イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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薔薇:コンスタンス・スプライなど…

                            15th July 2013


 前回に引き続いて、チェルシーフラワーショーに関する記事の予定でしたが、私の庭も季節の花々で華やいで参りましたので、申し訳ありませんが予告を変更させて戴きます。
 写真の数は29枚で多いのですが、よろしければお付き合いくださいませ。


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 アーバーとアーチの上に枝を広げたコンスタンス・スプライ(Constance Spry)は、昨年度に続き、今年も異常な寒さで一カ月遅れの開花となりました。
 ひと株から大量のお花を咲かせるパワフルな種類ですが、この咲き始めの頃の初々しさが愛おしいのです。大輪でとってもエレガントなカップ咲きです。




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 ホスタは種類によってそれぞれ異なる特徴があり、眺めていても飽きることは有りません。自宅でのお花の教室でも重宝な人気の葉物達です。




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 芍薬も美しく咲きました。遥かな日々、四国の故郷の庭に咲いていたお花と同じ種類です。




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 シモツケ(下野、Spiraea japonica ‘Magic Carpet’)も、華やかで素敵なシュラブだと思います。




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 すでに17年もこの庭に在りながら、こんなにたくさん蕾を付けたのは今年が初めてかもしれません。名前はボール オブ ビューティー(Paeonia‘Boul of Beauty')、こちらでは人気の種類です。




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 この季節にはやはりデルフィニュームの青の存在が際だちます。




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 ゴールデン・オーツとも呼ばれるスティパ・ギガンティア(Stipa gigantea)は、年ごとに穂数を増やして来ます。強い風が吹けば当然のごとく少しずつ折れますから、多過ぎるということは決して有りません。
 このようなグラス類はナチュラル感を尊ぶイングリッシュガーデンにとっても、欠かせない存在かと思います。




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 冬季もマルチングしただけで、お庭で越冬できる種類のカラー(Zantedeschia Aethiopica)です。こちらでは、ザンテデッシアの呼び名の他に、アラムリリー(Arum Lily)とか、カラリリー(Calla Lily)の英名で呼称されます。

 庭に在って大変重宝な花材ですけれど、 あまりにも清楚で美しい花の姿に、つい自宅のものは切るのをためらいお店から買ってしまいがちですけれど。 




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 長く伸びた花茎の先に白い小さなお花が密に咲くこのロッジャーシア(Rodgersia pinnata)を、このブログで御紹介させていただくのは初めてではないかと思います。
 日本原産のヤグルマソウ(Rodgersia Podophylla)に大変姿・形が似ていますし、属名も同じですから、この写真のプラントもヤグルマソウの一種ではないかと思います。鯉のぼりの矢車に葉の形が似ているので付けられた日本名だそうですが、一方、学名の属名、Rodgersiaは、19世紀に太平洋探検隊指揮官として来日されたことのある、アメリカ人海軍少将John Rodgersのお名前にちなんでいるのだそうです。
 どうやらこのプラントも日本から渡ってきたプラントのようですね。

 
 ’99年にインターナショナルデモンストレーターでも有られるフラワーアレンジャー、ジョージ・スミス氏のお庭御訪問の折に求めました。花茎は1mほどに伸び、葉も大きくて、池辺の植物たちとのサイズコントラスト効果も抜群です。



 
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イングリッシュガーデンにとって、ナチュラル感は最も大切な要素のようで、どなたのガーデンを拝見しましても、シダ植物やグラス類やホスタが要所要所に植え込まれているように思います。ガーデンセンターでも売られている種類が大変多くて、私自身も英国に参りましてからそれらの魅力を再認識させられました次第です。

 手前の大きな葉のホスタは、ビッグ・ダディー(H.Big Daddy)で、確かにホスタの‘親分’の貫禄が有り、一度聴いたら忘れられない印象的な名前でも有りますね。




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 コンスタンス・スプライはアーバーの上と右側のアーチに枝を広げて咲きますから、ひと株ながら蕾の数は相当数になります。




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 大輪でフェミニンなカップ咲き、しかも香りも申分ありませんから、この薔薇のファンが世界中に多いのもうなずけます。




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 2011年秋に日本に永住帰国なさったI氏御夫妻から二株の芍薬を戴きました。それまで大切にお庭で育てておられたものです。昨年度は移植後の所為か一輪も蕾が見えませんでしたが、今年はご覧の通り大変元気で、牡丹似の美しいお花が数多く咲きました。




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 こちらは西側ですが、アーバーやアーチの後方、東南側にも同じ程度にお花が咲きます。一期咲きということも有り、パワーがこの時期に全開するのでしょうか、大変なエネルギーを蓄えた種類の薔薇だと思います。このパワーに応えるための十分なスペースを与えることが、この薔薇栽培には大切なポイントなのかもしれません。





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 こちらが、アーチの反対側で南東側になります。最後まで花芯を見せること無くカップ姿のまま散りゆく姿にも、奥ゆかしさを感じます。




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 アストランティア(Astrantia Rubra)の、このパープリッシュピンク色が素敵ですね。
 左側のクリムソン色の薔薇は、マンステッド・ウッド(Munsted Wood)です。




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 7月2日の裏庭の状態です。




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 Cambridge御在住だったI氏御夫妻から戴いた芍薬には、初めての開花ながら以前からその場を得ていたかのような存在感が有ります。このコーナーの薔薇はこれから徐々に華やかになりますが、薔薇の賑わいの前の、嬉しいフォーカルポイントです。




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 右手前の薔薇、レイディー エマ ハミルトンも、これからです。




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 レッド カラント(Redcurrant Jonkheer van Tets)が今年も美味しそうに色付いてきました。




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 2011年秋にベアルートで求めた鉢植えのラプソディー イン ブルー(Rhapsody in Blue)。シュートの数も蕾の数も多く、大変丈夫な種類だと思います。
 ブルーに最も近いと言われますこの色が魅力的ですね。




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 スタンダード仕立てのアイスバーグも咲き始めました。清楚な姿が印象的です。




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 ニワトコの一種、サンブカス・ニグラ・ブラック・レース(Sambucus nigra Black Lace)。枝葉も個性的ですが、お花も大変美しいと思います。
 右側に見える銅葉色のシュラブは、サーシス・カネイディアンシス・‘フォレスト・パンジー’(Cercis Canadensis ‘Forest Pansy’)。



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 ‘99年に幾つかの球根を植えただけなのですが、タネを落として増え続ける、逞しいアリウム・クリストフィーアイ(Allium Christophii)。お花の教室ではフレッシュもドライでも格好の花材です。




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 ラドロー・カーソル(Ludlow Castle)。枝をアーチ状に拡げない種類で、アップライトにまとまって咲きます。

 

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 花弁の巻きがゆるやかで大きくゆったりと咲くパット・オースチンは、薔薇の中では太陽のような暖かな雰囲気のあるお花です。花弁数が少ないせいか、比較的短期間で散ってしまうのが残念ですが…。




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 薔薇の花色としては希少な色かもしれません。まるで熟した柿の実の色のようです。




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 小さな池ですが、小型の観賞魚、サラサコメットを十数匹飼っています。蚊の幼虫をすべて食べ尽くして下さる池水の大切なお掃除係です。 二つの池水は濾過され循環していますが、春先にはすべての水を入れ替える大掃除を致しますので、池を管理する上でそれがいちばん私には難儀かもしれません。




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 静寂そのものの一角に、せせらぎのような水音のみが周辺に浸み入ります。世事のせわしさからから解放される癒やしのコーナーです。



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  1. 2013/07/15(月) 22:08:26|
  2. | コメント:6

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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