イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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(Ⅳ) ベス チャトー ガーデン

                             25th January 2009


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 イギリスのベス チャトー ガーデンの映像が、この新春に日本のテレビで放映されたということを伺いました。それを機に検索を通して私の過去の記事にご訪問くださる方もおられ、それに関わるコメントもいくつか頂戴いたしております。
 過去3回の記事をご覧いただきましたのは、2007年の8月(5日、7日、10日)でございましたが、その後は中断したままで今に至っておりました。この度、その後半のUPをご希望くださる方もおられますので、いささか間は空きましたけれど、お目にかけさせていただきます。



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 2007年8月10日の記事の最後は、熟年ご夫婦が坂を登ってこられるところで終わっております。ゆるい勾配の坂の上一帯は、The Reservoir Garden と言われております。貯水池あるいはため池風の池が右手から奥の方に続いておりました。この写真はため池とは反対側で左方向に向かって写しました。白樺の木も左手に見えています。




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 これも上の写真と同じ方向で、白樺を外して右寄りの角度で写しました。この前方をさらに右寄りに進みますと、ベス チャトーさんのお宅に突きあたります。中ほどに三角状の屋根のグレーのラインが写真にもうっすらと小さく見えていますが、白壁なので空の色に融け込み判別しにくいかとも思います。




DSC00571 a
 これは坂を登って右方向でため池側に向かって写しました。お盆のお供え花、ピンク色のミソハギ(Lythrum salicaria)が見えますね。アイリスの葉も見えますし、この辺り一帯には水際の好きな植物が植えられているようです。




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 左側のオレンジ色の花はこちらでは一日だけの花、へメロカリス(Hemerocallis)、一般にはデイ リリーと呼ばれておりますが、日本の野カンゾウやユウスゲに近い種類だと思います。
 右側のピンクのお花はフロックスでした。




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 ホスタ、オレンジ花のクロコスミヤ、そして日本のウラハグサ(フウチソウ)も見えます。




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 ベンチに腰かけておむすびなどいただくと美味しいでしょうね。大きなタオルを拡げてお昼寝される方や、読書なさる方のお姿も見えました。




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 この橋を渡って貯水池に近付くこともできます。




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 ここで立ち止まって右方向を眺めたのが下の写真だったと思います。




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 右の淡いピンクのお花はフロックス、左はパーシカリア(Persicaria)、15~6年ほど?前まで、このプラントはポりゴナム(Polygonum)と呼ばれていたようです。
 中ほどの丈高のプラントはユーパトリウム(Eupatorium purpureum)ではないかと思います。
ため池はこのような感じで道に沿って続いていました。





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 このガーデンを散策しましたのは7月末でしたが、程よい気温で私は薄手のカーディガンを羽織っておりました。土曜日の午後でしたのに訪問者の数はそれほど多くはありません。ゆったりとした時間が流れていきました。




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 足の向くまま、心の趣くままに・・・。




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 スモークツリーと一般に言われております、赤銅色のコティナス(Cotinus coggygria)が右側に見えますね。前方に枝垂れ柳が見えますので、あの辺りにもため池が広がっているということになるのでしょう。




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 手前右側に見えます緑のプラントも、丈は低目ですがスモークツリーの一種でした。足元の方でピンク色のお花を見せています。
 左側でピンク色のお花が平らに広がって咲いていますが、あれはこちらの方がジェレイニアム(Geranium)と発音するプラントです。フウロソウ科で、日本のゲンノショウコに近いと思いますが、種類も多くボーダーガーデンではやや丈高のプラントのフロントなどで大切な役割を果たす宿根草かと思います。




DSC00590 a
 ベス チャトーさんのガーデンを散策する楽しみのひとつに、通路が程良くカーブしていることが挙げられます。あの先にはどんな光景が拡がるかしらと言う期待感で、疲れを覚えることもありません。
 このような木陰も素敵ですね。足元にはイカリソウ(Epimedium)の葉や、こちらの方からジャパニーズアネモネと呼ばれておりますシュウメイ菊の一種がピンクのお花を見せています。


次回は庭に戻りますが、その次あたりにこの続きをご覧いただこうと思います。


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  1. 2009/01/25(日) 22:15:38|
  2. ベス・チャトー ガーデン
  3. | コメント:10
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コメント

素晴らしいお庭.:*・゚

はなあかりさん とても素晴らしいお庭をお散歩させていただいております
お手入れの行届いた、こころ配りの優しさの感じられる、それはおみごとなお庭、お屋敷でいらっしゃいますね
こちらのお庭のことはお恥ずかしいことながら初めて見せていただいています
前にはシシングハーストのホワイトガーデンの番組があり、そちらは見る機会がありました^^

7月末のご撮影ということですが、なんとやわらかなグリーンなのでしょう.:*・゚
薄手のカーディガンをお召しでいらっしゃったとのことですね
カーディガンといいますと、私のなかではとてもイギリス的です (*^-^*)
はなあかりさんとこちらのお屋敷と、とても麗しいシーンを想っております
一冊のご本のように、たっぷりとその雰囲気をいただきながら・・・
この時間にありがとうごさいます.:*・゚
  1. URL |
  2. 2009/01/26(月) 08:27:55 |
  3. れぃん #gGj3Lv6Q
  4. [ 編集]

ベスの庭

こんばんは。7月末という季節は東京ではいよいよ暑く
夜も熱帯夜、昼間だとゆったりお庭を散歩というより
すぐに木陰に入りたい季節でしょうか。
芝生の道とまわりの草木からはゆったりした時間を感じました。
背景に何もうつらないのですが、やはり広大であること、
平原という立地なのでしょうか。
最後にご連絡ですが、年末にブログを開設した関係で
今回から名前をpandora_pandronより
パンドラ・ヴィス(ブログニックネーム)に変更しました。
よろしくお願いします。
  1. URL |
  2. 2009/01/27(火) 22:20:27 |
  3. パンドラ・ヴィス #-
  4. [ 編集]

れぃんさま
 お散歩をお楽しみいただけて光栄に存じました。有難うございます。
 自然の地形を生かして造られたベス チャトーさんのお庭は、ドライな花壇、ウエットな花壇、太陽をいっぱい浴びる花壇、そして木陰の花壇、更にウッドランドコーナーまであり、私が最もリラックスして散策できるイングリッシュガーデンです。

 このお庭がお正月に日本のTVで紹介されたことを伺って嬉しくなりました。ベス チャトーさんの哲学を感じさせられるこのガーデンは、日本人のハイレヴェルな‘哲学心’を充分に満足させるのではないかと信じます。放映の反応も大きかったことと思いますし、いずれ、れぃんさまがTVでご覧になられるチャンスが近い将来訪れるかもしれません。また、そうなることを念じています。

 こちらは真夏でも半袖やノースリーブで出歩く日は、私には数えるほどしかありません。気温そのものも低いのですけれど、湿気が少ないせいか何となく肌寒さを感じてしまうのです。
 ベスさんの素晴らしい庭園で、カーディガンを羽織っておりましても、イエイエ、私に関します限り、決して麗しいシーンでは有りません。200メートルほど離れた距離で、帽子でも被れば・・・何とか目障りにはならないかしら・・・その程度です。でも麗しくご想像いただけましてありがとうございました。
  
  1. URL |
  2. 2009/01/27(火) 23:23:05 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ため息が出ます

テレビは見なかったのですけど、はなあかりさんのこのブログで堪能しました。本当にすばらしいデザイン。そしてそれ以上に、年輪を感じさせる庭ですね。庭師さんから、土になじむのに10年。その周りの景色に溶け込めるのに30年はかかるって聞いたことがあります。
庭というのは、長い年月、たゆまぬ丹精の上に作られていくものだなと感じました。
この庭もそのいい手本ですね。
  1. URL |
  2. 2009/01/29(木) 23:17:13 |
  3. 赤い風車 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

パンドラ・ヴィスさま
 ほんとうですね。背景はすべて空ですね。UKの中でもイングランドは、山林の多い日本と異なり、平坦もしくはなだらかな起伏の地形がほとんどですから、周辺に建物でもない限り大地と空との境界がほぼ水平に見えるのは普通のことのようです。
 落葉した雑木林の彼方の地平線に真っ赤な太陽が沈みゆく光景などは、えも言われぬ美しさでそのような絵画も良く見かけます。

 この辺りの7~8月は、日本の5月の気温に近いかと思います。それでもたまに30度を超える日もあり、私など日本の夏を思い出して幸せ気分になります。
 日本では暑さから受ける恩恵もいろいろとありますが、でも異常な暑さというのは困りますね。

 パンドラ・ヴィスさまのブログにお訪ねさせていただきました。美しい梅花のお写真を楽しませていただきました。我が家の‘紅千鳥’のつぼみはまだまだ固いです。
  1. URL |
  2. 2009/01/31(土) 04:36:31 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

赤い風車さま
 ご覧いただきありがとうございました。
 ベス チャトーさんがこの場所に造園を始められたのは1960年ごろだと伺いました。それから約50年です。赤い風車さまがお聞きになられたという庭師さんのおっしゃられたことに私も納得です。
 数ある名園と言われるイングリッシュガーデンの中では、比較的新しいお庭だと思いますが、理想のエッセンスの集合のようなお庭です。これからのお庭づくりの素晴らしいお手本になり続けることでしょう。
 ヨーク郊外に素敵なお庭を持つ世界的に有名なフラワーアレンジャーのジョージ スミスさんも、ベス チャトーガーデンに強く影響されましたと話しておられましたから、どなたも認める理想の庭園だと思います。
 
 
  1. URL |
  2. 2009/01/31(土) 05:39:01 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

久々に遊びに来ました。

日本でのベスさんの放送の、プロデューサーさんのブログに
ベスさんからお手紙が届きましたとうれしいお知らせがあり、
はなあかりさんにも お知らせしようと。
http://fukug.blog.so-net.ne.jp/2009-01-17
こちらですよ。

関東のクリスマスローズ専門のお店・ふみ屋さんにふらりと入り
はなあかりさんのお庭を思い出したり、
イギリスの柚子も楽しみだなあと
おもったり、
ベスさんのご縁でいろんなことが楽しみになっています。

雪のことりのかわいいこと。
ヘーゼルナッツのくねくねですね。
もう一回見て帰ります。

  1. URL |
  2. 2009/02/08(日) 12:36:59 |
  3. かまど猫 #-
  4. [ 編集]

かまど猫さま
 プロジューサーさんの製作された作品をベスさんがご覧になられて、どれほど感動なされたのか、お手紙の文面から読み取ることができます。ご紹介くださいまして本当にありがとうございました。私もいつの日か、衛星放送を通して拝見できるチャンスが訪れることを心から念じています。

 かまど猫さまのお庭では柚子が豊作だったのですね。私は日本在住のころ、庭の柚子を使って柚子ジャムを作りました。また寿司用の酢の半量は柚子酢をつかいました。それから柚子のジュース風のドリンクも大好きです。皮も乾燥させて保存し、料理用に使いました。柚子大好き人間なのです。
 こちらでも何とか鉢植えの柚子に実がなってほしいものです。昨年はお花が咲いたので将来、実の生る可能性はありますよね。
 折れた枝を2年前に何気なく根元に挿し木しましたら、何と二本とも発根しているようです。まだ小さいのですがこちらも楽しみになりました。
  1. URL |
  2. 2009/02/11(水) 04:49:05 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はなあかりさま
ベスシャトーさんの手紙、いいお手紙ですよね。
ゆずは忘れた頃になるって、本当でした。
接ぎ木したものであればきっとなるのは
実がなるのは早いと思います。
今年あたりたのしみですね。
  1. URL |
  2. 2009/02/14(土) 18:33:09 |
  3. かまど猫 #H6hNXAII
  4. [ 編集]

かまど猫さま
 現在、私は実生苗、接ぎ木苗、そして挿し木苗と、柚子苗が三種類あることになります。イギリスで柚子を育てている方は多分ほとんどいないのではないかと思いますので、大切にしなくてはなりませんね。
 今年、小さくてもいいですから生るといいですね。
  1. URL |
  2. 2009/02/15(日) 05:14:28 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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