イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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五月の庭

                    
                              24th May 2008


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 道路に面したフロントガーデンです。後方に紫色のライラックのお花が見えますが、あの辺りからお隣のお庭になります。




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 淡いピンクの穂状のお花はこちらでもよく見かける種類のプラントで、タデ科の植物、パーシカリア(Persicaria bistorta ’Superba’)ですが、一般には今でもポリゴナム(Polygonum)で通じています。私がこちらにきて最初に手にした植物百科事典(1990年発行)では、分類上の属名がポリゴナムと記されておりました。私も最初その名前で覚えましたが、その後、属名そのものがPersicaria に改められ、新しい事典にはPolygonumという属名は見えません。
 今頃から夏の終わりごろまで咲き続けます。
 



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 上のタデ科のお花に比べれば花期はみじかいのですが、この時期、お庭に無ければ恋しく思ってしまいそうなのが、このアイリスです。お隣さんから苗をいただきましたので、名前ははっきりとはわかりませんが、多分、トロピック・ナイト(Iris ‘Tropic Night’)ではないかと思います。




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 この季節、野にも花壇にもよく見られるのがこのディジターリス(Digitalis)、キツネノテブクロ(Foxglove)という英名もあります。植えた覚えはないのに毎年、あちらこちらに出てきますから、適度にコントロールしなければ、大変なことになります。これらもニワトコ(Elder)の間から伸びてきました。ガーデンセンターから求めてこなくても、このように毎年思いがけないところから伸びてきて楽しませてくれます。




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 イギリスではルーピン(Lupin)の名前で親しまれていますが、ルピナス(Lupinus Gallery Yellow Shades)です。このレモンイエローはとても優しい色ですね。




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 これはフィリティラリア(Fritilaria Imperialis orange perfection)の種ですが、種にも風格があります。このままドライにしてフラワーアレンジメントや生け花に使っています。




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 この純白のアクイリジア(Aquilegia Spring Magic‘ White’)は、昨年の5月にワデスドン・マナーハウスから求めてきました。本当に清楚で美しいと思います。




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 お花もさりながら、葉の美しさにひかれて栽培しているプラントがかなりあります。このアイリス(Iris pallida ‘Aurea Variegate’)もそれらの一つです。




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 これが上と同じ種類のアイリスのお花ですが、フロントガーデンのアイリスには今年はなぜか蕾が無く、これらは裏庭で咲きました。淡い紫も美しい色です。




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 フロントガーデンから、お隣のお庭に向かって写しました。お隣には紅さんざし(Crataegus)の大きな木があり、毎年今頃には木全体がお花で真っ赤に覆われます。クラタエガスという学名で呼ぶ方は少なく、一般にはメイ(May)とか、ホーソーン(Hawthorn)と呼ばれ、親しまれています。
 白もピンクもあり、野にも庭にも,どんな条件の土地にも育つ英国の代表的な樹木のひとつだと言えるでしょう。




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 左方向に向かって空を見上げるように写しました。写真の右上に見えますのは、少し咲き進みましたが同じ種類の紅サンザシです。こちらは街路樹として道路沿いに植えられていますから、私どもの庭からはこのように見えます。
 左端に少し見えているピンクのお花はセイヨウズオウ(Cercis siliguastrum)で、一般名はJudas tree です。ユダがこの木で首を括ったことに由来する名前のようですが、15年でかなりの大木に生長するほど生命力旺盛な樹木です。




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 友人から実生苗を戴いて育てたアイリスが、毎年素敵に咲いてくれます。草丈とお花のバランスもちょうど良いアイリスで、名前を聞くことはできませんでしたが、大変気に入っています。




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 シシガシラ(Acer Palmatum Shishigashira)は、ゆっくり成長するカエデで、縮んだような味わいがあります。毎年カエデの剪定はひと仕事ですが、この種類だけはほとんど手がかかりません。




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 サーモンピンク色のアゼリア(Azalea Mollis)は、シャクナゲのようなお花の咲き方で、大変華やかです。
 左の濃いピンク色のアゼリアの名前は、Azalea Japonica ‘Geisya Red’と、10年ほど前に求めた時の名札にはありました。アゼリア以外にも‘Geisya’という名前を冠した植物に出会うことがあります。芸者さんのようにあでやかで美しいという意味なのでしょうが、ちょっと戸惑ってしまうこともあります。(撮影日;5月5日)




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 庭にチューリップはあまり植えませんが、今年は少しだけ球根を求めて鉢植えにしました。シャクヤク咲きで、Carnaval de Nice という名前だそうです。チューリップも可愛いですね。(撮影日;5月5日)




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 何度かご紹介しましたが、ソフト シールド ファーン(Soft Shield fern)と英名で言われている私のお気に入りのシダです。
 学名ではPolystichum Setiferum 、一般にシダ植物の学名を覚えるのは複雑な名前が多いので簡単なことではありません。ハイレヴェルな資格を持つフラワーアレンジメントのデモンストレーターやTVなどに登場するガーデンデザイナーの方々は、植物名を挙げる時にすべての植物名を必ず学名で述べますが、記憶力の確かさにいつも感心してしまいます。(5月5日撮影)





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 上と同じプラントですが、撮影日は5月18日です。13日間でこれだけ葉を広げました。触った時の感触がとってもやわらかいのです。



 
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 わずかにピンクを含ませたような白の牡丹が咲きました。撮影日は5月の5日です。ブログにアップしようとして写真だけは写しますが、たちまち時間が経過してしまいます。

 ところで、5月の6日は思いがけなく、チャールズ皇太子のお住まい(Highgrove)まで、お庭拝見のバス旅行に参加させていただく幸運に恵まれました。25名以下の団体のみ許可され、順番が巡ってくるまでに少なくとも2年半から3年は待たなくてはならないというほど、英国人の関心の高い場所です。私はキャンセルを余儀なくされた友人の代理で二週間前にチャンスが舞い込みました。
 写真撮影はもちろんのこと、携帯電話も望遠鏡も持ち込み禁止、スケッチも許可されないということは事前に知らされておりました。私以外は全員がイギリス人でしたが、御屋敷に立ち入る前にバスの中で全員がパスポートチェックを受けました。
 私自身も皇太子のオーガニック栽培に徹した菜園やお庭には大変関心がありましたから、片道3時間の道のりもそれほど気になりませず、お天気も良くて十分にお庭訪問をエンジョイすることができたのです。
 写真撮影ができなかったことは残念ですが、本や絵葉書を求めましたから,それらの写真を利用して何らかの形でご紹介できるかもしれません。

 さらに、21日は恒例のチェルシーフラワーショーに行ってきました。何か特別な予定がない限り毎年欠かしたことはありません。年に一度の植物のお祭りに参加する感覚ですから、会場が混みあっていることなど、それほど気にならないのです。
 写真を近いうちにお目にかけたいと思っています。




 ✰人気ブログランキングへ✰ おいでいただきましてありがとうございました。




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  1. 2008/05/24(土) 10:41:26|
  2. | コメント:16

若葉萌える庭

                          2 May 2008


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 久しく御無音に過ぎましたことをいつもお出でいただく皆さまに心からお詫び申し上げます。

 いつしか私どもの庭にも若葉が萌え、それなりに最も美しい季節が到来しようとしています。
 写真に写された庭は実際よりも広く見えてしまうことにいつもながら戸惑い気味です。写真を最初にご覧になられた方が、実際に我が家にお見えになられたら、『えっ! 同じ庭?』ってきっと驚かれるにちがいありません。写真のマジックでしょうか。適度に差し引きしてご覧くださいますように。
 
 

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 同じ場所ですが違う角度から写しました。




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 カエデ類はこの場所に小さなものを含めますと6本植わっております。




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 カーポートやドライブに写っている二台の車は日本から連れてきました。一台は21歳、もう一台は17歳です。古さと日本車の優美さが何となく自慢です。日本にご在住の方々にはこんなに古い車を所有すること自体が信じがたいことかもしれませんね。
 部品の調達など英国で古い日本車を維持することは簡単ではありません。それでも21年間、毎日一緒だった愛車は大切な人生の‘道連れ’、一日でも長く連れ添いたいとそんな思いはつのる一方です。
 英人の知人からは『25年たてばクラシックカー扱いになり車に税金もかからなくなるのよ、処分しないでね』と励まされておりますが、もしそういうことにでもなれば私も更に鼻高々かもしれません。でも、現実にはとても無理だと悲しい予測をしています。




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 和のコーナーの奥が裏庭につながります。



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 二ラ、チャイブ、レモンバームなども見えますが、ここはもともとはハーブガーデンコーナーです。次第にお花の数が増えてしまいました。濃いピンクのお花はべギニア(Bergenia ‘Sunningdale’)と呼ばれています。



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 裏庭にヤブツバキ(Camellia Japonica)が咲き始めました。



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 若葉はやがて鉄さび色に変わりますが、イカリソウの一種(Epimedium Fronleiten)です。




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 イカリソウの後ろに見えるのはブルーベルですが、雑草の如くあちらこちらと増え続けます。




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 こんな色の取り合わせもエンジョイしています。




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 遅咲きの水仙が何とも可愛いです。




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 右に見えるのは特に香りの優れた山椒で、丈は3メートルほどあります。今が旬ですから、まるでお葱やパセリのように刻んで、何にでもたっぷり振りかけていただいています。




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 12ヶ月間、咲き続けたペレニアル ウォールフラワー((Erysimum Bowles’ Mauve)は疲れも見せず、それどころか今こそ盛りとばかりに勢いよく咲いています。




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 美しいグラス(Carex elata ‘Aurea’)だと思います。




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 これら白いお花の咲くブルーベルは、友人のお庭から頂いたプラントにくっ付いて到来した球根から育ちました。最初は2~3本でしたのに4年ほどでこの勢いです。
 前庭で咲いています。




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 日本に帰国された友人のお庭から頂いてきた牡丹の花が今年も咲きました。鉢植えなので雨が降り始めるたびにコンサバトリーに取り込んでいます。この艶やかな色、姿はきっと友人のお好みだったに違いありません。


人気ブログランキングへ✰ おいでいただきましてありがとうございました。



  1. 2008/05/02(金) 22:50:45|
  2. | コメント:22

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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