イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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オーリキュラの花、山椒の新芽

                                  25 March 2007


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オーリキュラ(Primula auricula)が、少し花を見せ始めました。この花に関しましては以前にも触れたことがありますが、ジョージ王朝時代(1714~1830)、英国内に空前の大ブームを引き起こしたと伝えられています。それはオランダのチュウリップ狂にも相当したとのこと、愛好家達はオーリキュラシアターという階段状の専用のひな壇を作り、そこに様々なバラエティーのオーリキュラを並べて楽しんだということです。




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 英国には驚くほど沢山の種類のプリムラがあり、日本の桜草もジャポニカとして人気があります。オーリキュラはそれら数あるプリムラの中の一種ですが、今では値段も決して高価ではありません。
 他のプリムラとの違いは、良い香りが漂うことや、やや肉厚の耳葉(auricula)であることでしょうか。日本の辞書で見ましたら、アツバサクラソウとでていました。




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 私がオーリキュラを鉢栽培するようになったのは、友人から苗を分けていただいたのがきっかけです。簡単に増えますので、私も他の方々に差し上げています。そのためバラエティーの名前をはっきり特定しにくい状況にあるのは確かです。
 過日、ガーデンセンターで売られているオーリキュラのラベルを見ましたら、Primula auricula Hybrids の表示がすべてでした。要するに雑種とか,混種ということで売られているものも多いということなのでしょう。
 この黄色は優しい色です。





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 傘を差さずとも気にならない程の、細かな霧雨が降っている中をうつしました。このバラエティーは表面に粉がふいた様な感じに見えます。





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 山椒(Zanthoxylum piperitum‘Japan pepper')の木です。こちらに来て私が初めてガーデンセンターで求めたプラントです。その時一本だけありました。その後どこに行っても山椒の木を見かけることはありません。不思議な縁を感じて、大切にしています。




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 花山椒、(青い)実山椒までは楽しめますが、いわゆる粒の山椒にはなりません。熟す前に落ちてしまいます。夏が涼しすぎるからではないでしょうか。でも沢山の葉で山椒の佃煮を作ります。木の芽の時期も長いので、様々な料理に重宝し、大変有りがたい山椒の木です。




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日本に永住帰国なさった友人のお庭から、戴いて堀リ上げてきた牡丹です。鉢植えですが、昨年は見事な花を見せてくれました。今年も期待しています。



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 この花の色は、ルビーレッド、又はクリムソンとでもいうのでしょうか、やや暗く深みのある赤で、しかも艶があり、しばらくのあいだ正常ではいられないくらい美しい色とあでやかさでした。あの花に今年も出会えるかと思うと嬉しいです。



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お出でいただきましてありがとうございました。
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  1. 2007/03/25(日) 10:49:34|
  2. | コメント:8
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コメント

こんにちは、はなあかりさん

霧雨で花に小さな雫美しくもありますね。ちょうど東京も昨夜来の雨あがり、庭に出て眺めていたところです。プリムラの花達それぞれの色合いが素敵ですね。そして山椒の佃煮食べたことないですが、白いご飯にもおいしそう
  1. URL |
  2. 2007/03/25(日) 13:16:16 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 山椒の佃煮の作り方は私は自己流ですが、日本にいた頃、友人のご母堂様さまが作られたものが最高でした。京都のどこかの料亭でも数は限定ですが、通販をしているようですね。達人の作られたものは、トローリとした感じで絶妙なお味です。もっとも年数も経っているのでしょうけれど。1~2年ではとてもあのようなお味は出ないのではと思いました。私も模索中です。
 hanahhanaさまの雨上がりのお写真を拝見してきましたよ。素敵でした。
  1. URL |
  2. 2007/03/26(月) 02:30:06 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

山椒まであるとは驚きました。
6月頃に実山椒の青い実、、採り頃が難しい。
数日ごとに口に入れて噛み砕き、頃合を探る、、、口がしびれてしまう、、
早く採るとふにゃふにゃ、チョットタイミングを外すと堅くなってしまう。
私は青い実をたくさん採って、醤油で煮詰めて、しっかりと堅く瓶詰にして保存し、一年中料理に使います。
穴子の押し寿司、昆布の佃煮、お魚の煮付け、春のイカナゴの釘煮(静岡では出きませんが、、、)、、、
  1. URL |
  2. 2007/03/26(月) 09:59:14 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

ベランダで山椒が芽吹いています

ベランダの山椒も若い葉が緑爽やかです。
何度か枯れかけて、木が小さくなり、去年は葉を取らないようにして回復しました。

以前の庭の山椒は大きかったので、太い枝を切って、擂粉木にして持って来ました。
今夜アップしてみます。
山椒の擂粉木、邪魔にならない程度の香りが何時までもあって、使いでがいいです。
  1. URL |
  2. 2007/03/26(月) 10:47:16 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

山椒の思い出

日本のバブル全盛期、ある保険会社が英国に日本人の為の養老院の建設を計画し、密かにリサーチしていた事もありましたが、バブル崩壊でそれも露と消えた頃、英友人の誘いで、英国各地に点在する養老院の中に居る孤独な日本の老人達を定期的に慰問するボランティアに参加していました。
各地に点在している為数ヶ月に一度位の慰問でしたが、それは喜んで頂けました。
ある日、その中のOさんが、私が持参したお寿司の上の山椒の葉を箸で摘んだ途端ポロポロと涙をこぼされ、一言「日本に帰りたい・・・」と呟かれました。夫に先立たれ、既に日本には身寄りも帰る場所も無いOさんは痴呆があり、年を取ると昔の事は覚えていても最近の事は忘れるとの例え通り、得意だった英語もすっかり忘れ、その頃既に通訳が必要な程でした。
その後Oさんも、そして同じような思いを抱いていらしたご老人達も次々に他界され英国の土になりましたが、私が「帰りたくなったら何時でも帰れる日本の拠点が欲しい・・・」と強く思った忘れる事の出来ない光景で、山椒の木を見るにつけ思い出す切ない出来事です。

  1. URL |
  2. 2007/03/26(月) 23:34:48 |
  3. 英香 #ZqL9wlhI
  4. [ 編集]

ナベショー さま
 山椒の花のあと、青い実が付きますが、大きくなる前に落ちてしまいます。落ちる前に、おみお付けに散らしたり、お刺身のあしらいに添えたり、手巻きに巻き込んだりと、そんな感じで利用しております。木のサイズがかなり大きいので、量は多いのですよ。
 ナベショー様がなさっておられるように煮ることが出来ればいいのですが、実は充実する前に落ちてしまうのです。佃煮用の葉は、五月末ごろに摘み取りますが、佃煮にするときに小さな実でも一緒に煮込んでしまうのも一案ですね。形がなくなってしまうかもしれませんが、口にすると舌の感覚を麻痺させてしまうような味は残るでしょうし、案外面白い佃煮が出来るかもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2007/03/27(火) 07:24:42 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ば~ばさま
 一本傍にあると本当に重宝しますね。
 こちらでも山椒は日本人の間で需要があるのでしょうね、20枚ほどパックされたものが日本から空輸され、結構な値段で売られているのを見たことがあります。
 我が家の山椒も、幹周りがかなり大きくなり、擂り粉木が何本もとれそう、などと眺めることもあります。良い香りのする、立派な擂り粉木になるのでしょうね。
 日本では見事な山椒の木が庭にあり、実もつけていましたが、理由もわからず、突然枯れたことがあります。この山椒にそんなことがあっては困りますが、しかし万が一そんなことがおきてしまったなら、できるだけ沢山擂り粉木をつくり、知友の皆さまに配ることに致しましょう。
 
 
  1. URL |
  2. 2007/03/27(火) 07:45:59 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

英香 さま
 英香様の今回のコメントを、身につまされる思いで拝読しました。山椒の香りはジャパニーズペパーの名の如く、まさに日本の香りそのものですもの。私がOさんのお立場にあったとしましても、間違いなく涙をこぼすことでしょう。
 今でこそ私も自分で工夫して日本食も楽しめますが、これがホームのような施設に入る身となれば、英国のメニューによる食事に従うことになり、どんなにか母国の食べ物を恋しく思うことでしょうか。
 英香さまが日本にも確かな拠点をと望まれ、実現なさった背景には、そのようなご体験がおありだったのですね。
 それから、痴呆症になると英語を忘れ日本語になってしまうというお話、実は最近ですが私も同じことを知人から耳に致し、背筋が寒くなるような思いを致しました。これも大変深刻な問題ですね。
 
  1. URL |
  2. 2007/03/27(火) 08:19:55 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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