イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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南フランス;(続)おとぎの国エズを訪ねて

                                     20 May 2007


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 南フランスの山肌はどこを見ても白いという印象です。露出した石灰質の岩面とその周辺に生い茂る植物との対比が、地中海沿岸独特の景観に仕立て上げているように思えます。
 それらの石灰岩は、家の壁にも、石段や石畳にも使われ、この村もやはりどこを見ても白いのです。この白さが、青い空、青い海、そしてまっすぐに降りそそぐ日の光のなかで、さらに輝くのでしょう。  



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あ、こんなところに猫がいました。大勢の観光客が行き来するところで、何となく伏し目がち? そしてポーズもエレガントに見えました。




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 村の頂上です。これは古い城跡ですが、かってどんなお城が存在したのでしょう。ロマンを誘います。
 良く晴れ渡った日のここからのオールラウンドの眺望は、圧巻でしょうね。この日は遠景が白く霞んでいましたので、ナポレオンの生地として知られるコルシカ島までは残念ながら見渡せませんでした。




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種類名はわかりませんが、綺麗な蝶がいました。




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 城跡は熱帯植物の庭園になっています。熱帯性の植物が思いのままに、のびのびと育っている植物園という感じをうけました。




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 さてお腹もすいてきましたし、ランチを戴くレストランにやってきました。シャトー・エザというホテルのレストランです。
 ちなみにこのホテルは客室が十室だけだそうですが、こんな断崖に建つシャトーホテルに宿泊するのもロマンティックな気分を掻き立ててくれるでしょうね。




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見下ろせば絶壁です。このテラスから地中海を眺めながらランチが戴けるのも嬉しいです。




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 崖下の方は切り立った断崖です。霞んでいますが、海岸線が見えますね。




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 テラスの右側から海とは反対側を写しました。写真右側がこのエズ村の頂上に続いています。右斜面はすでに植物園の一部です。




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 左端のウエイターはトレーを両手で持って立っているだけで、テーブルにサーブするウエイターに伴って現れます。右二人のウエイター達の左手の位置が私には面白いと思いました。そしてサーブの仕方がとってもプロフェッショナルなのです。




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 このピンク色の花を咲かせるプラントをあちこちで見かけました。
ローズアカシア(Rose acacia)にも似ていましたが、定かではありません。




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 フレッシュな地中海の黒マグロのスターターです。地元ではタルタルとも言うのだそうですが、マグロを細かくたたき、独特なソースで和えてありました。何となくカルパッチョ風のお味にも思えました。
 ワインはキリッと冷えた南仏プロヴァンス産のロゼ、お料理とのコンビネーションもなかなかで、オツなお味でした。南仏でお魚料理と一緒に戴くロゼは格別です。




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 このメインディッシュは子羊だったと思うのですが、違っているかもしれません。他のレストランで戴いたものと混同してしまっています。
メモをしておけばよかったのですが、その時は忘れてしまうとはおもいませず。
 連れ合いに聞きましたところ、美味であったことは覚えているが、スターターからデザートまでまったく記憶してないとのこと、確かにそういうものですね。殿方は昨晩の食事のメニューも忘れていますもの。旅行先で何を戴いたのか覚えている方がむしろ普通ではないのかもしれません。

 (カンヌの身内に後で確かめてわかったのですが、子羊ではなくてチキンだったようです。そう言われて匂いまで思い出しました。チキンで納得です)

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 クリームビュルレとチョコレートのデザートです。




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 その後の飲み物に、エスプレッソを戴きました。ティーにもコーヒーにもお砂糖は入れませんが、このエスプレッソにだけはブラウンシュガーを少し入れるのが私流です。
 このときに出された緑色のマカロンというお菓子、この色から受けるイメージとして、最初は必ずしも食欲をそそられた訳ではありません。手をつけずにいましたら、一緒にいた私の身内が「とっても美味しいのよ、ひと口だけ試してみて」とすすめるのです。そこでひと口、ア、美味しい!ほんとに美味しくてそれ以来マカロンが大好きになってしまいました。
 その彼女の案内でエズ村にやってきましたが、彼女はフランス語も流暢なので私どもは言葉の心配も無くすべて彼女任せ、こんな旅行は気楽なものです。




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 ランチタイムを十分エンジョイさせていただいたレストランを後にしました。
 その後、目にした君子欄です。英国では室内でしか栽培できません。このような環境のなかで自然に咲いている姿に、ナチュラルな美しさを感じました。

 次回は庭の様子に戻りますが、その後モナコを考えております。

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  1. 2007/05/20(日) 01:22:06|
  2. 旅先にて
  3. | コメント:10
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コメント

旅する人と

ニャンコが面白いですね。いつも思うのですが、旅先にも、実は、日常が本当はあるんだと。ニャンコはその象徴のようにも見えます。旅はいいですね。はるかに見える断崖も、レンガ造りの街並みも非日常の素敵さです。こんな道を歩いてみたいですね。お食事も旅の楽しみの一つですね。土地折々のもの頂くのはうれしい味の覚えかなあと・・・
  1. URL |
  2. 2007/05/20(日) 04:29:21 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

本当にエズはおとぎの国のようですね。
迷路のような石畳を抜けると、真っ青な空、強い光に照らし出された植物が石造りの建物に良く合いますね。
鉄、銅の細工物もおもしろいですね。

                       (A.F.)
  1. URL |
  2. 2007/05/20(日) 12:22:28 |
  3. #-
  4. [ 編集]

本(黒)鮪のタルタル、スキです

マグロのタルタル、地域に拠ってはタンバルとも言いますね。
大好きです。
日本のスキミ(ネギトロ)とは、ちょっと違って、少し身の食感を残してあることや、味付けしてあることで、食べ易い料理ですね。

風景と言い、食事といい、好みの世界かも知れません。
すごく興味が湧きました。
  1. URL |
  2. 2007/05/20(日) 14:50:54 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 旅先で猫に出会うとなぜか嬉しくなります。猫は首輪もないし歩きたいところを出歩き、ストレスを感じることもほとんどない自由な存在でしょう。そんな猫たちの穏やかな表情に触れたとき、飼い主さんを含めた平和な背景が想像できて楽しくなるのです。
 私がレストランに入るのは旅に出たときぐらいですが、その土地のものをいただけるのは本当に嬉しいですね。
  1. URL |
  2. 2007/05/20(日) 20:50:43 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

A. F. さま
 この山のホテルに滞在して、日没時に村周辺を歩いてみれば、さらに中世のおとぎの国を実感できるかも知れません。
 白い建物に鉄などの黒っぽい細工物は、良くマッチしていますね。目立たないのですが、そしてこれらのアップした写真の中には少ないのですが、それぞれデザインが異なっていて、それらを見て歩くのも楽しかったですよ。
  1. URL |
  2. 2007/05/20(日) 21:15:31 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 さすがば~ばさま、良くご存知ですね。
 私はこのタルタルは初めていただきました。新鮮なマグロをこのような調理法で食する食文化がここにはあるのだなって思いながらいただきました。
 タルタルの上に載っているのはアルファルファだと思いましたが、タルタルとの味の絡みが良かったです。次回南仏訪問のチャンスが訪れた時も戴きたくなりました。
 ば~ばさま 南仏も海外旅行の有力な候補地に、いかがですか。
  1. URL |
  2. 2007/05/20(日) 21:44:53 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

白い街並みに緑の植物が映えますね。
本当にお伽の国に来たように錯覚してしまいそうな可愛らしい街並み。。。
どこを切り取っても絵になりますね。
行ってみたいという欲望がむくむくと湧いてきます。

優雅なランチタイムですね。
ロケーションもレストラン内もお料理も
なんてお洒落なんでしょう~!!
素敵~!!
大好きなクリームビュルレが大きいのが気になります(笑)

女性たちの写真を見たとき、もしや?!と思ったのですが
旅人だったんですね。
あら、残念・・・

次回のモナコ記も楽しみにしております。
(私は、はなあかりさんの書かれる文章が上品でとても好きです。
旅行記もとても読みやすいです。)
  1. URL |
  2. 2007/05/21(月) 16:32:11 |
  3. 永月水人 #c5ZjinGs
  4. [ 編集]

綺麗な村ですね

数年前にマヨルカに行った時に、モペットを借りて島中を走り回りました。そのときにもこんな風な崖の間を走る小さな道があって、ちょっとした集落があって、可愛いホテルが建っていて、、、
それを横目で見ながら次回はこんなところにのんびりとしたいな~なんて思っていました。

そういえばリスボンから南へずっと下ったところでもこんな景色の小さな町がありましたけど、地図を持たない(もっていても小さくって役に立たない)で走り回る悪癖があって、風景は覚えているのですけど、町の名前も、どう行ってたどり着いたのかも判らなくなってしまっています。

性格的に危険なものを持っているのか、このシャトー・エザとか、上の二つのホテルのように崖の中腹にあって、目の前が海なんてところにすごく惹かれるのです。

今度はPCをそばに置いて、はなあかりさんのブログをガイドに使って南仏にでも行ってみたくなりました。
  1. URL |
  2. 2007/05/21(月) 17:49:51 |
  3. 赤い風車 #-
  4. [ 編集]

永月水人 さま
 水人さまがこの地をお訪ねになられたなら、どの景色をご覧になられてもきっと額縁がかかって見えるのではないでしょうか。素敵な作品が沢山描き上がると思います。ぜひ実現させてくださいね。
 お食事もこのような断崖絶壁のテラスでいただいたことは、きっと永く記憶に残ると思います。ところでクリームビュルレは決して大きくはありませんでしたのよ、私には。
 文章のことを読みやすいとおっしゃっていただき、ありがとうございます。私が日本後環境から遠ざかって15年ほど経ちました。言葉に対する感覚が次第に退化していくのがわかります。ブログを始めましたのも、何とかそれを防止する一助になればと思ってのことでした。
 きょう(21日)はロンドンで用がありました。明日もロンドン、あさってもチェルシーフラワーショーでロンドンです。このところ出かけることが多いので、モナコはその後になります。その頃また覗きにいらしてくださいね。
 
  1. URL |
  2. 2007/05/22(火) 08:43:21 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

赤い風車 さま
 南仏を訪れたのは私にはこれがまだ二度目で、ほんの一部を垣間見だけなのです。そんなささやかな体験に過ぎませんが、私にとって更なる興味をそそられる地となりました。南仏も大変な魅力を秘めた地なのですね。
 エズのような他の鷹の巣村巡りもしたいですし、山岳地帯も訪ねたい、美術館巡りも・・・と望みは尽きません。
 赤い風車さまはマヨルカ島やリスボン辺りにも行かれたとのこと、旅先の選び方も、旅のなさり方もヘテロドックスでユニークですね。
 私はお決まりのコースしかたどれませんが、赤い風車さまの“旅”は、自信に満ちた旅のスタイルだと思います。その方がよほど旅の醍醐味が味わえるのではないでしょうか。
 南仏も赤い風車さま風の旅のスタイルでなされますと素敵でしょうね。
  1. URL |
  2. 2007/05/22(火) 10:46:27 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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