イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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3)チェルシーFS、ショッピングモール

                              27th August 2009

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 チェルシーフラワーショーでは、出店しているお店を覗くのも楽しみのひとつかと思います。
 RHS(英国王立園芸協会)会員には毎月『The GARDEN』という雑誌が届きますが、その誌上広告のページで見慣れている園芸関係用品やオーナメントなどを、ショッピングモールで実際に見て確かめられるというチャンスでもあります。
 もっとも普通のガーデン用品は地元のガーデンセンターでも十分に間に合いますけれど、更にグレードの高い用品をお求めの向きには、チェルシーの会場の方がお眼鏡に適うものが見つかるかもしれません。
 ここでご紹介できますのはほんの一部ですが、写真は24枚アップいたしました。よろしければ、ご一緒にご覧になってください。




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 素敵なカントリーブーツが見えます。白いパンツにウエッジウッドグリーンのジャケットを羽織り、こんなブーツを履いて、カントリーウオークを楽しむ・・・背後に見える動物はやはり馬か大型犬でしょうか。英国にはそういうお暮らしの方々もおられるのですね。




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 選び抜かれた素材を使い色合いはシック、デザインも洗練されていてシンプルというのが、英国のアッパーの方々の服装の(私の抱く)イメージですが、でもうかがい知れない世界です。


 
 
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 前回ご紹介しましたアラン ティッチマーシュさんのお姿が壁面に見えますね。ガーデニング界での人気者ティッチマーシュさんは今やブランド名でもあるのです。




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 手前中ほどに見えますスタンドはどうやらバーベキュー用のコンロのようです。堅固なステンレス製で手作り、ライフタイム保障付きだそうです。
 795ポンドということですから、日本円で12万円余ということですね。左奥の大き目のサイズは2200ポンドと表示されておりますから、35万円ほどでしょうか。ガーデンセンターでしたら、素材は異なりますが、はるかにお安く手に入ると思いますし、やはりこれらは高級品の部類に入るのでしょうね。




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 ここは私もちょっと覗いてみたいお店です。




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 奥の方にガーデニング用の皮手袋が見えます。腕もカヴァーしてくれますから、薔薇の剪定用にも便利でしょうね。




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 英国国旗、ユニオンジャックの付いた赤い皮バッグも、なかなか素敵だと思います。




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 種苗会社も出店しておられます。




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 この帽子屋さんには私も入り、二つ三つ手に取って被ってみました。




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 小鳥の餌やバードフィーダーなど、愛鳥家のためのお店です。




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 これはお庭のお休み処、ガシーボ(Gazebo)を売るためのお店です。2階建てのガジーボもありました。前面のプラントの植栽にも気を配っていますね。流石にチェルシーフラワーショーです。
 商品の説明に当たる5~6人のお兄さんたちはヘアースタイルも整え、きちんとドレスアップしておられました。




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 もしも 自宅の庭にこの母子のブロンズ像があれば・・・などと、そのような夢を見ないわけではありません。それくらい、このコーナーに歩み寄り、この母子に会うことに幸せを感じる私です。




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 このミュージシャンもいい雰囲気ですね。




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 反対側の展示物に気を取られながら歩いておりますところを、突然後ろから私の腕を掴む方がおられました。振り返りましたら、そこには何とこれら美しいガラス製品の作者、ピーター レイトンさんが携帯電話でお話しなさりながら立っておられました。ピーターさんはガラス製品の作者として有名なお方で、ロンドン橋の近くにガラス工房とギャラリーをお持ちです。

 この方との御縁の始まりは5年ほど前にさかのぼりますが、ギャラリーでガラス花器にシンプルな生け花のアレンジを何人かでご一緒にさせていただいたことがあります。自分でお花を生けた製品がお客様の目に止まり、買い上げられるのを見るのは大変楽しい体験でした。

 その後日本大使館で、生け花をさせていただいた時(知人と二人で致しましたが)、ピーターさんは1個で20万円もするような素晴らしいガラス花器を、選り取り見どりで3個もお貸しくださることをご提案くださり、お陰さまで‘素敵な’作品に仕上げることが出来ました。ピーターさんの懐の大きさには今思い出しましても感激を新たにしてしまいます。広重や北斎の大好きな、本当に素敵なアーティストです。

 
 

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 これらの製品は機械を使わずにハンドメイドで、王室ご用達にも指定されているのだそうです。厳冬で凍りついても割れないとありますから高品質なのでしょうね。テラコッタの色合いに温かみがあってナチュラルな風合いに惹かれます。
 あの大きなサイズのポットを植物を植え込まずに庭に置いて、ポットそのものを眺めて楽しみたくなりました。もっとも場所もありませんから思うだけですけれども。




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 金属製に見えますが材質は何でしょうね。このタイプのポットにホスタを植えるのもマッチしそうです。



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 このカンパニーの製品も毎年お馴染みです。ガーデンのナチュラルな仕上がりには感心します。




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 最初の数年は何とも奇妙な姿に見えてしまった展示品ですけれど、今では会わなければ寂しく感じてしまうほどです。




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 5月20日水曜日の午後1時頃のショッピングモール街の様子です。
 火曜水曜はRHSのメンバーズデーですから、木、金、土の一般公開の日に比べますと僅かながら入場者の数が少なめかとは思います。午後3時からの来場者もおられますから、その時刻以降は大変に混雑いたします。
 


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 この敷地内にはいくつかの仮設レストランも設営されております。当日リッチに感じた方が入られるシャンペン&シーフードの高額なレストランから、パック入りのサンドイッチやおすしも買えるセルフサーヴィスのレストランまで、又スタンドでバーガーのようなものを求めて、このような広場で召し上がる方、また私のように簡単なお弁当持参の者までさまざまです。 
 左側のテントの中では、バンドの演奏などがあり、フラワーショーのお祭り気分を盛り上げてくれます。

 ショッピングモールの雰囲気をお楽しみいただけましたでしょうか。


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  1. 2009/08/27(木) 20:49:49|
  2. チェルシーフラワーショー
  3. | コメント:10

2)チェルシーフラワーショー ’09

                             17th August 2009


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 チェルシーフラワーショーの初回(6月15日)は、ショーガーデン部門をご覧いただきました。
 今回はアーバンガーデン部門をお目にかけます。ショーガーデンに比べますとサイズはほぼ四分の一前後の大きさで、街中のガーデンという設定です。



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 このガーデンをデザインなさったのは、二宮孝嗣さんと、粟井琢美さんです。 このアーバンガーデン部門には毎年のように日本人のガーデンデザイナーが出展なさり、大変良い成績を修めて来られました。
  市松模様のマットの上には、茶器が置かれているのが見えます。




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 お庭のタイトルは“A Japanese Tranquil Retreat”、都会の喧騒から離れて静かに茶の湯などを嗜み‘閑’をとる、隠れ家的なお庭という設定なのでしょうか。




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 デザイナーのお一人、二宮孝嗣さんです。過去に何度もチェルシーに出展され、華々しい受賞歴がお有りになります。今年も銀賞に輝きました。




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 BBCの取材の光景です。テレビで見慣れている女性アナウンサーの姿が見えます。




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 今年もアラン ティッチマーシュさんをお見受けしました。老若男女を問わず、この方ほど英国の‘庭好き’に親しみをこめて迎えられる方も少ないのではと思うほどポピュラーなお方です。
 ご職業はアナウンサー、ガーデナー、小説家ということのようですが、ガーデニングの御本は40冊も出版されており、ガーデニング界での御活躍は群を抜いておられると思います。
 幅広い知識、温厚なお人柄でファンも多いティッチマーシュさんですが、15歳で学校を離れ自立のためにガーデナーの見習いから始められたという努力の人でもあられます。

 チェルシーショーのTV総合司会者は毎年この方がなさいますので、このショーに出向くたびに必ずどこかでこの方の撮影シーンを目の辺りに致しますが、今年もお見受けできて幸せでした。


 

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 最初に拝見したときに日本的なタッチが感じられたのですが、デザイナーのSarah Eberleさんは最近お仕事先の中国から帰国されたということですから、むしろ中国的なのでしょうかしら。





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 テーマは‘Banker’s Garden’、 こちらのお庭も↑のガーデンをデザインされた方と同じデザイナーのデザインです。
 実はこのデザイナーには、これらの他にももう一点、出展されていますので、同じアーバンガーデン部門に三点も出展しておられることになります。そのようなことが可能なのですね。

 この方は過去のチェルシーショーに於いて8個も金メダルを受賞されたという受賞歴がお有りなのだそうですが、今回の三つのお庭はこの’Banker’s Garden’がシルバーギルト、他の二点はシルバーという結果のようでした。





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 、お庭にサイコロが二つ転がっています。手前のサイコロの上にはミニカー、奥のサイコロの上にはブーツが片方載っています。脇には豪華版のヨットのようなものが傾いた状態で見えますし、さらにアイロンや、奥の方には置物の小さな犬の姿もみえます。
 それらの意味の解釈は私には難しいのですが、マネーの操作は銀行家にとってサイコロを振る‘賭け’のようなものだという意味合いを含ませたのでしょうか。




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 テーマは‘Nature Ascending’、ゴールドメダル受賞のガーデンです。




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 モダンとナチュラルのバランスも良く、このような調和のとれた美しさにはホッとするものを感じます。 



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 これは1984年生まれの三人の若者によってデザインされました。テーマは‘1984’です。缶が転がっていますし、薪も積み上げらていますね。きっと1984年という時代を反映させたデザインなのでしょう。




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 ‘Nursery Garden’、幼い子供たちの遊ぶ庭をイメージされたガーデンのようです。
 珊瑚色の燃えるように見えるカーペット状のヒューケラは‘Heuchera ‘Peach Flambe’で,手前の黄色い竹はゴールデンバンブー(Phillostachys aurea aureocaulis)です。




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 ‘Help for Heroes Sanctuary Garden’
 ヒーローとはここではアフガニスタンやイラクに出兵している方達のことをさしているのでしょう。日本では考えられないことですが、英国では20歳前後の若者から、30代40代の職業軍人の方々まで、戦死されたというニュースが日常的に人々の耳目に触れるのです。
 肉体的、精神的に傷ついて帰国される兵士達のことまではニュースには登場しませんが、たくさんの犠牲者がおられるはずです。
 このガーデンは職業軍人を夫に持つ女性がご主人と共にデザインされました。説明にはヒーローによるヒーローのためにデザインされたガーデンだと記されております。ご主人はこのチェルシーショーのオープン間際に、任務に就くためアフガニスタンに送られたということです。

 



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 英国には体に感じるような地震もほとんど無く、台風も無ければ豪雨もない、洪水やたまに竜巻の被害はありますが、それによって命を落とす人はほとんどおりません。日本とは比べようもないほど自然災害の少ない平穏な国土なのです。でもその一方で、戦死者のニュースを日常的に耳目にしなくてはならない現実に、大きな違和感を感じ続けて参りました。

 こちらの方がたにとっては、‘この平和な国土を守るため’に‘戦死’された兵士や、‘戦地‘に赴く兵士たちは皆ヒーローなのです。このガーデンは、そのようなヒーロー達の心の癒される場所としてデザインされ、さらにヒーローの方々のために募金を募っておられるということが記されてあります。
 
 戦死者のニュースではユニオンジャックの旗でおおわれた棺が、盛装した兵士たちによって飛行機から運び出される厳かなセレモニーの場面が映し出されます。英国人の多くはヒーローを迎える眼差しで感慨深くそれらの画面を見ておられるのは当然かもしれません。でも日本人である私は、何度見ても見るたびに複雑な思いに支配され、穏やかではありません。 
 そこには必ずその兵士の母親の立場に立つ私がいて、何故に他所の国に出向いてまで大切な命を落とさなくてはならないの、ヒーローになどならなくていいのよと言いながら例外なく目がしらを熱くしております。




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 ’The Fenchurch Garden’
 シルバーギルトメダルの他に特別賞のMost Creative Awardという賞を受けておられました。
コンクリートをデザインの一部にされた意外性や壁面利用の植栽も素敵です。




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 モダンなデザインですが、プラントの選択や配置はナチュラルでとても素敵だと思います。私にはコンクリートまでが大木の‘根っこ’に見えてしまうほどでした。大変洗練されたお庭だと思います。東京のビル街の一角にこんなお庭が登場したらきっとナイスマッチだと思いますけれど。





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 チェルシーフラワーショーでは、しばしば世間をアッと驚かせるような展示が登場します。このガーデンもマスコミなどに話題を提供した一件でしょう。
 実はここに使われている素材はすべてがプラスチックなのです。チェルシーフラワーショーにプラスティックのお庭を出展するなんてと、中には嫌悪感を感じられる方もおられるはずですね。

 私はこの展示を拝見したとき、日本のレストランなどで必ず見かけるお寿司などのメニューのサンプルを思い浮かべたのです。このデザイナーはガーデンのサンプルという意味合いをこめたのかしらとも思ってしまいました。いろいろな解釈がありますでしょうね。多くの話題を提供したことだけは明らかです。




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 このアーバンガーデン部門の結果を調べましたら、総出展数は16で、金賞3、純金賞5、銀賞6、銅賞1、という内訳のようです。この注目のプラスティックガーデンだけが従来の賞の対象からは外されれましたが、Special letter、‘An unusual award for an unusual garden’というものが授けられたようです。
 そしてこれは確認したわけではありませんがプラスティックメダルという前代未聞のメダルが授けられたとも伺いました。こういう粋な計らいは英国的なユーモアが垣間見えて、なんとも楽しくなってしまいます。




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 さて最後はもうおひとかたの日本人デザイナー、Tomoko Osonoeさんのガーデンです。テーマはModern Rock Garden、おしゃれな都会の一角に似合いそうな洗練されたデザインです。準金賞、シルバーギルトという立派な賞を受けておられました。





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 このお写真の方がTomokoさんです。こんなにお若いデザイナーがチェルシーフラワーショーに出展なされて頼もしい限りですね。この方の将来の御活躍が期待されます。この先、何度もチェルシーでお目にかかれますように・・・。


 

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  1. 2009/08/17(月) 19:44:41|
  2. チェルシーフラワーショー
  3. | コメント:6

和洋のコントラスト

                              7th August 2009



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通りに面するフロントガーデンは、カーポートへのドライブ道を挟んで右がボーダーガーデン、左が和風を試みたつもりです。色彩効果を考えながら隙間を埋めていく洋の花壇、一方カラフルなお花は必要最小限に抑え、ゆったりと心落ち着く空間を大切にする和のコーナー、海外暮らしの私にはいずれも大切で、和洋のコントラストの妙味を楽しんでいます。

 

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 庭師さんにお願いしなくても出来る範囲で、何とか和の雰囲気に近付けました。すべてが手作りですから初めは不自然さもありましたが、年月の経過がそれなりに、そしてそれらしく仕上げをしてくれているようです。




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 二つの池の水はフィルターを通して循環していますから適度に酸素も含まれます。蛙とイモリだけが棲んでおりましたが、池水に蚊が産卵しますので、今ではミノウ(Minnow)という英国土着の小魚を飼っております。淡いオレンジ色で、体調も最大で10センチですから大きくなりすぎる心配もありません。蚊が産卵しましても小魚が餌にしてしまいますので、水をきれいに保つことが出来ます。



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 循環する水の流れ落ちる音が耳に心地良く、しばし時の経過を忘れます。




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 この簡素なツクバイもすでに10年余、取り換える時期なのですが、中央の太い竹は、当時の生け花のお家元が、地方の創流80周年記念展でお使いになられた立派な孟宗竹の一部で、それを戴いてきたものなのです。まだしばらくはこのままにして置こうと思います。





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 本当に何気ないコーナーですけれど・・・。




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 お花の生徒さんよりフォーリッジの綺麗なガクアジサイの挿し芽苗を戴きました。それから4~5年経ち、こんなに素敵なお花を見せてくれるようになりました。




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 昨年の5月、お隣のヴィレッジの方々とご一緒にチャールズ皇太子のお庭拝見に伺ったことがあります。その時、何か記念にプラントを一種類買い求めてくることを考えておりましたが、種類は限られておりましたので、考えあぐねた末、求めたのは原産地は日本というこのツワブキになりました。




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 出雲から送られてきた古代六角雪見燈籠は、この質素な手作りの和のコーナーにあって、シンボル的な存在です。




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前庭の右側、イングリッシュガーデンは、薔薇のセカンドフラッシュも始まり、さらにカラフルになりました。




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 桃の木の下でルリタマアザミが咲き始めました。
 オレンジの薔薇はジャスト ジョイで、白のスタンダードはアイスバーグです。




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 ジュビリー セレブレイションの二季目も早めにやってきました。




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 中心に向かって花弁の乱れも見せず、美しく咲きあがった薔薇だと思います。色も多色のミックスで、不思議な魅力を感じています。




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 シュウメイギクもこの日本古来のダブル咲きは比較的こちらでは少ないのですが、イングリッシュガーデンに良く融け込んでいます。




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 夏のお花ダリアは家には二種類しかありません。この黒々とした赤に惹かれて4~5年前から庭にあります。その名もアラビアンナイトといいます。





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 ルリタマアザミの上方には、花桃の木があります。春先のお花は大変美しくて、実のなることまでは期待しておりませんでしたのに、今年はかなりたくさん実がなりました。求めた時の説明にも書かれていませんでしたからナイスサプライズです。





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 過去にもほんの数個実が生ったことがありますが、形も色も白桃に似ているのですけれど、サイズは大き目の杏子程度なのです。甘味は強かったのですが、残念ながらやや苦みを感じてしまいました。でも観賞用になりますから嬉しい限りです。




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 こちらはバックガーデンの今の様子です。





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 ホットチョコレートもセカンドフラッシュです。このようなキッパリとした赤い薔薇にも惹かれます。





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 レイディー エマ ハミルトンは一季目も一番最後に咲き始めましたので、まだ蕾も固く、二季目のお花もきっと最後にやってくることでしょう。鉄錆色のフォーリッジには味わいがありますね。
 クロコスミア(Crocosmia ‘Bressingham Blaze’)も、咲き始めました。


 
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  1. 2009/08/07(金) 00:01:04|
  2. | コメント:10

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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