イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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春の庭らしく

                             25th April 2009


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 山野も草原も、そして庭も一斉に芽吹きのシーズンとなりましたね。
 この写真の手前中央に見えます木は、実生苗から育った柿の木です。昨年ひとつだけ花が咲きました。もしもいつの日か実がなったら私がイギリスで見る、初めての柿の実になります。




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 数か月前に植えたバンビーノという名のコンパクトサイズの松、日本のツツジ、そして後方に見えます白い花は馬酔木の花です。




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 バギニアとかベギニヤ(Bergenia ‘Sunningdale’)と呼ばれています。この場所に植えられて10年経ちました。常緑なので、この葉が冬の間、アレンジなどにも重宝します。




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 左方の牡丹(ツリーピオニー)の根元から、なんとシャクヤク(ピオニー)の芽が伸びてきています。牡丹のためには欠き取った方がよいのでしょうが、よく見れば蕾も付いていますので、どんなお花が咲くのか、確かめてからにしたいと思います。




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 きょう(24日)初めて開花しました。昨年から地植えにしましたので、お天気具合が気になるところです。
 



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 グラス類はボーダーガーデンには大切な存在ですね。時には引き立て役のようでもありますが、このグラス(Carex elata ‘Aurea’など)は、今の時期立派な主役です。




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 裏庭に面したお向かいのお宅にポプラの木があります。そこにマグパイ(Magpie)の姿が頻繁にみられるようになりました。どうやら同じお庭にあるモミの木に巣造りを始めたようです。口元からボディーにかけて一本の長い線のように見える物は、口にくわえた巣作り用の材料のようですね。

 カラスの鳴き声ををカ~カ~と表現するなら、マグパイはカラスが風邪をひいたかのように、ガ~ガ~と聞こえ、ハンサムな姿からは想像できない意外な鳴き声で、ちょっと微笑ましくなったりします。

日本のマグパイ=尾長(Azure-winged Magpie)は、背中から尾にかけて美しい水色をしていますね。こちらで見られるマグパイも色違いですが、大変美しい姿や色をしています。
 残念なのは、ブラックバードやシジュウカラなどの巣を襲い、卵や雛を食べてしまうそうで、この鳥がそばに近づきますと、他の小鳥達は一斉に警戒音を発して、追い払おうとしています。




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 4月10日ごろのフリティラリア インぺりアリス(Fritillaria Imperialis Orange perfection)です。写真には収めましたものの、アップできなくて今になりました。




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 馬酔木の種類はこちらにも何種類かあり、いずれも素敵ですが、この雪のように純白な花々に特に心惹かれています。




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 ピンク色の鹿の子絞りのようなお花の咲く、カツラという名の馬酔木も一緒に植わっています。ミヤマシキミも一緒で、この辺りはいい香りが漂っています。




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  この椿はまるで山茶花のように花びらが一枚づつ離れて地面に落ちます。すでに15~6年になるかと思いますが、求めた時のラベルにはCamellia Williamsii E G Waterhouseとありました。椿といえばジャポニカが多いと思いますが、これは ジャポニカとは異なるようです。




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 この写真も10日ごろの写真です。アネモネの一種で、Anemone ‘Blanda Blue’と言われます。




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 これもすぐ上のアネモネと同じ時にうつしましたが、スネークヘッド フィリティラリー(学名=Fritillaria meleagris)と一般に呼ばれ、こちらではよく見かける種類です。蛇の頭を連想するので、こんな英名が付いたのでしょうか。




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 日本のカタクリと同じ仲間のプラントで、英名をドッグティース ヴァイオレット(学名;Erythronium ‘Pagoda’)と言います。白い大きな球根の形が犬の牙に似ているからだということを友人から聞いたことがあります。




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 左に南天、右には篠竹と八つ手、その向こうには黄色の一重の山吹、白ボケ、椿などがみえます。何気ないこんな光景に、心が休まります。




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 白花のボケ(Chaenomeles speclosa ‘Nivalis’)は10年目ですが、やっとまとまってお花が観賞できるようになりました。




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 日本の椿のオリジナルなのでしょう、名前はそのものずばり、カメリア ジャポニカでラベルにはバラエティの名前はありませんでした。日本のヤブツバキだと思い、即求めたものです。
 以来十数年、ガーデンセンターなどでこの種類を見かけたことはありませんので、こちらでは稀少な存在かもしれません。



 なかなか更新できないブログにお立ちよりいただきまして、本当に有難うございます。

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  1. 2009/04/25(土) 01:39:13|
  2. | コメント:14

英国での花祭り

                             10th April 2009



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 4月8日はお釈迦様のお誕生日ですが、ミルトンキーンズの日本山妙法寺では、4月5日の日曜日にセレモニーが行われました。
 この写真はセレモニーに先立ち、3日にお花御堂を生花で飾る御奉仕に参上した時のものです。早朝でまだ人々の気配はありませんが、手前右の日本の桜ソメイヨシノや 左前方の三本のアコレイド(Prunus‘Accolade’)という桜が満開で、丘の上からひとりでお花見を楽しませていただきました。




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 ソメイヨシノには品格のようなものを感じます。





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 こちらは上の写真の二日後で、4月5日のお花祭り当日の写真です。この広大な土地一帯はミルトンキーンズ市の公園課の管轄ですから、休日には大勢の市民が家族連れで散策やピクニックに繰り出します。





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 御本堂の中ではセレモニーが営まれている時刻です。
 外ではお花見を楽しんでおられる方々のお姿も見えますね。





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 大勢の方々が参加されて厳かにセレモニーが執り行われています。




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 読経が終わりますと、お花御堂の‘たらい’の中に安置されたお誕生仏に、参列者の方々は甘茶を掛けてお誕生日をお祝いします。




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 参列者全員の甘茶を掛ける儀式が終わりました。ミルトンキーンズ市の市長さんのご挨拶です。首にかけておられるチェーンは、市長さんが公式行事に参列されるときには必ずかけられるもので、チェーン オブ オフィス(Chain of office)と言われています。
 この市長さんは今年の節分の豆まきの時にも、セレモニーに参加され豆まきをなさいました。このお寺とミルトンキーンズ市は30年の長きにわたり大変良い関係を維持されてきているようです。





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 このお花御堂の生花による飾り付けをさせていただくようになって今年で5年目です。お釈迦様は花園でお生まれになられたそうですから、お誕生仏の周りはカラフルなお花で埋め尽くされます。





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 初めの3年は一人で致しましたので、朝から始めましても終わるのは夜の11時ごろになりました。オアシスのセットだけでも手間取ってしまいます。その後お花を短く切って、一本一本オアシスにさしていきますが屋根だけでも四面ありますから、想像以上に時間がかかってしまうというわけです。




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   昨年は生け花の生徒さんである中国人のYinghuaが、そして今年は日本人の郁子さんが一緒にアレンジをしてくださいました。そのためずいぶん手際よくはかどりましたが、それでも夜の9時半ごろまでかかりました。それくらい時間のかかる作業なのですが、御関係の方から大変お喜び戴けますので、疲れも大変快いものになります。




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 花材も昨年より、依頼されて自分で選ぶようになりました。
 日持ちの良い菊や、ピンクと呼ばれる小型のカーネーション、それにアネモネやフリージャを栽培農家から直接仕入れてまいりますので、極上の新鮮度です。




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 生け花では、‘場に活ける’という言葉をよく使いますが、その場にふさわしく活けるということは大切なことだと思います。びっしりとお花を敷き詰めたように活け込むお花御堂のお花活け、今年も楽しませていただきました。




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 セレモニーの後はドリンクや、スナック、ケーキ類、フルーツなどが供されました。お花見をしながら、市長さんも交えてパーティーのような雰囲気になります。
 節分の豆まきの時もそうでしたが、日本人の参列者のお姿が見えなかったことは、やはりさびしさとして心の片隅に残りました。
 信仰とは程遠い暮らしをしている私のような人間にも、いつも変わらぬ笑顔で暖かく接してくださるお上人様や庵主さまに、今は亡き祖父母や父母の温もりを重ねて、安堵する自分を感じます。
 離れた場所からこのお寺を眺めて、故郷を思い涙を流したという日本人もおられたと伺ったことがあります。 お傍まで行かれた方は、時にはどうか玄関の扉を開けてお坊さま方にお声をかけてくださいね。




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 表の賑わいから離れ、お寺の後方に回って写しました。大岡実博士設計のこの本格的な美しい仏閣の存在も、英国在住の日本人にもっと知っていただきたいと心から思います。




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  1. 2009/04/10(金) 09:55:25|
  2. 日本山妙法寺
  3. | コメント:12

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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