イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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満開の十月桜

                               4th December 2004



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 寒さに震える日々が続いております。日中でも7度以下、夜は零度以下を記録した日も幾晩か数えました。
 さて今年もご近所の十月桜(Prunus Subhirtella 'Autumnalis')の様子をご覧いただきたくて、きょうはお散歩がてら撮影に出かけました。家から歩いて5分ほどですが、その道すがら、他のお庭から覗く魅力的なプラント達もカメラに収めましたのでどうぞご覧ください。




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 十月半ばから少しずつ咲き始め、厳しい寒さの中でも来春まで咲き続けるこの日本生まれの桜に、私は見るたびに元気づけられております。




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 これは一般にクラブアップル(Crab apple)と言われる野生リンゴの一種です。クラブアップルは花も実も美しく、豊かに実る実は秋から冬にかけての小鳥たちの格好のごちそうですから、庭にも公園にも野にも至る所にクラブアップルは植えられています。




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 クラブアップルにも真っ赤な色や、ダークなワイン色、黄色などあり、大きさもさまざまですが、私はこのオレンジ色の実を見るたびに、日本の柿の実の豊かに実る光景を重ねてしまいます。
 



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 この白い実はスノーベリー(Snowberry, 学名;Symphoricarpos albus)と言われますが、8月ごろにピンクのお花が咲きその後大粒の真珠サイズの実が現れます。すでにピークは過ぎて黒くなった実もありますが、まだまだ観賞できそうです。




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 これはコトネアスターの一種で、これも至る所で普通にみられる樹木です。コトネアスターは種類も100種類を超えますから、他所のお宅のプラントを見ただけで種類名をお伝えするのには無理があるようです。
 イギリスには愛鳥家が多いので実のなる木をたくさん周辺に植えて野鳥を呼び寄せようとしているのだと思います。




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 垂れさがるタッセルを指でしごくように触りますとまるでシルクのようななめらかさです。そのためでしょうか、シルク タッセル ブッシュ(Silk Tassel Bush)という英語名があります。この植物に関する限り学名のガリア エリプティカ(Garrya elliptica)の名前の方が一般に通用しているかもしれません。
 これらの細長いタッセルはさらに長く伸び、1月2月の寒中、風に揺れてなかなかの風情をかもします。実はこのプラント、10年前に私どもで植えて差し上げたものなのです。日当たりも良く大変立派に成長しました。




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 このバーベリー(Barberry, 学名;Berberis darwinii)は、春に全体をオレンジ色で包み込んでしまうほど豊かにお花を咲かせます。そのため今見えているお花はほんの返り咲きなのですが、まるで冬咲きのお花かと思わせるほどの充分なお花の付き方で、道行く人々を楽しませています。




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 クリスマスが近づき、ホリー(Holly, 学名;Ilex)の注目されるシーズンになりました。英国にはホリーも100種類をこえるのでは思うほど種類が豊富です。この写真のホリーはよく見かける種類で実の付き方も良く、クリスマスリースを作る時などに大変重宝される種類だとおもいます。




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 ホリーの実は小鳥たちにも大歓迎です。




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 こちらではマホニヤ チャりティー(学名;Mahonia X media ‘Charity’)と言われておりますが、日本のヒイラギ南天の仲間で、お花はえもいわれぬとても良い香りを周辺に放ちます。
 日本からもこれよりは小型ですが、マホニア ジャポニカという種類が到来しており人気種の一つになっております。





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 丈は3~4mほどにもなり、冬空に向かって毅然と咲き立つ姿には、王者のような風格があります。コントラストとして私も庭に植えたいプラントの筆頭ですが、植え場所の確保が問題ですから、今しばらくはこの御近所さんのプラントを楽しませていただくことに決め込みました。





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  1. 2008/12/04(木) 09:02:34|
  2. | コメント:13
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コメント

二度目の十月桜

こんにちは はなあかりさん。昨年もこの十月桜を見させていただきました。あ~1年経ったねとしみじみ思います。植物がこうして毎年変わらずに蕾を持ち花を咲かせてくれることが嬉しく思います。またそれを見る自分にも嬉しく思います。寒い折健康にご留意なされますように
  1. URL |
  2. 2008/12/04(木) 20:49:10 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

にぎやかな木の実たち

日本で実物をまだ見たことはありませんが十月桜は、
なんとなくひっそり咲いているイメージでしたが
すごくりっぱな木なのでびっくりしました。
色とりどりの木の実の中、ホリーの実はほんとうにXmasの季節にぴったりです。
多様化する植物がその土地によって違うのは興味深いです。

  1. URL |
  2. 2008/12/04(木) 22:24:09 |
  3. pandora_pandron #-
  4. [ 編集]

冬は冬なりに

いろんな花が咲いているのですね。
なんとなく、緯度から言うと樺太の北って感じで、雪国の風景を創造してしまうのですけど。
やはり、メキシコ湾流の影響なのでしょうね。

こちらは冬でも、秋の名残が咲いています。
あまり冬の花(もちろん椿などはありますけど)を意識しないのです。
やはり暖かいのかな?
  1. URL |
  2. 2008/12/04(木) 23:40:21 |
  3. 赤い風車 #mQop/nM.
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たくさん咲いてますね

見事な寒桜、、、冬の花がたくさん咲いていますね。
クラブアップルはジャムにしたら美味しそう!
日本も急に寒くなり、紅葉もボツボツ終わり、花も少なくなりました。
今年の紅葉は、十数年来、今までにないほどの美しさでした。、
  1. URL |
  2. 2008/12/08(月) 09:52:44 |
  3. ナベショー #-
  4. [ 編集]

はなはな さま
 花は毎年季節の訪れとともに同じように美しく咲き返りますが、年年歳歳人同じからず…私はしみじみと実感いたしております。でも美しいお花たちに健康で出会えることに感謝しなくてはなりませんね。はなはなさまもご無理をなさいませんように!
 
  1. URL |
  2. 2008/12/09(火) 00:29:28 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

pandra_pandron さま
 日本で私が目にした彼岸桜の類も確かにお花の数はそれほど多くは無く楚々と咲いているイメージがありました。それらの風情もまた素敵でしたが・・・。
 数ある実の生る木の中でもホリーの実は小鳥たちに人気があるようです。私の庭のホリーの実はすでに食べつくされてしまいました。
 
  1. URL |
  2. 2008/12/09(火) 01:58:22 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

赤い風車 さま
 緯度から言えば、北海道の最北端よりもはるかに北、カムチャッカ半島と大体同じなのですが、冬の気候は極めて温暖で、空っ風の吹く東京界隈よりもむしろマイルドだと感じてしまうほどなのです。おっしゃる通り英国周辺の海はメキシコ湾からの暖流に包まれ南西からの風を受けるからなのでしょうね。

 5月ごろの気候が何となく10月ごろまで続き、太陽の輝く暑いあつ~い夏が無いのも日本人の私には何となく寂しいものです。でも多くの植物たちにとっては恵まれた気候条件なのでしょう。
 
 そちらでご覧になられる秋の名残の花、残花の風情はきっと素敵でしょうね。
  1. URL |
  2. 2008/12/09(火) 02:48:14 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ナベショー さま
 クラブアップルは小さいのでジャムを作るときに少し手間がかかるでしょうか。でも野生に近い分、独特の風味の或る希少なジャムが出来上がりそうです。‘クラブアプルジャム添え’などというお料理、たとえばポークソテーなどにも合いそうですが、ネーミングのイメージもいいですね。こちらの方はクランベリージャムをクリスマスのローストターキーにも添えますし、ほろ苦いマーマレードをポーク料理のソースにも使ったりします。

 ナベショーさまの紅葉を特集されたページ、ほんとうに素晴らしかったです。とくと拝見させていただきました。あんなに見事な紅葉の樹下に佇めば私など精霊にでもとりつかれたかのようにひととき正常ではいられなくなってしまうかもしれません。
  1. URL |
  2. 2008/12/09(火) 03:33:36 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
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こんにちは。
十月桜、ほんとにきれいですね・・。夜間は0度になる日もあるということはボーダーの草花はみんな終っているということなのでしょうが、木の上はにぎやかですね。赤い実はクリスマスらしくて楽しい感じがします。こんなにたくさんの実があれば、小鳥たちもうれしいでしょうね。
  1. URL |
  2. 2008/12/09(火) 14:50:48 |
  3. リズ #DS51.JUo
  4. [ 編集]

リズさま
 ボーダーの草花はみんな終わりましたが、シュラブ類がところどころでそれらの存在を主張しています。
 実ものはあちらこちらにたくさんありますので、小鳥たちも長~い期間楽しめますね。
 私の日本の庭にモチの木があって、毎年色ずくのが楽しみでしたが、残念なことにひとたびヒヨドリの集団に見つけらると三日ほどでほとんど食べつくされました。こちらにはヒヨドリに相当する様な鳥がいないので、私たちも長く楽しめるのでしょうかしら。
  1. URL |
  2. 2008/12/11(木) 11:03:59 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

英国だよりに惹かれて

はなあかり様

うっとりする程のフクシャたちですね。レンガに垂れてさく風景は絵になります。
色使いもいつも脱帽して見入っています。これからも英国だよりを楽しみに
しています。
  1. URL |
  2. 2008/12/11(木) 20:36:36 |
  3. Iris #-
  4. [ 編集]

Iris さま
 耐寒性のフクシアの‘耐寒度’には驚くばかりです。お花は7月ごろから咲き始めますが、種類によっては、このように未だに蕾が次々と現れ、マイナスの気温の中で凍りついても、融ければ何事も無かったかのような表情に戻っています。塀のすぐ傍なので気温が少し高めなのでしょうか。いつまで咲き続けるのかこの先も観察してみますね。
  1. URL |
  2. 2008/12/15(月) 03:55:14 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
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  2. 2013/06/20(木) 18:37:03 |
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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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