イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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ガーデンセンター(3)

                                  8 February 2007


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 イギリスは、日本で言えば北海道のはるか北、サハリンの北方部分と同じ緯度なのですけれど、とてもそんなに北に位置するとは考えられないほど、冬の気候はマイルドなのです。
 この辺りの1~2月の気温は記録によれば東京とそれほどの差はないようで、むしろ東京のような木枯らしが吹かない分、過ごしやすいかともしれません。ただ日照時間は、北に位置するだけあって、冬は極端に短くなります。
 ガーデンセンターに並ぶプラント達は、今の時期、日本とそれほどの違いはないのでしょうか。




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 お馴染みのパンジーの苗がみえます。




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これらのプりムラは、薄紫色で優しい風情です。




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 ヒヤシンス、プリムラ、そしてオーナメンタル キャベッジといわれる、観賞用キャベツ(白と紫)が右側のテーブルに見えます。




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 陳列台の中ほどに丈高の花木が見えますが、あれはマンサクで、英名は Witch Hazel です。種名は学名で Hamamelis mollis ‘Pallida' のようです。値段は約1万円ほどでした。酸性土壌でなければ育ちませんので、アルカリ土壌のこの辺りでは育てるのが難しいプラントの一つです。
 手前にリュウノヒゲ、Ophiopogon が見えます。一見、Black dragon かと思いましたが違うバラエティーでした。3~4本しか入ってなくて、7ポンド程です。一鉢1500円とは高いですね。この色はまだ一般的ではなく、個性的な色なので高いのだと思いますが。




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 この陳列台の中ほどにあるのも、やはりマンサクですが、Hamamelis mollis ‘Brevipetala’に見えます。
 以上二つの種類はチャイニーズ ウイッチヘーゼルで、英国では一般的な種類です。。シナマンサクと日本では呼ばれているようですね。日本のマンサクも Hamamelis japonica としてあるようですが、花の香りが弱い、花の数も少ない、花の咲く時期も遅い、という三つの理由で、園芸関係の本ではシナマンサクを推薦しているようです。




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 台の手前の赤色の目立つプラントは、Skimmia japonica ‘Rubella' で、花アレンジには人気の材料です。
 前方にビニールシートで覆われている部分が写っていますが、朝方、凍っていたため、太陽光線が直接プラントに当たるのを避けるため、シートで覆ったのだと思います。




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 ジャパニーズメイプルは人気のコーナーです。ただし、今は落葉していますので、品定めのシーズンではありません。




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 一帯は低木、樹木類が並べられています。手前は装飾的に刈り込まれたトウピアリーです。




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  つる性の植物のコーナーのようです。左側にはハニーサックルの苗がありますね。ジャスミンやクレマチスもこの後ろの通路沿いにあるはずです。




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 左側に低く見えるのは英名で Box と呼ばれる植物で、刈り込みに強く、代表的な生垣用のプラントで、トウピアリーにもこれがつかわれます。

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 この辺りは、リンゴ、洋梨、葡萄、スモモなどの果樹類がならべられています。




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 ここには比較的丈高になる、樹木類が置かれています。




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  樹木類のすぐ右側は長いパーゴラの通路になっています。シーズンにはノウゼンカズラや蔓ばら、ジャスミン、クレマチスなどが鑑賞できます。




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 パーゴラの右側に出てみました。周辺を美しく整えて管理も行き届いています。枯れかけた植物やむき出しの資材置き場などどこを見渡してもありません。環境美化への意識の違いなのでしょうね。さすがだと感心します。




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 ついでに同じ場所に立ってもう一枚写しました。ガーデンセンターが人々の憩いの場所になっているのは、このような景色の中に自由に足を踏み入れ、散策、エンジョイできるからでしょうね。




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 大きな植木鉢でしょう?あの中の上方が少し細まったのを、プラントを植えずに庭に置いてみたいとふと思いました。しかしよほど大きな庭でなければ、不釣合いでしょうね。

 次回はガーデンオーナメントなどのコーナーに参ります。


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  1. 2007/02/08(木) 09:54:03|
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  3. | コメント:12
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コメント

ゆったりした

ガーデンセンター、そしてお散歩できるなんていいなあ。やっぱりスローなライフを感じます。こういのってとっても好きです。
  1. URL |
  2. 2007/02/08(木) 21:54:39 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

訂正事項

一昨日ははなあかりさんの夢のお庭構想、ウットリ・・・と拝読していましたら、最後に日本の我が家の庭を「・・・それに近いような・・・」とコメントされていたのにはビックリ!さあ大変!暴走されてしまった(笑)はなあかりさんのイメージをお止めしなければ!と慌てました。
人里離れた山奥の広大な土地でしたら・・・もしかして・・・ですが、現実は、東京とのしがらみや、日常生活のこと、今後の老いの問題などを考えて我が家が選んだ場所は、東京駅から新幹線で1時間、その昔叔母の別荘があり、私の青春時代の想い出も詰まった、K高原の別荘地の中でした。贅沢なお話かも知れませんが、英国の庭を見慣れた目から見ると、とてもささやかな庭です。でも、朝は小鳥の声で目覚め、リスもさることながら日本カモシカやイノシシの親子連れ等に遭遇するような森の中のこの環境は、いつか老いて最終的に日本を選ぶことになった時でも、英国へのホームシックにかからなくて済みそうです。
やっとカラマツやモミの間にカツラ・コナラ・エゴ・ハクウンボク・ヤマボウシ・ナツツバキ・マユミ・モミジ・マンサク・モクレン・コブシ・ライラック・オオデマリ・ヤブデマリ・ウツギ・ツツジとアジサイ各種等などの落葉樹を植えて雑木林の骨子は出来ましたが、草花はこれから・・・徐々に私なりの小さな夢の構想に近づけていけたら・・・と思っているのが実情です。
  1. URL |
  2. 2007/02/08(木) 23:31:04 |
  3. 英香 #ZqL9wlhI
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 何か欲しいプラントを決めて買いに出かけたときって、大抵は置いてないか売り切れなのです。こんなに広くて種類も豊富ですのに、それくらい植物は多種多様ということなのですよね。
 ですから私の場合、ガーデンセンターには最初からお散歩のつもりででかけています。思いがけず、何か心惹かれるものが見つかったときには、そのときのお財布事情が許す範囲で、衝動買いをすることもあります。
  1. URL |
  2. 2007/02/09(金) 00:45:09 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

英香 さま
  お書きになってらっしゃる雑木林の骨子のプラントは、素敵な選択ですね。落葉松やモミノキの間に拡がる落葉樹の雑木林の構想だけを取り上げても、私のイメージの暴走とは決して思えません。英国のワイルドフラワーたちも、やがて心地よくそちらに根付いていくでしょうね。私もわくわくする思いです。
 私は一昨年、カツラの木を買ってしまいました。植えるところが決まっていないのに求めたのです。12~3年前のヤマボウシは、酸性土壌好みなので、地植えも出来ずに、鉢に植わったままなのですが、もうこれ以上のサイズの鉢に植え替えるのは無理なほど大きくなりました。好きな植物は先のことも考えずに、身近に置きたくなり、夫からしばしば待った!をかけられております。雑木林は本当に憧れます。
  1. URL |
  2. 2007/02/09(金) 03:03:48 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

う~ん、、、!!

う~ん、、、、見とれてしまいました!
一日いても飽きないですね~
お金を持って出かけないほうがいいでしょうね。
これじゃ~ ついついあれもこれもと衝動買いしてしまいそう、、
マンサクはもう直ぐ咲きそうです
  1. URL |
  2. 2007/02/09(金) 09:50:37 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

眩暈しそう

近所のホームセンター(ここも結構広く、扱っている種類も多いのですが)に行ってさえ、目移り・気移りします。
結果、パニックになって手ぶらで帰ってきたりします。
これだけ広く、いろんな物があると、お昼を食べがてらの一日がかりで出かけませんと・・・。
写真を見比べているだけで、眩暈しそうです。
  1. URL |
  2. 2007/02/09(金) 14:37:20 |
  3. ばら色婆ァバ #-
  4. [ 編集]

初めまして~。

こんばんは。初めまして~。hanahhana1952さんのお宅で、イギリスのガーデニングの事を書いてらっしゃたので、ずーずーしくお尋ねして来ました。
私もイングリッシュガーデンの事が気になり、一度はキューガーデンを見てみたいと思う程お花好きなんですが、庭が狭くて、鉢ばかり増えて毎日水遣りに追われる日々で、旅行も3日も家を空けられないありさまです。何より英語が駄目なんです。

こちらのTVではターシャの庭が放映されたりしていますが、自然な庭の感じに憧れています。

画像を見せて頂きましたが、結構日本に並んでいるものがありますね。
私も10月から2ヶ月近くイギリスに滞在なさってらっしゃった方のブログに訪問させて戴き、色々イギリス便りを見せて頂きましたが、ガーデニングもまだ興味があります。
是非こちらにまた寄らせて楽しませて下さいね。

はあなかりさんは、どちらにお住まいなんでしょうか?

「はなあかり」と言う名前も素敵ですね。「花明かり」の語は、暗い闇の中で、桜が満開でそのあたりが仄かに明るいと言う風に使われますが・・。
よろしく~
  1. URL |
  2. 2007/02/09(金) 23:13:13 |
  3. 一花 #-
  4. [ 編集]

ナベショー様
 今日はロンドンでのお呼ばれで、一日友人宅で楽しくおしゃべりしてきました。田舎町に住んでいるので、たまに都会の空気に触れるとリフレッシュします。
 さてガーデンセンターですが、植える場所が限られていることなどから、衝動買いは少なくなりました。もし見つかったら買いたいと思うプラントはいくつかありますが、普通は、ただ見て楽しむのが目的で出かけます。今日はどんな植物が出ているかなあ、という気分で、学習に行くようなものです。そういう時間の過ごし方は、私には何よりの気分転換です。マンサクの咲くのが楽しみですね。
  1. URL |
  2. 2007/02/10(土) 08:46:44 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

バラ色さま
 ガーデンセンターに行かれてパニックになられたのは、何かをお買いになろうとして、あまりにも種類が多すぎて、迷ってしまわれ時でしょうか。私も友人にお引越しのプレゼントに、花木を一本送ろうとして、候補が多すぎて凄く迷ったことがあります。でも、迷っていること自体が、私には楽しい時間でしたのよ。
 バラ色さま、パニックになられるなんて・・・。私とは違って、とってもまじめな御性格のお方だからではないでしょうか。ガーデンセンターに出向くこと自体が、私にはストレス解消になるのですよ。
  1. URL |
  2. 2007/02/10(土) 09:23:18 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

一花 さま
 初めまして、ようこそおいでくださいました。
一花、というお名前素敵ですね。一葉とか一茶にも似たイメージが浮かび、一花さまのブログにお邪魔させていただきました。やはり文学に通じ、植物の知識も深く、しかも写真も素晴らしくて、私など一花さまから学ばさせていただくことがたくさんありそうです。こちらこそどうかよろしくお願い致します。
 私が住んでいる場所はロンドンから北に車で一時間余の距離に位置している中規模の田舎町です。そのため気候はロンドンとさほどの違いは無いものと思います。
  花灯り、花明かり、花燈りのイメージが以前から好きで、ブログ名でも使いはじめました。花といえば昔は桜をさしましたが、私の中では華やかな桜というよりも、勝手に、白い小さな花をイメージして、宵闇の中でもその花の白さの分だけ、ほんのりと明るく、暮れなずんでいる、そんな光景をイメージしてつけました。
 私も一花さまのお庭にお訪ねさせていただきます。
  1. URL |
  2. 2007/02/10(土) 10:24:32 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

訂正・パニック→頭空っぽ

あまりに種類が多いと、八重or一重、赤or白・・・鉢花くらいならどっちも買っちゃいます。
でも、花木は鉢も大きくなりますし、一年だけという訳にもいきませんでしょ。
選んで一本。何しろ狭いベランダのこと、沢山は置けなくてね。
先日も、梅が欲しくて行きましたが、夫は赤い枝垂れがどうしても欲しいのに、枝垂れはピンクと白だけ。
私は赤い八重でも良かったのですが、夫が妥協せず「来年にしましょう」と・・・。
歩き回っていたら、枝垂れ桜が。
夫は「今年はこれにしましょう」と、まるでTシャツでも選ぶようにコロッと気持ちが変わったの。
桜なんてベランダで育つはずも無く、未練がありそうな夫の手を引っ張って帰りました。
そうなると、私は頭に描いた春のベランダの配置が消えちゃって白紙状態。
あまり思い込んで行かないほうがいいのですね。
これからは、ぼんやり行って、アッと目&心に留まったものを買い、それが活きるような配置を考えましょう。
  1. URL |
  2. 2007/02/10(土) 16:20:21 |
  3. ばら色婆ァバ #-
  4. [ 編集]

バラ色様
 どの花にしようかしらと迷うのもまた楽し嬉しで、ガーデンセンターでのお時間をエンジョイなさるのがいちばんですね。
 思いがけず出会って、心惹かれて買った植物たちは、さすがに後の状態も良い物が多いです。決めて行った時など、チョット枝ぶりよくないけど、などと思いながら買ったりするので、満足できないこともありますね。私の経験では決めて行くと、むしろ無いことのほうが多いのですよ。おかしなものですね。
  1. URL |
  2. 2007/02/11(日) 04:23:29 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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