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イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

メリークリスマス

                              25 Decebmer 2006


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 クリスマスです。我が家のクリスマスツリーには、過去の思いでが下げられている、思い出ツリーです。ツリーを飾り始めてもう30年余にもなります。クリスマスが近づく度にそれら懐かしいデコレーションに会いたくなり、それぞれを手にとって飾りながらさまざまな思いが去来するのを子供たちと一緒に楽しんできました。
 子供たちはすでに家を離れましたが、クリスマスに帰宅してこのツリーを見るとホッとしたような表情になります。クリスチャンではありませんが、そんな思いもあって一度も飾リ付けを欠かしたことはありません。
 こちらではクリスマスの日から数えて十二夜、つまり一月六日までデコレーションを置いておく慣わしです。六日の午後にはどこの家庭でも町も一斉にかたづけを致します。ですから我が家のこのツリーもお正月六日までこのままです。



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 プレゼントも楽しみの一つです。ツリーの足もとに増えてくるプレゼントに、子供たちは胸をときめかせながら、クリスマス当日まで開けずに待ちました。
 今日24日のイヴに娘が友人と共にロンドンからやって来ました。彼女の手で美しくラッピングした包みをいくつも楽しそうにツリーの下に並べていました。
 たくさん包みがありますが、この中には実は私から娘への、前からほしがっていた「亀の子たわし」とか、日本から買ってきた「お弁当箱」のようなものもあるのです。



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 これはアメリカにいた頃買ったツリー用のデコレーションですが、娘がクッキーと間違えてかじってしまいました。彼女の乳歯の歯型がくっきりと残っています。この飾りはこれらの中で一番の宝物といえます。



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 これはドイツのブレーメンに行った時に求めたものです。



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 これは20年ほど前に日本で求めましたが、ロンドンのリバティーのデコレーションです。素敵だと思って求めたのですが、その頃はやがてイギリスに来て暮らすなど想像さえしませんでした。



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明日はいよいよクリスマスディナーを戴く日です。我が家に明日見える来客もあります。さてどんな一日になるでしょうか。
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  1. 2006/12/25(月) 13:30:40|
  2. クリスマス
  3. | コメント:12
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コメント

あったかい思い出

 
  お部屋の暖かさが伝わってきます。メリークリスマス!
飾りのひとつひとつにも想い出があるのなんてすてきです。
我が家は、孫の生まれたのを記念に、昨年から、玄関に小さなイルミネーションを飾ってますが,楽しんでるのはもっぱら主人と、私だけです。
  1. URL |
  2. 2006/12/25(月) 15:48:48 |
  3. スノードロップ #-
  4. [ 編集]

メr-クリスマス はなあかりさん

暖かな思い出が一杯詰まったツリーですね。一つ一つの飾りに思い出がいいなあと思います。ラッピングも素敵です。サンタブーツのお菓子を子供のころもらったことを思い出します。クリスマス休暇お楽しみくださいね
  1. URL |
  2. 2006/12/25(月) 21:36:24 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

スノードロップ さま
 思い出の飾りと年に一度対面するというのも良いものですよ。
ただ最近思うのですが、箱を開けるたびに、これをクリスマスツリーに飾ったのはつい半年ほど前だったような気がしてしまうのです。年齢を重ねてくるとこういう感じになってくるのですね。本当に一年は半年のサイクルで廻ってくるような感じです。
  1. URL |
  2. 2006/12/26(火) 00:38:19 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 サンタブーツのお菓子ってありましたよね。懐かしいです。
今キッチンではターキーがローストされています。小さめのサイズ(6キロ)なのでオーブンの中で6時間ローストします。
 hanahhanaさんもサンタブーツを思い出しながら、クリスマスシーズンを楽しんでくださいね。
  1. URL |
  2. 2006/12/26(火) 00:44:48 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

リビングに飾られた美しいツリー
ツリーの下にたくさんの美しいラッピングされた、家族へのそれぞれのプレゼントの山
クリスマスにオープンするのが楽しみですね!
  1. URL |
  2. 2006/12/26(火) 13:30:53 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

ハッピークリスマス!

☆・.・.~。.・.英国の冬のあったかいクリスマス★・..~.。
はなあかりさんの幸せが伝わってきます。
ツリーは思い出いっぱい!あのお人形さんの頭を噛んだ歯型を見て、なんだか私の娘も同じ様なことをしたのを思い出し、涙がポロリ。。。くう~っ!
 しかし、私はクリスマスどころではなかった(..)
作品を日本橋三越の出展しており、それにおわれへとへとになり25日に終わりました。
 新年は、5日から14日まで銀座三越で、アン・リンガード コレクションに同時出展なので、年末年始なく仕事です。

来年は、私も思い出のものをツリーに飾れるクリスマスにしたいな!☆
はなあかりさん、ミセス アン リンガードさんをご存知ですか?
イギリス人で、ライと言う小さな港町でアンティークショップを
なさっている方だそうです。 
  1. URL |
  2. 2006/12/26(火) 21:44:57 |
  3. kumi #-
  4. [ 編集]

ナベショー さま
 家ではプレゼントはクリスマスディナーの後に開けます。家族以外の来客があるときは、その方々へのプレゼントももちろん用意しておきます。一人一人開けながら、「そうなの、ほんとに、今ちょうどこれが欲しいと思っていたところなの」などといいながら、本当は事前に希望を聞かれて中身がわかっている場合もありますけれど、少しオーバーに驚いたりして、誰もが楽しくなるひとときです。
  1. URL |
  2. 2006/12/27(水) 01:18:10 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

宝物・オーナメントの素晴らしさ

一つ一つのオーナメントの素敵なこと。
形は勿論、いかにも歴史や思い出を語りかけてきそうな雰囲気。
日本の雛飾りにも、親戚や母・祖母が手作りの小さなオーナメントを連ねて残して往く伝統があります。
家族を思う愛情は共通ですね。
素晴らしいクリスマス、遠くから祝わせていただきました。
  1. URL |
  2. 2006/12/27(水) 20:19:55 |
  3. ばら色婆ァバ #-
  4. [ 編集]

バラ色 さま
 お祝いメッセージ、有難うございました。
 オーナメントは一つずつ包んでしまいますから、包みを開ける時は本当にお雛様を飾る時のきもちですね。遠い記憶の折り襞に沈みかけていたような思い出まで、一緒に連れてきてくれることがあります。
 ところでターキーのスタッフィングに、バラ色さまのブログのアイディアを頂戴し、椎茸を入れました。お味が違いました。来年からもずっとそう致します。ありがとうございました。
  1. URL |
  2. 2006/12/28(木) 05:08:52 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

kumi さま
 クリスマスも、年末年始もないほどお仕事して、お体の方は大丈夫ですか。内容の充実したお仕事ですと、きっと体力も気力に牽かれて従うのでしょうね。
 ミセス アン リンガードという方のお名前をを残念ながら私は存じ上げません。そのうち検索で調べてみますね。ライ(Rye)はイギリスでも南東部ですが、まだ行ったことがありません。ちかくを通る時など覚えておいて、その方のアンティークのお店に立ち寄らせていただきたいものです。
 お体いたわってあげてくださいね。
  1. URL |
  2. 2006/12/28(木) 09:09:06 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はなあかりさま
思い出の詰まったオーナメントの数々、すてきですね!
私もついに今年、ジョン・ルイスで高さ2メートル弱のツリーを買いました。ちいさいサイズの物は持っていたのですが、見上げるサイズの物がほしくて。
そこへ、去年から出かけているドイツやベルギーのクリスマスマーケット、市内のフォートナム、リバティー、教会のショップやミュージアムショップで探したオーナメントを飾っています。
主人も最初はツリーの大きさにびっくりしていましたが、オーナメント探しに協力してくれるようになりました。
もしお時間がありましたら、来年は我が家のツリーを見に来てくださいね~。
  1. URL |
  2. 2006/12/29(金) 17:40:55 |
  3. Baker Streetの住人 #-
  4. [ 編集]

baker streetの住人さま
 2m弱とは見ごたえありますね。日本に帰国なさってもクリスマスが廻って来るたびに英国在住の頃のことを懐かしく思い出すことでしょうね。
 来年拝見に伺うのを今から楽しみにしています。ドイツやベルギーのクリスマスマーケットで求めたものには、私もとても興味がありますもの。美しいでしょうね。
  1. URL |
  2. 2006/12/30(土) 08:22:59 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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