イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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冬咲き桜など

                                 8th January 2012


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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

更新の稀な庭便りですのに、変わらずお訪ねいただきましてほんとうに有難うございます。
この二年ほどの間に私の身にもいくつかの試練が及びました。深い悲しみに沈んだ時も、庭の植物たちと共に有る事がどれほど私を慰め元気付けてくれたことでしょう。庭の大切さを改めて認識させられた月日でも有りました。
これからも植物を育て花を活ける暮らしは,健康に恵まれている限り続きますでしょうが、そんな日常の折々をブログでご報告させていただけますのは幸せなことです。今後ともよろしくお願い致します。




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これら一見春の桜かと見まがうような咲き姿の桜は、私の住まいから歩いて6~7分の距離に有り、比較的交通量の多いメイン通りに面して咲いております。その為のどかにお花見気分に浸れる環境では無いのですけれど、十月末にはチラホラと咲き始めますので、お散歩時には時々遠回りして咲き加減をチェックするポイントにもなっております。




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 左側の建物はアパートだと思います。最近バス停が、これら2本の桜の樹下に50メートルほど先から移動して来ました。そのため桜とは不釣合いなバス停の標識が桜の木に沿うように設置され、景観が損なわれたのは少し残念です。写真ではあえて標識を避けて写しました。




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 こちらは5年ほど前に求めた我が家の桜です(Prunus X subhirtella ‘Autumnalis Rosea’)。
秋に咲き始めて春まで咲くことから、日本名は十月桜とも四季桜とも言われているようですね。こちらでは冬咲き桜(Winter Flowering Cherry)として大変ポピュラーで各所で見ることが出来ます。




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今回のクリスマス休暇を息子と孫息子は久しぶりに日本で過ごすことになりました。仕事の関係もあり英国に残った息子の連れ合いとロンドン在住の娘が来てくれましたが、例年に比べますと人数の少ないクリスマスディナーの食卓です。
ターキーの農場からは十月に申込書が送られてきます。今回はややサイズを落として6キロの重さで註文いたしましたが、こちらでは標準サイズかと思います。23日に車で30分ほど離れた農場まで受け取りに行きますが、年に一度のターキーをローストするチャンスですから、この道のりも結構エンジョイしております。オーブンの中での蒸し焼きにかかる時間は5時間半かかりました。
グレービーソース、ブレッドソース、そしてフルーティーなクランべりーソースと三種類のソースを用意致しました。この農場の放し飼いで育てられた新鮮なターキーは、ジューシーでお味も格別だと思っています。




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 伝統的なクリスマスプディング(Christmas pudding)は、すでに出来上がった小さなサイズのものをターキー農場で求めました。地域のご婦人が作られたものだそうです。
それをクリスマスディナーが始まる頃から蒸し器の中で蒸し始めますが、約一時間半後には頃合いの蒸しあがりになります。
 庭の実の付いたヒイラギを飾り、ブランディーを上から注ぎ火を点けますと、アルコールが燃えて青い炎が雰囲気を盛り上げます。トップのヒイラギ脇の青い炎をご覧になれますでしょうか。この時は室内の明かりを消すのですが、写真にプディングの形が写りませんので、ここではあえて写真用に明りをつけました。




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 ここで珍しいターキーの卵をお目にかけます。私もこの農場に18年ほど通いながら、これらの卵が売られているのを見たのは初めてです。傍らで農場主のお手伝いをしておられたまだティーンのご子息に『どんなお味ですか』と伺いましたら、『まだ食べたことが無いので分かりません。でも後で食べてみます』とのお答え、興味をそそられた私は唯一残されていた6個入りパックを求めました。

 写真の右側の色の濃い二個はLサイズの鶏の卵で、残りの白い6個がターキーの卵です。違いはサイズが鶏の卵に比べてやや大きいこと、Lサイズの鶏卵の重さが約60グラムに対し、一方のターキーは約80グラム有りました。殻も丈夫ですが内側の膜が破れにくくて、まな板に叩き付けた後指で押す程度ではとても破れません。鋏の助けが必要になりました。
 親鳥の抱卵の時、体重の重さに押しつぶされないように鶏卵よりもはるかに頑丈な卵に作り上げられたのでしょうか。自然界の摂理とは何と尊いものかと感動を覚えました。
 まずは目玉焼きにしていただきましたが、黄身は鶏卵のオレンジ色に対しレモンイエロー、鶏卵よりも輪郭がはっきりしていて盛り上がり、サイズも当然大きめです。

 お味の方は特に個性を感じるほどの差は感じませんでしたが、やや淡白かしらという印象が私には残りました。どこかで求めるチャンスが有れば、私はまた購入したいと思っています。何やら嬉しい初体験でした。




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 今年も12月半ばにツリーを飾りました。丁度娘の帰省時でしたから飾り付けは娘が担当することに。もう30数年も昔、彼女がクッキーかと間違えてかじったAndy Pandyのデコレーション(右端中ほどの赤毛の人形、プラスティック製)も含まれています。くっきりと残された彼女の乳歯の歯形は格好のトーキングポイントでもあり、貴重な一品です。
 37~8年も昔ですが、2年弱のアメリカ滞在時、2度もクリスマスを現地で過ごしましたから、その時求めたデコレーションもかなり含まれています。長男が誕生して以来ツリー飾りは欠かしたことが有りません。飾りに込められたそれぞれの思い出を手繰り寄せながら、実は私自身も結構楽しんでいるのです。

 これらクリスマスの飾りつけは、日本で松飾りを外す日が決まっておりますように、こちらでは新年の1月6日に片付けるのが慣わしです。




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 こちらは上の思い出ツリーとは別にボーブルだけのクリスマスツリーをコンサバトリーに置きました。こんなツリーも大好きです。

 左の床上のホイール・キャップにお気づきでしょうか。1987年の3月に日本で購入したニッサンローレルが25年近い車生涯を終えた時、4個のホイールキャップとボンネットに付いていたエンブレムを記念に保存することに致しました。
 箱型のセダンで美しいフォーム、搭載されている原動機(RB20)も素晴らしくて、こちらの自動車整備士達を感動させ続けた車でした。エンジン周りは何の問題も無くまだまだ走り続ける車でしたが、我が家にはこれよりも少しだけ若いもう一台の日本車ローレルが有り、2台所有する必要もなくなってしまった時、古い方を処分することにしたのです。購入日より25年間苦楽を共にしてきた車ですから、センチメンタルな値打ちは私には計り知れず、本当に辛い決断でした。
 



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 フィーダーにやってくる野鳥たちの愛らしい姿をご覧下さい。

 野鳥たちがエサかごのひまわりやピーナッツ、麦類に集まるのはどうやら冬季がメインのようです。シジュウカラは夏になれば小虫や蜘蛛を求めて木々やシュラブの類の中で行動するようになりますし、これら盛んにナッツ類を食べるフィンチ類も、夏の終わり頃には人家の庭を離れて、森や草原に食料を求めて移動するようです。




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 中ほどの頭部の赤いのがゴールドフィンチ(Goldfinch)で他はグリーンフィンチ(Greenfinch)。




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 左側の枝に止まっている鳥は、チャフィンチ(Chaffinch)だと思います。
 そして下方に美しいブルーの鳥が見えますが、これはブルーティット(Blue tits)で、逆さまに止まることなどお手の物、アクロバティックな動きが愛らしくて、万人に愛されております。




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 こちらではヴァイバーナム(Viburnum bodnantence Charles Lamont) と称しておりますが、沈丁花のような良い香りのする花木です。晩秋から春先までピンクの花を咲かせます。甘い香りがするのできっと小虫たちがいるのでしょう、野鳥たちも枝の周辺を飛び交っています。

 この冬は気温が比較的高めに推移していますので、バラの花もほんの少しですけれどまだ開花しています。




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 このレンテンローズ(Helleborus Orientaris Double flowering " Wilgenbroek Selection")は、庭のヘレボルス類の中では一番早く開花を始めました。




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 鉢植えの山茶花が開花を始めました。サザンカは学名でもSasanquaのようで、この種類は、Camellia Sasanqua ‘Narumi-gata’とラベルに記されておりました。日本名は‘鳴海潟’なのでしょう。




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 セイヨウヒイラギの一種(Ilex aquifolium Myrtifolia Aurea Maculata)で、フロントガーデンに植えられております。他の植物の陰であまり目立たないのですが、冬季にはその存在が際立ちます。赤い実は野鳥たちの餌になりますが、まだ残っておりますね。クリスマスプディングを飾ったのもこのヒイラギの一枝でした。




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 ヴァイバーナム・タイナス(Viburnum tinus ‘Gwenllian’)。秋から春にかけて白い房咲きのお花を見せてくれますので、フラワーアレンジングにも重宝しています。瑠璃色のような実も素敵だと思います。 




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 私の庭にも冬に魅力を発揮する植物がいくつか有りますが、このシルクタッセルブッシュ(学名;Garrya Elliptica Male)も、一年中で一番アトラクティヴに見えるシーズンが到来しました。これらのタッセルはやがて20cmほどに伸び、少しの風にもエレガントに反応するようになります。




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 冬の植物の筆頭には、私の庭ではやはりこのコーク スクリュー ヘーゼル(学名;Corylus avellana contorta)を挙げたいと思います。
 花材として使いたかった私は、成長するのが待ちきれなくて2本購入し,フロントとバックガーデンに植えました。この写真はバックガーデンの方です。
 落葉後にタッセル状の穂状花を咲かせ、やがて沢山のヘーゼルナッツの実を付けて、リス達のご馳走になります。クネクネと曲がった個性的な枝は、もちろん生け花やフラワーアレンジメント用に、教室で大変重宝しております。

 見方によっては‘昇り竜’のようにも見えませんでしょうか。それも、株元は一つですけれど2本に分かれて伸びておりますので、‘双竜’もしくは‘夫婦竜’でしょうか・・・などとまぁ、勝手にお目出度い解釈をして楽しんでおります。




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 2012年がどうか皆さまに佳いお年でありますように!



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  1. 2012/01/09(月) 00:12:31|
  2. | コメント:23

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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