イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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和の風情

               18 September 2007


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 ボーダーガーデンの宿根草の移り変わりに比べ、この和のコーナーは変化がそれほど目立ちません。ほとんど変わらずにいつも同じような表情を見せてくれます。そこが魅力かもしれません。



 
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水滴がわずかにポトリポトリとしたたりおちて、小鳥たちの格好の水飲みや水浴の場所でもあります。入れ替わり立ち代り、この季節も十種類程が常時やってきます。
 今この場所にいるカラフルな二羽の小鳥たちは、ゴールドフィンチです。




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 ヤマモミジの間から木漏れ日が射して、のどかな秋日和です。




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 日本のヤブランの一種だと思いますが、りりオーぺ ムスカリ(Liryope muscari)といいます。和のコーナーにはあまり目立たない控えめな色彩の花が似合いますね。




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  何ヶ月も咲いていますが、見飽きることはありません。




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 小さな池が二つ並んでいますが、魚をキープするための池ではありません。カエルやトンボのようなワイルドライフのための池です。イモリもいます。



 
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 日本から届いた出雲石の古代六角雪見灯籠は私の宝ですが、苔むして風格が出てきました。
 周りには、ホトトギス、タニワタリ、イカリ草、ゼンマイ、ジャノヒゲ(Ophiopogon black dragon)などが見えます。




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 そして石灯籠の傍にもりりオーぺ ムスカリがあります。





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見えにくいのですが、右奥にミズギボウシ(Hosta lancifolia)も植えられています。




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 ミズギボウシの先端には、まだお花が咲いています。このしなやかな花茎が素敵だと思います。





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 レンガの塀沿いに一群れの竹があり良い雰囲気でしたが、昨年大量の花が咲き枯れてしまいました。花が咲いた翌年に枯れてしまったのはこれが初めてではありません。
 竹を堀りあげ、同じ場所にこの写真では見えないほどの小振りのカエデの一種を植えましたが、まだ竹のイメージが強く残り、ちょっと物足りない感じに見えます。今に見慣れてくるのでしょうけれど、何となく寂しさもつのります。




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 和の雰囲気にヤマモミジのようなカエデ類の存在は必須かも知れません。海外住まいなので、この和のコーナーがいっそう聖域のような場所に思えるのでしょうか。
 カラフルなイングリッシュガーデン、そしてこのわずかな花しか咲かない静かな和のコーナー、いずれも甲乙つけ難い程大切に思っています。



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  1. 2007/09/18(火) 05:07:28|
  2. | コメント:14
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コメント

落ち着きますね

洋風の庭、そして花も素晴らしいのですけど、その一角にこのような日本風の庭をしつらえられているのを見せていただくと、ほっとします。
やはり私は日本人なんだな~って、写真を見ながらしみじみ思いました。
変ですね、日本にいるのに。
  1. URL |
  2. 2007/09/18(火) 10:43:22 |
  3. 赤い風車 #-
  4. [ 編集]

レンガ壁に和の庭の落ち着き

レンガの壁は、どちらかと言えば和の素材としてはポピュラーじゃないのかも知れませんが、こうして古びてくるととても和風に合いますね。

京都の哲学の道~旧水道あたりの風情かしら。

竹は花が咲くと生涯が終わるって、本当なんでしょうか。
よく聞きますが・・・。
  1. URL |
  2. 2007/09/18(火) 14:27:57 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

はじめまして

はじめまして。
植物の日本名を調べるために、学名からサーチしていたら、あなたのブログを偶然見つけました。
私も英国に住んでいて、英国のお花情報、お庭情報、観光地情報をブログに書いていますので、よかったら見てください。
http://hirokowright.blogspot.com/
私の場合は、お花にはまったのは今年からです。今、キューやウィズリーに通って、お花の名前を覚えているところです。
お気に入りに入れて、時々見せていただきます。よろしくお願いします。

  1. URL |
  2. 2007/09/18(火) 20:52:34 |
  3. hiroko #7r4xH7r6
  4. [ 編集]

日本庭園

日本の一般家庭の庭よりも、はるかに日本らしき日本庭園ですね。
とっても落ち着いた雰囲気、素晴らしいです。
  1. URL |
  2. 2007/09/18(火) 23:57:06 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

すてきですね

はなあかりさまのお庭は、あこがれです。心のこもったつくりで、こっているんですもの。日本庭園いいですね。紅葉をみると富士山の別荘の庭を思い出します。今住んでいるロンドンのフラットのお庭にも大きなもみじがあるんですよ。いたやかえでを植えてほしいけど、なかなかむつかしいのです。
  1. URL |
  2. 2007/09/19(水) 06:55:49 |
  3. les fleurs #-
  4. [ 編集]

赤い風車 さま
 池を掘ることから始めました。まったくの素人の手作りガーデンです。石も大きいのを除いてほとんどが地元の小川から拾ってきました。つくばい前に撒いてある小石も、アロットメントの土の中から出てきたものです。(大昔はあの辺り小川だったようでこのような丸い小石がいくらでも出てきます)。 
 自己流ではありますが、ナチュラルな和の空間をクリエイトしたいと思いました。興味深いのは、わが家に見える庭好きの英国人の方々が、もっとも関心を示されるのは、実はこの一角なのです。日本庭園には哲学や思想があると思われているようです。
 私はこのコーナーに立ち、日本人で良かったなあ~と思っているのですよ。
  1. URL |
  2. 2007/09/19(水) 09:08:17 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 感性の秀でた方はイメージの世界の彷徨にも長けていらっしゃいます。ミニチュアサイズのガーデンを京都の思索的な美しい光景と重ねていただき大変光栄です。有難うございます。
 
 竹の花、ほんとうに花が咲き始めますと切り戻しても駄目なようです。新しく伸びた新竹にまで花が咲き、二年ほどで枯れてしまいました。不思議なことに英国内在住の、二人の知人のお庭でもほぼ同時期に(昨年から今年にかけて)竹が枯れました。
  1. URL |
  2. 2007/09/19(水) 09:54:01 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

hiroko さま
 お出でいただきましてありがとうございました。私も早速hiroko さまのブログを拝見に伺いました。素敵なブログですね。
私もお気に入りに登録しましたから、ときどきお尋ねさせていただきます。
 ガイドのお仕事は、語学だけでなく多岐にわたる知識を必要とされるでしょうね。大変でしょうが、やりがいのある素敵なお仕事だと思います。頑張って下さいね。
  1. URL |
  2. 2007/09/20(木) 02:44:31 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ナベショー さま
 大きな石も立派な松もありませんが、他の方の手を借りずに何とか和の雰囲気に近づけたいと思いました。‘蹲’の石は水がたまるほどの窪みが最初からありましたので、その窪みを利用しています。
 竹も見よう見まねで格好をつけてみました。最初はぎこちなく見えましたが、年数が経過し、周辺に苔も生えてきますとちょっとそれらしく見えるようになりました。このような庭の仕上げは歳月がしてくれるようですね。
 小鳥たちが水を飲みにやって来るようになったとき、鳥達もそれと認めてくれたのだワ、と嬉しくなったものです。
 ナベショーさまにお褒めいただき、光栄です。
 
  1. URL |
  2. 2007/09/20(木) 03:26:04 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

les fleurs さま
 イタヤカエデがお好きなのですね。カエデの中では木も葉も大型サイズですから、フラットの広いお庭には適していると思います。それに春先の黄色っぽいお花も風情がありますもの。
 外国に住んでいますと、和の雰囲気がときどき無性に欲しくなります。年齢に比例して加速していくかもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2007/09/20(木) 03:54:53 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はじめまして

とても素敵な和のコーナーですね。来年、前庭に池を作りたいなぁと思ってるのですが、はなあかりさんの和のコーナーとても参考になります。私はアメリカ在ですが、うちの庭にはアメリカンゴールドフィンチというのがやってきます。バックヤードバードウォッチング楽しいですね。今年からガーデニングにも足を突っ込んでかなりはまりつつまります。http://blogs.yahoo.co.jp/sleepyheadypsilanti
私のブログですが、よかったら遊びにきてくださいね。
  1. URL |
  2. 2007/09/20(木) 09:58:19 |
  3. スリーピー #-
  4. [ 編集]

スリーピー さま
 アメリカからのコメント、ありがとうございます。ブログを拝見させていただきました。可能性いっぱいのお庭で、これから築いていく楽しみがありますね。ぜひ真心こもる、手作りのお庭を築き上げてくださいね。楽しみにしています。
 バックヤードという表現はイギリスでは聞きませんので、何だか懐かしくなりました。30年も昔、二年弱ですが私もボストン辺りに暮らしておりました。ニューイングランド地方の秋の美しさは今も夢に見るほどです。
 アメリカの空気に触れたくなったら、スリーピー様のお庭にお訪ねさせていただきますね。
  1. URL |
  2. 2007/09/21(金) 08:27:43 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

こんにちははなあかりさん

国を離れると、自分の国をかえって好きになると、私の会社の方で、海外生活の長い方がよく言われていました。外で自分を眺めることってきっと大事なんでしょね。はなあかりさんおこのお庭は、きっと、はなあかりさんの故郷への想いを感じますよ
  1. URL |
  2. 2007/09/22(土) 06:00:44 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 一歩外へ出ますと、日本人は全くいないといえるほどの中都市に住んでいます。本当に私はマイノリティーの最先鋒ですのよ。私はジャパニーズです、なんて自己紹介の時に付け加えることになるのですが、日本人ということを常に意識して暮らすことになります。やはり“愛国精神”が身の底から芽生えて来るのです。日本にいれば考えられないことですよね。
 庭もやはり私のアイデンティティー、自己の存在証明でしょうかしら。面白いものですね。
  1. URL |
  2. 2007/09/24(月) 05:32:45 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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