イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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南フランス; カンヌにて

                                      9 May 2007

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 南仏から帰国致しましたら庭の様子も変化が著しく、写真だけはたくさん写しましたのに、アップロードどころか、ブログを開くこともできない状況にありました。それはこの五日にマナーハウスでの責任の重い結婚式の花アレンジが控えており、複数のことを同時進行出来ない不器用な私はそのことのみで精一杯だったというわけなのです。
 それも無事に終わり、後始末も済んで今日はやっとパソコンに触れる時間ができました。何とも不思議な嬉しさです。まだ半年ですのに、ブログは私のもうひとつの大切な心の窓になっていることを改めて認識致しました。細々とですがこれからも続けますのでどうぞよろしくお付き合いくださいませ。

 写真は港から小高い丘の方向に向かって写しました。前回カンヌよりお送りした写真は、すべてあの丘の上のカストルの塔(14世紀末建立)辺りから、この写真を写している方角に向かって写したものです。




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 丘の方向とはちょうど逆の方向です。豪華なボートの先に見えるベージュ色の建物が、毎年五月にカンヌ映画祭の開かれる建物です。




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 カンヌの港には豪華なヨットやボートがたくさん停泊しています。青い空、青い海、真っ白なボートやヨット、まぶしい太陽の光を浴びて、ここはカラースキームが私の日常とはまったく異なる世界です。





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 どんな方々が、これら豪華なボートの所有者なのでしょうね。それぞれのボートに掲げられた国旗には、フランス,ポルトガル,イタリアのものもたまに見えますが、圧倒的に多いのがイギリスのユニオンジャックなのです。
 イギリスには他のヨーロッパ諸国にくらべ桁外れの大金持ちが多いという話は聞いたことがありますが、この港に停泊している豪華ボートの数とも関係が有るのでしょうかしら。この辺りはまるで別世界を散策しているような気分です。




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 ボート内のテーブル上に素敵なフラワーアレンジメントが見えます。何となく私にはヨットをイメージしたアレンジに見えました。




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 右側にボートの停泊する港、左側にカンヌ映画祭が催されるフェスティバルホール?を見ながら、岸の先端まで歩いてきました。そして振り返って写した写真です。




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 同じ位置から、港とは反対側、右手のカンヌ湾の方を写しました。あの海岸沿いに遊歩道があり、片側は白砂のビーチ、片側は高級ホテルや高級ブランドショップが軒を連ねているのだそうです。クロワゼット大通りと呼ばれ、この通りを歩くと人々はカンヌに来たことを実感するそうですが、私には眩し過ぎて、車で走りぬけただけで充分でした。




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 さらに同じ位置からズームアップしました。ドームの付いたホテルはインターコンチネンタル・カールトンで、映画祭の時期には並みいる大スター達が宿泊するデラックスホテルなのだそうです。
 ところが上にはまだ上が! プライバシーや、警護を要する著名人などは、カンヌ湾の沖に停泊する超豪華客船に宿泊し、小型ボートでカンヌ市内との往復をされるのだそうです。





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 ここがカンヌ映画祭の会場、パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレス、赤いじゅうたんは大変よく知られていますね。これは4月22日の写真で映画祭に向けての準備が着々と進められていました。




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 会場前の石畳には、この映画祭に参加したスター達の手形がたくさん敷き詰められています。




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 日本名の名前がありました。Akira Kurosawa です。黒澤明監督のお名前ですね。




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  きょうはすでに5月の8日、赤いじゅうたんは新しく張り替えられ、壁面の装飾も映画祭用の斬新なデザインが施されてカンヌはすっかり映画祭一色となり、華やかで活気溢れる雰囲気に包まれていることでしょう。




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 映画祭会場となるフェスティバルホールに面したクロワゼット大通りです。この道路を横断しました。





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 横断したまままっすぐに通りを歩いて、カンヌのショッピングストリート,アンティープ通りに出ました。さすがカンヌです。素敵なブティックがたくさん並んでいました。ここもやっぱり私には眩しすぎかなとは思いましたが、でも美しいものを見ることが何より好きな私には、幸せなひと時でした。道行く人々の服装も洗練されていて、カンヌはおしゃれで素敵な街ですね。





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 キンレンカ(Nasturtium)一種だけのハンギングポットのようです。 こういうのを見てホッとする私、プラントはやっぱり私の人生の道連れのようです。

 次回は、マーケットにも立ち寄ります。



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  1. 2007/05/09(水) 03:24:27|
  2. 旅先にて
  3. | コメント:10
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コメント

どの風景も、雰囲気がステキで一度は訪れて
みたいです。映画祭の時はさぞかし華やかな
雰囲気になるのでしょうね~。

最近ニュースで話題になっていましたが
イギリスでは好景気が続き、去年、金融系の
ボーナスが日本円で2億円以上だった人が
3千人以上いたそうです。ビックリですよね~。
きっとボートもその方々のものでは・・・
私にとっては別世界の話ですが(笑)
  1. URL |
  2. 2007/05/09(水) 04:10:48 |
  3. 紫苑 #JalddpaA
  4. [ 編集]

カンヌ映画祭に行った気分

はなあかり様、お帰りなさい。
楽しい旅と、意義ある休暇を過ごされたのでしょ。

沢山の写真を観て、すっかりカンヌに行った気分です。
映画祭の開催までが待ち遠しいような・・・。

街路のハンギング、お洒落ですねぇ。
日本ではまず見かけないことでしょう。

そして、ヨットのテーブルに置かれたアレンジフラワー・・・私も、ヨットのイメージだと思います。
アンスリゥームが赤でなく、白いのがいかにもですものね。
  1. URL |
  2. 2007/05/09(水) 14:16:22 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

さすが、世界有数のリゾート地。
セレブムード満点です!!
ハンギングポット、大きいですね~
町の外観にも気を配っているのが嬉しいですよね。

先日フランス大統領選挙前に
フランス人の優秀で意欲のある若者がイギリスに行ってしまい、
皆成功を収めていると特集で放送していました。
フランスは終身雇用制で、1度雇うと解雇が大変蒸すかしく、ちゃんと仕事をしない人にも通常の給料をし払わなければならず、逆にがんばっている人は、怠けている人と同じ給料なので不満が出るのだそうです。
体系は社会主義国と変わりませんね。
それを嫌った若者がイギリスで能力主義の下
フランスにいるときより数十倍の給料を手にし
優雅な暮らしをしていました。
やる気があって努力が報われると生き生きした表情なのが印象的でした。
選挙はこういうやる気のある方々の勝利でしたね。
(サルコジさんは、給料能力主義を掲げていました)
リゾート地でもイギリスの成功者が多いと言うのもうなずけますね。
日本はどうかしら~
完全能力主義でもないし、完全終身雇用でもないし
中間ですね。
努力が報われる社会になってくれるといいなと思います。
  1. URL |
  2. 2007/05/09(水) 15:29:45 |
  3. 永月水人 #c5ZjinGs
  4. [ 編集]

紫苑 さま
 英国の景気がどうしてこんなに良いと言われる状態なのか、不思議でなりません。私の住むこの辺りの家の価格は、他の地域同様、10年前の4.5倍になりました。もうこれ以上上がらない、これから下がるであろう、などという専門家達の度重なる予想とは裏腹に高騰する一方です。日本のバブルの時代を思い起こします。この先本当にどうなっていくのでしょうね。
 2億円のボーナスは凄いですね。英国では会社の上役のお給料が一般社員と較べて桁外れに高額だとは聞いていましたが。
 国から支給される年金だけで暮らす方や、低所得の方も多く、極端なまでに豊かに暮らす階層と、つつましく暮らす階層の混在する国だと思います。
  1. URL |
  2. 2007/05/10(木) 05:13:29 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

お帰りなさい!

四季を通じて抜けるように明るいカンヌは、10年以上も通いつめている私にとっても、様々な意味で眩し過ぎる世界です。

ある時、カンヌへの飛行機の中で、娘のボーディング・スクール時代の友人のご両親にバッタリ出会い、その夜まるでお城のようなカンヌの別荘での夕食にご招待を受けました。
丁度その日は彼等の友人の英国人もその別荘に遊びに来ておられ、夕食のテーブルを共にしたのですが・・・さりげなく交わされる食事の席での会話を聞くとも無く聞いていると、つい数日前、その友人の英国の家に、ひょっこりとエリザベス女王がお忍びでやって来て2~3日泊まられたとか・・・。
こんな会話も、カンヌでは少しも不自然でなく耳にする度に、私などはいつも戸惑いを覚えます。

娘を通じて耳にしたり目にしたりする英国の上流階級の生活は、「知る人ぞ知る」世界で、余り人目に付く事はありませんが、カンヌでは街の何処に行っても、きらびやかな光景がストレートに目に飛び込んで来ますよね。
世界でも本当に特殊な場所だと・・・痛感します。
  1. URL |
  2. 2007/05/10(木) 18:06:19 |
  3. 英香 #ZqL9wlhI
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 アレンジメントの右横にクイーン アンズ レース (Ammi Majus)と呼ばれる,白いレース状のお花があしらわれています。あの花材は私も波しぶきの表現につかったことがあります。白いアンセはヨットの帆、スティックはマスト、テーブルを飾る花もこのようにその場に合ったイメージのデザインにすると、更に楽しくなりますよね。
  1. URL |
  2. 2007/05/11(金) 04:01:21 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

こんにちははなあかりさん

お久しぶりです。お忙しさと旅でお疲れでしょうね。カンヌは、素敵な太陽が満載ですね。どこもかしこも、光で満ちた感じですね。映画好きの私には垂涎です~
  1. URL |
  2. 2007/05/11(金) 04:47:01 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

永月水人 さま
 英国は能力のある人間にとっては、そのことが相応に評価され働き甲斐のあるところなのでしょう。逆の場合は簡単に解雇されますので、いつ首を切られるかわからないという不安定な立場に立たされていることも事実です。そんな背景があればこそ、気を緩めないでよく働くことにつながってくるのかもしれませんね。
 サルコジさんの出現でフランスが変わることを期待したいですね。私がさし当たって変わって欲しいと思うことは、フランスに住む身内に私は郵便で小包みなどを送ったりするのですが、一度は速達で二週間もかかりました。普通の郵便でも日本へのエアメールの方がよほど早く届きます。届かず消えうせた日本からの小包みもあったとか、郵便物のトラブルは日常茶飯事だとききました。
 郵便事業のような公共性のある事業が、まずは普通に機能してくれるようになることを、つまり普通の労働者が意欲的に仕事に取り組めるような体制になることから期待したいところです。
 何かを郵便で送るとき、ほんとに届くかしらなんて心配しなくてはならないなんて、英国でも日本でも考えられないことですが、フランス向けは常なのですもの。
  1. URL |
  2. 2007/05/11(金) 05:05:47 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

英香 さま
 私がカンヌを訪れたのはまだ二度目でほんの僅か垣間見たという感じなのです。カンヌとのご縁は息子と彼の家族が暮らし始めた時にはじまりました。
 道行く人々は洗練されておしゃれ、食べ物は鮮度も質も良く、何より新鮮な魚介類が嬉しいです。
 英香さまは英国、軽井沢、カンヌの三箇所にお住まいがおありで、ご交際の対象も、そしてすべてが特殊な階級のお暮らしだと思うのですが、その英香さまにも時には眩し過ぎると感じさせ、戸惑わせてしまう空気がカンヌには漂っているのですね。
 それにしましても女王さまのプライベートな時間のお話が、ご招待のお席で普通に聞かれるなんて、私にははるかな雲上の世界です。

 このたび、マーケットにて地中海で捕れた新鮮な黒マグロの輪切りや、甲イカ、黒鯛などを求め、お寿司を握って堪能しました。こんな楽しみが日常的に満たされるという点だけでも、カンヌは私でさえ定期的に住んで見たくなる程、魅力的なところです。
 英香さまのカンヌでお過ごしになられる日々はいかばかりかと思いを馳せておりました。
 現在は日本ですね。新緑がさぞや美しい頃と思います。
 
  1. URL |
  2. 2007/05/11(金) 20:55:49 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 hanahhanaさまは映画好きでいらっしゃるのですか。でしたら映画祭の頃にカンヌをおとずれますと、たまらないでしょうね。案内本によりますと、出品された100本以上の映画が町全体の映画館で早朝から深夜まで上映され、ホテルは世界各地から集まった映画ファンで満室になるのだそうです。会場近辺にも、街にも、ビーチにも有名な映画スターたちの姿が普通に見られるとしたら、ちょっと現実離れしていますね。
  1. URL |
  2. 2007/05/11(金) 21:52:56 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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