イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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6月の庭-2015年



26th January 2016 

 長のご無沙汰で少々面映ゆいのですが、再びブログのお仲間入りをさせていただきます。
 昨年は近年にない大変に多忙な年でしたが、それだけではなくパソコンの不調で、6月からはブログの管理者ページへのログインが完全に不能となりました。メールの送受信やインターネットは何とか使えましたので、しばらくはそのまま使っておりましたけれど、やはりブログとのご縁が切れるのは耐えがたく、新機種購入の運びとなりました次第です。
 我が家の庭も6月はそれなりに華やぎ、皆さまにご覧いただきたい一念で写した写真がございますので、季節外れではございますけれど、ご覧いただければ有難く存じます。





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 6月は雨量も少なく、イングリッシュガーデンの最も美しく輝く時節かと思われます。
 中ほどのサーモンピンク色をしたお花は、オリエンタルポピー(Papaver Orientale Princess Victoria Louise)で、毎年少しずつ数を増やしながら、すでに15-6年ほども同じ場所に咲いておりますでしょうか。一日花のポピーとは異なり、優しい色合いのまま、5-6日間もエレガントな姿を保ちます。


 
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 アプリコット オレンジ色のクラウン プリンセス マーガリータ (Crown Princess Margareta)です。
 私の庭の薔薇は、いつの年も黄色い薔薇から咲き始めます



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 お庭で咲くガーデンローズって、こんなにもかぐわしく麗しい姿だったのかしら…と久々の再会の感動に浸らせてくれるお花です。



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 ゴールデン セレブレイション(Golden Celebration)
 ここではツル薔薇仕立てですが、こちらも他のお花に先駆けて、サイズも大きく立派なお花が咲きます。



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 シャクヤクのつぼみの後で深紅の薔薇、ダーシー バッセル(Darcy Bussell) が咲き始めました。
 ダーシー バッセルは、英国人ならどなたもご存じの国民的なバレリーナのお名前です。2006年にデイヴィッド オースティン氏によって名付けられました。
 一般的な英国人の最も愛する薔薇の色は深紅だそうですから、この薔薇はバレリーナの名前と共にいつまでも愛され続けることでしょうね。



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 私の特に好きなマンステッド ウッド(Munstead Wood)は、咲き始めもアトラクティヴです。



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 ティージング ジョージア(Teasing Georgia)
 フロントガーデンの側道脇で、オベリスクに絡ませて育てています。お散歩中の方が、ほんのり漂うこの香りに、ふと振り返ってくださるかもしれません。
 


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 オリエントポピーがほぼ終わるころ、シャクヤク(Paeonia edulis superba)のお花が目立ち始めました。
 手前右手のソフトな黄色い薔薇は、シャーロット(Charlotte) です。



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 ラプソディー イン ブルー (Rhapsody in Blue)
薔薇の中では、最もブルーに近い色の種類だとも言われております。咲き始めから終わりまで、プロセスによって色が変化していくのを眺める楽しみもあります。
 一本の枝に30個から40個のつぼみがまとまって付きますので、まるで一束のブーケのような姿になることもあります。



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 フロントガーデンのブッシュの中で、この時節にひときわ目立つのがこのサンブカス 二グラ ブラックレース(Sambucus nigra 'Black lace')。このまるでかぎ針で編んだかのようなレース状のお花が素敵なのです。



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 6月の庭は毎日の変化が顕著で、あまりにも美しすぎて胸がときめき、心が平常心でいられなくなりそうな時が有ります。
 後方の2本のブラック系のブッシュ達、左は前掲のブラックレースですが、右側に立つのはサーシス カナデンス フォレストパンジー(Cercis Canadensis 'Forest Pansy')です。フォレストパンジーのハート形の葉にも、愛らしさが有ります。
 これらブラッキーな2本の低木が 華やかな季節のお花たちの、効果的なバックスクリーンの役割を果たしているようにも見えます。



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 この季節のフロントガーデンは、このブルーのデルフィニューム抜きでは考えられないほど、存在感を示しています。



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 手前の薔薇、ジュビリー セレブレーション(Jubilee Celebration)のファーストフラッシュは、他の種類に比べやや遅れて始まります。後方の白薔薇アイスバーグ(Icebarg)は、すでに咲き始めました。



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 芍薬、ボール オブ ビューティー(Paeonia ‛Boul of Beauty')が咲きました。一重咲きで、その内側には白い花糸状のものが房のようになって鎮座し、とてもかわいいのです。



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 和のコーナーに目を遣りますとこのような感じです。これら二つのトピュアリーは小さな苗木をまとめて植え、年数かけて私自身の手でこのような形に作りました。
 奥の丈高のグラス、スティパ ギガンティア(Stipa gigantean)が、このコーナーに風情を添えています。強風に会うたびに繊細な穂先は吹き飛ばされ折れたりして数は減りますけれど、私の視線を集めることの多いプラントです。 



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 季節に応じて、葉色が変化を見せる以外は、眺めはほとんど変わりません。
 小さな二つの池に流れ落ちる、せせらぎのような水音が、この動かないスポットに生気を与えます。



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 このコンスタンス スプライの薔薇が開花して初めて、わが庭の薔薇の季節到来の実感がわいてきます。

 左の黄緑色をしたブッシュはコティナス(Cotinus Coggygria Golden Spirit)で、バラエティー名はゴールデンスピリットです。英名で、スモークツリー とか、スモークブッシュとも呼ばれます。日本では‛けむりの木’ですね。
 こちらの庭好きの方でブラック系のお好きな方は、必ずと言ってよいほどこの黄緑系もお好きだと、私には思えますけれど・・・。



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  このコンスタンス スプライは他の四季咲きの薔薇と異なり、この6月に一度だけ開花する一季咲きです。そのためでしょうか、まるで命の限りをこの季節に集約したように咲き誇る大輪のお花たちが何とも見事です。



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 6月19日の裏庭の様子です。後方はご近所様のお庭に繋がっております。



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 ホットチョコレート(Hot chocolate)の焼け焦げたような赤は私には秘蔵の色、何となく気後れして身に付けることは今は控えますが、でも最も好きな色の一つです。



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 このバーガンディー アイス(Burgundy Ice)のこの芳醇な赤ワインの色も、私の心惹かれる色なのです。友人から頂いた鉢植えをフロントガーデンに植えました。



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 芍薬も満開です。



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 アリウム クリストフィーアイ(Allium Christophii)。
 大きいものでは直径20㎝程のものもあり、そのまま花壇でドライになりますから、いけばなやアレンジの素材として興味深いかと思います。赤や白、また金銀でスプレーするのも面白いですね。

 これらのタネが飛散して庭の各所から雑草のようにベビー苗が出てきます。掘り上げてお花仲間に差し上げております。



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 表通りに面したフロントガーデンが、最もカラフルに色付く時かと思います。



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 この薔薇(MME. Legras De St. Germain)を私のブログでご紹介するのは初めてです。
 カタログに “最も美しく上品な薔薇、トゲが無く160年以上も前の品種” と記されておりましたので、興味をそそられデイヴィッドオースティン社にオーダーしました。2011年末のことです。
 ところが蕾は数多いのですが、お花の形が変形するなどして、なかなか思うようなお花が咲きません。説明には、大変にヘルシーな種類だと有りますので、きっと私の庭の環境が合わないだけなのでしょう。
 今年、比較的美しく咲いたお花をお目にかけます。相当に古い品種ですからお花は小振りですが、確かに清楚で素敵なお花だということを、この目で確かめた思いが致します。



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 ホスタ達は例年通り、元気に育っています。



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 すっかり私のフェイヴァリットになってしまった、バーガンディーアイス(Burgundy Ice)のスタンダード仕立てです。
 煉瓦の壁をツタが覆い、このコーナーはやや暗くてワイルドな雰囲気もあります。 こぼれ種から育ったディジタリス(Digitalis)との相性もよろしいようですね。
 後方に樹木が見えますがあれはお隣さんのリンゴの古木です。



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 レッドカラント(Redcurrant)で親しまれる赤フサスグリが、今年も豊かに実を付けています。 
 赤い実は、幼少時のグミの実やユスラ梅、サクランボを思い出し、やや感傷に浸ることも・・・。



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 再びコンスタンス スプライをご覧いただきます。
 この写真に写っているお花たちは私の家に面してはおりますけれど、方角としては北西側になります。アーチの向こう側が東南側になりますので、反対側にも、これ以上の数のお花が咲き誇っております。



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 ツル薔薇とは思えないほど大輪で、しかもそれぞれが完璧なカップ咲き、エレガントな乙女をも思わせる姿に、多くの人々が魅了されてしまいます。



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 パット オースティン(Pat Austin)も咲き始めました。この薔薇の作出家であられるデイヴィッド オースティン氏の奥方さまのお名前だそうです。まだ咲き始めですが、おおらかでゆったりと咲くこの咲姿に惹かれます。



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 2011年にCambridgeから日本にご帰国になられた、I氏ご夫妻のお庭から頂戴した芍薬です。何て優しい色合いでしょう。大輪で姿かたちにも非の打ちどころが有りません。



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 同じ芍薬を異なる角度から写しました。
 左のホスタ(Hosta Halcyon)はかなりの大株です。シルヴァーブルーの葉は、寒さが訪れるまで、このような端正な姿かたちを保ちます。 春に新葉が出始めたころ、オーガニックのナメクジ除けを根元にばら撒きますが、もともとナメクジが好まない種類のホスタのようですから、一度施しただけで最後まで葉が蝕まれることは有りません。
 このオーガニックのナメクジ除けは、化学的な薬剤とは異なり臭気が強いのが玉に瑕かと思います。



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 6月24日の裏庭の眺めです。



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 オベリスクに沿わせた赤い薔薇は、テス オブ ザ ダーバヴィルズ(Tess of The D'Urbervilles)です。



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 この、ジャスト ジョーイ(Just Joey) は、 世界連合薔薇協会の殿堂入りを果たしている薔薇だそうです。
 2007年に庭に迎えて8年になりました。シュートの数が少なく、お花の数も少ないのが残念ですが、きっと込み合った場所のせいではないかと思っています。



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 紫色のカエデ(Acer Palmatum 'Dissectum Atropurpureum')は、葉に深い切れ込みの入った種類で、見た目にも繊細な感じを受けます。オリジナルなカエデと異なり成長は大変ゆっくりで、剪定の鋏を入れたことは有りませんが、長年ほとんど同じ形を保っております。
 手前の二つのトピュアリーとカエデ、そして丈高のグラス、スティパ ギガンティア(Stipa gigantea)とのコンビネーションが、気に入っています。


 37枚の写真を最後までご覧いただきまして有難うございました。間は開きますけれど後半もご覧いただくつもりでおります。

 2016年も皆さまがお健やかであらせられますように。


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  1. 2016/01/26(火) 00:00:00|
  2. | コメント:16

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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