イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

冬の花


                            25th November 2008


人気ブログランキングへ

DSC09819_edited b
 ウインタージャスミン(Jasminum nudiflorum)は晩秋から春の初めころまで、アーチ状に伸ばした枝に小さな星型のお花を数多く咲かせます。ちょうどイギリスは日照時間も短くどんよりとした日も多い時節ですが、この黄色いお花は寒い冬の間も庭の一角を明るく照らしてくれるようです。




DSC09824 b
 長く延びた枝はカーブも自由自在でお花のアレンジにも効果的です。




DSC00328_edited b
 ヴァイバーナム タイナス(Viburnum tinus 'Gwenllian')は常緑のコンパクトなシュラブです。葉の緑も美しくてアレンジのグリーンにも重宝しますが、さらに嬉しいのは白やピンクの房状の蕾が寒さと共に少しずつふくらみ、冬から春にかけて小さなお花をたくさん咲かせてくれることでしょう。




DSC09807_edited b



DSC09857_edited b
 サーココッカ(Sarcococca confusa) も冬に魅力を発揮するプラントです。今は黒い実の方が目立ちますが、じつは小さな蕾が無数についていて、それらは程なく素敵な香りのするお花を咲かせ始めます。



DSC00340_edited b



 
DSC09850_edited c
これもヴァイバーナムの一種( Viburnum bodnantence Charles Lamont)ですが、今年も沈丁花のような香りを周辺に放ちながら、その所在を主張しています。
 上から三枚目の写真のヴァイバーナムが常緑であるのに対して、こちらは落葉樹です。まだ落葉しない秋からお花が咲き始め、春ごろまで咲き続けます。




DSC09785_edited b
 花期が長いので、花房の中には咲き終わった花柄からまだ固い蕾まで一緒に同居しています。




DSC09867_edited b
 冬になって出番がきましたとばかりその存在を主張するのは何と言ってもこのコークスクリューヘーゼル( Corylus avellana contorta)でしょう。冬に咲くタッセル状のお花も面白いのですが、このクネクネとした独特の枝ぶりは落葉しなければその姿を誇ることができません。




DSC00318_edited b
 これは夏から新しいシュートを伸ばしては咲き続けているペンステモン( Penstemon Raven)ですが、このところの寒さにも関わらず、一昨日の夜はマイナス2度まで下がりましたのに、このペンステモンはまだお花を見せています。
 数多いペンステモンの中でも、特に耐寒性のある種類のようです。


人気ブログランキングへ✰ お出でいただきましてありがとうございました。
スポンサーサイト
  1. 2008/11/25(火) 05:58:22|
  2. | コメント:12

渋味を少々

                            19th November 2008


人気ブログランキングへ

DSC00272_edited ttt
 日本への一時帰国の旅を終えて帰宅した私の目に、殊のほか鮮やかだったのは、英名でウオールスプレー(Wall-spray)と呼ばれるこのコトネアスター ホリゾンタリス(Cotoneaster horizontalis)の紅葉振りでした。コトネアスターは冬に真っ赤な実をつけて小鳥たちにも歓迎される樹木ですが、この写真の種類は横に広がる性質があり、塀の上部に覆いかぶさるように横に広がって成長していきます。

 右後方で黄葉を見せているのは、コークスクリューヘーゼル(Corylus avellana contorta)、左側のシルバーグリーンのプラントはツリーポピーとも言われるロムニアです。


 

DSC00285 ttt
 コトネアスターにしなだれかかるように咲いているロムニアを庭の内側から写しました。ロムニアは、霜にあたっても枯れずに、少しですがまだお花を咲かせています。




DSC00259_edited ttt
 この山もみじは他のものに比べ遅れて紅葉が始まります。
 中央のブルーのお花はリリオープ ムスカリ(Liriope muscari)、右方に見えますシダ植物は英名でロイヤルファーン(Royal fern)と呼ばれる、日本のゼンマイ(Osmunda regalis)です。
 この石灯籠は日本の出雲から十数年前に到来しました。




DSC00349_edited ttt
 鮮やかな色変わりではありませんが、これはこれで味があります。




DSC00346 ttt


 

DSC00353_edited ttt




DSC00356_edited ttt




DSC00294_edited ttt
 みどりのプラントは苔にみえますが、実は丈の低いタイムなのです。苔に見立てて植え、すでに十数年、触ると良いアロマが漂います。でも訪れた方はタイムであることに最初は気がつかれません。苔だと思われるようです。




DSC00358_edited ttt
 こちらは苔です。




DSC00364 ttt
 山椒の葉がまだ散らずにピンクがかってきました。




DSC00343_edited ttt
 寒くなるにつれクマザサのクマの部分が目立ってきました。お料理の盛りつけに大変重宝しています。例えばお寿司でもこの葉が数枚添えられているだけで、美味しそうに見える効果は抜群ですものね。



DSC00360_edited ttt
 このツクバイ風の石は、ノミで穴を彫るなどの手を一切加えていない自然のままの石です。この和のコーナーを造ることを考えた時、地元のガーデンセンターで10個ほど小さ目の石を選び届けていただきましたが、その時は穴やでこぼこはすっかり泥でおおわれていたため、この蹲になりそうな石が混じっていることには気がついていませんでした。

 今はこのように苔生していますが、春になりブラックバードが巣作りを始めますと、これらの苔はほとんどが巣の材料に使われるため、すっかり持ち去られてしまいます。



 以上の写真から、英国のボーダーガーデンとは趣の異なる渋味を少々お感じ戴けましたでしょうか。
さて私はこれから庭の落ち葉掃きにかからなくては・・・。 お寒くなりましたので、どうか皆さまもお風邪など召されませんように。


人気ブログランキングへ✰お出でいただきましてありがとうございました。

  1. 2008/11/19(水) 06:21:58|
  2. | コメント:10

和のコーナーの秋色など

                          4th November 2008


人気ブログランキングへ


DSC09882_edited s
 11月2日の山もみじの周辺です。10月の30日に近隣都市では雪が降ったというニュースが流れましたが、この辺りは初霜に見舞われました。
  この写真は屋内の階段の踊り場から写しました。私はここでしばしば足を止めてバードウオッチングをしたり、日本を思い出したりするのがならわしとなっております。



DSC09802_edited s
  これは初霜の降りる前日に写しました。この日本種の山もみじは赤い色に紅葉したことがありません。毎年このような色合いです。



DSC09855_edited s
 華やかに紅葉はしませんが、それでも秋の風情は十分です。



DSC09862_edited S
  鮮やかに紅葉する種類のジャパニーズメープルを昨年ですが求めました。オサカズキ(Acer Palmatum ’Osakazuki’)という名前でジャパニーズメープル愛好家の間では一番人気の種類のひとつかもしれません。まだ丈も低いのですが、葉のサイズは大きくてなかなかの存在感です。




DSC09866_edited s
  シダレヨシノ桜(Prunus X Yedoensis ’Shidare Yoshino ’)の黄葉も始まりました。右に山もみじが見えますが、こちらは春の芽吹きも秋の紅葉も遅く始まります。



DSC09846_edited s
  リンドウは酸性土壌で雨水という環境でのみ生育可能ですから、我が家のアルカリ性土壌での栽培は簡単ではありません。何度か失敗しましたのに、それでも大好きなお花なので、再びまだ蕾が固い頃に求めました。今回は、酸性好みのプラントのために特別に用意した酸性土壌コーナーに植えましたが、来年もお花がみえることを期待しています。



DSC09794_edited s
  これは新芽の時からブロンズあるいは赤紫色をしています。寒くなるにつれ、ダークな感じが抜けて明るい赤に変わるようです。



DSC09789_edited s
  これは29日の写真で、霜に当たる前日の‘水の妖精’の姿です。ネリーンはギリシャ神話の中に登場する水の妖精ネリーンに名前が由来するという記述を本で読みましたが、そのイメージにぴったりの雰囲気を持ったお花だと思います。
 すぐ後方の木は実生の柿の木です。イギリスで柿の木をご覧になった方はほとんどいらっしゃらないのではと思いますがいかがでしょうか。今年たった一つお花が咲き感動しました。ということは少なくても八年は経過しているということの証しでしょうか。来年に期待しています。



 
DSC09807 s
  みどり色をした小菊が咲きました。芽摘みを早い時期で終わらせてしまいましたので、ずいぶん丈高になりました。このような自然の曲の付いた枝ぶりは生け花に大変重宝しております。デザインにもよりますが自然な風情が感じられて作品効果が高まることがあるからです。
 3年前にチェルシーフラワーショーで注文して求めました。名前はFroggy Green と言います。

 
 

DSC09840 s
 


DSC09833 s
 ニシキギも落葉が始まりました。



DSC09836_edited s
 根元にはヘレボーラスの元気な姿をも見えますね。



DSC09783 s
  霜に当たっても様子の変わらないのがペンステモン(Penstemon Raven)です。夏からサイドシュートが次々と伸び、休みなくお花を見せています。



DSC09796 s
  前庭ですが、今の時節は、こんなコーナーも嬉しいのです。



DSC09873_edited s
  グリーンハウスの中ではトマト苗が天井に当たっても脇芽を伸ばしてまだ元気なのです。そして小さいのですが、まだ’桃太郎’が戴けるのですよ。



DSC09884_edited s
 11月2日撮影の裏庭からの‘借景’です。雨模様でどんより曇っていますが、私のお気に入りは左方で黄葉している大きな白樺の木でしょうか。右手にはポプラも見えます。町に大変近いのですけれど御近所のお庭のおかげでたくさんの小鳥たちがやって来ます。借景に感謝の日々です。



 さて私はこのあと、10日間ほどですが日本に一時帰国致すことになりました。コメントへのお返事は帰国後になりますが御容赦くださいませ。このたび皆さまのおそばに近づけますことを大変嬉しく思います。
 スケジュールは詰まっておりますが、日本人であることの喜びを出来るだけ多く感じてきたいと楽しみにしています。例えばお蕎麦をいただくとかそんなささやかな喜びなのですけれども。


人気ブログランキングへ✰ お出でいただきましてありがとうございました。
  1. 2008/11/04(火) 12:38:00|
  2. | コメント:18

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。