イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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河岸通りの春

                   1 March 2007


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 家から歩いて15分ほどの距離に川があります。ここは街の中心にも近く、市民の憩いの場所にもなっています。ここの水仙は咲き揃っていて、ちょうど今が見ごろのようですね。
 左の方に、拳を突き上げたような形をした、柳の古木が見えますが、幹周りの太さから判断しましても、樹齢も相当経っているのでしょう。
 川では男子の高校生らしき若者が、ボートの練習をしているのが見えます。




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 こちらは女子高生です。自転車に乗っている方は、指導していましたからコーチだと思います。彼女達はコックスのいない二人乗りで後方が見えないはずですのに、危なくはないのでしょうか。それともコーチが伴走しているので大丈夫ということなのかもしれませんね。ボートのことがよくわからない私は、少し心配になりました。
 この川では毎日のように、このような練習光景が見られます。





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 アヒルも岸に上がって、散歩しています。いかにも春らしい光景です。




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 帰路の茂みにコーナス マス(Cornus mas)がありました。これはヤマボウシやハナミズキと同じ仲間ですが、花の雰囲気がまったく異なります。
 英名でCornelian cherryと言い、原産国はヨーロッパの中央部から南部だそうで、日本の英和辞書にはセイヨウサンシュユと記されています。日本のサンシュユ(Cornus offcinalis)と見分けがつかないほど良く似ていますが、日本のサンシュユの英名はJapanese Cornelian cherryとなっています。


 

20070301051251.jpg


 花のあとに真っ赤な実がつき、それらは食べられるのだそうです。葉は濃い緑ですが、秋には赤紫に変わり、紅葉も楽しめます。




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 茂みの奥に白鳥や野鳥がたくさん見えました。




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リスも見えます。




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 さて私も、新しいプラント、マンサクを一鉢求めました。このごろは植える場所の工面が大変なので、ガーデンセンターに行っても慎重になり、めったに買わないのですが。でも今回は買ってしまいました。当分は鉢植えで管理するつもりです。
 名札に書かれている名前は、Hamamelis x intermedia ‘Jelena'ですが、帰宅して手元の資料写真と較べてみましたら、色が少し違うような気がするのです。‘Jelena’はオレンジ系の花なのに、求めてきたものは、ピンクがかっています。そしてこのピンクがかった花の写真はどこにも見つかりませんでした。
 正しい名前の名札ではなかったのかもしれません。これを求めたガーデンセンターで近いうちに確認してきます。




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 これらマンサクのことをイギリス人はWitch Hazelと呼んで親しんでいます。ウイッチヘーゼルのウイッチは魔女とか魔法使いのイメージからきたのでしょうか。一度聞いたら忘れがたい、面白い名前だと思います。


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  1. 2007/03/01(木) 10:44:55|
  2. 近隣の風景
  3. | コメント:13
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コメント

こんばんは、はなあかりさん

川辺の春を満喫ですね。春は水仙の黄色から始まっているんでしょうね。日本も早春を告げるのは水仙ですね。白鳥も素敵ですね。春は爛漫、お散歩とお昼ねですね(笑)
  1. URL |
  2. 2007/03/01(木) 14:13:18 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

春到来

大学で父兄が集うことは殆ど無い事なのですが、娘の大学のコレッジで、日頃馴染みの薄い父母達の顔合わせの為にチャリティーランチがあり、行って来ました。M25からM11を北上すること2時間余りの車窓に広がる風景は、まさに春到来を感じました。大学の庭も水仙が溢れ、4~5百年を経た建造物の壁に絡まる様々なつる性植物も芽を膨らませていました。
日本での学生経験しかない夫は行く度に娘の教育環境をうらやましがり「今度生まれて来る時はこんな環境で勉強してみたいものだね!」と言うのが口癖ですが、本当にこちらの学生達の多くは、いつも自然にどっぷりと浸かった幸せな青春を送っていると感じます。

ところで、これは下のコメント欄に書くべきでしたが・・・「桃栗3年柿8年・・・」の次に続く言葉、ご存知ですか(笑)?「・・・梅は酸い酸い(スイスイ)13年」と言うのだそうですから、はなあかりさんのお庭の梅がどれ位の年齢か分かりませんが、いづれにせよ梅の結実にはちょっと時間が掛かりそうですね。
  1. URL |
  2. 2007/03/01(木) 20:47:55 |
  3. 英香 #ZqL9wlhI
  4. [ 編集]

一面に咲いている黄色い水仙が
本当にステキですね~♪
以前、弟がロンドンに住んでいた時
春の公園の様子を写真で送って
くれたことがありましたが、こちらで
ご紹介くださった雰囲気にとても
良く似ています。広々とした公園の
あちこちに春の花が植えられていて
日本とは全然雰囲気が違うので
これだったらお散歩しようと言う
気になるのも納得だなと思った
ものです。リスがあちこちにいる
のもイギリスらしいですよね。
  1. URL |
  2. 2007/03/01(木) 21:46:14 |
  3. 紫苑 #-
  4. [ 編集]

早春に咲く花って黄色が多いと思うのですが、、、
このコーナスマス、普通のマンサク、蝋梅、トサミズキ、キブシ、水仙、ミモザ、菜の花、、、
マンサクは黄色か紅色ですね。
  1. URL |
  2. 2007/03/01(木) 23:00:06 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 この辺りにはもう春はやってきています。実はロンドンは、水仙も桜もこの辺りよりも、さらに早いようですよ。日本と違い、ゆっくり気温が変化していくぶん、花々の咲きすすみ具合もゆっくりなので、花も長い期間楽しめます。お散歩とお昼寝だけで一日過ごせたら、しあわせでしょうね。
  1. URL |
  2. 2007/03/02(金) 03:45:32 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

英香 さま
 この時期の田舎道のドライブも本当に素晴らしいですね。わたしどもも時間が許す限りは、出来るだけ田舎道を選んで走りますが、道路沿いには延々とヘッジローと呼ばれる植え込みが続き、実のなる木々の花が咲きあふれます。比類の無い程の田園風景の美しさには私も陶酔してしまいそうです。
 歴史的な建造物にツタ類、蔓ばら、藤などが絡んでいるのは、建物に格調を添えますね。
 桃栗三年に続く言葉として柚子しか考えたことがありませんでした。「梅の酸い酸い13年」ですね。覚えやすいです。ありがとうございました。
 白梅の方は植えた時、すでに4~5年の苗でしたから、13年は確かですが、もう一本はまだまだ及びません。
 この若木には花粉を期待していますが、風に乗って果たして白梅まで届いてくれるでしょうか。二種、植わっていれば、着果も期待できるのではと思っているのですが、期待だけで終わるかもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2007/03/02(金) 04:42:10 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

紫苑 さま
 こちらには今の時期あちらこちらに水仙の花が咲いています。曇りがちのお天気のなか、この黄色がぱっと周辺を明るくして、人々の心を前向きにしてくれそうです。まるで小さな太陽のように、人々の気持ちを暖かく照らしてくれる花のようです。
 この川岸の右側には、ヴィクトリア調の建物のホテルやパブが並び、お散歩に疲れたら、ドリンクもいただけます。
  1. URL |
  2. 2007/03/02(金) 04:57:48 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ナベショー さま
 早春の花は黄色が多いですね。まだまだ寒いので黄色の花は目も気持ちも暖めてくれるようです。
 あるガーデン雑誌で見ますと、マンサクの色は黄色系と赤系にわかれるのですが、黄色でもレモンイエローのような明るい色から、濃い目のオレンジ色まであります。赤系もオレンジに近い赤から、濃い目の赤まであり、種類が多くて見分けるのも困難なほどです。全部違う名前が付いていますが、種類が多いので名前の特定は容易ではありません。
 ところでこの新しいマンサクですが、RHSに写真とサンプルを送りました。名前を特定していただけることを期待しています。
  1. URL |
  2. 2007/03/02(金) 05:19:56 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

初めて見た赤紫色マンサク

マンサクと言えば黄色。
そう思い込んでいました。
こんな色もあるのですね。

東京の都心はもとより、郊外の私達が住む周辺にも、はなあかり様の写真のように落ち着いた自然風景はもうありません。
白鳥どころか、コウノトリが一羽飛んでいた・・・それだけで大騒ぎになります。
風景が人工的になり、自然が荒れると、人の心も荒れるのでしょうね。
殺伐とした事件が日々に起こっています。
哀しいことですね。
  1. URL |
  2. 2007/03/02(金) 21:01:57 |
  3. ばら色婆ァバ #-
  4. [ 編集]

ばら色 さま
 イギリスの良さの一つは、自然が大切にされていることだと思います。例えばスーパーマーケットを建設する時なども、敷地の何パーセントは緑地にしなくてはならないなどの厳しい規制があって、建物だけ建てれば営業開始できるわけではありません。人々の暮らしと、自然との調和がうまく保たれている国だとおもいます。イギリスは移民も多く、それに関連した問題は多いのですが、自然はしっかりと保護されていて、心安らぐ環境に暮らせることは有難いことです。
  1. URL |
  2. 2007/03/03(土) 08:43:31 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

黄色い水仙の花が咲いて早春の素敵な風景ですね。

コーナス マスの木の花は、こちらのサンシュユの花のようですね。 サンシュユはこちらではいけばなの格花(おせいか)などによく用いられますが、違うのでしょうか?
                            A.F
  1. URL |
  2. 2007/03/04(日) 11:42:17 |
  3. #-
  4. [ 編集]

A.F.さま
 コメント、ありがとうございます。コーナスマスは日本のサンシュユにそっくりですね。何冊かの本を覗いてみました。それもその筈、同じコーナスで、日本のサンシュユの学名は Cornus officinalis、英国のものはCornus masです。マスの英名はCornelian cherry と言い、日本のサンシュユはJapanese Cornelian cherryとありますね。コーナス マスの原産地はヨーロッパで、和英辞典ではCornelian cherryのことをセイヨウサンシュユとしてあります。
 A.F.さまのお陰で、新たに知識を得ることができました。感謝します。ありがとうございました。本文の方にも、書き加えておきます。
 お生花にいいですね。私も花材に使ってみたいですが、残念ながら、庭には植えられていないのですよ。
  1. URL |
  2. 2007/03/04(日) 21:41:03 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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  1. |
  2. 2007/03/05(月) 00:21:41 |
  3. #
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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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