イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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渋味を少々

                            19th November 2008


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 日本への一時帰国の旅を終えて帰宅した私の目に、殊のほか鮮やかだったのは、英名でウオールスプレー(Wall-spray)と呼ばれるこのコトネアスター ホリゾンタリス(Cotoneaster horizontalis)の紅葉振りでした。コトネアスターは冬に真っ赤な実をつけて小鳥たちにも歓迎される樹木ですが、この写真の種類は横に広がる性質があり、塀の上部に覆いかぶさるように横に広がって成長していきます。

 右後方で黄葉を見せているのは、コークスクリューヘーゼル(Corylus avellana contorta)、左側のシルバーグリーンのプラントはツリーポピーとも言われるロムニアです。


 

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 コトネアスターにしなだれかかるように咲いているロムニアを庭の内側から写しました。ロムニアは、霜にあたっても枯れずに、少しですがまだお花を咲かせています。




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 この山もみじは他のものに比べ遅れて紅葉が始まります。
 中央のブルーのお花はリリオープ ムスカリ(Liriope muscari)、右方に見えますシダ植物は英名でロイヤルファーン(Royal fern)と呼ばれる、日本のゼンマイ(Osmunda regalis)です。
 この石灯籠は日本の出雲から十数年前に到来しました。




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 鮮やかな色変わりではありませんが、これはこれで味があります。




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 みどりのプラントは苔にみえますが、実は丈の低いタイムなのです。苔に見立てて植え、すでに十数年、触ると良いアロマが漂います。でも訪れた方はタイムであることに最初は気がつかれません。苔だと思われるようです。




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 こちらは苔です。




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 山椒の葉がまだ散らずにピンクがかってきました。




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 寒くなるにつれクマザサのクマの部分が目立ってきました。お料理の盛りつけに大変重宝しています。例えばお寿司でもこの葉が数枚添えられているだけで、美味しそうに見える効果は抜群ですものね。



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 このツクバイ風の石は、ノミで穴を彫るなどの手を一切加えていない自然のままの石です。この和のコーナーを造ることを考えた時、地元のガーデンセンターで10個ほど小さ目の石を選び届けていただきましたが、その時は穴やでこぼこはすっかり泥でおおわれていたため、この蹲になりそうな石が混じっていることには気がついていませんでした。

 今はこのように苔生していますが、春になりブラックバードが巣作りを始めますと、これらの苔はほとんどが巣の材料に使われるため、すっかり持ち去られてしまいます。



 以上の写真から、英国のボーダーガーデンとは趣の異なる渋味を少々お感じ戴けましたでしょうか。
さて私はこれから庭の落ち葉掃きにかからなくては・・・。 お寒くなりましたので、どうか皆さまもお風邪など召されませんように。


人気ブログランキングへ✰お出でいただきましてありがとうございました。

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  1. 2008/11/19(水) 06:21:58|
  2. | コメント:10
<<冬の花 | ホーム | 和のコーナーの秋色など>>

コメント

もちろん

お帰りなさい。
はなあかりさんのお庭も秋の色が濃くなってきていますね。
もちろん東京よりは寒いところだから、当たり前といえば当たり前なのでしょうけど、季節の移ろいを実感してびっくりすることがありますよね。
  1. URL |
  2. 2008/11/19(水) 15:46:59 |
  3. 赤い風車 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

日本かなと

錯覚しそうですね。今週あたりから冷え込みが始まり、紅葉がぐんと進みそうです。灯篭、苔、もみじ・・・日本ですね。コトネアスター ホリゾンタリスの植栽もいですね。植栽のプラン中です。今はチェリーセージとコバルトセージとか植えてみましたが
  1. URL |
  2. 2008/11/19(水) 21:03:17 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

赤い風車さま
 この時節の10日間の移ろいには確かに著しいものがありました。かなりの落葉樹は葉を落とし、草ものは枯れが進み、今ではすっかり晩秋の佇まいです。
 東京もこれからお寒くなりますね。真冬に入りますと、こちらの方がわずかながら東京よりもマイルドかもしれません。
  1. URL |
  2. 2008/11/19(水) 22:03:07 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はなはなさま
 これらの写真をご覧いただく限り、日本かな・・・と一瞬思ってしまわれるかもしれませんね。そんな和を求めて造ったコーナーですから、そのようにお思い戴けるのは我が意を得たりで私には嬉しいことなのです。
 コトネアスター ホリゾンタリスは日本で見た記憶がないのですが、これはイギリス的な植栽かもしれませんね。大変お行儀よく生長して格調の高いプラントだと思います。
  1. URL |
  2. 2008/11/19(水) 22:19:30 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

コトネアスターはウオールスプレーの名前どおりに壁を真っ赤に染めていて、
ロムニアの白が引き立ってとてもきれいですね。
もみじと石灯籠とても日本的でいいですね。
タイムはとてもうまくつかわれていますが、タイムは冬も枯れないのですか?
  1. URL |
  2. 2008/11/19(水) 23:50:15 |
  3. リズ #DS51.JUo
  4. [ 編集]

「ニシキギ」について丁寧に説明をいただいて
ありがとうございました。「Spindle Berry Fariy」が
実のなった枝をつかんで少しゆすっているのは
まさに10/20の写真のように赤い葉の木です。
コトネアスターがゴージャスです。
最後の石はちょっと古木にもみえる味のある石ですね。
でも風情のある苔は鳥が巣作りの材料にしてしまって
ちょっともったいないです。
  1. URL |
  2. 2008/11/20(木) 22:34:14 |
  3. pandora_pandron #-
  4. [ 編集]

リズさま
 石灯籠がそこにあるだけで和のコーナーの雰囲気を高めてくれるようです。私は特にこの古代六角雪見灯籠の端正な姿に魅かれています。
 タイムは一年中緑を保ち丈も同じですが、年に一度薄紫の小さなお花が全体をカバーし、それはそれでとっても素敵なのですよ。来年は忘れずに写真をお目にかけましょうね。
 
  1. URL |
  2. 2008/11/21(金) 22:03:07 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

pandora_pandron さま
 コトネアスターは紅葉のあとすっかり葉を落としますが真っ赤な実が残ります。小鳥たちが周辺の実物を食べつくしたころ、これらの実をついばみにやってくるのはブラックバードです。ということは小鳥たちにとっては大変美味しい実というわけではないのかもしれませんね。
 春になりますとツクバイの周りは苔がはぎとられ、しかも苔が散らかって見苦しくなりますが、何度かの巣作りの時期が終わりますとまた苔が生してきます。持ち去られる苔は他の場所にもありますので、ツクバイだけでもチキンワイヤで覆ってしまおうかしらと思ったこともありましたが、何となく気がとがめ、まだ出来ないでいます。
  1. URL |
  2. 2008/11/21(金) 22:30:22 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

日本より日本らしく

お庭の風情を拝見するたびに、日本以上に日本の情緒を感じます。

日本が建物も庭も、どんどん洋風化されて、新しいお宅の庭の多くはイングリッシュ・ガーデンを模しているみたいなんです。
古都といわれる町も、わざわざ残してある一角以外は、急速に近代建築になっています。

苔生した石灯篭のあるお庭は、日本ではお寺か老舗旅館・料亭くらいですものね。

はなあかりさんのお庭の一角に日本庭園があると思うだけで嬉しいですね。

ムスカリ、我がベランダでは春に咲きますが、種類が違うものでしょうか?
  1. URL |
  2. 2008/11/22(土) 09:58:35 |
  3. ば~ば #-
  4. [ 編集]

ば~ばさま
 私は海外在住のため、日本の風情をより強く求めているのでしょうね。そんな私も日本に住めば主にイングリッシュ風ガーデンをエンジョイすることになるかもしれません。
 リリオープ ムスカリは日本のヤブランと同じ種類で晩秋の頃に咲きます。春に咲くムスカリは球根ですが、この写真のリリオープは根茎で常緑の宿根草です。
 春先に根元から古い葉をすべて刈り取っていますが、その後美しい新葉が伸びて観葉植物としても楽しめますし、私の好みのプラントです。
 
  1. URL |
  2. 2008/11/23(日) 19:45:09 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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