イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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宮城野萩 & 薔薇

                              26th September 2010



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 ミヤギノハギ(Lespedeza‘Thunbergii’)が咲き始めました。
 ハギは万葉集中に、数に於いて断然首位の座を占めるため、万葉人にもっとも愛された花と考えられているようですね。私も和の花ならこのミヤギノハギを筆頭に挙げたいと思うほど大好きなお花です。





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 この楚々とした優美な姿、僅かな風にもそよぐ姿に、われを忘れて見惚れます。





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 繊細な情趣の世界・・・ いにしえ人は‘もののあわれ’をこのハギに見たのでしょうね。





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 この萩の開花に合わせて、萩の美しさが引き立つように周辺のプラントを整理するのが毎年の慣わしです。
さらに、支えが無ければ立っていられないたおやかなハギを、今年もバランス良く縛りなおしました。

 後方の白い大輪の花は遅咲きダリア(Dhalia ‘White Alva’s’)で、これから霜が降りる当日まで次々と蕾が立ち上がり咲き続けます。




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 右側の白いバラは、アイスバーグのスタンダードです。





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 こちらで一般にジャパニーズアネモネと呼ばれておりますこの秋明菊は、お花の盛りは過ぎておりますが、まだまだ日本的情緒で私を楽しませてくれています。





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 上から4枚目の写真で、中央後方に丈高の白いお花がぼんやり写っていますが、あれらのお花を上から見ますとこのような感じです。学名のロムニア(Romneya coulteri)で呼ばれるのが一般的かと思いますが、ツリー ポピー(Tree Poppy)という英語名もあるようです。
 7月から10月まで咲き続け、お花もエレガントで素敵なのですが、まだそれほど一般には普及していないようにおもいます。




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 普通の緑色の葉をしたエルダー(ニワトコ)は、山野の至る所に自生しているため庭に植える方はいないと思いますけれど、この園芸種(Sambucus nigra ‘Black Lace’)は特別です。
 英国の庭好きにはブラック系がお好きな方が多いようで、実は私もそうなのですが、お庭のアクセントにもなり人気のプラントだと思います。




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 ピンク色のお花がとてもゴージャスで素敵なのですが、これら黒い実もなかなか個性的です。




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 毎年このシーズンに、フロントガーデンで開花が待たれるもう一つのプラントが、このアスター(Aster ‘Violet Queen’)です。アスター類の中には下葉が枯れ上がる種類もありますのに、これはあらゆる条件を満たしていて非の打ち所もありません。





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 アスターの後方に見えますダリアは、‘アラビアンナイト’いう名前です。血のような、ちょっと黒ずんだ赤がパッションを感じさせて素敵です。




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 紫系ではなくもう少し青系の色をしているのですが、私の写真では実際に近い色を出すことが出来なくて残念です。




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 このフロントガーデンは歩道から見えますので、このアスターの咲く頃は、ふと足を止めて眺める方もおられます。




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 さてここで景色は一変しますが、和のコーナーの二つの池を循環する水の流れは、年中止まることはありません。二箇所から流れ落ちる静かな水の音は周辺に響いて、私の耳にとても心地よいのです。言わば私のセラピューティック スポットになっているのでしょう。




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 秋海棠(Begonia grandis evansiana)は、中国原産でありましても、私には日本的情緒を感じさせてくれるプラントです。日本におりました頃は これのピンク色が気に入って、坪庭のつくばい脇に植えておりました。




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 秋咲きシクラメン(Cyclamen hederifolium)です。他のプラントの後方でしたから、今日まで咲いていることに気がつきませんでした。少し時期が過ぎて葉がすでに茂っていますが、まだ可愛いお花が残っています。忘れ去られているようなところでも、シクラメンは毎年数を増やしながら咲いてくれます。





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 キッチンガーデン脇の秋明菊もまだ咲いています。後ろにはオーデコロンミントやローズマリーが植えられています。




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 レイディー エマ ハミルトン(Lady Emma Hamilton)



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 ラドロウ カーソル(Ludlow Castle)は、美しいお花ですが、私の庭では黒点病に一番早く犯されてしまいます。




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 これは2007年に我が家にやってきた薔薇ですが、バックガーデンの更に奥のアーチに沿わせています。勢いの有る種類で、7月の最初のお花が終った後、サイドシュートが見る見る伸びて蕾をつけました。そして咲いたお花です。名前はりアンダー(Leander)といいます。




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 アーチよりもさらに高く伸びましたので、下からも見えるように誘導しました。





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 蕾の時、満開の時、そして少し咲き進んだ状態の時のお花の色が、少しずつ変化しています。それら色の変化が全体の華やかさを増しているようにも見えますね。私もうっとり見入ってしまいます。




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  1. 2010/09/26(日) 10:52:39|
  2. | コメント:28

バラのセカンドフラッシュ

                              16th September 2010
           

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 思いがけなかった家庭の事情で、半年もご無沙汰が続きましたが、この裏庭にも春、夏と折々の花々が咲いて過ぎていきました。そして今は、バラ達のセカンドフラッシュです。一期目のバラほどの勢いこそありませんが、凛とした気品が漂い、蕾達も時期を少しずつずらしながら比較的長きに亘って咲き代わるように見えます。




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 コンサバトリーの中にどうぞ!
 この部屋は南方に面していますので朝日が射し込み、とてもリラックスできる場所なのです。狭い庭ながら、その全景がパノラマ状に見渡せる設計にしていただきました。ご近所様の窓もこの部屋にいる限り視界内にはありません。朝食やティータイムはこの部屋でいただいております。


 


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 椅子の後方に見えますピンク色の花はダブル咲きの秋明菊です。



 

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 スタンダード仕立てのレッド カランツ(Red currants)です。日本名はアカフサスグリでしょうか。赤く色付き始めの頃、ブラックバードに食べられますから、今年もしばらくネットをかけておきました。
 今の時期は他所にもっとおいしい食べ物があるからでしょうか、あるいは熟し過ぎでしょうか、小鳥たちは今は一切興味を示しません。





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 赤い実のなる木が傍に存在することで、私の心は大変癒されます。
 こちらの方々と庭を散策しながら会話しますと、“My childfood”という表現が繰り返し出てきますが、私も赤い実がたわわに実っている光景を目にしますと、まさに私も私のチャイルドフッドを思い出し、郷愁にかられます。



  

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 レイディー エマ ハミルトン(Lady Emma Hamilton)






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 ウイリアム シェイクスピア 2000(William Shakespeare 2000)





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 このクシャクシャッとした感じが独特で素敵なのです。





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 パット オースティン(Pat Austin)。
 後方に見えます赤い実は、ローザ グラウカ(Rosa glauca = Rosa rubrifolia)で、実生苗から育ったものです。これら赤い実が落ちて何本も新たな実生苗が育ちました。お花もピンク色の一重で可愛いいのですが、お花よりも枝葉が魅力的で、更に赤い実も人目を惹くと思います。





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 ゴールデン セレブレイション(Golden Celebration)





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 ウラハグサ(Hakonechloa macra ‘Aureola’)俗にフウチソウ、には風情があります。箱根の野山にはこの植物がたくさん自生しているのだそうですね。




 
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 ホスタの鉢植えもまだまだ元気です。今年は夏の間、極端に雨が少なくて乾燥気味でした。植物用に雨どいから雨水を引いて溜める大きなタンクがありますが、それが底を突いてしまったほどです。それほど雨が降りませんでしたから、カタツムリやナメクジの生存にはきっと厳しい環境だったのでしょう。
 虫穴が開き始めますとオーガニックのナメクジ除けの粒剤を与えますが、今年は一度も使いませんでした。





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 今年は例年よりも暑い夏でしたから、ノウゼンカズラ(Campsis Radicans)にお花が咲きました。冷涼な夏には蕾だけで咲かずに終ってしまうこともあります。やはり南国のお花なのですね。解っていても、やはり私のチャイルドフッドのプラントなので、そばに置きたいのです。
 年を重ねるごとに、人は次第に幼少時の思い出の植物を庭に植えていく傾向が有るのかもしれませんね。





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 和のコーナーの今の様子です。
 成長を続けるこのヤマモミジの剪定が次第に大変になってきました。これ以上サイズを大きくさせないために、今年も脚立や梯子を使って枝を深く大量に切り落としました。自己流ですが、毎年私の仕事です。
 桧の大木の伐採を一度業者にお願いした以外は、この庭に他の方の手はまだ入っておりません。モミジの剪定を和風にされる庭師さんはこの近辺にはおられませんし、私が手入れ出来なくなったときはどうなるのかしらと、このモミジの行く末を案じることもあります。





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 カラフルに折々のお花たちが咲き代わるボーダーガーデン、そしてグリーン以外はほとんど色を見せず、ほぼ同じ表情を保つ和のコーナー、いづれも同じように大切な、私の心の‘聖域’になっているようです。





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 前庭の現在の様子です。宿根草主体の庭なので昨年と同じお花ばかりですが、季節が廻るたびに同じ花達に再会できるのも嬉しいものです。




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 ジュビリー セレブレイション(Jubilee Celebration)。
 エリザベス女王ご即位50年を記念する名前の付いたバラですが、品格の備わった美しさにうっとりしてしまいます。


 

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 小鳥たちは相変わらず庭に遊びに来ます。
 キッチンの窓から約2メートル先にこの餌かごは吊り下げてありますから、写真撮影に望遠レンズの必要はありません。
 このヤマモミジの木の傍らには小さな池やつくばいもあり、小鳥たちには、エサ目当てだけではなく水浴びや水飲みの場としても認知されているようです。



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  1. 2010/09/16(木) 09:24:20|
  2. | コメント:28

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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