イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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野菜畑、2006年

                                   29 January 2007


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 ブログを始めたのは10月半ばでしたので、きょうはそれ以前のアロットメントの様子を、少しお目にかけたいと思います。
 このアロットメントは間口5m、奥行きは50mといったところでしょうか。2002年からお借りしましたが、休耕されていた畑とは言え開墾同然の重労働で、最初の二年間はそのほとんどが私の一人仕事でしたから、忍耐を要する大変さでした。 
 耕しては種をまき、苗を植えつけ、そして次の場所に移るを重ねて、少しずつ耕作面積を増やしていくのは、大きな喜びであったことは確かです。
 りんご、スモモ、洋ナシなどの果樹、ラズベリー、ブラックベリーのようなソフトフルーツも植えましたので、全域が野菜畑というわけではありません。
 畑の西側に車一台通れるほどの、アロットメント専用の道がありますが、この写真は西に向かって写しました。6月22日の撮影です。
 手前が、栗かぼちゃで、その向こうがメキャベツ、低くて見えませんがその先に日本のキャベツが二列植わっています。そして三月に種をまいたソラマメが見えます。右手には、とうもろこし、そして写真では見えませんが、ジェルサレム、アーティチョーク(和名:キクイモ)という、北アメリカ原産の根塊野菜も数株植わっています。




20070129032120.jpg


 北に向かって写しました。先ほど見えなかったキャベツが見えます。
ロープの向こう側の畑は、70台半ばの方が奥様とご一緒に作っておられます。この方は朝鮮戦争のとき、呉に一年間駐留していたそうで、コンニチワ,サヨナラの挨拶はいつも日本語でされます。
 脳梗塞の後遺症でかなり記憶を失っていると奥様から聞かされました。挨拶以外はあまり話をなさらず、静かに微笑んでいるような表情の方です。たまに、サキ(酒) オイシイネ、などと言って、ふっと遠くを見つめる表情になることがあります。どうやら私を見ることで、遥かな遠い日本での日々を思い出しておられるのでしょうね。





20070129031133.jpg


 アロットメントの中央よりも、さらに東よりの位置から西に向かっての写真です。ジャガイモの葉が茂っているのが見えます。その手前は、種まき後のごぼうの芽が僅かに見え始めたところです。掘り上げやすいように盛り土をして種まきをしました。盛り土は少し大変でしたが、土が硬くなり過ぎないためか、ごぼうは軟らかくてしかもサイズが大きくなるように思いますが、どうなのでしょうか。
 さらに手前に、とうもろこしの二番手(一番手よりも二週間遅れの種まき)と、ヒモゲイトウがあります。





20070129030301.jpg


 これも6月22日撮影です。今年はイチゴ三年目で、昨年度のランナーを育てて、すべて苗を新しくしました。連作を嫌うということで場所も移しました。それらの作業がやや遅れたので、苗の成長がイマイチという感じを持っています。でもちゃんと実を付けて色付いてくれました。





20070129030130.jpg


 最初の年に四種類のイチゴの苗を求め、育てて一番良いと思ったのはケンブリッジ フェイヴァリットという種類でした。粒の大きさは普通ですが、風味が抜群なのです。気候が冷涼ということもあるのでしょうが、一切消毒の必要はありませんし、畑でそのまま頬張るときなど、こんなに美味しいイチゴは初めて、などと毎回思ってしまうほど満足するのです。




20070129030721.jpg


 苗の育ちがこの程度でも、収穫の盛りにはご近所に差し上げるくらい採れました。
 右上方に少し見えるのはしし唐や桃太郎トマトの苗です。




 20070129032453.jpg


 9月17日の牛蒡の様子ですが、東に向かって撮影しました。前方に小屋が見えますが、あの中に必要なシャベルなどの農具が、収納されています。始めの二年間は小屋が無かったものですから、いつも家から一式を車で運んでおりました。車の中が泥で汚れますし、小屋を持つことに当時はあこがれておりました。

 私の連れ合いは、庭は大好きですのに、種を蒔いて植物を育てたり、野菜作りへの興味は皆無と言ってよいほどです。ところが野菜つくりを始めて二年目に、信じがたいことがおこりました。私がベスト ケプト アロットメントという賞を戴いてしまったのです。
 これは一名のみ対象ですが、そんな賞があるなんて聞いたこともありませんでしたし、第一、何も知らず本だけを頼りに試行錯誤している私が戴くなんて、と実は今でも信じられないのです。
 私よりも上手に作ってる方は他に何人もおられたのですが、たまたまその審査日には、私のプロットが偶然にも作物のタイミングが良かったようなのです。
 何より嬉しかったのは連れ合いの態度が一変したことでした。あの小屋は私を少々認めてくれた証のようです。一言も頼みませんでしたのに、必要だろうからと翌年に建ててくれました。そしてもっと大きな変化は、ときどきは畑の掘り起こしを手伝ってくれるようになったことです。




20070129032412.jpg


 南瓜は20本以上植えましたから、友人の方々にも差し上げることが出来ました。残ったのは、今だにあの小屋に保管してあります。
 
 そろそろ今年の栽培計画を考えなくてはなりません。いつも必要に応じて種を送ってくださる友人がいることは、有難いことです。




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  1. 2007/01/29(月) 10:20:33|
  2. アロットメント
  3. | コメント:10
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コメント

素晴らしい、私が憧れた女性、理想の夫婦

さり気なくパートナーを認めている・・・それって一番いい形の夫婦だと思うの。
頑張りすぎず、少しは楽しみながら遣っていることが評価され、大きな実りに繋がるって、憧れの生き方ですね。
そう生きて行きたいと思うのに、なかなか楽しめなかったり、気疲れしたりで凹んじゃいます。
センス良くふんわりと生きていたい・・・それには、周囲の総てに気配りや愛情がないとね。
はなあかり様のブログにお邪魔するようになって、“そよ風”の意味が良く分かるようになりました。
  1. URL |
  2. 2007/01/29(月) 20:02:30 |
  3. ばら色婆ァバ #-
  4. [ 編集]

はなあかりさんすごいねえ

野菜みんな立派なものです
一人ですこしづつ、畑を、土をつくる苦労とてもよくわかります。私もそうですから(笑)でもこうして、毎年毎年答えてくれる野菜たちがきっといとしいことと思います。楽しんでがんばてくださいね。今年の野菜はどうでしょうねえ?
  1. URL |
  2. 2007/01/29(月) 20:09:15 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

はじめまして・・・

思いがけずこちらのサイトに辿り着きました。
実は私も英国在住25年以上になります。
ここ何年か、夫婦で残りの人生の生き方を模索しておりましたが、やっと英国と日本と半々の生活をする決心がつき、今はその準備に追われております。
すでに人生の半分を彩ってくれた英国での生活を、むしろ今まで以上に大切に過ごして行きたいと思っていた矢先、はなあかりさんの生き方を拝見し、大変刺激を受けました。
これからも時々訪問させて頂き、お話が交わせたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します。
  1. URL |
  2. 2007/01/29(月) 23:42:56 |
  3. 英香 #ZqL9wlhI
  4. [ 編集]

ばら色さま
 このようなタイトルを拝見しますと、ばら色さまは、元編集長さまであられたという認識を新たに致します。この"麗しき誤解”を招きそうな一行は、面映いですが、今回はばら色さまの温かなお励ましと受け止め、感謝して今後の目標に致します。
 センス良くふんわりと生きる・・・いいですねェ。私もほんとうにそうありたいです。私がふんわりと、自分のリズムで、生きていれば、連れ合いも居心地がいいでしょうね。彼には彼の聖域がありますから。
  1. URL |
  2. 2007/01/30(火) 06:06:56 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 イギリスの春や夏は、ガーデニングもですが、畑での作業も本当に気持ちがいいですよ。しばしばおにぎり持参で行って、一日過ごしてくることもあります。
 掘り起こしは一番大変ですね。それから水遣りもホースを使うことが停められているので、如雨露を使わなくてはなりません。乾燥する時は、10リットル入りの如雨露を二つ、両手に下げて何十回も水場と畑の間を往復します。大変良い筋肉(腕)の運動にはなります。
  1. URL |
  2. 2007/01/30(火) 09:38:11 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

英香さま
 はじめまして!ようこそおいでくださいました。
 英国と日本と半々の生活は、可能ならば誰もが望む、最も理想的な過ごし方だと思います。本当に素晴らしいご決心をなさいましたね。
 私の夫なども秋冬は日本で、春夏は英国でなどと申しておりますよ。我が家の場合は、実現はかなり難しいかと思いますが。
 ぜひこれからもお立ち寄りくださいませね。お待ちしております。
  1. URL |
  2. 2007/01/30(火) 10:22:01 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

野菜畑

野菜たちが、はなあかりさんにちゃんと答えてくれている感じがします。
ベスト ケプト アロットメントの受賞おめでとうございます!
かぼちゃのケーキ、かぼちゃプリンにキャラメルソース♪色々デザート、お料理もたのしめますね。

そして小屋も素敵です。夫婦って相手を認めたり、尊重すると年月がたっても愛と絆が自然と育ってくるのですね。
私達もそんな夫婦になりたいです。
  1. URL |
  2. 2007/01/30(火) 22:52:34 |
  3. KUMI #-
  4. [ 編集]

おいしいお野菜、いつもありがとうございます。

はなあかり様
アロットメントの写真を見ながら、私が主人の仕事の関係でこちらに住むことになった最初の夏を思い出していました。
まだ、生活が落ち着かなかった頃、生け花を通じてはなあかりさんや他の方々と知り合うことが出来、皆さんの地に足がついたしっかりとしている生活に触れ、私の生活も落ち着いていきました。
アロットメント、受賞されていたんですね。納得です。見せていただいた時、周りの他のどの畑よりとても充実していましたもの。
でもそれもみんな、お二人の日々の仕事の賜物なんですよね。
あの小屋も、ご主人様作だったとは。
また、お庭や、アロットメントを見せてくださいね。
  1. URL |
  2. 2007/01/31(水) 06:39:06 |
  3. Baker Streetの住人 #-
  4. [ 編集]

Baker Street の住人 さま
 受賞したのは、多分他の方々の私への親切心かもしれません。この市民農園にはリタイヤ後の老紳士の方々が多いのですが、そこに私のようなジャパニーズ(畑では唯一の異国人)が突然加わり、一人でかなりのハードワークをやって整地し、何やら見たこともないような日本の野菜を作り始めたのですもの。それが珍しくて注目の的?(こんな注目のされ方もあるのです)! お孫さんを連れて見せに来る方も!ウネを作っての栽培も珍しいし!
 ここで作業なさる方々は、とっても親切で(イギリスの老紳士は接していて悲しいほど女性に親切だとは思いませんか)、この農園の中でも私はそれを感じます。決して‘過ぎた親切`ではなく、さりげない親切なのですよね。それが私をとっても居心地良くさせてくださるのです。
 というわけで、『作物はたいしたことはないけれど、今年はあの日本人に与えて、ひとつ喜ばせてあげようでは・・・』 きっと、そうだったに違いありません。みんなの優しさではなかったかと、今でもそう思っています。 
 連れ合いが手伝ってくれるのは、掘り起こしですが、一番の重労働ですから、大変有難いです。庭に花が咲き始める頃、きっといらしてくださいね。
  1. URL |
  2. 2007/01/31(水) 21:31:29 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

kumi さま
ご結婚、本当におめでとうございました。素晴らしい三国一のお相手ですね(決してオーバーではなく、心から)。その方もkumiさまを選ばれて、大変ラッキーな方だと思います。あなたの小粋さ、生き方がスマートで垢抜けているなどなど、私には無い部分で、いつも小気味良い魅力を感じてきました。これからのお二人の人生も、さらに賢明に生きていかれるであろうことを確信し、心からの祝福を送ります。
 ところでカボチャはお野菜の優等生ですね。煮ても焼いても蒸しても揚げても美味しいし、ポタージュスープも、スフレケーキも、お饅頭にも、羊羹にも、アイスクリームにもと万能選手ですもの。畑でも作りやすいし、保存もききます。そうなんですよ。私はこの日本の栗カボチャと牛蒡が作りたくてどうしても農園をはじめたかったのです。ですから今は満足しています。
 
  1. URL |
  2. 2007/01/31(水) 22:56:13 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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