イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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寒に咲く花

                                15 January 2008


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1月14日の庭、08年-03 A

 他のシーズンは、直射日光が当たらないような樹木の木陰などで眠っていて、新年が明ける頃にひょっこりとつぼみを地面から持ち上げてきます。この時節、他に黄色いお花がありませんから、小さくてもよく目立ち、かわいらしいお花です。
 英語名はウインターアコナイト、学名はEranthis hymalis と言います。日本では節分草と呼ばれているようですね。
 キンポウゲ科の福寿草とイメージが重なってしまうのですが、節分草も福寿草も同じキンポウゲ科のようです。 




1月14日の庭、08年-14 A

 馬酔木の一種で、学名をPieris Katsuraと言います。カツラという日本名が学名に使われているようです。
 えび茶色のつぼみは咲くとピンク色になります。葉の色は緑ですが、新芽の頃は大変に美しいえび茶色をしています。




1月14日の庭、08年-15 A

 一般にピアリス ジャポニカと呼ばれている馬酔木の一種で、学名はPieris japonica Debutante です。
 これから春に向かってゆっくりと咲いていきます。




1月14日の庭、08年-07 A

 学名はSkimmia japonica ‘Rubella’(male) 、スキミヤジャポニカとは日本のミヤマシキミのことをいうようです。これはオギ(雄木)ですから花は咲きますが実はなりません。 
 常緑で艶のある美しい葉と赤い色の花との対比が、冬の庭にあって大変美しいと思います。



1月14日の庭、08年-16 A

 こちらは上と同じ日本のミヤマシキミの仲間で、Skimmia japonica ‘Foremanii’(female)です。 メギ(雌木)ですから、花だけでなく、美しい実も鑑賞できますね。赤い実が冬の間中、持続して楽しめます。



1月14日の庭、08年-13 A

 これもスキミヤの仲間ですが、他種とのミックスのようですね。お花が緑色で珍しいと思いました。学名は Skimmiya x confusa ‘Kew Green’です。良い香りが漂います。




1月14日の庭、08年-05 A

 冬花開く低木類の中で、香りにおいて群を抜いているのがこのサーココッカ(Sarcococca confusa)かもしれません。そばを歩く方が思わず立ち止まって、その沁みいるような香りの正体を探すほどです。



1月14日の庭、08年-06 A

 白い小さなお花はあまり目立ちませんが、つややかな黒い実が個性的です。緑の花材が少ないこの時期に、アレンジメントや生け花のあしらいとして大変重宝します。




1月14日の庭、08年-08 A

 今年もシルクタッセルブッシュ(学名;Garrya Elliptica Male)のタッセルが長く延びてきました。この木が一年中で一番魅力的に見える時期の到来です。少しの風にも優しく揺れています。



1月14日の庭、08年-12 A

 白いボケの花のつぼみが膨らんできました。ボケのことをイギリス人は俗に‘ジャポニカ’といいます。日本的な植物のイメージが強いのでしょうか。
 かなりの大株に成長したボケがあちこちにありますが、そろそろ花咲くシーズンを迎えます。


 
1月14日の庭、08年-11 A

 この白い花の咲く種類は、学名を Chaenomeles speclosa‘Nivalis’といいます。白はこちらでもまだあまり見かけません。気に入っています。 



1月14日の庭、08年-04 A

 ヘレボーラス ホワイト ビューティー (Helleborus White Beauty)のつぼみが見えてきました。



1月14日の庭、08年-02 A

 春から咲き始めたこのペレニアル ウオール フラワー (学名;Erysimum Bowles Mauve)は、まだ咲き続けています。休みなくお花を咲かせるせいでしょうか、宿根草ですのに4年から5年で寿命を終えてしまいます。 
 これは3年目ですからまだ大丈夫ですが、さし芽をして次の世代の準備をしなくてはなりません。
 


1月14日の庭、08年-18 A

 冬に魅力的な枝もの花木です。なんと言いましてもこのくねくねとした枝の曲がり具合が、フラワーアレンジャー達をとりこにするのです。
 細長い房状の部分はキャットキン(catkin)と言い、尾状花序で、これからさらに伸びてきます。



1月14日の庭、08年-17 A

 この木のことを普通には英語名でコーク スクリュー ヘーゼルとか、コントーティド ヘーゼルといいます。City &Guilds やNAFASでフラワーアレンジメントを学んだとき、レポートに記すプラント名は英語名では一切認めていただけませんでしたから、学名を覚えるのは大変な苦労でした。このプラント名の学名もコリラス アヴェラーナ コントータ(Corylus avellana contorta)と書かなくてはならず、苦労して覚えた名前のひとつです。


 
1月14日の庭、08年-10 A

 成長が待ちきれなくて、一年後にもう一本、同じコークスクリューヘーゼルを求めました。
これが二本目で裏庭に植えてあります。そのお陰で今では必要なだけ花材として切って使うことが可能になりました。

 次回からは昨年夏に訪れたデイヴィッド オースティンの薔薇園の写真をご覧いただこうと思います。ゆっくりしたペースのブログですのに、おいでいただきまして本当にありがとうございます。
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  1. 2008/01/15(火) 09:50:01|
  2. | コメント:10
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コメント

シルクタッセルの時季になったのね

福寿草は、この辺では終わったところが多いです。
暖冬で、暮れのうちに咲いてるところもあったのですよ。

スキミヤと言うのは、千両や万両と同じ類かしら・・・わが庭の千両が見事なんですが・・・。

シルクタッセル、また見せて頂きました。
と言うことは、こちらに伺うようになって、2シーズン目なんですね。

これからもよろしくお願いします。
  1. URL |
  2. 2008/01/15(火) 10:50:34 |
  3. ば〜ば #-
  4. [ 編集]

こんにちははなあかりさん

ゆっくりでいいですよ~のんびりいきたいものです。みものの色がいいですね。赤も黒もいいかもです。これからのつぼみが楽しみdすね。こちらは、今年は寒くて(平年並み)でちょい花が少ない時期です。春よ来いって感じです
  1. URL |
  2. 2008/01/15(火) 21:53:13 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

ば~ば さま
 確かに千両に似ていますね。でも千両がせんりょう科であるのに対し、ミヤマシキミはミカン科なのだそうです。
 お墓や仏前にシキミを供えますが、あのシキミに枝葉の様子が似ていて、しかも山中に生えるためにこの名前がついたようです。
 ちなみに万両は、やぶこうじ科なのだそうですよ。私も今、勉強しました。植物も面白いものですね。

 ば~ば様においでいただくのは光栄です。どうか末永くお付き合いくださいませ。
  1. URL |
  2. 2008/01/16(水) 09:29:49 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 赤い鳥 小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた な~んて歌が昔あったような気がします。赤い実のなる木も黒い実のなる木も嬉しいのは、そんな童謡の記憶につながるからでしょうか。
 昨年の夏が異常なほど冷夏でしたから、南天の実のサイズが今期はとっても小さいのです。夏の気温によって実のサイズが大きく左右されるが不思議です。
 これからもゆっくり、のんびりになると思いますが、よろしくお願いします。
  1. URL |
  2. 2008/01/16(水) 11:13:54 |
  3. はなあかり #-
  4. [ 編集]

japonica のひびき

はなあかりさん こんにちは
ジャポニカ・・思い出しました。イギリスについて早々にお隣の老夫婦がおうちに呼んでくださったことがあり、“うちの庭先にジャポニカがあるのよ”と赤い”ボケ”の花を見せてくださいました。ボケの花のボケの語源と関西弁の“ぼけ”が同じかどうか知りませんが、i-236クスッとなりました。

余談ではありますが、このジャポニカ・・ボケの花・・はかわいらしくでうれしいのですが、Japanese knotweed・・たぶん“いたどり”は最初はイギリスでも園芸用として植えられたようであるのに、除草剤も対応できない嫌われ者としてイギリスの園芸雑誌に書かれてあるのを読んだ事があり、がっかりしたことがあります。どちらも“日本”由来のもので、私には印象深いことでした。
  1. URL |
  2. 2008/01/16(水) 13:15:59 |
  3. リズ #DS51.JUo
  4. [ 編集]

リズ さま
 そうなのですよ。日本からの帰化植物‘いたどり’はRHSの雑誌でも迷惑な植物の代表のように扱われているのを見たことがあります。ジャパニーズノットウイードという植物名で紹介されているのですけれど、何度も繰り返し出てきますのでちょっと強調し過ぎではないかしらと、ジャパニーズの私は残念に思ってしまいます。
 一方、フラワーアレンジメントの雑誌では、あの赤い斑点のある茎が花材としてアレンジャーの間で人気なのです。トラディッショナルよりはモダンスタイルの方に多く使われていますが、イギリスだけではなくヨーロッパ全体でそんな傾向にあるようです。
 この植物を西洋に持ち帰ったシーボルトも、この植物に関しては嫌われたり喜ばれたりで天上で苦笑していることでしょうね。
 ところで私の田舎ではイタドリは郷土料理の食材にもなっているほどで、シーズンには沢などに家族で取りに行き、塩漬けにして保存していました。
 イギリスにも邪魔物扱いされるほどたくさんありますので、近所の空き地から折り取ってきては皮をむいてサラダに入れたりしています。昔の旅人はイタドリを食べて喉の渇きを潤したといわれるくらいですから、酸味があってなかなか美味しいものですよ。
  1. URL |
  2. 2008/01/19(土) 02:27:26 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ちょっと時期が遅くなりましたが
明けましておめでとうございます(^^)

寒い時期は寒い時期ならでわの庭の
楽しみ方がありますよね~♪
我が家も春や秋の頃には目立たない
小さな実のものがあちこちに残っていて
発見する楽しみがあります。

今年も宜しくお願い致します♪
  1. URL |
  2. 2008/01/21(月) 16:02:58 |
  3. 紫苑 #-
  4. [ 編集]

紫苑 さま
 こちらこそ今年もよろしくお願い致します。
 寒い時期には八つ手やアオキなどの常緑樹も生き生きして見えますね。そして春咲く球根類が少しずつ芽を出してくるのを見るのも嬉しいですよね。
 日本列島はこの頃寒そうですね。温暖化の心配のさなかですから、冬はやはり寒い方が安心というところでしょうか。この時期はイギリスの方が東京辺りよりも気温はやや高めかもしれません。
  1. URL |
  2. 2008/01/23(水) 03:15:58 |
  3. はなあかり #.rnnPOac
  4. [ 編集]

花の名前

久しぶりにコメントさせていただきます。

私も花の写真を撮ってきては、ブログに載せているのですが、花の名前が分からないときなど、「イギリスそよ風もよう」を見て勉強させてもらっています。

また、私のブログ(http://hirokowright.blogspot.com/)も覗いてくださいませ。現在「英国花暦」という別ブログ作成中です。
  1. URL |
  2. 2008/01/24(木) 03:48:38 |
  3. hiroko #7r4xH7r6
  4. [ 編集]

hiroko さま
 hirokoさまのブログを拝見してきました。興味をそそられる内容ばかりで写真も美しく、とても楽しくお勉強させていただいている気分になりました。
 本当に嬉しいブログで、これからもしばしばお伺いさせていただきます。
 花の名前はガーデンセンターなどで求めたものには、バラエティー名が記されていますが、そうでないときは苦労しています。
  1. URL |
  2. 2008/01/25(金) 04:08:50 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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