イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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ピースパゴダ27年祭のお花活け

                     4 July 2007

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 宮大工による本格的な仏閣、日本山妙法寺に関しましては、4月10日、12日の記事にてご紹介させていただきました。このお寺には丘の上に大変立派なお仏舎利塔がありますが、建立されて27年、そのご法要が去る6月の17日に営まれました。このお仏舎利塔のことはこちらではピースパゴダと呼ばれ、ミルトンキーンズ市のシンボル的な存在となり、市民に親しまれています。
 この立派なお仏舎利塔を設計なされたお方は、日本山妙法寺の仏閣を設計なさった大岡実博士であられるとお聞きしました。




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 さて17日のご法要に先立ち、15日にお花活けのご奉仕にお寺に参上いたしました。昨年までは、私のお花の教室の方々で致しましたが、今年はロンドンとケンブリッジの生け花界でご活躍中の友人三人が大変興味を持たれましたので、その方々にお出でいただき、私の教室からはおひとり参加、私を入れて全部で5人で致しました。
 この写真に写っているような華やかで豪華な壺活けを数多く活けていただきました。


 
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ピースパゴダといわれるお仏舎利塔、ご本堂、そのほかの場所も合わせますと大小20程もアレンジ致しましたでしょうか。アレンジのスタイルとしましては、華やかに、カラフルに活けるのがこの日本山妙法寺流です。新鮮な花材がたくさん用意されていて、一日中、思いのままにお花に触れることが出来、みんなとっても幸せな時間を過ごしました。
 終わった後で、半田上人さま、丸田庵主さまもご一緒に記念撮影をしました。お一人は早目に帰途につかれましたのでここに写っていないのが残念です。一葉式のHさん、草月流のKさん、同じく草月流のYさん、そして私(一番年上!)。写真掲載のご了解はいただきました。



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 当日のご法要に戻ります。私が伺いました時は一連の儀式は終り、キリスト教の牧師様のスピーチの途中でした。ミルトンキーンズ市の市長様ご夫妻もお見えで、スピーチもございました。




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 同じ仏教でも宗派の違うお坊様方も見えていますし、教会の牧師さんは勿論、宗教とは関係のない平和運動家も招待されておられます。





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 ぺデスタル風の大きなアレンジメント二つが、形もほとんど崩れることなく、丘の上まで運ばれてきていることに驚きです。お寺からピースパゴダまで400mはありますから、その間を何人かで抱えて持ってこられるのは大変なことだと思います。
 青いりんごの両脇の壺活けも周辺のディスプレーとの色彩のバランスも良く、素敵に活けていただきました。




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 青空の下で映える色を考えてアレンジしたつもりです。アレンジ全体の丈は170cm以上あります。
 三年前にご法要のアレンジを初めてさせていただいた時、祭壇の両脇のお花をこのような英国風のぺデスタルスタイルで試みました。ご関係の方々に喜んでいただき、以来このスタイルです。
 インド製の丈高の壺をぺデスタルとして使い、アレンジのスタイルは英国風、仏教のご法要のお花で、活けるのは日本人(私)。でも不思議なほど,ミスマッチの感じはしないように自分では思います。




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 この方は元ロンドン市議会の議長を勤められたお方だそうです。ロンドンのバタシーパーク(Battersea Park)にもお仏舎利塔がありますが、その建立が認可される時、ロンドン市議会に諮られ決定されたそうなのです。この方とはその時以来のご縁で、今では日本山妙法寺の信者さんであられるとも伺いました。毎年お見えになるそうです。




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 一連のスピーチが終り、ランチの時間になりました。この祭礼に参会しておられる方はどなたでも(無料で)いただくことができます。これらのお食事はすべてボランティアの方々によって用意されました。今年はインド風のお食事で、カレーや、お豆をスパイシーに煮たものなど10種類ほど大量に容易させていました。





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 これはランチの為の行列です。左奥にテントが見えますね。行列は右手前からあのテントに繋がっているのです。でもこれはまだまだ行列の始まりなのです。このようにランチを振舞うという習慣は英国国内でも他所にはないのでは、と話しておられる方がいました。
 二日前のお花活けの時は、5~600人ほどは見えるでしょうとの予想でしたが、当日は1000人近い人々が見えたそうです。もちろん全員がランチの列に並ばれるわけではないでしょうが、参会者も振舞うランチも年毎に増えてきているそうです。
 このお寺が市や地域住民に広く受け入れられ、愛されているのは、お坊様がたの30年にも及ぶ地域密着の真摯なご努力が実を結んでいるのでしょうね。





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 参集者が芝生の上でランチやドリンク、団欒を楽しんでいるとき、舞台の上ではミュージッシャン達が自慢の喉や腕を披露します。ダンスもあります。何組も見えていて、丘の上のピースパゴダの回りは、アトラクションが夏の日の午後、延々と続きました。楽しいお祭りのような雰囲気です。




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 丘の上から見たお寺、日本山妙法寺のこの日の様子です。


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  1. 2007/07/03(火) 21:02:54|
  2. 日本山妙法寺
  3. | コメント:12
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コメント

お寺は二度目ですが、庵主様は始めて

庵主様のお顔をちゃんと拝顔するのは初めてです。

日本山妙法寺、いつ見てもいい雰囲気のあるお寺です。
日本のお寺とは少し違う風が吹いているようですが、何だか心地良さそうな風だと思います。

だって、どなたのお顔も、とても明るく安らいでいますものね。

はなあかり様、美人ねぇ。
  1. URL |
  2. 2007/07/04(水) 13:55:19 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 庵主さまを存じ上げる方がこの写真をご覧になって『庵主さまってこのようなお顔をしておられたのですか』といわれたのです。
 そういえば私も笑顔ではない庵主さまのお顔を拝見するのは、このお写真が初めてかと思うほど、本当にいつも笑顔の絶えないお方です。半田上人様もご立派なお人柄で、地域住民の大きな信頼を得ておられます。
 このお二人とご一緒させていただいておりますと、信仰心の薄い私でさえ、心も体も緊張がほぐれ自然体に戻るようです。新しくお花活けに参加された三人の方々も、一度でこの方々の人間としての魅力、そしてお寺の雰囲気にすっかり魅了され、来年も是非ご奉仕させて下さいとのこと、即刻、来年のチームが決まってしまいました。
 若い美しい方々に囲まれて座りますと、他の方と同じ年齢の気分になってしまいますね。ば~ばさま、ひょっとして人違いでは?
  1. URL |
  2. 2007/07/04(水) 23:53:10 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

こんにちははなあかりさん

明るい陽射しの下お花も人々も輝いていますね。こういう仏事?もあるんだと驚いたりしています。でもこういうのもいいなとも思います。はなあかりさんのお写真も始めて見させていただきました。こんにちは~です
  1. URL |
  2. 2007/07/05(木) 06:58:17 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

履歴より、お邪魔します。

イギリスは、友達が、ロンドンに居ます。
でも、一回も行ったことが無いです。
行きたいなぁ~
色々、楽しく拝見させて頂きました。
ありがとうございます!
  1. URL |
  2. 2007/07/05(木) 13:29:07 |
  3. chiemi #-
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 生家は先祖代々、天台宗の僧侶でしたが、家を出てからはお寺さまの行事に直接関わるということも無く過ごして参りました。やがて海外に住み、この年になって、お花を通してご奉仕できるということは大変有り難いご縁だと思い、年に二回(お花祭りとこの年祭)ですが、心を込めてご奉仕させていただいております。 hanahhanaさま、私からもこんにちは~です。
  1. URL |
  2. 2007/07/05(木) 17:47:38 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

 chiemi さま
 私が、しばしばお訪ねするブログの、コメンテイターの方々のブログに、たまに立ち寄らせていただくことがあります。chiemi
さまのところにはhanahhanaさまのところからお伺いしました。大変楽しく拝見しました。
 イギリス人にとって日本は大変興味深い国のようですが、日本人にとってもイギリスは大変魅力的な国だと思います。ロンドンも凄いところなのでしょうが、カントリーサイドにはイギリスの魅力があふれています。是非、いつかイギリスにいらしてくださいね。
  1. URL |
  2. 2007/07/05(木) 18:06:49 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 やはり、‘年上’のヒントは、歴然でしたね、ば~ばさま。他の若い美しい方をポイントして欲しかった・・・ですねぇ。
  1. URL |
  2. 2007/07/05(木) 18:15:31 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 ごめんなさい、ば~ばさま。アクシデントです。
 実は私からのば~ば様へのコメントの四行目に、『笑顔の絶えない』と書いたつもりが、『笑顔の耐えない』になっていることに気がついて、何か訂正する方法はないかと半分眠気まなこで、コメントの管理のところをいじりはじめ、なんとうっかりば~ばさまからいただいたコメントを削除してしまったのです。あ~っと思ったときは消えていました。
 コメントの内容は、記憶では

「 こっそり・・・ 庵主さまのお隣り
  (コメント、消してもいいですよ)      」

 ・・・という感じではなかったかとおもうのです。全くのアクシデントですからお許しくださいね。このコメント、なんだか嬉しかったので大事にするつもりでいたのです。消してしまってくやしい~です。
 ところでコメントの誤字などの訂正をする方法を私はまだ知らないのですよ。
  1. URL |
  2. 2007/07/06(金) 06:17:32 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

すばらしいです

はなあかりさま
先日のメールでお話があっただけに、今日、ブログを見させていただいて、こんなすばらしい活動をされていたのかと、びっくりしました。
ご奉仕は、なかなかできないものですが、それを続けることは、さらにむつかしいものです。
よき理解者に恵まれてよかったですね。
それにしても、ほんとうにインターナショナルなお寺ですね。
こういう風にこだわらないことが、イギリスでは、重要だと思います。
イギリスで、これだけ日本的な場所は、ないですから(Kewの部分的な日本の再現は、がっかりです)一度おとずれてみたいです。
素晴らしいです。
  1. URL |
  2. 2007/07/06(金) 16:51:23 |
  3. les fleurs #-
  4. [ 編集]

編集で出来ませんか?

私のブログでは、コメント一覧で目的のコメントをクリックすると、「編集」文字がありまして、自分の書いたことは何とか訂正できます。

このコメント送信者の末尾にも「編集」が付記されていますが、使えませんかしら。
  1. URL |
  2. 2007/07/06(金) 19:32:53 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 ありがとうございました。できました!!!。新テクニックひとつ覚えられて嬉しいです。
 コメント欄の「編集」から最初入り、訂正して送信クリックしましたのに元通り、三回繰り返しても同じでしたので、次は‘最新コメントのRSS’というところから入りました。 同じコメント欄が出ましたので編集をクリック、訂正、送信で訂正された画面が出てきたのです。
 身近にPCに詳しい方がいませんし、ブログをしておられる方もいませんので、何か困った時はお手上げです。それに気軽に電話でどなたかに聞くということも何となくためらわれ・・・一人で悪戦苦闘しています。
 年に一~二回、息子がきたときに時間をかけて家にあるパソコンのメインテナンスをやっていってくれますので、そのお陰でパソコンは機能しているようなものです。
 ば~ばさまに心から御礼もうしあげます。
 ありがとうございました。
  1. URL |
  2. 2007/07/06(金) 20:34:35 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

les fleurs さま
 ありがとうございます。
 今回初めてこのお寺でご奉仕されたお三方も異口同音、とっても気分が良くて楽しい時間でしたといわれ、是非来年もよと即座におっしゃっられたのです。それくらい、このようなお花活けを通して、させていただく側の喜びや幸せはかけがえのないものだとありがたく感謝しています。Les fleursさまもそのうちチームに加わってくださいね。
 優美で格調高い文化遺産的な仏閣が、周辺の広大な自然と調和して、えもいわれぬ雰囲気をかもしています。在英の日本関係のメディアもご存じない、秘蔵のお寺だとおもいます。les fleursさまもこの方面にお見えのチャンスがおありの時、ぜひお立ち寄りになってみてくださいね。半田上人様、丸田庵主さまのお優しい笑顔にふれられたなら,いっぺんで十年の知己であったかのようなご気分になられること請け合いです。
 
  1. URL |
  2. 2007/07/06(金) 22:43:41 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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