イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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ミヤギノハギ、秋明菊、ススキ

                      8th September 2008


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 9月7日のミヤギノハギ(Lespedeza “Thunbergii”)の様子です。日本の植物を初めて研究したスエーデンの植物学者、C. P.チュンベリー(1743~1828)の名前が学名の一部になっていますね。家の庭に植えて8年目ですが、こちらではまだそれほど一般的ではなく、これを見た方からしばしば名前を尋ねられます。繊細でエレガント、一枝折り取って生け花に…それだけで日本情緒が醸されます。




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 同じフロントガーデンに咲いています。カリオプテリス(Caryopteris Gland First Choice)などと呼んでいますが、これも秋の風情ですね。




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 これは8月13日に写した写真です。少々時期がずれておりますが、秋明菊(Anemone japonica Bressingham Glow)の咲く光景をを見ていただきたくて載せました。英国では一重咲きが主流、どんなところでもよく育ち、コントロールしなければたちまち拡がってしまいます。家にはこれのダブル咲きの白もありますがいずれも風情があって好みのプラントです。




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 こちらは上の写真よりも更にさかのぼり、8月8日に写しました。




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 これらポンポン咲きのアザミは日本ではルリタマアザミと言われるようですが、こちらでは一般にはエキノップス(Echinops ritro Globe thistle)で通用しています。お花は個性的で素敵ですが、葉は必ずしも美しくはありません。それに丈高ですからボーダーガーデンの後方に植えますと効果的だと思います。
 中程のバーガンディー(ブルゴーニュ産赤ワイン)色をした葉は、サーシス カナデンシス フォレストパンジー (Cercis canadensis ’Forest Pansy’)、そして後方のオミナエシのような黄色いお花はアキリア(Achillea filipendulina‘Gold plate’)です。これら三色の取り合わせが面白いと思いました。8月8日の写真です。
 



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 8月30日に写しました。南アフリカからやってきたプラントですが、マイナス10度までの耐寒性があると記されています。夏の終わりごろから晩秋まで咲き続け、秋のお庭に重宝します。名前はスキッツスタイラス(Schizostylus coccinea Major)と発音されているように私には聞こえます。
 後方中ほどに赤い実をトウモロコシのようにつけたプラントが見えますが、これは実よりも葉の美しさを期待して植えました。夏の間は葉はすっかり姿を消しますが、秋から芽生え、冬から春にかけてフラワーアレンジメントや生け花の葉物として大変重宝します。
 良く見れば白い筋の入った新葉がぼんやりと二枚ほど写真の中に見えますね。名前はアラム イタリカム(Arum italicum‘Marmoratum’)といいます。この実には毒が含まれているそうです。


 

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 昨年の10月半ば過ぎに、エセックスの友人から郵送されて届いた“Fujiyama”という名のフロックスがこんな素敵なお花を見せてくれました。すぐお隣にピンクのペンステモンがぼんやりと少しだけ見えておりますが、実はこれもPenstemon Fujiyama という名前なのです。




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 日本の桃太郎トマトを毎年、畑で露地栽培してきましたが、昨年は冷夏のためこの地域では収穫ができませんでした。そのため今年は、6鉢だけですがグリーンハウスで管理しています。残りは畑に植えましたが、今年はほとんど畑に出かける時間を作ることができませんでしたから、この小さなグリーンハウスの中でほんとうにささやかにトマト栽培の喜びを感じることになりました。
 右側で一緒に管理されているプチトマトはサンゴールドですが、風味や甘味が抜群で十年以上も欠かさず作り続けている種類です。
 8月16日の写真です。




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 約三週間後のきょう9月7日には真っ赤に色づいています。今年は寒いだけではなく雨も多かったので太陽光も十分には受けておりません。小振りではありますが消毒一切無しの桃太郎トマトが英国で戴けるのですから幸せです。




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 週に一度ほどシャワーを浴びせます。グリーンハウスのトマト達、シャワーが大好きです。




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 ススキが穂を見せて秋の気配です。すぐ後ろには丈の半分ほどしか写っていませんが実生の柿の木が見えます。今年たった一つですけれど花が咲いて私を喜ばせてくれました。来年はもっと咲くのではないかという期待がうまれました。たとえ実をつけることがあってももちろん渋柿でしょうけれど、それでも私には夢のようなお話です。英国で柿の木そのものをまだ見たことがありませんもの。

 雑草も目立たないほどびっしりとプラントで埋まったフロントやバックガーデンとのコントラストを、この和のコーナーでエンジョイしている私です。



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  1. 2008/09/08(月) 03:24:15|
  2. | コメント:15
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コメント

お久しぶりですはなあかりさん

はなあかりさんの庭と畑を堪能させていただきましたよ~みそはぎ、秋明菊、フロックス・・・とこちらと同じ。早い秋明菊の開花かな?今年は暖かかしら?
  1. URL |
  2. 2008/09/08(月) 05:00:45 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

はなあかりさん、こんにちは
落ち着いた色合いの中に燃えるような赤や濃く深い茶、青
そして黄色ーととても秋らしい雰囲気です!
シュウメイギクはこちらはまだ咲いていませんが、イギリスはもう咲いているのですね。
サーシス カナデンシス フォレストパンジー 、長い名前で覚えられそうにありませんが、
とてもいい色をしています。こういうのがあると明るい色のお花が映えて・・欲しくなってしまいました。
ルリタマアザミ、アキリアと同じくらいの高さということはかなり背が高そうですね。
我が家のは4-50cmくらいです。日本のは何でも小さめなのかしら?
※トマト、おいしそう!お野菜作るのもお上手なのですね。
  1. URL |
  2. 2008/09/08(月) 09:16:24 |
  3. リズ #DS51.JUo
  4. [ 編集]

お久しぶりです

こんにちは
いろいろな季節の花が咲き、美しいですね。
ミヤギノハギ、、日本でも咲き始めました。
満開よりも咲き初めが美しいですね。
庭に植えると、どんどん根を張って大きな株になって、見事になります。
秋明菊、、、これからですが、一重のほうが風情があって好きです。
  1. URL |
  2. 2008/09/08(月) 22:44:00 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

はなはな さま
 シュウメイギクは8月の初めころから咲き始めました。東京や静岡辺りに較べ、こちらは開花がずいぶん早いようですが、気温が低いので早く秋を感じてしまうのでしょうか。ミヤギノハギの開花はそちらと大差はないようですね。イギリスの夏はなぜか昨年も今年も低めの気温なのです。蒸し暑い日本の夏がときどき懐かしくなります。
 
  1. URL |
  2. 2008/09/09(火) 08:38:17 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はなあかりさん
 今日は。トマトの写真の色が素晴らしい!
絵はがきにして欲しい程です。

 イギリスの色彩と日本の色彩ってとても違う様に感じるのですが、
はなあかりさんはどう思われておいでですか?

 日射しの強さの違いなのか?
本当に存在する物の色の違いなのか?
はたまた イギリスの日光に当たった植物が
発色する色が、日本のそれと違うのか??
 とても不思議です。
そしてイギリスの色の美しさには感嘆するばかり!

 今日 私の友人夫妻が、ミルトンキーンズに向けて
旅立ちました。
彼女にとって4年振りの懐かしい場所への訪問。
 彼女からのお土産話が、今からとても楽しみです。
  1. URL |
  2. 2008/09/09(火) 08:56:48 |
  3. のんりこ #-
  4. [ 編集]

先日も花屋でポット植えの萩を見かけました。
萩のしなやかさはとても好きなのですけど、萩に薄、シュウメイギクなんて日本でははびこる植物で、一度植えるとあとがたいへんになります。
はなあかりさんの環境では大丈夫なんですね。
羨ましいですね。
  1. URL |
  2. 2008/09/09(火) 20:25:03 |
  3. 赤い風車 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

リズさま
 サーシスのフォレストパンジーは花壇の色彩効果をアップしてくれますね。自然に任せますと高さだけでも10mほどになるそうですから、私は切り戻しながらコンパクトなサイズに抑えています。
 写真のルリタマアザミは丈が約1m前後の種類ですが、最初に植えたTaplow blueという種類はお花のサイズは変わりませんのに丈だけが1.5mほどになってちょっと家の庭には高過ぎました。アキリアも写真のものは1mほどですが、50cmほどのものも庭にありますから、草丈は種類によるのでしょうね。
 私の夢は屋敷内にそれなりの広さのあるキッチンガーデンを持つこと、それが私にとって最高に贅沢な暮らしなのですが、実現不可能な夢であることも十分承知しています。夢が叶うとしたら、引っ越さなくては実現しませんから。それくらいお野菜作りが好きです。
  1. URL |
  2. 2008/09/09(火) 21:23:51 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ナベショーさま
 ナベショーさまのブログを訪問させていただき、白のミヤギノハギのお写真に感激しておりますところに、ピンポンという新着メッセージの音、何とそれはナベショーさまからの上のコメントだったのです。本当にお久しぶりということもあるのでしょうが、そんな偶然にいっそう感激してしまった私でした。

 ところで秋明菊は、ジャポニカと名のつく、日本古来の菊咲き(八重咲き)の方に、より風情を感じてしまう私です。子供のころ淡紫の菊咲き秋明菊が庭にありましたので、きっとそんな思い出も重なるからでしょうね。
 イギリスでは日本の八重咲きも中国原産の一重咲きも交配種もすべてジャパニーズアネモネと呼ばれているのが、とっても不思議です。
 
  1. URL |
  2. 2008/09/09(火) 23:57:46 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

のんりこさま
 こんな色のトマトに出会いたくてささやかながらトマトの栽培を続けています。お褒めにあずかり嬉しくなりました。ありがとうございます。
 写真を通してご覧いただくイギリスの植物の色彩が日本のそれとは異なるようだとお感じになられたのですね。色彩に着眼なされたとは驚きです。私自身は今まで考えたこともありませんでした。
 何が原因でしょう。確かにこの辺りの空気はいつも澄み切ってはおります。湿度が日本に比べてかなり低いため、空気の透明感が増すのでしょうか。よく判らなくてごめんなさい。

 ところでこの数週間、イギリスのお天気は雨がちで、各地に洪水も頻発しているようです。ミルトンキーンズにお見えのご友人ご夫妻さま、かの地では洪水の心配は無いと確信しますが、お天気が早く回復して、美しいイギリスの初秋をエンジョイなされますよう念じています。
 
  1. URL |
  2. 2008/09/10(水) 04:01:20 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

赤い風車さま
 確かに日本では仰る通りですね。ススキなんて庭に植える方はまずおられませんもの。
 ところが写真のススキは、Miscanthus sinensis、‘Kleine Fontane’ れっきとした日本のススキの兄弟なのです。‘96年に植えましたから12年もたっていますが、一度も株分けを致しておりませんし、コントロールも致しておりません。とてもお行儀がよいのですよ。同じススキでもバラエティー名がついていますので、庭園用に改良された種類なのでしょう。
 英国には植物の改良、新種作出にかけては天才達が揃っているということを聞いたことがあります。次々と新種が登場し、さすがに園芸王国だと感心してしまいます。

 秋明菊は貴船菊ともいわれる日本古来の八重咲(菊咲き)種なら、丈も高くならずコントロールしやすいと私は思っています。かって薔薇咲きシュウメイ菊などと言われた,中国原産の一重咲き種は、丈が高く繁殖力も強いですよね。あちらこちらと拡がり、抜いても抜いても出てきます。でもお花はとてもかわいいのでお花を見てしまうと抜くのをためらってしまうのですけれど。

 ミヤギノハギは、シーズンが終われば丈を低く切り戻し、春の新芽が出る前にさらに低く10センチほどまで切り詰めています。そのため今見えている部分はすべて今年伸びた新しい枝ばかりです。植えて8年経ちましたが、まだ茂りすぎという感じではありません。これはもっと増えて惜しげなく切り花に使えるといいなあ~と思っている私なのです。
 
  1. URL |
  2. 2008/09/10(水) 05:16:40 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

日本より少し早い秋なのでしょうか?
ミヤギノハギがとてもしっくりと調和していますね。

ぽんぽん咲きのアザミは周りを引き立てながら自己主張してるようでステキですね。

トマト桃太郎を収穫されて・・・お味は如何でしたか?
  1. URL |
  2. 2008/09/13(土) 15:39:55 |
  3. ローズローブ #-
  4. [ 編集]

ローズローブさま
 夏が来ないまま秋になってしまいましたねなどというご挨拶が聞かれるほど、今年もイギリスは冷夏だったと思います。萩の開花はほぼ昨年と同じ時期のようです。

 桃太郎トマトはこちらで栽培しましても、果肉のキメも細かくジューシーで、トマト独特の風味や甘味にもすぐれています。こんな美味しいトマトは初めてだわなどとこちらの方から言われますと、何だかすっかり嬉しくなってしまいます。
  1. URL |
  2. 2008/09/18(木) 07:49:01 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

シュウメイ菊と彼岸花が咲くと秋が来たなーって思いますね。

トマト良いですね、僕はピーマンは毎年、豊作?なんですけど、トマトは同じナス科なのに上手く収穫できないです。

シュメイギク、フロックス、彼岸花、うちの庭で咲いてます、毎年咲いてくれて嬉しいです。
  1. URL |
  2. 2008/09/25(木) 13:19:37 |
  3. トモ #-
  4. [ 編集]

読まさせていただきました。
応援ポチッ!!!
  1. URL |
  2. 2008/09/25(木) 16:49:06 |
  3. サトシ #-
  4. [ 編集]

トモ さま
 シュウメイギクはイギリスの方が日本よりも早く咲き始めるようですね。彼岸花がこちらで見られないのは寂しい限りです。トモさんのピーマンの写真をブログで拝見しましたがたくさん収穫がありましたね。私はピーマンではなく、こちらでは買うことの出来ないシシトウを栽培しています。
  1. URL |
  2. 2008/09/30(火) 08:05:53 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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