イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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6月の庭(その後)ー2015年


                           7th March 2016






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このマンステッド ウッド(Munstead Wood)の、光沢のあるベルベッティー深紅の花弁が、中ほどで絡み合っているところにも味わいが有ります。ベリー系のような美味しい香りが匂い立ち、ただ うっとりと佇みます。



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右側に深紅色の薔薇が見えますが、植えてまだ数年のダーシー バッセル(Darcy Bussell)です。



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花弁の巻きのゆるいパット オースティン(Pat Austin)の、おっとりと咲く姿にホッとさせられるものが有ります。



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同じシャクヤクの写真を角度を変えて、お目にかけております。
牡丹の花かと見まがうほどの大輪、そして、えもいわれぬ優しい色合いにすっかり私はとりこです。



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プリンセス アレクサンドラ オブ ケント(Princess Alexandra of Kent)



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ホットチョコレート(Hot chocolate)



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このバックガーデンは人通りからは離れ, しかもお隣との境界は高めのレンガ塀で仕切られています。そのためお互いの庭が塀越しに見えることはありません。ひっそりと奥まった裏庭で、私だけの‛お花ばたけ’です。



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ファーディナンド ピチャード(Ferdinand Pichard)
1921年頃に登場し、長く愛されてきたたオールドローズです。丈夫で次々とお花を咲かせます。



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手前の鉢植えのホスタ達は植え替えもめったに致しませんが、毎年みずみずしい姿を見せてくれます。



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英国の夏の夕暮れ時は長く、9時半になってもまだ明るいのです。気温も快適で、ガーデンパーティーを楽しむご近所さんの賑わいが、どこからともなく聞こえてくるのもこのシーズンです。



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スタンダード仕立ての深紅の薔薇バーガンディーアイスと、手前のパット オースティンの組み合わせも、何となく素敵に見えます。



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スピリット オブ フリーダム (Spirit of Freedom)
淡いピンク色でフェミニンな咲き姿のこの薔薇も私の好みで、自然に両手が延びててのひらで包み込みたくなります。写真は空に向かって写しましたのでやや暗いのですけれど、お目にかけさせていただきました。



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わが家の庭はご近所の、少なくても4~5匹の猫のお散歩コースになっておりますようで、庭に目を遣ればどこかしらでそれらの姿を見かけます。性質の良い猫たちですから大歓迎なのですが、たまに野鳥の羽が飛散している光景を目にするのは残念なことです。



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レイディー エマ ハミルトン (Lady Emma Hamilton)



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リッチフィールド エンジェル (Lichfield Angel)
枝の延ばし過ぎかしらと思えるほどたくましく伸びた枝先に、花嫁さんのブーケに仕立てて差し上げたいような、それはエレガントお花が咲き誇ります。



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ホットチョコレート (Hot chocolate)
通常はお花は上向きに咲きますが、これは珍しくしなだれて咲いています。



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鉢植えの、ピンクアナベル (Hydrangea arborescens Invincibelle)と、白のアナベル(Hydrangea arborescens Annabelle)です。



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満開時のレイディー エマ ハミルトンは蜜柑色(tangerine-orange) だそうですが、形もコロンとして温州蜜柑のようです。



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ミニチュアサイズのホスタ、ブルー マウス イヤー (H. Blue Mouse Yars) にお花が咲きました。
葉の形も名前の如くネズミの耳のようなイメージですね。



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プリンセス アレクサンドラ オブ ケント(Princess Alexandra of Kent)
大輪で、花弁に光沢が有り、アレクサンドラ妃の高貴なイメージを象徴するような素晴らしい薔薇だと思います。



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このクロコスミヤ(Crocosmia 'Golden Fleece')'は、1996年に求めていますから、20年間もこの庭に在ることになります。 普通のクロコスミヤよりもやや丈高で、お花も大きめ、そして目立つ色合いかと思います。 



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私に日本の秋を思い起こさせてくれるプラントの代表に、この八重咲きのシュウメイギクがあります。幼少時、生家のお御堂の手水鉢の傍には季節が巡る度に咲いておりました。このお花を最も美しいと感じたのは、山形県・立石寺の境内で小さな群れになって咲いていたお花たちに出会った時でしょうか。この花も思い出を引き連れて、私に語りかけてきます。

後方のススキ(Miscanthus Sinensis ‛ Kleine Fontain’)は日本のススキ(Miscanthus Sinensis)と同属ですが、園芸用の改良種ですから、お行儀よく(?)成長し、迷惑をこうむるようなことは一切有りません。私は同じ種類を3か所に植えております。ナチュラルを尊ぶイングリッシュガーデンには人気のプラントだと言えそうです。



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宿根草の庭ですから、毎年同じ場所に同じお花が咲き巡りますが、この年もアスター ヴァイオレット クイーン (Aster ‛Violet Queen ’)が咲きました。



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そして、ミヤギノハギ(Lespedeza ‛Thunbergii’)も、例年同じようにみやびな風情です。



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10月に入りましたが、ホットチョコレートは元気よく咲き続けています。



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オオサカズキ(Acer palmatum ‛Osakazuki’)の紅葉は、完璧な赤に染まります。この紅葉に出会いたい一心で、2007年の秋にこの一角に迎えました。



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説明書きには高さも広がりも10年で3m…と記されております。適度に剪定しながらコンパクトな状態に保ちたいと思いますが、現在の大きさでも、すでにフォーカルポイントのように見えないでもありません。



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この一角にたたずみ、池水の流れ落ちる音を聞くだけで、私のマインドはほとんど日本に引き戻されます。
海外に身を置けばこそ、今の私には大事な‛聖地’となっております。

もしも、在日本でしたら…私は間違いなくこの場所をイングリッシュガーデンに、そして一部はきっと家庭菜園にしてしまうことでしょう。


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キッチンの南側の窓から写しました。この景色は和風ですが、キッチンのもう一つの窓である東側の窓からは、裏庭のイングリッシュガーデンが見えます。



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庭の十月桜(=四季桜 Prunus X subhirtella ‛Autumnalis Rosea’)がクリスマス前に咲いております。日本での呼び名は十月桜ですが、この辺りでは十月には咲き始めません。今年は記録更新の異常気象の為か、11月半ばごろから咲き始めました。
写真に写っている建物はお隣さんです。



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クリスマス目前の21日、急用でロンドンに出かけました。私の利用する鉄道の終着駅は常にセントパンクラス駅です。
この駅舎は1868年〔明治元年〕に建設された壮大なゴシック調の建造物で、1995年の映画『リチャード三世』では王宮の設定で登場したそうです。外観はまるで豪壮な宮殿です。
2007年の11月から、それまでのウオータールー駅にかわり、ユーロスターのターミナル駅にもなりました。
駅構内もとっても素敵でオシャレ、私はこの構内を散策するだけで数時間の時間つぶしもエンジョイできてしまうほどです。

その構内に登場する巨大なクリスマスツリーは、毎年注目の的ですが、今年はすべて縫いぐるみ人形で飾り付けられておりました。子供たちは例外なく駆け寄り、大人たちの頬も思わずゆるみます。



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クリスマス恒例の七面鳥のロ-ストです。
毎年、同じ農場に、オーガニック飼料で放し飼いされた、ノーフォーク ブロンズターキーを予約し、前々日に引き取りに行きます。今年は6,5kgの重さの七面鳥を2か月前にオーダーしました。お腹の詰め物は、家族の希望が二つに分かれましたので、半分はハーブ風味のソーセージミートを、もう半分はもち米玄米と普通の玄米を合わせたお赤飯を詰めました。結果は好評で、来年もこのアイデアに決まりです。


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例年、クリスマスイヴから三日間はほぼお決まりのメニューに従って家族で過ごすのが習わしとなっておりました。
ところが今年は、息子家族の招待でクリスマス翌日にロンドンに出かけ、夜はミュージカルを楽しむという粋な計らいに浴することになったのです。
翌27日、午前9時40分ごろでしたでしょうか、ホテルの窓から偶然にも、女王陛下を護衛される近衛騎兵隊(Horse Guards)が、バッキンガムパレス宮殿に向かって行進する光景を目にしたのです。
前方中央に赤い着衣で乗馬している隊列が小さく見えるかと思いますが、あの騎兵隊は10時の騎兵交替式に合わせて、宮殿にご出勤途上ということのようです。



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前方に見える緑地は バッキンガム パレス ガーデンズだそうですから、宮殿の庭園なのでしょう。
この近衛騎兵隊騎馬連隊がパレードしている間は、当然ながら青信号でも一般車両は停車しなくてはなりません。
私には初めて目にする珍しい光景で、急いで写真に納めました。



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さて記事の最後は、大みそかから新年に代わった瞬間を合図に、テムズ川河畔に打ち上がる花火の写真をご覧いただきます。テレビの映像を写しましたのでピンボケ写真ですが、ご容赦ください。
この時計塔ビッグ・ベン(Big Ben)の時計は、グリニッジ天文台と連動していて、常に正確な時を知らせているのだそうです。



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大勢の花火見物客が繰り出しています。人々の熱気で想像するほど寒くはないのかもしれませんね。



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大観覧車、ロンドン・アイが中央に見えます。



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テムズ川も真っ赤に染まります。


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建造物のシルエットが、ここはロンドンであることを示しています。

間断なくしかも同時に大量に打ち上がる花火の仕掛けは、いったいどうなっているのでしょう。
夏の夜空にそれぞれの個性を主張しながら、ゆっくり打ち上がる日本の花火を懐かしく思い出しております。



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  1. 2016/03/07(月) 06:20:32|
  2. | コメント:6

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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