イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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夏の庭・薔薇など(2014)

                              20th July 2014  


 お暑さのほど、いかばかりかとお見舞い申し上げます。どうぞ皆さま、この夏も御身お大切にお過ごしになられますように。
 更新の稀なブログですのに、今回もお出でいただきまして本当に有難うございます。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

 
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 時節が戻り恐縮ですが、5月末の様子からお目にかけさせていただきます。

180cmほどに伸びたデルフィニウムの穂状花序に青色のお花が咲き始めました。英国にも快適な夏が訪れたことを実感致します。
 右後方にオレンジ色のポピーのお花(Papaver rupifragum)が見えますが、あのポピーはベス・チャトーガーデンに咲いているポピーと同じ種類のお花で、ベスさんのお手伝いをなさっておられた友人から戴いたプラントです。もう20年も遡るお話なのですけれど、あのお花が咲き戻る度にベスさんのガーデンを思い出します。



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  ホスタ達もそれぞれが大株に育ってきました。右手前のホスタ(H. Paul's Glory)の直径を計りましたら1.2mも有ります。


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  2011年に求めたマリリン・モンロー(H. 'Marilyn Monroe') も、フリルのように波打つ葉の縁取りが、フェミニンな彼女のイメージに重ならなくも有りませんね。茎も赤紫色です。植木鉢も敢えてフリル状のものを選びました。庭を訪れる私の友人知人の間では、人気ナンバーワンのホスタです。



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  若草色のグラス(Carex elata‘Aurea)のお隣で、やや葉にブルーを帯びたホスタはハルシオン(H. Halcyon)で、育てやすいホスタだと思います。葉に厚みがあり、地植えでも虫の害が少なく、秋も美しく黄葉して終わります。



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 サーモンピンク色をした、これらのオリエンタルポピー(Papaver Orientale Princess Victoria Louise)は、記録によれば2000年にこの場所に植えたことになっております。今では数も増えて50本ほども次々と咲きますが、お花の期間もポピーにしては長く、5~6日間は美しく観賞できるようです。



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 故郷の庭に毎年咲いていた芍薬と同じ種類の芍薬が今年も華やかです。
 写真では少し暗いのですが、右後方にアザミの花も咲きました。



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  芍薬、ボール オブ ビューティー(Paeonia‘Boul of Beauty')は、花弁は一重ですが、お花の内側がややクリーミーな白でとても可愛らしいのです。
 これら芍薬の咲く頃のフロントガーデンには華やぎが有って、それなりに喜びを享受できる時期でもあります。



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 このシモツケ(Spiraea japonica ‘Magic Carpet’)も、華やぎの演出に一役買っております。



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  バックガーデンですが、薔薇はまだスタートしておりません。私はこの時期の植物たちのエネルギーみなぎる様子を眺めるのが大好きです。プラントの数と同じ数だけ異なるグリーンの色があり、それらグリーンの濃淡のグラデーションに感動します。



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  植え場所の所為でしょうか、咲く花の数は少ないのですが、咲いている間は何度もこの花のそばに近寄りたくなります。このジャスト ジョーイ(Just Joey)は、世界連合薔薇教会の殿堂入りを果たしている薔薇だそうですが、ゆるやかでフリルのように波打つ花弁がエレガントですね。後方のカラーリリーとの相性も素敵だと思います。



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  バックガーデンのシャクヤクはフロントよりも10日間ほど遅れて咲きました。日本に永住帰国なされた方から、お庭で栽培しておられたものを頂戴したものです。何て優しい色合いなのでしょう。


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 フロントガーデンのブラック系のブッシュ達です。
 左はサンブカス ニグラ ブラックレース(Sambucus nigra‘Black lace)、右はサーシス カナデンシス フォレストパンジー(Cercis Canadensis 'Forest Pansy')。
 枝葉の美しさも然りながら、ブラックレースは花や実も魅力的ですから、庭のどこかしらに必ず欲しい植栽の一つなのですけれど…。難点は、初めはゆっくり成長しますが、在る程度の大きさになりますと、後は加速度的に枝葉を伸ばすことでしょうか。私は今年もかなりの大枝を切り落としました。



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 リヴィングルームの窓から写しました。
 遠くにデルフィニュームとオリエンタルポピー、近くにはスタンダード作りの薔薇・アイスバーグやカラーリリー、アルケミラモリス、アストランティアなど…見えております。

 

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 この場所は南東側に煉瓦の塀がありますから、陽が全く射しこまないか若しくは半日陰の場所になります。低い位置には羊歯植物などを植えておりますが、このパット オースティン(Pat Austin)は、毎年大きく艶やかなお花を咲かせてくれます。
 淡いピンクの芍薬も見えますが、これもCambridge 御在住だったI氏御夫妻から、上の芍薬と同じ時に頂戴したものです。
‘親分’の名を持つホスタのビッグダディー(H.Big Daddy) も、年ごとにサイズが大きくなります。



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 ファーディナンド ピチャード(Ferdinand Pichard)も咲き始めました。1921年、フランス生まれのようです。お花のサイズは小振りですが丈夫で、絞り咲きの愛らしいお花を次々と見せてくれます。



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 私はこのような何気ないスポットがお気に入りです。
 カラーリリー(Zantedeschia aethiopica ‘Crowborough’)は、暖冬だったため、珍しく冬季の霜害にも遭わず緑のまま越冬しました。そのため今年は開花のスタートも早く株の威勢もいいようです。
 黄色い小花は、葉の形が女性用のマントに似ているからでしょうか、レディース マントル(Lady's Mantle)の俗称を持つ、アルケミラ モリス(Alchemilla mollis)、ピンクの小花はアストランティア(Astrantia major)。
 英国のボーダーガーデンでしたらどこにでも見られる普通の光景かと思います。



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  鮮やかなピンク色のレイディー ミッチェル(Lady Mitchell)も咲きました。私の庭にはやや派手過ぎる色のようにも思いますが、英国の方々からは、もっとも好まれる薔薇の色のようです。


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 見る角度によっては、このような色の組み合わせになりますが、目にも鮮やかな夏のカラースキームです。



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 今年もコンスタンス・スプライ(Constance Spry)の開花が始まりました。
 後方にそびえる2本の樹木は、ご近所さまのお庭の白樺です。



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 大輪のお花達はフェミニンでエレガント…あんなに開花を待ち焦がれておりましたのに、咲いてしまえば散り行く時の間近なことを思い、私の心の中にはすでに一抹の寂しさが…。



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 左方の黄緑色のブッシュは英名でスモークツリーとかスモークブッシュなどと呼ばれる‘けむりの木’で、ヴァラエティー名はゴールデン・スピリット(Cotinus Coggygria Golden Spirit)です。
 ’99年にこの場所に植えましたが、イケバナや花アレンジに重宝しますので、なかなか枝葉を拡げる機会を与えることができません。 ブラック系のブッシュ達も素敵ですが、黄緑色にも惹かれております。


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 前方の薔薇はすでに家の陰ですが、50mほど後方の樹木を夕陽が照らしています。
 左側の黄緑色の樹木はニセアカシア(Robinia pseudoacacia ’Frisia’)ではないかと思いますが、ゴールデンイエローのカラフルな樹木は大変に美しいと思います。
 この界隈は街に近い普通の住宅地ですが、幸運なことに面しているご近所の裏庭の奥行きが深いので、お互いに借景を共有できる利便性があります。多くの小鳥達やリス、ハリネズミ、そして時にはキツネの走り去る姿も目撃しますし、小動物達にとっても恰好の楽園になっているのかもしれません。

 

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 マゼンタの色も外側が僅かにシルヴァーを帯びているようにも見え、芳香も豊かでチャーミングな薔薇(Young Lycidas)だと思います。ベアルートで求めてまだ3年目ですが、細い枝先にサイズの大きなお花が咲きました。


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 レイディー エマ ハミルトン(Lady Emma Hamilton)は、いつも期待通りの愛らしいお花を見せてくれます。



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 ソフトな黄色い色の薔薇が欲しくて、一昨年に求めたシャーロット(Charlotte)です。濃い緑の葉は如何にも丈夫そう…この場所にも馴染んでくれたようです。



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 重なるように咲いたレイディー ミッチェルの、この端正な姿に惹かれました。



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 レイディー エマ ハミルトンを再び…。


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 ホットチョコレート(Hot chocolate)は枝葉が大変しっかりしていますし、次々と花芽が伸びてその先には沢山の蕾が控えています。それらは順次咲き切りますから、長い期間お花を楽しむことが出来ますし、病虫害も少なくて作りやすい品種だと思います。 そして、何よりこの色が魅力的ですね。



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 6月15日のバックガーデン。



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 同じ日のフロントガーデンの様子です。我が家の庭の境界はブラック系のサンブカス ニグラ ブラックレース辺りまででその後方はお隣さんのお庭になります。

 5月31日から6月15日までの16日間の庭の様子を30枚の写真でご覧いただきました。
 その年にもよりますが、6月の英国は庭がもっとも華やかに賑わう時期だと思います。薔薇はまだまだこれからも咲き続けますので、時期は過ぎますけれど、その後の様子も次回にお目にかけさせていただきます。
 



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  1. 2014/07/20(日) 08:11:58|
  2. | コメント:18

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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