イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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(Ⅰ) ベス チャトー ガーデン 

                      5 August 2007


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 7月の28日、コルチェスターの友人宅に一泊のご招待を受けました。自宅からは車で二時間余の距離にあります。今回は早めに家を出て、この友人宅のすぐ近くにあります、ベス チャトーガーデンに立ち寄りました。三年ぶりのガーデン訪問です。
 この最初の写真はかつてはエントランスガーデンと呼ばれておりましたが、今ではグラブルガーデンと呼ばれています。




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 どんなに乾いた夏でも、ベスチャトーさんは一切水遣りをなさらないと聞いたことがあります。以前ですが、相当に乾いた夏がありました。このお庭を訪れた見物客から,枯死寸前の姿に苦情が出たこともあったそうです。スタッフも水遣りを勧めたそうですが、頑として方針を貫かれたとか。
 でも翌年は、何の影響もなかったかのように、立派なお庭に甦生していたことは申すまでもありません。そんなエピソードも、彼女のアシスタントとして永年働いた友人から聞かされました。

 今年の6月、7月は記録的な雨天続きでしたが、そのことはお庭にとってプラスだったのでしょうか、あるいはマイナスと出たのでしょうか。
 私の目には相変わらず、何処を拝見しましても非の打ちどころがありません。訪れるたびに新しい感動があります。 

  
 

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 このグラブルガーデンは、入場料を支払わなくても散策できるところです。時間のないときはここだけでも十分楽しめると思いました。
 その後で、ショップに寄りプラントなどを求め、コーヒーショップでドリンクやケーキなどいただけば、それだけでも素敵なひと時が過ごせますね。
 すぐ傍にお住まいの友人ご夫妻が、ちょっと羨ましくなります。




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 ゲート(ENTRANCE)を入り、右手にこのグラブルガーデンは拡がっていますが、売店やカフェーなどは左手にあります。




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 さてこれから入場料を支払って、メインのガーデンに入ります。これが入り口に立てられている案内図ですが、写真の写りがはっきりしてなくて申し訳ありません。
 私が立っている位置はENTRANCE KIOSKと書かれている文字の、真ん中辺りですが、近くに黄色い星マークをつけました。



 
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 星マークのところから下方のウオーターガーデン(WATER GARDENS)に向かっておりて行くところです。フェンスのすぐ左側にベス チャトーさんのお住まいがあります。



 
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 芝生の場所に下りました。左を眺めますとこんな光景が拡がっています。すぐ左手手前は、どうやらここは新しいボーダーガーデンの始まりのようですね。ここは左に曲がらず、右に数メートル歩いて、向こう側に渡りました。




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 渡る途中で写しました。ここからは前方を写したり、歩いてきた方向を振り返って写したりという具合で先に進みますが、写真は写した順にアップ致しますので、ご一緒にお散歩しておられるご気分でご覧くださいますと私も嬉しいです。




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 イギリスの庭園は何処をお訪ねしましてもそれぞれ個性がはっきりしていて、それぞれ素晴らしいと思いますが、私はこのベス チャトーガーデンには特に魅せられているのです。
 魅力の一つはバラエティーから来るのかもしれません。グラブルガーデン、ウオーターガーデン、日陰のシェイディーガーデン。ドライガーデン、雑木林のガーデンとそれらのコントラストがまた素敵なのです。
 



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 この土地を庭園にされたのは、1960年頃のようです。当時すでにこの周辺に育っていた樹木のうち切らずに残されたものもかなりあり、それらは大庭園の要所要所で、素晴らしいアクセントになっているとおもいます。




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 庭園の面積は2002年時点の記述で、5エーカー(1エーカーは4047平方㍍)とありますから、広大な大庭園と言えるでしょう。
 驚くのはすべての宿根草の花茎が大変丈夫で、ただの一本も支柱で縛られ支えられている光景を目にしなかったことです。
 これは多分に、水を一切与えない方針を頑として貫く、ベス チャトーさんの知恵の賜物ではないでしょうか。
 つまり、プラントが水掛けによってスポイルされていないので、“自給自足”を余儀なくされたプラントの根は、水分を自ら吸収すべく良く発達し、プラントそのものも骨組がしっかりして丈夫になっていくのではないかしら、などと考えました。
 私も真似をしたいところですが、最初からスポイルしていますから、少しでもしんなりしてきますとすぐに水を与えてしまいます。難しいですね。ふと子育てにも通じるような気がしてしまいました。




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 ベス チャトーさんのお住まいが見えます。1963年ごろ?の建築ではなかったかと友人より伺いました。
 ご名声から判断して、豪邸にお住まいではと想像なされ、意外に簡素だと思われる方もおられるようです。
 きっとベス チャトーさんのことですから、主役はあくまでもお庭なので家は目立たない方が良いのです、私はこのお庭の番人に徹してますのよ、などとおっしゃられそうです。
 現在、80歳代半ばでいらっしゃいます。本当にいつまでもお元気で、このパラダイスのようなお庭を守リ続けていただきたいですね。

 次回もこの散策の続きをご覧いただきます。


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  1. 2007/08/05(日) 00:00:10|
  2. ベス・チャトー ガーデン
  3. | コメント:4
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コメント

こんにちははなあかりさん

すばらしいお庭ですね。日本でしたら、さしずめ、公園って言ったところですね。こうした庭で、ひとつの考え方を持つことはきっと統一感みたいなものを作るのにやくだっているんでしょうね。水あげないのは、自然に倣うって意味なんでしょうね。そういえば話はだいぶ違いますが、トマトの水をからすと格段に甘くなります。これは、自然のいきようとするちからなんでしょうね。今年の雨は、異常気象の走りで怖い感じがします。地球を守らなくちゃねと思います
  1. URL |
  2. 2007/08/05(日) 02:57:33 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

本当の意味の、ナチュラルガーデンですね。
素敵です。

私も、しおれかけたら、すぐに、お水をあげてしまいます。
プランターが多いせいもありますが、
水のやらなさすぎで、枯らしたこと数十回・・・
少しでもしおれてきたら、
少しだけ、水をあげるようにしていますが、
可愛がりすぎは、何に対しても、
注意が必要なのかもしれませんね。。。
  1. URL |
  2. 2007/08/05(日) 03:09:08 |
  3. 永月水人 #c5ZjinGs
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 水分が少ない状況のプラントの根は、水分を求めてさらに根をはりめぐらせるので、根が発達し、結果として乾燥に耐えるプラントに成長するということになるのでしょうね。茎も余分な水分を吸っていないので、ひょろひょろではなくしっかりと充実しています。そのため少々の風では倒れないので、支柱も要らないのだと思いました。
 私などは最初から過保護気味で育てていますから、いきなりそういう方針に切り替えようとしましても、根が準備できていませんのでプラントが対応できません。徐々に慣らしていけばいいですね。
 水遣り必要最小限は水道水の節水になり、心がけてはいたのですが、うなだれた姿を見るとつい与えてしまっていました。
 今回のガーデン訪問は、そのことに改めて反省をせまられたのですよ。
 水分を制限してトマトを甘くする方法は、ヒマラヤの高地?での栽培法にヒントを得たというのをチラッと聞いたことがあります。私のアロットメントのトマトは、来年は半分はその方法で栽培して見ましょうかしら。

 
  1. URL |
  2. 2007/08/05(日) 19:51:51 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

永月水人 さま
 ランドスケープガーデンとボーダーガーデンがバランス良く混在している庭園だと思います。それらの調和は大変見事で、ボーダーガーデンだけのお庭に比べ、スケールを感じます。

 鉢栽培は地植えとは異なり、限られたスペースで栽培していますから、水掛けは大切ですよね。与えられる水だけが頼りのようなものですもの。でも私も掛けすぎには気をつけています。
 6,7月は異常な雨量で水害が続出しましたが、例年は乾き気味で水不足になり、給水制限される地域も出ておりました。
 そんな時、水道の水をホースで掛け与えるのには、自分でも罪を感じたものです。私も少なめに心がけますね。
  1. URL |
  2. 2007/08/05(日) 20:24:16 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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