イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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春咲きクリスマスローズ

                                     9th March 2010



 ご無沙汰が長引きましたことをお詫び申しあげます。更新が滞っております間も、変わることなくご訪問いただきまして本当に有難うございました。ブログの窓の向こうに皆様のお優しさを感じて、私にも込み上げてくるものがございます。細々とではございますが、これからも続けさせていただきますのでよろしくお願い致します。

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 昨年は花茎の数も3本程でしたが、今年は数倍に増えました。この春咲きクリスマスローズ(英名はレンテンローズ=Lenten rose)は、他の種類に先駆けて咲き始めます。求めたときのラベルにはHelleborus Orientaris Double flowering " Wilgenbroek Selection"と記されております。




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 購入時に添えられていた写真ラベルには白やピンクなど5色の花が一枚に印刷されております。すべてダブル咲きで、華やいだ雰囲気のある種類だと思いました。
 すぐ左に見えます、クリーミーな白の春咲きクリスマスローズは、右のワインレッドのお花とまったく同一のラベルが添えられておりました。何れもこの庭に来て三度目の春を迎えるところです。





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 陽が陰っている時に写しましたので寒々とした色ですが、上と同じお花です。初めは小さな苗でしたのに、少しずつ大きくなって、今年は少しばかり見ごたえのある株になりました。陽光を浴びるのは冬季だけで、他のシーズンは完全に他の植物に覆われ、それらの姿さえも見えなくなりますが、そんな場所柄も受容できるプラントなのでしょうね。

 



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  ピンクスポット(Hillier Hybrid Pink Spotted)はゆっくり花茎が立ち上がってきます。ホワイトスポットも同じコーナーに有りますが、そちらはさらにゆっくりです。

 後方にぼんやりと白いお花が見えますが、少し時期の過たHelleborus niger ‘White Christmas’で、こちらでいわゆるクリスマスローズと呼ばれている種類です。
 一般に多く栽培されております Helleborus Orientaris は、春先から春にかけて咲きますので、こちらではレンテンローズとも呼ばれ、クリスマスローズ(Helleborus niger)とははっきり区別しているようです。
 日本でもヘレボーラス オリエンタリスのことを‘春咲きクリスマスローズ’という呼び名で呼ぶ向きも有るようですが、イメージもはっきりしていますし、当を得た呼び名ではないかと私も思います。





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 上の写真と同じピンクスポットで翌日に写しました。この時は曇天模様でしたが、お花の咲き加減が少し進んでいますかしら。




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 この家に越してきたときに、すでに庭に存在した唯一のレンテンローズ、春咲きクリスマスローズです。名前がわかりませんが、敢えて名付けるならHelleborus X Hibridus でしょうか。
 




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 ラベルには、Helleborus x hybridus Seedlings とありますので、もともと種から育った交配種のレンテンローズのようです。





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 庭で上の写真の親株から誕生した実生が、今では親株よりもさらに大きくなりました。こちらの方が毎年一足早く蕾を立ち上げてきます。





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 この黒々としたレンテンローズのラベルの記載は、Helleborus Orientalis Slaty Blue “Wilgenbroek Selection”と有ります。スレート色のブルーとは実際にはどんな色なのか興味をそそられました。

 さて同じ鉢にもう一枚価格付きのラベルが付いてきましたが、それにはHelleborus Oririentalis Double flowering-selected と有りました。
 スレート色のブルー、しかもダブル咲きを期待して求めましたのに、実際にはシングル咲きでした。このようなこともあるのですね。でもこれもこのシングル咲きと私のご縁なのでしょう。




 
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 この木立性の種類(Helleborus argutifolius)は開花の時期もやや遅く、地味でクリスマスローズやレンテンローズとは一味違った個性が有ります。





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 この濃紫色の春咲きクリスマスローズ(Helleborus Orientalis)は、庭に来て10年ほどになりますのに、花茎の数が増えません。初めのころ何度か植え替えたことが原因ではないかと思います。数は少ないのですけれど、この色合いに心惹かれています。





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 お花の直径が7~10cmほどもあり、花茎の数も多くボリューム感のある種類、ヘレボーラス ホワイト ビューティー(Helleborus White Beauty)も咲き始めました。





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 宿根草主体の私の花壇は、冬から春先にかけて枯葉舞う寒々しい風情に支配されます。そんな中にあって、これら春咲きクリスマスローズ達は凍りついた地表からも力強く花茎を立ち上げ、開花に向けて日々蕾を膨らませていきます。そのような健気な姿に励まされるからでしょうか。この時節、かけがえのない素敵なお花たちだと思います。





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三枚花弁のスノードロップのお花たちは盛りを過ぎましたが、こちらの晩生のダブル咲き種は(Galanthus nivalis ‘Flore Pleno')今が盛りです。丈が低く下向きですから、折角のダブルの部分も隠れてみえないのが残念です。





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 ジャポニカの椿が美しく咲いています。この種類はお花が早く咲き始めますので、最初の蕾の先端に色が見え始めましたら直ちにコンサバトリーに取り込みました。





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 マーガレット デイヴィス{Camellia Margaret Davis (Japonica)}と言う名前ですが、ジャポニカです。




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 '04年に求めたばかりのころ、すべての葉が生気をなくして数ヶ月で茶色に変わり、やがて落葉しました。枝を切り詰め、日陰に移し、水遣り、肥料一切ストップして様子を見ておりましたところ、翌年僅かながら新葉が芽生えてきたのです。今では徐々に枝の数も増えてこんな素敵なお花を見せてくれるまでになりました。





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 日本の梅‘紅千鳥’(Prunus mume ‘Beni-chidori')が今年もほんの数輪ですが咲き始めました。イギリスでは, 英名でジャパニーズアプリコットと呼ばれる梅は大変稀少で,まだ英国内には数種類しかそれらの名前を確かめることが出来ません。
 庭園や一般のお宅のお庭でも、Prunus mume と学名にある梅の木に出会うチャンスは、今の時点では、稀ではないかと思います。
 日本から渡来した多種多様の桜が大変見事に、しかも長期間に亘って咲き誇るイギリスのこと、やがて日本の梅の花も英国各地をその芳しい香りで包む日が、将来、何時の日か訪れるのではないかと、そんな夢を見る私です。




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  1. 2010/03/09(火) 10:08:46|
  2. | コメント:28

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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