イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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元旦の庭

                                3 January 2007


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 この植物が地面を割るようにゆっくり立ち上がってくる姿をみると、私はいつも福寿草を思い出してしまいます。名前はウインター アコナイト(Winter aconite)、学名はEranthis hymalis といい、冬から春先にかけて花が咲きます。花が咲くまでにはまだ少し時間がかかりそうですが、この姿を見ているだけで、何か言い知れぬ期待感のようなものがこみ上げてきて、気持ちを前向きにしてくれるように思えるのです。
 Eranthisは日本ではセツブンソウですね。この花は黄色ですが、セツブンソウの一種のようです。福寿草も節分草も同じきんぽうげ科ですから似ているのでしょう。



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 これはプリムローズ(Primrose)と言います。学名はPrimula vulgaris. vulgarisの意味は、英語のcommonだそうですから、どこにでもあるということで、野原などに自然に生息しているはずなのです。その為、珍しくはないのですが人々にとって、心のふるさとに近い花とでもいうのでしょうか、郷愁をかきたてられる花のようで、大抵の家の庭にこれが植えられて、大事にされています。
 ところが、野に咲くこの植物を抜き取って持ち去る人もいて数が少なくなり、すでに'common'ではなくなったと嘆く記事を目にしたこともあります。イギリスの普通の方はあまり抜き取らないように思うのですが、以前業者が大量に抜き取ったと言う新聞記事を読んだことはあります。
 
 元旦の庭にたった一輪咲いていました。プリムローズは'first rose'ともいわれ、春に先駆けて咲く花ですが、それにしてもこれは、少し早すぎるように思います。




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 クリスマスのデコレーションは、25日のクリスマス当日から数えて十二夜飾り続けますから、ヒイラギも6日まではまだこのシーズンの主役の植物です。これは私の特にお気に入りのヒイラギで名前は、Ilex Golden Milkboy と言います。成長がゆっくりなので、思い切ってアレンジメントに使えないのが残念です。



20070103031818.jpg


 Viburnum bodnantence Charles Lamont と言う学名です。名前が思い出せないとき、『ほら、ヴァイバーナムで沈丁花に似た花の咲くアレ・・・』で通じさせてしまいます。この花木は以前ご紹介しましたが、冬の間ずっと咲き続けますので、まだまだ香りたかく、美しいです。



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 このバラは以前にも見ていただきましたがホットチョコレートです。まだいくつも蕾があり、葉も根元から青々として、まだこんな感じなのです。他のバラは葉を落とし、すでに春の芽吹きの用意をしておりますのに。やはりもう切リ花にして、部屋の中で咲かせた方がいいのでしょうね。そうしなければ今後の樹勢に影響してしまいそうだと、心配しているところです。
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  1. 2007/01/03(水) 10:27:10|
  2. | コメント:10
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コメント

素敵な花が一杯ですね

おめでとうございます。元旦に庭を見るのは、いつもの慣わしでしょうね。とてもウインター アコナイトがかわいいですしたくましさ感じます。こういうフォト大好き(笑)きっとプリムラなんでしょうね。こちらはまだ咲いていません(お庭で毎年咲きだすのは、3月?)沈丁花か金柑の花そっくりですね。金柑は昨年はじめて花をみたのですが、こんな感じでした。赤い冬薔薇はKIREIですね。ちょっと花びらが薄い感じは、冬だから?こちらの薔薇もそんな感じです。小鳥もいいですね。それを保護するところがまたいいですね。今朝大きな野鳥がきて鳴いていました。そういえば。
  1. URL |
  2. 2007/01/03(水) 18:18:40 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

冬に咲く花

春から夏にかけては、いっせいに次々とたくさんの花が咲きますが、この真冬のほとんど咲く花が無い時期に咲く花を見るのは嬉しいですね。
  1. URL |
  2. 2007/01/04(木) 06:26:56 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

節分草の時季なのですね。

ウインターアコナイト・・・私、節分草って好きです。似てますね。
またまた、大好きな紅い薔薇を見せて頂き、いい正月です。
薔薇はこれくらいの開き始めくらいが形が綺麗(自分がとっくに咲き終わっているので)ですね。
  1. URL |
  2. 2007/01/04(木) 15:13:45 |
  3. ばら色婆ァバ #-
  4. [ 編集]

春はまだ・・・・・

 
 土の下から首をもたげていじらしい花、の季節になりますが、
それがまたうれしいですね。
沈丁花に似た花本当にそっくりですね木のかたちもそれににてるのでしょう、
ばら・いつ見ても素敵です、カメラの腕がまたいい!(笑)
庭全体のお写真も見てみたいですがすこしずうずうしいでしょうか。
  1. URL |
  2. 2007/01/04(木) 17:13:26 |
  3. スノードロップ #-
  4. [ 編集]

hanahhana さま
  元旦を境に春の息吹を探し始めるのは、不思議ですよね。
 ばらの花びらの薄い感じというのが、おわかりですか。鋭敏な目をしていらっしゃるのですね。私などまったく気がつきませんでした。寒さで引き締まるのでしょうか。ウインター アコナイトはかわいいですよ。
  1. URL |
  2. 2007/01/05(金) 09:08:46 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ナベショー さま
 この時期に咲く花はゆっくりと咲いてきますし、咲いた花は長くその姿を留めます。冬の花には独特の風情がありますよね。
  1. URL |
  2. 2007/01/05(金) 09:17:21 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
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ばら色 さま
 節分草は、こちらでも節分のころが花の盛りだとおもいます。かわいらしい花姿ですが、こちらではどこにでもあるというほど、ポピュラーな植物ではありません。
 この写真のバラは姿も大きさもほとんど変わらず、一ヶ月以上もこの姿をとどめています。そうですね。確かに、人に例えればちょうど乙女の咲き姿でしょうか。
  1. URL |
  2. 2007/01/05(金) 09:40:49 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

スノードロップ さま
 沈丁花に似ている花、いいでしょう?香りがまたそれに似ているのです。木姿は沈丁花が常緑でこんもりしているのに対し、このヴァイバーナムは、落葉樹でちょっと蝋梅の木姿に近いかもしれません。今の時期、花だけで葉はまだ芽吹いてはいないのです。
 カメラは最近まで小さなデジカメでしたが、過日、日本からそれまでのものよりも少しだけグレードが上かな、と思えるカメラを求めてきました。それに慣れようとしているところですが、難しいものですね。でもスノードロップさまからほめていただき、そのように思って下さる方もいたのだと意外な反面、嬉しいです。
  1. URL |
  2. 2007/01/05(金) 10:07:18 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

今年もよろしく...

 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。黄花節分草はイギリスで以前住んでいた家の前庭にいっぱいありました。冬、草花が何も無いときに、一番最初に咲き、暗く長い冬がもうすぐ終わり春になることを教えてくれているようで、この花を見るのは楽しみでした。イギリスのものと全く同じかどうかわかりませんが、タキイのカタログで’黄花節分草・エランシス・シリシカ’(10球650円 )という名前で売られていました。たかが10球植えても球根が増えてマスの美しさになるのは難しいなぁとやめましたが、今年は少しでも何かの根元にでもうえてみようかしら・・。
 プリムローズも私の好きな花で、ジュリアンやポリアンサのような華やかな色よりもこのやさしげな色が好きです。イギリスでも日本でも、何度か種を蒔いていますが、どこに蒔いたか忘れてしまうのかいつも失敗しています。ひとつでも咲いてくれると株分けしたり、こぼれ種で増やすことが出来るのでしょうが・・
 それにしてもこの時期にお花が咲いてたりして、イギリスも暖冬なのでしょうか?今年も美しいお写真見せてくださいね。
  1. URL |
  2. 2007/01/08(月) 15:33:59 |
  3. フラのママ #-
  4. [ 編集]

フラのママ さま
 こちらこそ本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 ウインターアコナイトは普通にはなかなか見かけませんが、嘗てのフラのママ様のイギリスのお庭には咲いていたのですね。家のはなんだか毎年少なくなっていきます。これは多分に私の庭のいじりすぎですね。
 と言うのも、夏、この植物は葉が枯れてどこに植わっていたかさえもわからなくなります。その辺りをきっと私は掘り起こしているのかもしれませんね。加えて、生育条件が案外むずかしいのです。まず半日影、そして土壌は腐葉土質、水はけがよく、乾燥はいけないとくれば、そう簡単ではありません。むしろ大きな落葉樹の下の、落ち葉が自然に堆積するようなところで忘れられているのが、一番かも知れませんね。家のも大きめの木の根元近くにあって、夏に手を入れないところが残っていますもの。
 このプリムローズはこぼれ種で家の庭には至る所から芽を出し雑草の如しです。毎年小鉢に上げてはほしい方に差し上げています。
 こちらは霜は降りましたが、雪がちらつくこともまだありません。これからもブログに遊びに来てくださいね。
 
  1. URL |
  2. 2007/01/09(火) 03:25:40 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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