イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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秋の薔薇など

                           18th December 2012

   

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 このたびも季節外れの記事になりまして恐縮致しておりますが、お目通し戴ければありがたく存じます。

 この庭で二年目の秋を迎えようとしている深紅の薔薇、マンステッド ウッド(Munstead wood)が二季目のお花を咲かせ始めました。まだ株は小さいのですが、お花の形、色、香り三拍子揃って、性質の良い種類だと思います。

 後方に見える白いお花はフロックス(Phlox paniculata ‘Mount Fuji’)で、バラエティー名を‘マウント・フジ’といいます。お花はその名のごとく富士山の冠雪のように純白で、清浄な印象です。 
 

  
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 この場所は日陰ですから、シダ類など主に日陰で育つ植物が茂っております。
 このピンク色のアスティルベ(Astilbe chinensis ‘Pumila’)は、湿った場所よりもむしろ乾燥気味の場所を好むという、丈夫で作りやすい品種です。
 すでに20年近くこの場所に在り、増える一方ですが、根が浅いのでコントロールは苦になりません。




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 こちらはフロントガーデンです。左側にピンク色の薔薇が少し見えますが、これはヤング・ライシダス(Young Lycidas)です。色は赤味を帯びた華やかなピンク、そしてある香りのコンテストではファーストプライズを受賞したと記されているほどですから、芳香も申し分ありません。

 右側のオレンジ色のお花はヘレニューム・ブラノ(Helenium‘Bruno’),中ほどの黄色いお花は、クロコスミア・スピットファイア(Crocosmia‘ Spitfire’)です。




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 この八重咲きのシュウメイ菊(Anemone japonica Bressingham Glow)は、幼いころから常に身近にありましたので、このお花を見なければ秋を迎えた気持ちになれないほど、なじみ深いお花の一つです。
 10年ほど前まで、この八重咲きはこちらのガーデンセンターではほとんど見かけませんでしたから、最初の一株と出会うまでに何年も要しました。とても大切に思っているプラントの一つです。

 英国では、ハイブリッド種である一重咲きの白や淡いピンク色が、‘ジャパニーズアネモネ’と称され、多くのお庭で繁茂しているのを見かけます。きっと英国の風土との相性が良いのでしょうね。
 一重咲きのお花は誠に愛らしいのですけれど、たちまち広範囲を占領してしまう繁殖力のたくましさに、自邸に植えることを躊躇なさる方がおられるのも確かな事実です。

 私が日本におりました頃、一重咲き種はなぜか‘台湾シュウメイ菊’と称され私の庭にもありましたが、八重咲き種よりも草勢が有り、どんな場所にも生育したことを記憶しています。
 



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 カンナはお花のサイズや草丈においてひときわ目立つお花ですから、花壇のアクセントにひと株咲かせたいと思っておられる方は多いのではないでしょうか。ただ、トロピカルなプラントですから、こちらでは冬季に株を掘り上げて凍らない場所で管理しなくてはならない面倒があります。

 ガーデンセンターでこの赤い色のカンナ(Canna‘Tropicanna Black’)に目が引き付けられました。子供のころ、灼熱の太陽のもとで逞しく咲いていた故郷のカンナも、確かにこの赤い色だったような…. そこで、敢えて私自身を元気づけるという意味付けをして求めました。

 このカンナの葉色はブラックという名前の通り、ダークな色合いです。その為、後方の深紫色の樹木、‘フォレストパンジー’(Cercis Canadensis 'Forest Pansy')とのエコー効果もあるように思います。




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 アリウム クリストフィアイ(Allium Christophii)は、そのままドライフラワーになりました。




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 中央でアイビーのかたまりが見えますが、あれは古い庭園灯にアイビーを絡ませたものです。観賞用としても素敵ですが、伸びた枝を刈り取ってアレンジなどにも利用出来ますので、重宝しています。
 その後方から覗いている八重咲きシュウメイ菊も、秋の風情で情趣を感じさせられます。

 ピンクアナベラ(Hydrangea arborescens Invincibelle)は、かなり色あせてきましたが、でもこれはこれで味わいがありますね。




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 パット オースティン(Pat Austin)の、この熟柿のような色がユニークだと思います。




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  ゴールデン セレブレイション(Golden Celebration)



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 半日陰の場所ですが、セカンドフラッシュで、これだけの数のお花を見せてくれるのは嬉しいことです。




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  レイディー エマ ハミルトン(Lady Emma Hamilton)は、少しずつ咲き変わり、お花の途絶える時が有りません。
 後方のゴールドカラーの西洋ヒイラギ(Ilex Golden Milkboy)も、クリスマスが近付くに連れ、鮮やかさが際立つようにも見えますが、気のせいかも知れません。それだけ周辺が色あせていくということなのでしょう。




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 これは前庭のジャスト ジョイ(Just Joey)、とっても素敵なお花が咲きますが、植え場所がふさわしくないのでしょうか、他種に較べサイドシュートの数が少なくて、お花の数も極端に少ないのです。

 後方の白薔薇は、アイスバーグ(Iceberg)のスタンダード仕立て、丈高く咲く純白の薔薇には気品が漂っているようです。


 
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 昨年のチェルシーフラワーショーの会場で初めて出会った薔薇、ラプソディー イン ブルー(Rhapsody in Blue)です。昨年末に鉢植えにし現在も鉢管理ですが、健康的なサイドシュートが何本も伸び、シュートの先には蕾が数多くついて、お花も順番に咲き続けます。

 
 

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 お花のプロセスによる色の変化に、味わいや面白さがあるようです。




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 この写真の五枚上に6日前のパット オースティンの写真があります。
 お花の咲き進み具合は日本と比べていかがでしょうか。こちらは気温が低いので、その分ゆっくり咲き進むように思いますが。




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 ローザ グラウカ(Rosa Glauca)の実が、色付いてきました。
 グレーを帯びたグリーンの群葉やアーチ状の枝ぶりなど、この野生種に近い薔薇の魅力は深いのですが、何と申しましても一番の魅力は、これら赤く熟したローズヒップに有るかもしれません。




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 リッチフィールド エンジェル(Lichfield Angel)は、咲き始めはアプリコット色を見せますが、次第に白色に変化していきます。力強いサイドシュートを丈高に伸ばし、お花の数も多くて大変元気のよい種類だと思います。




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 Drizzleと言われる小雨、若しくは小ぬか雨がこちらでは多いのですが、そんな雨足の弱いドリズルが、ジュビリー セレブレーション(Jubilee Celebration)に降り注いでいます。

 左奥に咲き始めの宮城野萩が見えています。




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 9月12日のバックガーデンの様子です。




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 今年も小さなグリーンハウスの中で桃太郎トマトを12本育てました。他にも獅子唐やきゅうり、ミニトマトなどを育てますから、狭いハウスの中は日本のお野菜でひしめいています。

 日光が十分ではない場所のうえ、数が多すぎますから収穫は必ずしも本数には比例致しません。でも種まきから始めますから、良い苗は捨てられなくて一本でも多く育てたくなるのです。もちろん苗は友人にも差し上げるのですけれど。
 来年こそは思い切って数を制限しょうと毎年思いますのに、同じ反省の繰り返し・・・お野菜作りは愉しくて、つい欲張ってしまいます。




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 フロントガーデンには アスター(Aster ‘Violet Queen’)が咲きました。後方の宮城野萩も花の盛りを迎えています。




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 こちらでスピンドル ツリーとも呼ばれる庭のセイヨウマユミ(Euonymus europaeus Red Cascade)に、今年初めて豊かに実が付きました。このような美しいフルーツと、スカーレットの紅葉を期待してすでに10年ほどは待ち続けたことになります。




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 これは西洋ヒイラギ(Irex aquifolium‘Argentea Maginata’)のトピュアリーで、初めてご紹介させていただきます。写真は球状の部分だけですが、丈は鉢底からトップまで約170cmほど有るかと思います。

 このプラントとの最初の出会いは、昨年末にさかのぼりますが、斑入りの種類と言い、形や大きさと言い、ずっと憧れていた理想のトピュアリーの姿そのものだったのです。でも即購入は致しませんでした。

 最初の出会いから5ヶ月経過し初夏の気候になりましても、この一鉢は同じ場所に置かれたままになっておりました。そこで目にした大幅なディスカウントマークに、私の気持ちも動きました。GCに出向くたびに真っ先にその所在を確認しては安堵していた私でしたから、特別なご縁を感じ購入を決めたという次第です。

 今では家の玄関脇に置いて眺めておりますが、今年度の一番嬉しいお買い物かもしれません。クリスマスには深紅のビロードリボンを幹に結んで垂らすつもりです。
 僅かに付いた実が、赤く色づき始めているのがご覧になれますでしょうか。 




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 ミヤギノハギ(Lespedeza‘Thunbergii’)の前に佇みますと、その優美さゆえに言葉を失います。同種の白に昨年出会いました。まだ小さな株でお花もあまり目立ちませんが、それの成長も楽しみにしております。



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 黄色いお花はアキリア(Achillea filipendulina Cloth of Gold)ですが、どことなくオミナエシを連想させられ気に入っています。



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 しな垂れて咲く薔薇が多い中で、ラドロー カーソル(Ludlow Castle)は、アップライトに伸びてお花を咲かせます。




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 咲き始めの頃の、ピンクを帯びた初々しい愛らしさが魅力です。

 



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  1. 2012/12/18(火) 03:48:59|
  2. | コメント:12

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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