イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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紅葉の庭、その後

                                15th November 2010



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 1.5メートル前後の細いヤマモミジ(Acer Palmatum)をこの場所に植えて、18年ほどになります。今年はかって見せたことが無いほどの華やかさで、ひととき、みやびの世界に誘ってくれました。




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 丈高の生垣にさえぎられて、道行く人々もこの紅葉には気付きません。しかも紅葉の始まりから落葉までは、ほんの十日余りという潔さです。
 人目に付くこともほとんど無く終ってしまった、このヤマモミジの有終の美を、皆様にご覧いただきたいと思いました。同じような写真が重複しますがご容赦ください。




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 西日を受けて美しさが際立つことってありますね。




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 ゴールドフィンチ達の顔の赤さも、この時ばかりはそれほど目立ちません。この急激な周辺の色彩の変化を、小鳥達はどのように感じているのかしら。




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 池の中にもたくさんの落ち葉が沈んだり浮いたりしています。小さな魚が見えますが、ミノー(Minnow)と言い、体長は最大でも10センチほどにしかなりません。
 小さなサイズでしかもネイティブな魚という条件で探し、このメノーを飼うことになりました。もう少し数多く欲しいと思い注文を試みるのですが、入手不可能だと言われてしまいます。自然界の魚類ですから、規制が厳しくなったのかもしれません。それならば十分納得できることです。
 やや大き目の魚は、サラサコメットと言います。池の水をクリーンに保つためには、どうしても魚の助けが必要なので、ミノーに代わる魚として求めました。




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 上の写真の翌日の状態です。かなりの落葉が見られます。




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 太陽の逆光を受けた紅葉はいっそう雅な雰囲気です。




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 四角石、三角石が二つ並び、ほんの少しばかり、私には‘禅’的なスポットです。




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 モミジ葉は風に吹かれて落ちたわけでもなく、自然にその時を迎え、そのまま舞い落ちたかのようです。




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 この一枝の葉の色合いの妙味に溜息です。





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 優美繊細な情緒が漂います。美しさは又、哀しさでもありますね。





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 更に翌日の写真です。一番上の写真から数えて三日目でこのようになりました。





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 葉に深い切れ込みのあるカエデ、ダイセクタム(Acer palmatum ‘Dissectum Atropurpureum’)も落葉しました。





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 黄葉を見せているのは、シダレヨシノ(Prunus X Yedoensis ‘Shidare Yoshino’)で、’94年にこの場所に植えました。すでに16年ですが、コンパクトなサイズです。
 右側に見えるカエデは、上でご覧いただいたヤマモミジと同じ種類のAcer palmatumである筈なのですが、なぜか新芽の芽吹きも紅葉も2~3週間ほど遅れて始まります。





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 紅葉が美しいということで人気のある、オサカズキ(Acer palmatum ‘Osakazuki’)です。葉のサイズも大きめで、人目を惹くカエデだと思います。





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 少し色が見え始めました。





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 5~6年ほど前に小さな鉢植えを知人からプレゼントされました。現在は2メートルほどの高さです。これらの実は寒くなるにつれ更に赤みを増していくこととと思います。






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 このセイヨウヒイラギ(Ilex aquifolium 'Myrtifolia Aurea Maculata') はモチノキ科だからでしょうか、実の付き方がモチノキ(Ilex integra Thanb.)に似ているようにも見えます。



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  1. 2010/11/15(月) 00:43:59|
  2. | コメント:20

紅葉の庭

                           1st November 2010


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 10日ほど前に初霜も降りて、このところ日中でも10度をやや上回るほどの気温が続いております。
 日本にお住まいの方々は意外にお思いになられるかもしれませんが、4月から10月までのロンドンの降雨量は、東京の二分の一から三分の一という少なさなのです。そのような乾燥気味のこの界隈も、11月から1月まではやや降雨量の多いシーズンに入ります。
 そして12月と1月には丁度乾燥期にある東京の降雨量をこちらの方が上回るという事態になり、加えて日照時間も短くなりますので、英国全土はやや湿っぽく暗いお天気のシーズンにこれから差し掛かることになります。

 和のコーナーの山もみじが例年に無く、本来の紅葉に近い彩りを見せはじめました。何時の年も黄色い黄葉ばかりでしたから、このピンクがった色合いに嬉しい驚きを覚えております。





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 日光の当たらない部分はまだ緑が目立ちますが、これからの日々の変化が楽しみです。





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 このブルーのお花、ヤブラン(Liriope muscari、syn. L. graminifolia var. densiflora)は、和のコーナーにしっくりと馴染むプラントだと思います。





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 竹筒から流れ落ちるせせらぎのような水の音が周辺にこだまして、しばし、異国の地に在ることを忘れてしまいそうです。





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 このカエデ(Acer palmatum ‘Dissectum Atropurpureum’)は、学名の‘Atropurpureum’も示しますように、春の芽吹きの時から常に暗い紫色なのです。それが、秋の深まりと共に、このような鮮やかな緋色に変わりました。





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 優しい風情のピンクのネリーン(Nerine)は、私の大好きなプラントですが、記録的な昨冬の寒さに球根が傷められたようです。かろうじて他の植物の陰で護られた一球だけが、お花を見せてくれました。





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 この場所で初めてお花を見せてくれた白のネリーンです。3年かかりました。
 寄り添うような木は種から育った柿の木です。実はまだ生りませんが、小さなお花が二度ほど咲いたことがあります。イギリスでの柿の木は珍しいかと思いますし、柿の葉の紅葉も乙な味わいがあります。





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 白にも見えますが僅かにピンクを帯びております。昨年は一本のみ花芽が立ち上がりましたが、今年は、3本出てきました。ネリーンは移植を好まず、活着するまで時間がかかり、やや気難しいプラントだとも考えられているようです。





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 赤フサスグリ(レッドカランツ)の葉も黄色く色付いてきました。赤い実はドライフルーツのように乾いたものもありますが、そばを通るたびに、未だに2~3個ほど摘まんでおります。

 10月28日の写真ですが、右脇にレイディー エマ ハミルトンのお花が少し見えています。





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 リッチフィールド・エンジェル(Lichfield Angel)です。バラは耐寒性がありますね。霜に当たりましたのに、それでも美しいお花を見せています。





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 こちらは19日の撮影ですから、霜の降りる直前だったと思います。一本のシュートからたくさんの蕾が現れ、お花も清純なイメージです。





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 レイディー エマ ハミルトンの19日の咲き姿です。何度見ても、‘かわいい’って思ってしまいます。





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 美しいピンク色に魅せられて今年の6月に求めました。こちらではコーディライン(Cordyline Pink Passion)と呼ばれますが、日本での発音はコルディリネのようですね。



 

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 このコルディリネ(コーディライン)を初めて目にしたとき、一瞬、グラス(Grass)類の一種かと思いました。‘然もありなん’なのです。その名を‘レッド フェスティバル グラス’(Cordyline ‘Red Festival Grass’)と言うのですもの。
 春に3本の花茎が伸びてきましたので、その時の様子を次の写真でお目にかけます。






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 ダークで細長い花茎ですが白い小さなお花がたくさん咲き、個性豊かな姿を楽しむことが出来ました。この写真はまだ蕾の状態で、6月5日の撮影です。 





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 セイヨウヒイラギの実が赤くなり、身辺にもそろそろクリスマスの雰囲気が漂い始めました。





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 裏庭の外灯の足元に植えたアイビーが、全体を覆いつくすまでに成長しました。





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 庭の青紫蘇は初霜でお終いになりましたが、コンサバトリーの中で管理しております一鉢はまだ大丈夫です。僅かですが、穂紫蘇もエンジョイしております。





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 ニシキギ(Euonymus alata)が赤く色付いてきました。毎年、例外なく真っ赤な紅葉を見せます。コンサバトリーの窓の傍に植えられていますから、間近に華やかな紅葉を眺められるのも興趣があります。





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 28日に写しました。錦木という名前は、錦のように紅葉が美しいということからつけられた名前なのでしょうね。初夏の頃の緑の若葉も大変に美しく、葉が落ちた後のコルク質の木肌も個性的で、生け花にも大変重宝な花材です。





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 紅葉が、日光を美しく照り返しているのを鑑賞して、初めて錦木の名前の所以を実感出来るのでしょうか。本当の美しさを表現する写真は私には到底写せませんが、その片鱗でもと思いました。



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  1. 2010/11/01(月) 10:23:42|
  2. | コメント:19

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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