、一切消毒の必要はありませんし、畑でそのまま頬張るときなど、こんなに美味しいイチゴは初めて、などと毎回思ってしまうほど満足するのです。




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 苗の育ちがこの程度でも、収穫の盛りにはご近所に差し上げるくらい採れました。
 右上方に少し見えるのはしし唐や桃太郎トマトの苗です。




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 9月17日の牛蒡の様子ですが、東に向かって撮影しました。前方に小屋が見えますが、あの中に必要なシャベルなどの農具が、収納されています。始めの二年間は小屋が無かったものですから、いつも家から一式を車で運んでおりました。車の中が泥で汚れますし、小屋を持つことに当時はあこがれておりました。

 私の連れ合いは、庭は大好きですのに、種を蒔いて植物を育てたり、野菜作りへの興味は皆無と言ってよいほどです。ところが野菜つくりを始めて二年目に、信じがたいことがおこりました。私がベスト ケプト アロットメントという賞を戴いてしまったのです。
 これは一名のみ対象ですが、そんな賞があるなんて聞いたこともありませんでしたし、第一、何も知らず本だけを頼りに試行錯誤している私が戴くなんて、と実は今でも信じられないのです。
 私よりも上手に作ってる方は他に何人もおられたのですが、たまたまその審査日には、私のプロットが偶然にも作物のタイミングが良かったようなのです。
 何より嬉しかったのは連れ合いの態度が一変したことでした。あの小屋は私を少々認めてくれた証のようです。一言も頼みませんでしたのに、必要だろうからと翌年に建ててくれました。そしてもっと大きな変化は、ときどきは畑の掘り起こしを手伝ってくれるようになったことです。




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 南瓜は20本以上植えましたから、友人の方々にも差し上げることが出来ました。残ったのは、今だにあの小屋に保管してあります。
 
 そろそろ今年の栽培計画を考えなくてはなりません。いつも必要に応じて種を送ってくださる友人がいることは、有難いことです。




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  1. 2007/01/29(月) 10:20:33|
  2. アロットメント
  3. | コメント:10
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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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