イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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この愛らしき花、ダイエラマ

                         17 July 2007


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 来英後に初めて訪れた庭園で、この深いピンク色の花、“ダイエラマ”(Dierama)に出会ったときは、一種の感動に似たものを覚えました。ベルの形をした愛らしい花がアーチ状の細くしなやかな枝にぶら下がり、葉はグラスのような形をしているのです。池の傍でかすかな風にも揺れ動くエレガントな姿に、しばし立ち尽くしたまま、動けなくなりました。
 ダイエラマの英語名はAngel's fishing rod,“エンジェルの釣竿”とも呼ばれているようです。



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 公開されているような大庭園ではしばしば見かけますのに、一般家庭のお庭ではあまりみかけ無いプラントかもしれません。私が訪ねるガーデンセンターでもまだ見かけたことはないのです。
 カタログ販売で註文できましたが、届く苗は花が咲くには、4~5年もかかるのではと思えるほど小さなものでした。
 他のプラントの影でも、そして乾きすぎるところも駄目なようで、しっかり根付くまで時間がかかりそうです。わが家で三年ほど咲き続けた白のダイエラマ(Dierama Guinevere)は、今年はなぜか勢いが無く、お花も残念ながらお休みのようです。




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 これは7~8年前、友人のお庭から株分けしていただいた苗が生長したものです。株分け苗でもお花が咲くまでに四年ほどはかかりました。タネからは簡単に発芽しますので、ベビー苗はたくさんできますが、花が咲くには株分けよりもさらに年数がかかります。




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 葉はグラスのように見えますね。草丈は160センチほどあります。友人から種類名を聞かずに戴いたので、バラエティー名がわかりませんが、これは7月初旬から中旬にかけて咲きますから、Dierama pulcherrimum ではないかとも思われます。他に、Dierama pendulum という種類もありますが、そちらは“遅い夏咲き”となっていますので、単純に咲く時期から判断しますと前者かと思いました。




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 ダイエラマの周辺はこのような感じです。




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 サルビア(Salvia guaranitica blue enigma)ですが、これの草丈も150cmほどあります。アキリアの黄色い花の傍に欲しい色合いです。




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 このゼラニウム(Geranium‘Anne Thomson’)も、良い雰囲気に咲いてきました。




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 すみれ色のような赤紫も素敵な色です。




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 ミソハギの仲間で、私には懐かしいお花です。名前は、Lythrum virgatum ‘Rose queen'。生家では仏前のお花に使い、特にお盆の水祭りの祭壇には必ずこれが飾られておりました。




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 エリンジウム(Eryngium planum)です。これもこのまま初冬の頃まで置いて楽しむのもいいですが、カットして室内でドライフラワーにすれば個性的な冬季のデコレーションになります。




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 宿根草のスイートピー(Lathyrus grandiflorus)です。友人からタネを戴いて、蒔いて育てました。




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 愛らしいお花で、切花にして卓上に飾ることもあります。英語名は、Everlasting Pea。一年草のスイートピーほどカラフルではありませんが、私は何となくこちらの渋さが気に入っています。



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  1. 2007/07/17(火) 11:06:14|
  2. | コメント:8
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コメント

天使の釣竿、なんていい名前

ダイエラマ、エンジェルの釣竿なんて、可愛いロマンチックな名前ですね。

スッと細く空に向かう葉に細い茎、そこに並んで付いている蕾の色・形は、咲いて花が開くと趣がガラリと変わるんですね。

咲く前の想像と、花の可憐さにギャップがあって、とてもチャーミング。

人間も、見た目で想像出来ない部分を持っている人の方が魅力がありますものね。
  1. URL |
  2. 2007/07/17(火) 14:39:47 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 お花が開くとそれらの重みで茎はアーチ状にカーブを描いて次第に下がってきます。池の脇に植えると池面にしなだれて絵のように美しい光景です。私のこのプラントとの最初の出会いがそうでした。
 これの名前がとっさに浮かばない時、人は『ほら、あのグラスみたいな葉なんだけど、お花はアーチ状の枝に釣鐘のようにぶら下がって・・・」などと説明しますが、聞かれる方ではなかなか想像がつきません。ば~ばさまが仰るとおり、意外性がまた魅力のひとつでしょうね。
 人間も奥深くて、まだ押し開かれてない扉をいくつも持っているような人は確かに魅力だと思います。ば~ばさまのブログを拝見していて、私には、ば~ばさまこそそういうイメージの方ですよ。 
 
  1. URL |
  2. 2007/07/17(火) 21:02:35 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はなあかりさんこんにちは

ちょっとため息です。どの花見てもきれいだなって感じです。(笑)歌みたいですね。みんな大きな花でうちの庭ではちょっと無理だなと思いながら見ました。高低を生かしたお花達が一株一株織り成す空間がとっても素敵です。ちょっとまねてみたいなって感じです。
  1. URL |
  2. 2007/07/17(火) 22:29:41 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

はなはな さま
 このフロントガーデンは冬の間、常緑の低木類を除いては、何にも見えません。クリスマスローズとレンテンローズくらいでしょうか。それが春の訪れとともに多種のプラントがうずたかく盛り上がるようにグングンと成長をはじめます。宿根性のプラントの醍醐味でしょうね。
 今年はオリエンタルポピーの花後に、一年草のコスモスを植えました。フロントガーデンに一年草は初めてですが、宿根草の花後の隙間を一年草で埋めるのもいいなあなんて思っています。
  1. URL |
  2. 2007/07/17(火) 23:23:31 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

本当にステキな花ですね~♪

わぁ~!本当にステキな花ですね♪♪
日本でも売っているかどうか調べてみたらディエラマという名前で検索できました(^^) 南アフリカ原産の花のようですね。サカタのタネでも扱っているようなので私も植えてみたいと思ったのですが、160cmという大きさにビックリ(笑) 夏の花は背丈の高い花が多いですよね~。耐寒性もある見たいだし、東京ではちょっと無理なので、新潟の庭に植えてみたいです。池のほとりに植えたらステキだろうな~と思っています。

我が家もサルビアが咲き始めたのですが今年は春に数株先を摘んでみました。そうしたら少し低く抑えることが出来ました♪枝分かれして花の数も増えるし、咲き始めは少し遅くなりますが来年は全部を摘んでみようと思っています。

ミソハギは新潟の庭にたくさんあるんです。みんなが盆花と呼んでいるので、本当の名前を知りませんでした(笑) 今日初めて分かって良かったです♪ お墓参りには欠かせない花ですものね。イギリスにもあるなんてビックリ!
  1. URL |
  2. 2007/07/18(水) 17:49:11 |
  3. 紫苑 #JalddpaA
  4. [ 編集]

紫苑 さま
  花茎の丈が160cmほどになりますが、花茎の部分を除けば50~60cm程ですから、それ程、丈高のイメージではありませんのよ。お花一輪が一粒のしっかりした種になりますので、私の経験では発芽率は90%以上でした
 外観からはちょっと意外ですが、根の部分は球茎(corm)なのです。種まきから始めるのは咲くまでに年数がかかって根気がいりますが、確実に成長を続けますし、咲いたときの喜びは格別だとおもいます。
 丈高サルビアの摘芯は大変良いアイディアですね。低く抑えたいときは私もやってみます。
 私の幼い頃の記憶の中でも、ミソハギは“盆花”です。誰もがそう呼んでおりました。今だにこのお花を見たとき、あ、盆花!ってとっさに思ってしまうほどです。

 中越沖地震のお見舞いを申し上げます。紫苑様の新潟のお宅がご無事であられましたことを心から念じております。
  1. URL |
  2. 2007/07/18(水) 19:45:45 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

素晴らしいですね

久しぶりにお訪ねして目の保養をさせていただきました。庭の花々ほんとうに素晴らしい、綺麗ですね。
時間があっても、なかなか草花の手入れにまで手が回らない自分が恥ずかしくなりました。
  1. URL |
  2. 2007/07/20(金) 22:18:55 |
  3. 赤い風車 #-
  4. [ 編集]

赤い風車 さま
 お出で戴き有難うございます。私も赤い風車さまのブログにしばしばお訪ねして楽しませていただいております。
 庭は宿根草が少しずつ咲き代わり、ガーデニングの喜びを感じられる時期かとおもいます。
 日本は今の時期、暑さでガーデニングも大変ですね。蚊取り線香を持ち歩きながら、庭に出た日々を思い出しています。
 
  1. URL |
  2. 2007/07/21(土) 10:50:28 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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