イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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庭の小さな蕾たち

                                   6 January 2007


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 これは日本でアシビ(馬酔木)とか、アセビと言われている常緑の低木です。学名はPieris Katsura, カツラは日本語から来ているのは確かだと思うのですが、どうしてカツラの名前が付けられたのか私にはわかりません。
 思い当たるのは、桂の木には早春に紅色の小花が咲きます。実も濃紫色です。こちらにもカツラが大庭園などには植えられていて、カツラの名前で親しまれていますから、ひょっとしたらそれと関係があるのかも知れません。あるいは美しい京都の桂川、桂離宮、桂、のイメージでしょうか。
 今の時期は葉の色が緑色ですが、新芽はえび茶色で艶があり、大変美しい植物です。現在、蕾は濃いエンジ色をしていますがピンク色の花が咲きます。



20070106092346.jpg


  こちらは日本のアシビ(馬酔木)に近いと思います。学名も Pieris japonica Debutanteで、私たちは‘ピアリス ジャポニカ’と呼んでいます。白い小型のすずらんのような花が、びっしりと房になって咲きます。、薫り高くそれは高貴な花の姿で、見て飽きることがありません。私好みです。 
 馬酔木の葉は有毒なので、これを煎じて菜園の殺虫剤に出来るという記述を読んだことがあります。



20070106092450.jpg


 これは、Skimmiaですが、バラエティーの名前はKew です。名前の由来は、ロンドンにあるキューガーデン(Kew Gardens )と関係がありそうですね。
 花の色が明るいグリーンで個性的です。
 以上ニ種類の馬酔木(ツツジ科)とスキミヤ(ミカン科)の写真を載せましたが、いずれも、家のアルカリ土壌とは残念ながら相性が悪いのです。庭のPHは8ぐらいだと思いますが、これらは多分PHが5.2前後が適していると思われます。
 つまり、かなりの酸性土壌でなければ育ちませんから、特にこの地域では地植えが出来ません。もし植えれば二年ほどで枯れてしまいます。
 このような条件下では、普通は酸性土を使って鉢植えにするのが一般的です。我が家では穴を掘ってシートを敷き、酸性の土を入れてそこに植えたりもします。
 そして水道の水もアルカリ性なので、これらの植物には厳禁です。雨水を集めてそれを与えています。ツバキも石楠花もツツジも同じ管理です。




20070106092609.jpg


冬の花には薫り高いものが多いと思いますが、この サーココッカ(学名:Sarcococca confusa)も、小さな花ながら素敵な香りを放ちます。冬のこの時期に白い小さな花をつけ、艶のある葉と枝ぶりは、有難い花材です。




20070106092420.jpg


  これはヒイラギ南天の仲間です。学名をMahonia aquifolium と言い、Oregon Grape ともいわれています。3~4月にかけて花が咲きますが、すでに蕾が見えていますね。このマホニアの特徴の一つに、この時期、葉がブロンズ色や紫に変わることです。花の香りもゴージャスです。



20070106093449.jpg


 この南天は初めてのアップです。学名も Nandina Richimond です。実の大きさが以前にお目にかけたNandina domestica 'Sacred Bamboo'よりも小粒です。赤い実と、これから咲く花の蕾が同居しているところが面白いと思いました。
 
 今日は庭の小さな蕾たちを探して写真に収めました。
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  1. 2007/01/06(土) 12:53:55|
  2. | コメント:6
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コメント

南天の実が落ちちゃう

私は、一戸建てにいた時の庭から数本の木を持ってきました。
南天は、ベランダでは無理だと思い、共有庭の片隅に植えさせて貰いましたが、たくさん花が咲いて実が付きます。
が・・・そこまで。紅くなる前にパラパラとみんな落ちてしまうのです。
隅っこに植えたので拗ねちゃったのかしら?。
お邪魔するたびに、いろいろな木々や花々を見せて頂き、庭が無い私は安らぎます。
  1. URL |
  2. 2007/01/06(土) 16:03:14 |
  3. ばら色婆ァバ #-
  4. [ 編集]

ばら色 さま
 家でも南天は実のつきの良い年と、ぱらぱらと隙間だらけという年があります。今年は実の付き具合が例年になく良いのですよ。日本でも南天を植えてありましたが、同様に年によって違いました。庭師さんが花の時期の雨と関係があるといっておられましたが、どうなのでしょうか。こちらでは鳥が食べないのが不思議です。まだ数の少ない植物なので、味を知らないのでしょうね。
  1. URL |
  2. 2007/01/06(土) 23:21:11 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

こんにちは、はなあかりさん

春を待つ蕾はまた新しい一年を感じますね。そちらの土壌のアルカリ性、水のアルカリ性になじまない草木を育てる大変さもよく分かりました。日本は、四季と豊富な水に本と恵まれた国と感じますね。馬酔木、南天・・日本の草木育てるのが大変な中、やっぱり、日本原種の草木は、郷愁の想いできっとうれしいものなんだろうと想像しています。
  1. URL |
  2. 2007/01/07(日) 05:49:31 |
  3. hanahhana1952 #-
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hanahhana さま
 水がアルカリ性で良い事は、紅茶が美味しく入ることだそうです。イギリスでも地域によって、酸性好みの植物が育つところがありますよ。たとえばロンドンには多いと思います。椿などが地植えされていますから。
 無理をしないでその土地にあった植物を育てるのが一番だと思うのですが、でも私が好きな植物のいくつかは酸性好みなのです。たとえば椿、それから夏椿,ドウダンツツジ、アシビ,ヤマボウシといった類なのです。これらの無い庭は寂し過ぎますから、どうしても無理をしてしまいます。
  1. URL |
  2. 2007/01/07(日) 11:08:42 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

馬酔木、、アシビ、、音の響きが良いですね。
春、小さなツリガネのような花が可愛い。
奈良公園にたくさん植えられていますが、鹿が食べないからなのでしょうか?
  1. URL |
  2. 2007/01/07(日) 21:48:31 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

ナベショーさま
 アシビを馬酔木と書くのは、馬がその葉を食べると苦しむからだそうですね。私自身ははその花の香りに酔ってしまいそうなほど好きなので、馬さえもアシビの香りにうっとりするという意味に違いない、という風に違った解釈をしていた時期もありました。奈良公園の鹿たちは、有毒植物だということを見分けるのでしょうね。
  1. URL |
  2. 2007/01/08(月) 01:36:25 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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