イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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雪の庭と小鳥達 (1)

                                  12 February 2007


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二月八日の明け方から、天気予報通りに雪が降り始めました。今シーズン、二度目の雪ですがこれ程積もったのは、私にとっては来英以来初めてかもしれません。
 学校関係は休校になりました。お花のクラスも、お休みです。車は通常、雪道に備えた装備をしませんので、この日、家の前のカーブ道路で三件のスリップ事故がありました。一件は街灯をなぎ倒し、街路樹にぶつかって止まりました。
 メインの道路には、凍結を避ける処置が施されますが、住宅用の道路には何もなされません。ひたすらゆっくり走るのですが、この日は各地で事故が相次いだようです。こういうときは車の運転を避けるのが賢明でしょうね。
 新雪の雪景色はいつ見ても素敵です。翌日はロンドンまで出ましたが、雪景色の中を走る汽車の旅もなかなか趣がありました。




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 これは私のワーキングルーム(二階)の窓から写しました。写真は、裏庭に面したお向かいのお宅ですが、大きくて素敵なお家です。私どもの家とはサイズも形も異なります、念のため。
 お向かいとはいいましても、あのお宅のお庭が深くてしかも木が茂っているので、どんな方がお住まいかも良く見えません。家までの距離はこの窓から百メートル以上ありますし、日本のように塀越しにこんにちわ!というわけにはいきません。でも、同じ通りの方々とは、よくお会いするのでお互いに親しく挨拶を交わし、いい関係なのですよ。




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 ニシキギに降り積もった雪がまるでアートのようです。




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 小さな池の水も凍っています。この池はカエルの産卵用に、浅くつくりました。 毎年たくさんのカエルがここで育ちます。いつの間にやらトンボの産卵場所にもなり、幼虫のヤゴも育ちますから、ヤゴがおたまじゃくしを食べてしまうのが問題です。しかし、夏にトンボの飛び交う姿を見るのは喜びですし、こればかりは自然淘汰に任せるしかありませんね。




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 鳩は何種類かいますが、これはコラードダヴ(Collared Turtle Dove)といわれ、写真では見えませんが、首の後ろにエリのようなマークがあります。美しい鳩で、常に家の周辺に、つがいでおります。




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 この鳥はチャフィンチ(Chaffinch)といい、よく見かけます。首からお腹にかけて赤みを帯び、餌の食べ方も貪欲ではなく、優しいイメージの小鳥です。




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 ゴールドフィンチ(Goldfinch)は、ラベンダーの実が大好物なのです。ラベンダーは花が咲き終わったら、しかるべき時期に先端部分を刈り取らなくてはなりませんが、我が家ではゴールドフィンチの為に実をそのまま残し、やってくるのを待ちます。ラベンダーの実に一旦気付くと、仲間を連れて訪れ、たちまち無くなってしまいます。




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 これは雪の降った前日の写真で、多分初めてここにやって来たのだと思います。食べるのに夢中でひたすら食べ続けていました。




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 ここは裏庭でパティオのテーブルが雪を被っています。朱色の小さなハウスは、グリーンハウスです。中には鉢植えのキャベツが25鉢育っているのですよ。半ば実験ですがナメクジなどの虫害が避けられることも、利点です。
 どうしてキャベツを?と聞かれますが、イギリスのキャベツは煮込み用にはいいのですが、生食には少々硬すぎて不向きなのです。そこでやわらかくて美味しい日本のキャベツを、鉢栽培しているというわけなのです。首尾よく行けば、友人達にキャベツを鉢に植えたままプレゼントできるという訳で、ちょっとした楽しみです。




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 コークスクリューヘーゼル(Corylus avellana contorta)に積もった雪が何とも楽しい感じですね。



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  1. 2007/02/12(月) 10:17:27|
  2. | コメント:14
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コメント

雪景色も素敵ですね~♪
ヨーロッパらしい雰囲気を一層感じさせますね。東京ではまだ雪が降らず、130年あまりの初雪観測史上これほど遅いのは初めてだそうです。本当に異常気象と言って良いでしょうね。
我が家でも通常ならば、まだまだ新芽が顔を出す時期ではないのに、今年は既にあちこちから気の早い新芽が顔を出し始めています。マフラーや手袋の要らない冬なんて、なんだか変な気分です。
  1. URL |
  2. 2007/02/12(月) 18:23:48 |
  3. 紫苑 #JalddpaA
  4. [ 編集]

紫苑 さま
 こちらも一月の平均気温が、1911年以来の高さなのだそうです。でも二月に入り、それまでよりは冬らしくなりました。こうして八日には雪景色も見られましたし。
 日本はかなり温暖な気候のようで、今年はお会いした時のご挨拶も例年とは異なるのでしょうね。
 人間以上に戸惑っているのが動植物でしょう。家の庭にも、アイリスの花芽が一本だけですが伸びてきて、驚いています。
  1. URL |
  2. 2007/02/12(月) 19:19:15 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
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雪景色

我が家はロンドンと言っても街中ではなくロンドン郊外ですが、長い在英期間中、こういう大雪を何回か経験しました。
未だ幼かった娘や犬達とはしゃぎながら、庭に大きな雪だるまを3つも4つも造った事がありましたよ。
最近は余り見かけなくなりましたが、雪景色の中、家の前をおまわりさんが馬に跨り(大概は二人連れでした)、あの独特な帽子に、黒いマントを翻しながら、パカッパカッとヒズメの音を響かせながらパトロールする姿は、とてもロマンチックな窓辺の光景でした。
  1. URL |
  2. 2007/02/12(月) 22:27:14 |
  3. 英香 #ZqL9wlhI
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雪の音をあらわすと

しんしんととかこんこんとか描きますね。どちらにしても、雪に全ての音が吸い込まれて、朝起きると、雪景色が広がっています。昔を思い出します。東京は記録的暖冬になり、雪が降らない冬の日を更新中です。今の段階で至上三位?雪にうずもれたお庭の様子は一瞬日本とか思います。お庭にくる小鳥たちは、その寒さに負けず生命の強さを感じますね
  1. URL |
  2. 2007/02/13(火) 02:50:17 |
  3. hanahhana1952 #-
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見ていて、ゾクゾク身震いしました。
雪の降った朝の雪景色はいいですね。
木の小枝にまだ雪が落ちずにそのままかぶってるの、、
カメラを持って外に飛び出し、すってんころり、、かな。
静岡は暖かいので、こういう雪景色がないのが残念と言うか、幸いというべいか、、
どうしても外を車で走らざるをえないときは、ブレーキかけないこと、サード発進(いまだオートマチックだね)、スリップしていくほうにハンドルを切ること、、、怖い怖い!車で走らないことですね
  1. URL |
  2. 2007/02/13(火) 07:24:46 |
  3. ナベショー #-
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英香 さま
 ローカルのTVニュースでのことです。休校に関しての校長先生のコメントの中に、今回の雪体験を生徒達に楽しんで欲しかった、というのがありました。登下校の安全面だけの問題で休校にしたのではないニュアンスが漂い、なぜかそんなゆとりにホッとするのを感じました。
 生徒ならずともかなりの年齢の方々も雪合戦や雪だるま作り、子供たちはスノーボードでも遊び、この近辺もいつになく、にぎやかでした。久々の雪に対する反応は、日本もイギリスも変わらないようですね。
 マントを羽織ったおまわりさんが馬に跨ってパトロールする光景がロンドン郊外でも見られたなんて、きっと英香さまのお住まいは、ウインザー城のすぐお傍か、何か特別なところのように思えてきましたよ。我が家の家の前もいつも同じポリスさんが退屈そうな表情で、歩いてパトロールしていますが、馬でのパトロールは、やはり特別区!ですよね。
  1. URL |
  2. 2007/02/13(火) 09:25:45 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 雪の朝って本当に静かですよね。あれは雪にすべての音が吸い込まれて・・・、hanahhana さんの表現そのものですね。私もあの静けさが好きです。
 鳥たちは雪が降ると食べ物を探すのが大変なので、鳥かごの餌を補うことも忘れないように気を遣います。この日は日頃の倍以上の鳥たちが餌を求めてやってきました。
  1. URL |
  2. 2007/02/13(火) 09:46:54 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ナベショーさま
 温暖な地方で育った私にも年に数回の、朝起きたら別世界!の体験があります。忘れられません。でも太陽が昇ると同時に融け始め、午後には、山襞に筋のように雪が残るのみ、それも翌日には消え去りました。今もふんわり積もって一日二日で消えてしまう雪景色への憧れが有ります。
 アメリカのボストンでは、冬はスノータイヤをつけっぱなしにしました。こちらでも当然と思っていたら、そんな備えのある車などまだ見たことがありません。驚きました。それだけ凍ることが少ないということでしょうが、今回のような時はコワイです。サード発進、知りませんでした。
  1. URL |
  2. 2007/02/13(火) 10:52:00 |
  3. はなあかり #.rnnPOac
  4. [ 編集]

雪景色は好きなのだけれど

こうして雪景色を見ますと、何と清楚で美しい・・・と思いますが、雪の中での生活は大変。

新潟、青森、札幌と雪国も経験しました(だから、夫は雪道運転は上手いですよ)が、日々の生活が雪の中では厳しいことが多いですね。
雪はたまに降るのがいいかしら、でもそれはそれで、慣れてない不便さもありますしね。

こうして、素敵なお庭の、木々の枝や灯籠、パティオに積もった雪を写真で見せていただくのは嬉しいですね。
東京は、初雪すら未だです。
このまま春本番になりそうで・・・なんだか変な感じですよ。

フィンチの胸の羽、フックラふくらんで可愛い。
  1. URL |
  2. 2007/02/13(火) 15:09:40 |
  3. ばら色婆ァバ #-
  4. [ 編集]

当たらずとも遠からずの地域ではありますが・・・

娘も学校帰りに近所の乗馬スクールに通う位でしたし、パトロールのポリス(時には女性のこともあります)はいつも殆ど(たまにパトカーが音も無く通り過ぎる事はありますが)お馬で優雅にパカッパカッでしたから、英国の住宅街のおまわりさんは皆馬でパトロールするものと思っていましたが・・・ここは特別区(?)なのでしょうか?
  1. URL |
  2. 2007/02/13(火) 21:46:36 |
  3. 英香 #ZqL9wlhI
  4. [ 編集]

ばら色 さま
 雪はずっと、フンワリやわらかいものだと高校まで、本気でそう思っていました。そんな雪体験しか無かったからです。そして東京に出た最初の冬、道路の雪は融けても、道脇に積まれた雪はいつまでも融けず、触ると石のように硬く、足で蹴ってもびくともせず、見苦しく汚れたまま長い間そのままでした。決して美しくない雪の一面を見てしまった時の驚き、初めて雪の不気味さのようなものを知りました。
 豪雪地帯の方々にとっては、雪は白い魔物のように思えるときがあるのでしょうね。
 ばら色様に、ブログでこちらの雪景色、それはまるで淡雪のようにすぐに融けましたが、一番美しい時を見ていただいて良かったです。
  1. URL |
  2. 2007/02/13(火) 23:23:55 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

英香さま
 やっぱり!ですね。私の勘もたまには冴えることもあるのですねエ。特別区でもない限り、マントを羽織ったポリスさんのパトロールされるお姿など住宅街で見えるはずなどありませんもの。一般庶民の住宅地まで、馬に乗ってのパトロールでは大変な経費ですものね。英香さまのお住まいの辺りは、今もしっかりパトロールされているでしょうから何かと安全だと思います。英国のお住まいも素晴らしい環境であられることがこれだけでも十分に想像されます。
 日本とイギリスに半分半分にお暮らしになるとお決めになられた理由がわかるような気がしてまいりました。どちらも素敵な環境であられたからですね。“特別区”のお住まいへの思い、お嬢様もそこでお育ちになられたでしょうし、大切のなさりたいですよね。
  1. URL |
  2. 2007/02/14(水) 00:00:26 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

こんばんは。今年は暖冬と思ってましたが、やはりそちらでも雪が降ったのですね。淡雪ですぐ溶けていったのでしょうか?

お庭の感じが日本風なんですね。
住宅に積もった雪景色は、まるでメルヘンの世界ですね。
やはり屋根には暖炉の煙突があって、其処からクリスマスの頃には、サンタさんが入ってくるイメージです。

鳥たちも久々の白いものに驚いた様子で、餌探しに必死でしょうか?色々種類が飛んで来ているようで、写真に撮られてもじっとしていますね。うちではすぐ逃げられてしまいます~。

庭の池も凍ったのですね。カエル、ヤゴ、トンボと自然の生態系が見られ、プチビオトープでしょうか?こちらでも庭を造る時、小さな池を作ってらっる方を見ますが、なかなか都内では難しいようです。そちらは蚊はどうなんでしょうか?20度以上だと発生するようですが、気候的に北海道のように夏場も冷涼なんでしょうね。ガーデニングは好きで、春と秋はガーデニング三昧なんですが、夏場の藪蚊はとても憂鬱で、ちょっとお休みしたくなるのですよ。

お庭、とても広大な感じですね。鳥も遊びに来て、まるで小さな森とでも思っているのでしょうね。裏庭にはパティオのテーブルで、午後のお茶を此処で楽しんでなさるのでしょうね。

グリーンハウスは温室とは別なんでしょうか?キャベツ25鉢も育ててらしゃるのですか?お友達の分までと心配りされてらっしゃるのですね。

はなあかりさんのブログは、ゆったりとしていて、心に清々しい風が吹き渡ってくるような感じが届いて来ます~。お人柄なんでしょうね。
  1. URL |
  2. 2007/02/15(木) 00:39:12 |
  3. 一花 #-
  4. [ 編集]

一花 さま
 コメント、有難うございました。小鳥たちの写真はすべて窓越しに写しています。私が写していることに気付いていないはずですよ。
 カエルは庭にたくさんいて、雨が降り始めると喜んで池から飛び出し、ピョンピョン跳びはねています。近所の猫がやってきてそのカエルをもてあそぶので、気がついたときは猫をおっぱらったり・・・。そんな暢気な時間が持てるのもイギリスならでは、かも知れませんね。
 蚊はめったにいません。ひと夏に数匹、家の中で見るていどです。ですから、ガーデニングをしていて蚊に刺された経験はまだありません。
 日本ではガーデニングのたびに私も何十箇所も刺されました。蒸し暑さと痒みで悲惨な状況のなか作業をしても、後は直ちにシャワーに直行、石鹸で洗い流すとかゆみも痕も消えてサッパリ、その落差をエンジョイした時期ももあったのですが、当時は若かったですからね、今は自信がありませんね。
 イギリスの夏は、冬とは逆で日照時間が長く、9時過ぎても明るいので、庭でドリンクや食事を取ったり、ガーデニングをしたりして楽しみます。そのため、裏庭というのは、特に美しく管理されているように思います。
 庭は写真では不思議なほど、実際よりも大きく見えますが、現実は、小さい庭なのです。前庭、横の庭、後ろの庭とつながっていますが、三つの部分に分かれていて日本風はそのうちのひとつ、横の庭です。もっと大きな庭が望みではありましたが、これぐらいが私の手にはちょうど良い広さかも知れないと最近思えてきました。他に野菜畑(アロットメント)も離れたところにありますし。
 グリーンハウスは暖房の設備があれば温室だといえます。私の小さなグリーンハウスには、一応ヒーターを入れましたが、めったに使うことはありません。このガラスの部屋に入れておくだけで、けっこう寒さから守られているようですから。
 野菜類は、差し上げるのも楽しいのです。牛蒡などロンドンで空輸されたものを買うと高額なので、差し上げますと、ちょっと驚いてくださる方もいるのです。日本では牛蒡を差し上げるなんて考えられないですね。さて、鉢植えのキャベツ、どんな反応が返ってくるでしょうか。
  1. URL |
  2. 2007/02/15(木) 05:10:17 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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