イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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庭の表情

                                    8 March 2007


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庭の椿 (Camellia Japonica Elegans)もかなり咲いてきました。椿の漢字は木へんに春を添えますから、昔から春の代表的な花ということなのでしょうね。
 桜の爛漫と咲き誇る姿を見て、昔より人々はそこには精霊が宿ると考えましたが、椿のあでやかさにも、何やら同じような気持ちになる方は多いのではないでしょうか。




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 椿は、一輪のみ折り取って花瓶に活けましても趣が出ますね。私にも椿にまつわるいくつかの思い出があります。子供の頃藪椿の大きな木が庭の外れに在り、落ち椿を拾い集めてはレイを作って遊びました。祖母は実を拾い、圧搾機で椿油を搾り取って自分の髪に使っておりました。毎朝、髪を結い上げる時、手に残った油分を私の髪に撫で付けてくれた、掌の温かな感触が忘れられません。
 このエレガンスの隣に、藪椿が植えられてていますが、まだまだ蕾は固いのです。



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 水仙が咲きました。大きな種類よりもこの程度の大きさと数が、私の家の庭には合っているようです。




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 これはセレンダインと呼ばれる野生のプラントです。シェイクスピアの作品にも登場するほどですから古くから森や野原に自生していたことと思います。学名はRanunculus ficaria ‘Flore Pleno’。
 花が咲いて種がはじけ、翌年、そこらじゅうに芽生えます。余分なものは抜き取ればよいわけですから、増えてもそれ程迷惑な植物というわけではありません。




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 花はタンポポにも似ていますが、葉はハート型で、艶のある緑もなかなかのものなのです。池の傍にも似合います。




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 このシモツケの新芽は、大変美しいと思います。学名は、Spiraea japonica Magic Carpet といいます。




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 ピンクの花をつける馬酔木、カツラ(Pieris Katsura)のきょうの様子です。蕾がさらに膨らみ、ますます麗しくなりました。



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 ハート型の花が鈴なりで可愛いですね。




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 二階の私のワーキングルームからのきょうの眺めですが、遠くにアーモンドの花と、木蓮が見えます。それから煙突が愛嬌があるとは思いませんか。形がいろいろなので、出先でも結構煙突を眺めて楽しむこともあります。
 ところで、アンティークのお店などで、チムニーポットと呼ばれるあの古い煙突の先端が売られていることがあります。私もプラント用に買いたいと思いつつ、まだ実現していませんが、きっとそのうちに・・・。




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  これらは何と鉢植えのキャベツです。寒い間、グリーンハウスで管理していました。ナメクジの害はまだありません。一部にうどん粉病らしき白い斑点が出ましたので、酢水を二度ばかりかけただけです。
こちらで恋しく思う日本の野菜の一つは、生でスライスしていただける柔らかくて甘いキャベツなのです。イギリスのキャベツは煮たり蒸したりするのに具合が良い品種なので生食には少し硬くて不向きなのです。
きょう改めて数えましたら32鉢ありました。キャベツらしいキャベツになってくれるといいのですけれど。


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 昨年、畑で栽培して順調でしたのに、収穫間際に真ん中に大きく亀裂が出来てしまいました。ほとんどすべてがそうなったのです。原因はわかりません。もちろん、割れても日本のキャベツですから、やわらかくて美味しく戴いたのは当然ですが、よそ様に差し上げるのは見た感じが悪いので躊躇してしまいました。
 そんなこともあり、今は畑に植えることをためらっているのです。しかし大きくなりますし、庭にもおき場所の問題がありますので、近いうちに半分はアロットメントに植えることになるでしょう。残り半分はこのまま鉢栽培して、鉢のまま友人にプレゼントできたら楽しいだろうな、と考えているのです。




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  1. 2007/03/08(木) 06:07:30|
  2. | コメント:14
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コメント

日本の野菜

椿油と祖母との思い出・・・私にもあります。
ところで、日本での庭造りが始まってからはこちらでのガーデニングは放棄している現状ですが、以前は私も「日本の野菜」作りをしていました。キャベツは作りませんでしたが、確かに日本のキャベツは恋しくなりますね。一時帰国の折に、キャベツ一個トランクに入れて持ち帰った事もありました(笑)。
英国に住み始めた頃に、鍋物にどうしても香りの野菜が欲しくなり春菊作りから始まって、そのうち長ネギ・ミツバ・シソ・ミョウガそしてナス・・・と、特にミョウガは沢山の友人宅にお嫁に出しましたので、今でも夏になると我が家の食卓に里帰りする事もしばしばです。
はなあかりさん同様私達夫婦も日本食が大好きで、年を重ねるごとに「日本の味」が離れられない大きな存在になりつつあります。
  1. URL |
  2. 2007/03/08(木) 22:13:43 |
  3. 英香 #ZqL9wlhI
  4. [ 編集]

はなあかりさんこんばんは

キヤベツ美味しそうです。私は今年は、冬野菜は、まったく作れなかったので。これから夏野菜にかけるしかありません。無念。お庭のお花どれをとってもかわいらしく咲いていますね。愛情の表れですね。こぼれた花をそのまま咲かせてあげるのも嬉しいです
  1. URL |
  2. 2007/03/09(金) 00:02:24 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

英香 さま
 キャベツをトランクに忍ばせたお話をお聞きするのは初めてですよ。英香さまも本当に日本的なお野菜に愛着をお持ちなのですね。昨年のキャベツは収穫を目前にして破裂?してしまい、がっかりでしたが、お味は美味しくて毎日のようにキャベツ料理を堪能したのです。日本のキャベツが、あんなに軟らかくみずみずしく味わい深いお野菜であることに、日本にいる頃は気付きませんでした。
 英香さまと同じで私も茗荷を栽培しておりますが、昨年は暑い夏が幸いしたのでしょうか、例年に較べて豊作でした。英香さまと同じように根を友人にもさしあげています。
 いま注目しているのは種から蒔いて育てている本柚子ですが、‘柚子は九年で花盛り’と言いますでしょう?ちょうど今九年なのです。本当に2~3年内に柚子が実をつけてくれますかどうか、ちょっとした関心事なのです。柚子は実生でも実をつける、と聞いた事がありますので、それを信じて楽しみにしているところです。
  1. URL |
  2. 2007/03/09(金) 03:41:09 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 これらがしっかり丸まってキャベツになってくれるでしょうかしら。春なのでこのまま気持ちよく伸びて花が咲き、菜の花みたいになってしまったらがっかりですね。中央部分が巻き始めたのもありますので大丈夫かしら。チョット心配です。
 友人達には、鉢植えで差しあげますから楽しみにしててねって、すでに予告してしまったのですもの。何としてでも丸いキャベツになってくれないと困るのです。
  1. URL |
  2. 2007/03/09(金) 04:47:04 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

セレンダイン、初めて

セレンダイン、初めて見た花です。
花弁がロート状に見えますが、丁寧に見ると、半円にカーヴしているのですね。
オーロラの波状カーテンのようで、繊細な美しさ。

カメリア・ジャポニカ・エレガンスのように、華やかで優雅な花は勿論美しいけれど、野に咲くセレンダインのような花には、ときにドキッとさせられます。
  1. URL |
  2. 2007/03/09(金) 11:38:06 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

こんにちは。
セレンダインという花を始めてみました。
花の中心がなんて綺麗な!!
複雑な形状ですね。
アートだわ~!

キャベツがたくさん!!
食べる時期が楽しみですね。
我が家の庭でも3年前に挑戦しましたが
無農薬にしたくて日々虫との闘いでした。
いざ食べようとしたら、まーーーーっ!硬いの何の!!
厚紙みたいでした^^;
ナスも失敗。
野菜作りは難しいですね~

  1. URL |
  2. 2007/03/09(金) 15:55:09 |
  3. 永月水人 #c5ZjinGs
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 このセレンダインは他所から買い求めてきたわけではありませんの。きっと他の新しいプラントに種が混ざっていたのでしょう。もう10年も毎年咲いていますが、この写真のダブルと、他にシングル、そして白のシングルの三種類に自然に増えました。陽の光を受けると花弁は開き、夜や曇り日は花弁が上向きに立ちます。地味な花ですが、私には、何やら古里の春の野のぬくもりを、思い出させてくれるような花です。
  1. URL |
  2. 2007/03/09(金) 19:26:15 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

永月水人 さま
 キャベツは今のところ,ナメクジや青虫の害はゼロです。こちらにもナメクジは多いので、畑に下ろした途端、周りから集まってくるのは確かです。でも昨年は無農薬でも外側の葉の間には、ナメクジが潜んでいましたが、中の硬くしまった部分はきれいでしたから、ある程度はナメクジさんも受け入れなくてはならないのでしょうね。
 お野菜作りは土の状態に気を配らなくてはなりませんから、確かに思うほどは簡単ではありませんね。
  1. URL |
  2. 2007/03/09(金) 21:03:16 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

キャベツの破裂、、、、私は未だ経験がありませんが、、
たぶん、、結実した後も、肥料が効きすぎて、あるいは気候が暖かくて、キャベツの中心部がなおも成長が進んだ結果、中心部から周辺部へ内部圧力がかかって、破裂したのではないでしょうか?
したがって、追肥の時期を遅らせないこと、追肥の量が多すぎないように調整すれば、破裂を防ぐことが出来る。
あくまで仮説ですが、、、
  1. URL |
  2. 2007/03/10(土) 23:48:59 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

ナベショーさま
 キャベツの追肥は結球が始まったら止めるべきでしたね。私がキャベツを栽培したのは昨年が始めてで、追肥の時期まで気を配らなかったのです。充分思い当たる節があります。その辺りのことがのみ込めていませんでした。ナベショー様のおっしゃるとおりだと心から納得です。
 これからは特にその点に気をつけます。的確なご指示に心から感謝、ありがとうございました。
  1. URL |
  2. 2007/03/11(日) 08:55:01 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

我が家でもキャベツを作ってみました。

我が家でもキャベツを庭で育ててみました。
主人が大切に・・・大切に
爪楊枝で虫をつかまえては退治していたのに
最後はリスの攻撃で・・・
結局収穫したキャベツは5個。
とってもとっても小さなものでした。
そのほかに白菜も・・・リスの攻撃であえなく失敗。
すこし残っていた白菜からは今、黄色のかわいい花が咲いています。
お花やお野菜を育てることがこんなに楽しいものなのかと
主人はガーデニングに今は夢中みたいです。
  1. URL |
  2. 2007/03/11(日) 15:41:17 |
  3. でぶりん #9enIUaYc
  4. [ 編集]

でぶりん さま
 爪楊枝で虫を捕まえる・・・早速私も爪楊枝をちょうどお箸を持つ要領で持って、輪ゴムなどをつまんでみました。出来るものですね。慣れると楽に出来ます。
 キャベツや白菜はいつでも手に入るお野菜ですのに、それをお庭で栽培していらっしゃるとは、本当にお野菜を育てることを心から楽しんでいらっしゃるのですね。お若いお二人の、お花やお野菜への愛を感じて嬉しくなりました。
 リスがキャベツや白菜も食べるのですね。私の畑は、周囲が住宅地に囲まれているので、リスもウサギも狐も入ってこないのですよ。カラスはいますが、害にあったことはまだありません。
  1. URL |
  2. 2007/03/12(月) 04:26:24 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

こんばんは。お久しぶりです~。時々覗かせていただきましたが、また記させて戴きますね。

以前、お話ししてらしたキャベツの鉢植えの様子、随分立派に成長していますね。柔らかそうであと少しですね。
そちらでもナメクジ被害があるのですね。
春キャベツの柔らかい感じで美味しそうですが、お友達も心密かに?期待してらっしゃることでしょうね?

そして「セレンダイン」ですが、花の形は違いますが、葉姿が育てているヒメリュウキンカに良く似ています。
シェイクスピアの作品にも登場しているのですか?何と言う作品でしょうか?古くから森や野原に自生していて、学名はRanunculus ficaria ‘Flore Pleno’。 なんですね。

今調べて見ましたら、ヒメリュウキンカの学名が「Ranunculus ficaria」で原産地がイギリスでした。花の形は違いますが、同じだったのですね。キンポウゲ科キンポウゲ属で綺麗ですね。日本では品種改良が進み、海外からも導入されて様々な種類が出回っているそうです。去年は4月に咲いてブログアップしたのですが、今年は未だ蕾です~。
日本ではカタクリやセツブンソウ、ヒメリュウキンカ、ユキワリソウ、アズマイチゲ、イチリンソウなども春に咲いて短い間に成長繁殖して夏には消えて休眠するので、この種はスプリング・エフェメラル(春のかげろう)と呼ばれていますよ。

そして日本の椿も頑張って咲いていますね。大株になるので、鉢でも何鉢か育てています。今地植えの匂い椿の小さな花が咲きだしました。

そちらのフラワーアレンジメントは人にもよりますが、大胆で、華やかですね。
イギリスでは花粉症は無いのでしょうか?
  1. URL |
  2. 2007/03/12(月) 22:14:28 |
  3. 一花 #-
  4. [ 編集]

一花 さま
 キャベツはきょう見ましたら芯が丸くなり始めています。前回は秋の収穫でしたが、今回はこれから丸くなるので、さてどうなっていくのでしょう。楽しみ半分、花が咲いてしまわないかと心配半分です。友人達は日本のキャベツは貴重ですから、楽しみにしてくださっているとおもいます。あと2週間ぐらいで食べごろというときに差し上げられるといいですね。友人も水遣りなどして楽しんで下さるかもしれません。良いご報告が出来ますように何とかキャベツになってほしいものです。
 セレンダインの学名ですが、‘Flore Pleno’は写真のダブル咲きの学名です。セレンダインは他にもありますのでどれがシェイクスピアの時代に存在した種類か私にはわかりません。シェイクスピアもワーズワス(W.Wordsworth)もかれらの作品の中にセレンダインが登場する、という記述を呼んだだけでどの作品なのかはまだ確認いたしておりません。シェイクスピアの作品には100種以上の植物が登場するとのこと、今度時間のあるときに調べて見ますね。
日本にもヒメリュウキンカという名前で同じプラントがあるのですか。学名は植物の共通語、何て便利なのでしょう。
 「春のかげろう」とはまたポエティックな表現ですこと、覚えておきます。匂い椿というのがあるのですか。私は日本の家の庭にある‘崑崙黒’という黒椿を、もう十年も見てなくて、懐かしく思い出します。
 こちらにも花粉症はもちろんあります。hayfever とも言っているようです。
 
 
  1. URL |
  2. 2007/03/14(水) 05:21:29 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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