イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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裏庭の薔薇

                                25th June 2011



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 今年の春は気温が高めでしたから、薔薇の開花は早い種類では5月にスタートしましたが、それでも裏庭が最も賑わいを見せたのは今年もやはり6月中旬になっておりました。もっとも我が庭での薔薇は他の宿根草やシュラブ類との共生ですから、数もそれほど多くはありません。ところどころにバラが植わっているという感じなのです。

 レッドカランツ(Red currants)のスタンダード仕立に、どうしても目が吸い寄せられます。このように種を気にせずそのままお口に放り込んで戴ける小さなフルーツを、こちらではソフトフルーツと言いますが、イチゴと並んで皆から愛される最もポピュラーなソフトフルーツだと思います。




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 摘み取ってそのまま頬張るのも良し、ケーキのデコレーションにも良し、特に夏の代表的なスイーツ、サマープディングには無くてはならない食材のようです。
 この写真の後ネットを被せ、ブラックバードには今しばらくの御預けを告げました。今日までは分け合っていたのですが。

 


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 ファーディナンド ピチャード(Ferdinand Pichard)は、90年も前に作出された薔薇だそうで、不思議な魅力があります。

 右側に枝物が見えますが、‘紅千鳥゜と言う名前の日本の梅の木です。それに梅の実が何個か生っているのが見えますが、これは珍しいことだと思います。こちらにもオモイノママなど花梅は数種類輸入されておりまして、私もこの紅千鳥を地元で求めることができましたが、実梅はまだ私には確認できておりません。
 梅の花は大変立派にこちらでも咲きますが、冷温のため結実する条件には無いように思います。




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 輪形は小振りですが、オールドローズの気品のようなものを感じます。




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 パット オースティン(Pat Austin)の、あでやかさ、大らかさが素敵だと思います。




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 ラドロー・カーソル(Ludlow Castle)の今年の状態は、今までの中でベストではないかと思っています。昨年はブラックスポットが出てしまいましたが、今年は病気の気配がありません。枝の広がりも端正な姿で気に入っています。




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 わずかにピンクを帯びた中心部分がとても可愛いのです。




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 上のお花が翌日にはこれだけ開きました。
 ・・・を‘愛でる’という表現を私達はよく使いますが、このようなお花を目の当たりに致しますと、確かに愛でる眼差しになります。




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 レイディー エマ ハミルトン(Lady Emma Hamilton)も、コロンとした姿で大変愛らしいお花です。




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 お花の中心には灯りが灯っているような、暖かくて優しい雰囲気があります。




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 中央部分の白いお花、リッチフィールド エンジェル(Lichfield Angel)は、剪定した部分から一メートル以上も枝が伸びてその先にたくさんのお花が咲きます。大変勢いのある種類だと思います。




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 ウイリアム シェイクスピア 2000(William Shakespeare 2000)も、名前のインパクトの強さに負けないほど、大変個性的な薔薇だと思います。




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 薔薇の栽培を始めて最初に求めた一本です。この焦げたような赤色に惹かれて地元のガーデンセンターで求めました。
 名前はホットチョコレート(Hot Chocolate)といいます。
 こちらではレストランなどで、ドリンクのココアのことをホットチョコレートと言って注文しますが、このお花の赤はわずかにブラウンがかって見えるため、このような名前がついたのかと思います。




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 太陽の下で写したこの色は、特に焼け焦げたような色に見えて気に入っています。




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 心の奥底に秘めて誰しもが大切にしている色ですよね。




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 ゴールデン セレブレイション(Golden Celebration)は、イングリッシュローズの中でもカップ咲きのサイズが最も大きい種類だそうです。ゴールデン イエローの大らかなお花には風格も感じられます。



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 サマーソング(Summer song)のオレンジ系の色も、特殊だと思います。元気が湧いてくるような活気のある色ですね。



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 リアンダー(Leander)は5月の半ばから咲き始めましたので、一季目はほぼ咲ききりました。丈夫で花期も長く、有り難い種類です。




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 クラウン プリンセス マーガリータ(Crown Princess Margareta)は、開花のスタートが早い品種で、5月半ばには咲き始めました。



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 一箇月余に亘って少しづつ咲き代わリますから、比較的長く楽しめる種類です。ピークは過ぎましたけれど、それでもまだ蕾がいくらか残っております。
 英国の6月は、20度を超えるような暑い日もたまにはありますけれど、比較的低温で推移し、急激な温度変化がありません。降雨量も日本に比べれば極端に少ないわけですから、そんな気象条件が薔薇を長持ちさせるのかもしれませんね。



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 私はこのアプリコットピンクの優しい色も大好きです。
 名前はエイ シュロプシャー ラド(A Shropshire Lad)と言い、男性をイメージした名前ですが、大変に姿形の整ったハンサムな薔薇です。




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  このジュビリー セレブレイション(Jubilee Celebration)は、裏庭ではなくフロントガーデンに咲いています。
 頭頂部の一花が咲き終わった後、その周りに従っていた蕾たちがそれほど間を置かずに開花を始めました。お花の重みですべてのお花はうつむき加減に咲いておりますが、特にこのところの、短時間ですが毎日のように降る雨に打たれて、下向きがさらに助長されたようです。
 この種類は花弁数が多いせいでしょうか、お花が他種よりも長い期間、散らずにしっかりしています。




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 花弁についた赤いスポットは雨のせいでしょうか、このような姿も自然の風情が有っていいものだと思います。 



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  1. 2011/06/25(土) 21:56:23|
  2. | コメント:22

ヒマラヤの青いケシ&薔薇

                                12th June 2011


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 念願のヒマラヤの青いケシの花(Meconopsis betonicifolia)が咲きました。
 以前にも何度か栽培を試みましたが、栽培条件が合わなかったのでしょうか、次第に勢いが衰えて数年で消失してしまったという残念な経験があります。
 その為、この7~8年は栽培を諦めておりました。ところが昨年、シーズンが終わってディスカウントになっていた宿根草の鉢の中に、これらのメコノプシス・ベト二キフォーリアを見つけたのです。もう一度あの青い花を自分の手で咲かせたい・・・そんな思いにかられ迷わず求めてしまいました。
 以前よりも更に慎重に管理したつもりです。今の段階では幸いなことに株に勢いが有り順調に見えます。
 来年も、再びこのようなお花が咲くに至るかどうか確信が持てませんので、同じような写真ですが、枚数多く貼らせていただきました。
 


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 最初の一輪が弾けるときは、さすがに胸がときめきました。5月23日のことです。
 写真を写すには風が少々気になりましたので、コンサバトリーの中に取り込みました。



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 5月25日にチェルシーフラワーショーに参りましたが、ショーガーデンには今年もこの青いケシが数多く植え込まれておりました。しかし個人のお庭では、まだこのお花に出会った記憶がありません。それだけ栽培条件を選ぶプラントなのかとも思います。




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 土のPHに関しましては、私の在住地の近郷では、庭土のアルカリ度が高いため、土を入れ替えない限り地植えはとても無理だと思います。私自身は酸性度が高目の培養土を購入して鉢植えし、与える水もアルカリ度の高い水道水を避けて雨水に限っています。



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 外に出して写しました。蕾はそれぞれの花茎に4個ずつ付いております。




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 一輪のお花の開花は、ほぼ4日間続きました。



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 最初の開花から17日目の状態です。2本の花茎にまだひとつずつ蕾を残していますが、咲き終わって種を包んだシードヘッドもいくつか見えますね。以前に栽培したとき、ガーデニングに大変熱心な友人にこのような種を差し上げましたところ、発芽させ何年かかけて株を大きくし、お花を咲かせたというご報告を受けたことがあります。


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 鉢を回転させて写しました。写真に何の加工も施しておりませんのに、薄日が射していたからでしょうか、最初の一輪に較べ、こちらは青の色がかなり淡く色あせて見えます。更によく見れば、右手のお花の花弁数は他よりも一枚少なくて3枚しか見えません。
 最後の蕾はどんなお花を見せてくれるのでしょう。それも楽しみになりました。




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 前庭にはデルフィニュームの青が、まだまだ全体の引き締め役を果たしています。



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 このアイリス(Iris pallida ‘Aurea Variegata')は、お花も淡い上品なブルーでとても素敵なのですが、私が最も期待するのはこのフォーリッジの美しさにあります。
 すぐ左のピンク色のお花の咲くシュラブ(Spiraea japonica Magic Carpet)は、スピラエア・ジャポニカと言いまして、日本名はシモツケですね。春の芽吹きもお花も繊細で美しく、こちらも申し分のないプラントだと思います。



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 カラー(Zantedeschia‘aethiopica Crowborough')は、こちらでは一般には英語名のキャラリリー(Calla Lily)、もしくはアラムリリー(Arum Lily)と呼んでいます。
 後方のジギタリス(Foxglove Pam's split)は、2009年のチェルシーフラワーショーで種を購入したものです。丈も低めでヒラヒラとした亀裂のある花弁に特徴があると思いました。
 購入後すぐに種を蒔いて翌年の2010年、つまり昨年は立派に花を咲かせました。今年は昨年ほどではありませんがそれでも咲いてくれました。今年はしっかり種を採って、来年に備えようと思っています。



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 私の数少ないハイブリッド ティー ローズのひとつで、ジャスト ジョーイ(Just Joey)です。ひと株から咲くお花の数は少ないのですが、一輪のお花にも十分な存在感があります。



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 このフリル状の花弁がエレガントですね。



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 こちらもハイブリッド ティー ローズで、レイディー ミッチェル(Lady Mitchell)と言います。私の庭には眩しすぎるほど鮮やかなピンクですが、絵に描いたようなクラシックな形と香りに魅せられて、十数年前に地元で求めました。



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 こちらの女性はどんなにお歳を召されても、このような鮮やかなピンクのドレスやコートをとても自然な感じでお召しになられます。お肌や御髪の色調と調和するからだと思いますが、私はせめてお庭の一隅にショッキングピンクのバラを咲かせて密かに鑑賞するのも、ちょっと私流で乙な感じかなとも思います。




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 このアリウム クリストフィアイ(Allium Christophii)は、1999年からこのフロントガーデンにあります。こぼれ落ちた無数の種から増えに増えて、毎年かなりの数を抜き取ラなくてはなりません。
 お花が終わっても、個性的で見ごたえのある姿形は、そのままドライ状態になりますから、ついそのまま庭に置いて鑑賞を続けようとすることが原因になっているのです。
 ある程度サイズの大きくなった球根は他所様に差し上げていますが、それにしましても数が増えました。お気に入りのプラントであることに変わりはありませんが、やはり他とのバランスの問題がありますものね。




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 ジュビリー・セレブレーション(Jubilee Celebration)は、かたち、色、芳香、あらゆる点で非の打ち所の無い薔薇に、私には見えます。一本の枝は数多くの蕾を伴い、最後の一輪まで完璧な姿で咲き切るところにも感じ入るものがあります。



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 英国の薔薇の剪定は3月初めまで待たなくてはなりませんが、3月初旬の剪定後に伸び始めた新しいシュートの部分は1メートルに達し、しかも一枝にこんなに多くの蕾を従えています。大変元気の良い種類だと思います。



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 こちらでもよく見かけるアイスバーグ(Iceberg)ですが、これはスタンダード仕立てになっています。このようにピュアな純白のお花も素敵ですね。



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 ヤング リシダス(Young Lycidas)は、2008年にデヴィッド・オースティン氏によって作出された薔薇のようです。7か月前、ベアルートで注文した三本のうちの一本です。
 ピンクにはわずかにパープルのタッチが感じられ、深みと品位が有ってとても心惹かれる色合いです。ほんとうに素敵なピンクだと思います。
 更に2009年のバルセロナに於ける香りの品評会でファーストプライズを受賞されたそうで、そのような点でも興味をそそられました。
 最初の年ですから枝もか細く、蕾の重さでこんなにしなだれて来ました。お花を観たくて蕾を全て付けたまにしていますが、本当は今後の為にはこんなに咲かせない方が良いのでしょうね。もう少し鑑賞しましたら切花にして負担を軽くしてやるつもりです。

 次回は、これから盛りを迎える裏庭の薔薇をご覧頂きます。更新が稀なブログですのに、おいでいただきまして本当に有難うございました。


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  1. 2011/06/12(日) 20:24:21|
  2. | コメント:25

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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