イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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G.スミス氏のガーデン訪問

                        26 June 2007   


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私の所属するNAFASの地元のフラワークラブは、毎年夏に日帰りでバス旅行を致します。今年は高速道路でも片道3時間はかかる、ヨーク(York)の郊外ヘスリントンまでの遠出となりました。そこには世界的に有名なフラワーアレンジャー、ジョージ スミス氏のお住まいがあり、お庭も美しいので拝見にうかがったのです。
 ヨーク市内でランチ休憩の後再びバスに乗り20分以内で目的地に着くはずでしたが、30分後にバスの窓の外には再び同じヨーク駅の光景が・・・。何とバスの運転手さんは、道がわからなくなって戻ってきたとのこと、その後一番前の席に座っていた方々が地図を見ながら誘導するという信じられないような一幕がありました。50分遅れほどで無事につきました。
 こんな美しいフラワーアレンジメントに迎えられ、みなの表情も和んだのは当然です。



 20070625195817.jpg


 この方がジョージ スミスさんです。この4月に101歳を迎えたジュリア クレメントさんがアレンジメントのクイーンなら、この方はキングにも相当する方だと誰しもが認めることでしょう。チャリティーも含め、フラワーアレンジの幅広い活躍が評価され女王様から叙勲もされたお方です。
 この日はあいにくの雨模様です。ドイツからの団体さんも私たちの到着を待っておられました。ここは個人のお住まいですから一般公開はされておりませんが、NAFASやWAFA(フラワーアレンジメントの世界組織)を通してのフラワークラブの申し込みのみ受付け、日曜日の限られた時間に公開されています。私がここを訪れるのは二度目です。

 20070625201031.jpg




 ここは倉庫だったところでしょうか。今では来訪者にティーなどのドリンクを供する場所として使用されています。壁面には農機具などがディスプレーされ、フラワーアレンジメントも飾られています。  
 お住まいの家の中には、それぞれの場所に本当に素晴らしいアレンジメントがあふれるばかり飾られておりました。写真撮影は許可されましたが、ウエブサイトには遠慮して欲しいということでしたので、ブログに載せるのは差し控えます。以前にウエブサイトの写真を見たことがきっかけとなり、ターゲットを決めて泥棒に入られ大切なものを盗まれてしまったそうなのです。  
 お家の中の作品はお見せできなくて残念ですが、お庭もとっても素敵ですから、お庭をお楽しみくださいね。


 

20070626010629.jpg


 これも元倉庫の一角に飾られていました。




20070625200252.jpg


 いきなりホスタの写真ですが、これは、ジョージ スミス(Hosta George Smith)という名前のホスタです。このホスタはこのお庭で誕生しました。そして正式に新種として認められたとき、発見者の名前がつけられたのだそうです。このホスタを買ってきたかったのですが、品切れで残念でした。




20070625202253.jpg


 デルフィニュームのブルーが素敵ですね。



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 左側が元倉庫ではなかったかと思える建物です。右側には池があります。



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 池の周りには、プリムラやジャパニーズアイリスなど、デリケートなプラントがたくさんあります。



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20070625200341.jpg


 ピンクのアスチルベがもう咲き始めています。




20070625200707.jpg


 池を離れて少し移動してみます。



20070625200624.jpg


 木陰で一休みしているのは、私の所属するフラワークラブのメンバーーの方々です。


 
20070625201341.jpg


 百合の一種でモータゴンリリーなどと私などは呼んでいます。丈高ですのに花は小形で本当に可愛らしくて、私も一度球根を植えましたが、残念ながら満足できるお花が咲きませんでした。
 今年もう一度場所を変えて植えてみたいと思っています。種類名は私には特定できません。



 
20070625201415.jpg


 これらの羊歯は家の庭にも多数ありますが、イギリスに自生している普通の羊歯です。羊歯とモータゴンリリーが素敵に調和していますね。




20070625201214.jpg


 これは白いモータゴンなのでLilium martagon albumかとおもいます。一面の羊歯は、英語名はウェイヴィー ハート タング ファーン(Wavy hart's-tongue fern)、学名はラベルのメモですが、Asplenium scolopendrium Crispum Group とありました。
 他所で見かけたことが無く、私には珍しいファーンです。




20070625201109.jpg


 こんなコーナーを見ると嬉しくなります。ホスタもシモツケもウラハグサ(フウチソウ)も、みんな日本がふるさとのプラント達ですもの。




20070625201502.jpg


 ピンクのお花はゼラニウムの仲間です。こんな小道や、雑木林のような小道などまだ何本もありましたが、すでに今日は17枚です。枚数の関係でここまでにします。
 コルチェスターにあるベス チャトーガーデンに強く影響を受けましたと,ジョージ スミスさんは説明されました。広大なベス チャトーガーデンに較べれば規模においてはこちらはコンパクトですけれど、今ドライガーデンに着手しておられることなどからみましても、やはりベス チャトーガーデンとは姉弟のような感じのお庭に思えたことでした。時折小雨が降りましたが、しっとり濡れて歩くのも良い気分のものです。


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  1. 2007/06/26(火) 04:10:25|
  2. ジョージ・スミス氏のガーデン
  3. | コメント:14
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コメント

素敵なお庭に、素敵な人々

ジョージ・スミス氏、さすがに素敵にお歳を召されてますね。

ジャパニーズ・アイリス、こんな風に池の畔に植えられているのですね。
先日、花菖蒲のアップにコメントを頂いて、どんな感じなのかなぁ・・・と思っていました。

アスチルベ、息子が高校生の時にアルバイトして、初めて誕生祝いに贈ってくれた鉢植えです。
  1. URL |
  2. 2007/06/26(火) 14:32:32 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

あ~あため息

庭はひとの心がやどるのでしょう。小道を彩る花達にそっと囲まれた感じがいいですね。広大な庭を想像しましたがそうでしょうか?デルフィニウッムのダイナミックな大きさに驚き。我が家のはせぜい60cmかな
  1. URL |
  2. 2007/06/26(火) 21:23:45 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

ステキなお庭ですね~♪

本当にステキなお庭ですね~(^^)
17枚もお写真があるとは気づかずに
見ていたのであっという間でした。
新潟の祖母の家の庭も東京に比べれば
比較できないほど広いですが、こちらで
ご紹介いただいたお庭は、まるでどこかの
お城の庭園のようですね(^^)
次回も続きをご紹介いただけるのですね。
楽しみにしています♪
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 00:56:48 |
  3. 紫苑 #JalddpaA
  4. [ 編集]

素晴らしいアレンジメントですね!!
1枚目から圧倒されました。
思いっきり豪華ですね。
そこかしこにアレンジメントがあって素敵なお屋敷。
更に素敵なお庭・・・広そうですね~^^;
日本のようにかっきり刈られたお庭より
こうして草木が自然に好きなほうに伸びている感じが大好きです。

先日の柿の件ですが、柿だけは、実が丸ごとぽとりと落ちますね。
実を落とす=身を滅ぼす、なのです。
特に庭の東側は良くないとされています。
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 01:56:30 |
  3. 永月水人 #c5ZjinGs
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 ジョージ スミスさんの本に十数年前に初めて出合ったときの感動は忘れられません。トラディッショナルな英国風のアレンジが主なのですが、あまりにも完璧で非の打ちどころがないのです。この方の本は以来、私のバイブルとなりました。
 デモンストレーションも二度拝見しましたが、素晴らしかったです。英国紳士にとって大切なジョークのセンスがおありになり、すでに70歳台とは思いますが、確かに素敵に年を重ねてこられた方という感じです。
 ご子息からの初めてのお誕生祝いがアスチルベ・・・どんなにか嬉しかったことでしょう。母親はそのような子供の心遣いをいつまでも忘れることが出来ません。同じ花に出会うたびに、記憶は鮮やかに蘇り、嬉しくあり難く思い出しますね。
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 08:16:19 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 英国風のお庭は自然調が多いと思います。お庭も趣の違った“小道”が何本かとれるほど広いと素敵ですよね。
 スミスさんのお庭は一般公開されているような大庭園に較べれば、やや小振りですが、それでも英国の個人のお庭としては、広大な庭園ということになると思います。
 デルフィニュームが皆まっすぐに立っていますが、一本ごとに支えをしてあるのだそうです。お庭を美しく保つためには細かな配慮は欠かせないのでしょうね。
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 09:11:34 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

紫苑 さま
 あと数枚見ていただきたい写真はありましたが、一度だけでジョージ スミスさんのお庭は終わりなのですよ。ごめんなさいね。
10枚づつ二度に分けるのも良いと思いますのに、枚数を少し減らしてでも、いっぺんに上げてしまいたくなるのです。どうしてなのでしょうね。
 デイヴィッド オースチンの薔薇園を訪問して、お目にかけたいと思いますのに、このところ英国は雨続き、洪水の被害が甚大で、道路が通行止めになっているところが各所にあるようなのです。6月に入ってから、まるで日本の梅雨のようなお天気ですのよ。
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 09:44:59 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

永月水人 さま
 水人さまにお部屋の素晴らしいアレンジメントの数々をお目にかけられないのが大変残念です。
 英国風の庭園というのは自然調なのですね。

 先日の「柿」の疑問にお答えいただきありがとうございました。
なるほど、柿は実がヘタのところからポトリと落ちますね。確かに「実を落とす」わけですね。良くわかりました。
 じつは実生の柿木を私は庭にうえてあるのです。多分気候の関係で実はならないような気がしますが、しかし縁起の良くない果樹を植えてしまったことになりますね。
 でも南天(難転)が二本も植わっていますから、何とか縁起の良い方向に転じてくれるかもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 10:07:12 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

なんてきれいな緑なのでしょう。 広いお庭で明るい緑から
深い緑、美しいお花がいっそう美しくいかされているようですね。
            
                             A.F.
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 16:33:24 |
  3. #-
  4. [ 編集]

A.F さま
 本当にそうですね。今、改めて緑に注目して写真を見直しましたが、スミスさんのお庭の緑は美しいですね。
 緑の枝や葉ものだけ使ってアレンジメントを作ることもありますが、緑でも黄色系、ブルー系、グレー系、またそれらの濃淡の違いなどあって、花をあしらわなくても緑だけで色の組み合わせを楽しむことがあります。
 庭の植物も花の期間は限られていますので、枝ぶりや葉の色の美しさは、選ぶときの大切なポイントの一つですよね。
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 19:11:25 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ホスタは、日本で言うギボシとは違うんですか。
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 20:36:39 |
  3. kg142 #-
  4. [ 編集]

kg142 さま
 ホスタは、日本でいうギボウシです。日本語のこのブログでも何人もの方々がホスタという表現を使っておられますので、日本でもホスタが今では普通に使われているのかしらと思い、私もホスタと記しました。
 過日、あるフラワーショーで、ギボウシの業者が出展した何百種類ものギボウシを前にして、‘ギボウシ’と日本語で言って私をよろこばせました。私が日本人だと言うことがわかったのでしょう。おもしろいですね。
  1. URL |
  2. 2007/06/27(水) 21:44:47 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ジョージ・スミスさんの懐かしいお名前に、びっくりいたしました。
お元気な、いい笑顔の写真も、うれしいびっくりです。
ジュリア・クレメントさんが、101歳で、お元気でいらっしゃる事もこちらのブログで、教えていただいて、とてもうれしく思っていました。

私も、こちらで十数年前にフラワーアレンジを習い始めましたので、お二人の本からは本当にたくさんのことを学ばせていただきました。私の場合は、C&Gのコースでしたが、とても厳しい先生で、最初の2~3年はみっちりクラシックなアレンジをやらされましたので、お二人の本はバイブル的な存在だったと言ってもいいくらいです。

そんなわけで、こちらでのガーデニングもアレンジに使えるフォリエッジを植えたのが始まりです。
Corkscrew Hazel 、Bergenia、ニューサイラン、ヤツデなどなど。

ジョージ・スミスさんのお庭、さすがプランツの合わせ方など見事な植栽ですね♪
マルタゴン・リリーとシダ類の組み合わせが素敵です。

私の所でも、庭植えのマルタゴンリリーはなかなか難しくて、背丈が伸びません。


  1. URL |
  2. 2007/07/01(日) 01:30:04 |
  3. lapis #-
  4. [ 編集]

lapis さま
 ジョージ スミスさんや、ジュリア クレメントさんのお元気なお姿の写真をlapisさまにお見せできて私も嬉しいです。
 私もC&Gコースでパート1を修了しました。ディプロマコースはC&Gの時の同じ先生でしたが、NAFASで取得いたしました。それぞれ2年ずつ、あわせて4年間カレッジに通いましたが、膨大な量のリサーチやリポートには英人のクラスメート達も悲鳴を上げていました。lapis さまもあの厳しいお勉強をされたお方なのですね。
 G.スミスさんのお宅のアレンジメントは、すべて私たちが伺う当日の午前中にアレンジされたのだそうです。お庭のプラントを主としてアレンジされていました。お花を詰め過ぎず、空間をゆったりと取って、無駄な枝ひとつなく、エレガントで、グレイスフル・・・クラシックな英国風にすっかり陶酔してしまったひとときでした。
 
  1. URL |
  2. 2007/07/01(日) 10:10:49 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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