イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

雪庭でのバードウォッチング

                              3rd February 2009


人気ブログランキングへ

 2月1日の夕方から降り始めた雪は、夜を通して降り続け、朝には一面の雪景色を呈していました。18年ぶりの‘大雪’なのだそうです。ロンドンでの積雪は20cmを越えたそうでバスも運行停止になりました。この辺りは10cmほどの積雪でしたが学校は当然ながら休校、御近所の子供さんたちも思いがけないダブルプレゼントに大喜びです。
 こちらでは積雪に対する備えがありません。例えばスノータイヤなども装備しませんし、雪道に慣れていませんから、このような状況下ではスリップ事故が続発して各地で大変なことになっているようです。
 今回、庭のクリスマスローズなどの写真を用意しておりましたが、思いがけない雪景色と小鳥達の光景がとても新鮮で、急きょ予定変更です。枚数もやや多めですが、バードウォッチングをご一緒にいかがでしょうか。




DSC00864_edited a
 南天、枝垂れ吉野桜、沈丁花、山もみじ、獅子ガシラ、笹、シノ竹などがこの一枚の写真の中に見えています。私を日本人の原点に引き戻してくれる大切な場所です。



 

DSC00924_edited a
 コークスクリューヘーゼルに止まっているロビンです。喉元の朱色が雪景色の中で一層引き立ちますね。 





DSC00845_edited a
 後ろはチャフィンチ(Chaffinch)、前の小鳥はダンノック(Dunnock)です。





DSC00931_edited a
 ダンノックはヘッジスパロー(Hedge sparrow)という名でも呼ばれています。一見スズメに似ているからだそうですが、スズメが主として穀物類を食することに対し、こちらは子虫などを食べ、スズメとは種類を異にするようです。
ダンノックが止まっている棘のある木は、こちらでは大変珍しい山椒です。二階の窓から写しました。





DSC00848_edited a
 相変わらず餌かごの周りは賑やかです。三種類の鳥が同時に餌を食していますが、一番下がグリーンフィンチ(Greenfinch),すぐ上の左はお馴染みのゴールドフィンチ(Goldfinch)、右で背中を見せているのはチャフィンチ(オス)です。





DSC00960_edited a
 以下同じような写真が5枚ほど続きますが、一分間ほどで写しました。この餌かごにはゴールドフィンチが一番多く集まってきます。




DSC00978_edited a
 



DSC00957_edited a




DSC00969_edited a
 羽を広げたゴールドフィンチも個性的です。




DSC00992_edited a
 グリーンフィンチです。ナッツを食べる小鳥のくちばしは頑丈に出来ているのでしょうね。





DSC00976_edited a
 餌かごの下に、こぼれ落ちるナッツを期待して集まってきた小鳥達です。普段はこんなに一度に寄って来ることはありません。雪のために食べ物も覆い尽くされてしまったからなのでしょう。

 友人のイギリス人のご主人は、朝、一面雪で覆われた庭を見て、餌が残り少ないことを思い出し、朝食も取らずにあわてて小鳥の餌を買いにペットショップに走られたそうです。特にこんな雪の日や地面が固く凍りつく日には、小鳥達も人間の助けを必要としていることを感じます。





DSC00856_edited a
 チャフィンチのオスは頬から胸元にかけてオレンジがかった色ですが、この写真のチャフィンチはメスなので、胸元もブラウンがかったグレーです。





DSC00849_edited a
 ブラックバードもこんな日はミミズや子虫探しが大変でしょうね。





DSC00910_edited a
 玄関脇の南天にも雪が降り積もりました。





DSC00872_edited a
 松にも雪です。




DSC00926_edited a
 裏庭のフェンスの上に止まっている三羽の黒っぽい鳥はスターリング(Starling)で、よく庭にもやってきます。私には日本のヒヨドリを思い出させる野鳥です。これらスターリングの何千羽という集団での大空での群舞は圧巻です。





DSC00907_edited a
 今年の冬は13年来の寒さと聞いたのは半月ほど前でしたが、庭の秋桜の開花もかなり遅れました。やっと咲き始めたところで雪をかぶっています。





DSC00949_edited a
 裏庭で珍しいお客様の訪問をうけました。私には初めての出会いです。スカンジナビア辺りからの渡り鳥のようです。名前はフィールドフェア (Fieldfare)だそうで、日本語では辞書によりますとノハラツグミと出ています。日本には北方からの風に乗ってアクシデントでやってきたのでしょうか、長野県でわずか一件の確認情報があるのみだそうです。




DSC00941_edited a
 フィールドフェアはこのヴァイバーナム ボドナンテンス(Viburnum bodnantence Charles Lamont)の枝に7~8分間は止まっておりました。ピンクのお花の醸すジンチョウゲのような匂いを楽しんでいたのかしら? 後ろ姿を見せているのはブラックバードです。


 

DSC00871_edited a
 オカメザサに降り積もる雪にも風情があります。





DSC00989_edited a
 ブラックバンブーは今ではかなりの大株で、何十羽という雀たちの常宿になっています。

 雪の日のバードウォッチングはいかがでしたでしょうか。



人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
  1. 2009/02/03(火) 22:49:11|
  2. | コメント:12
<<クリスマスローズなど | ホーム | (Ⅳ) ベス チャトー ガーデン>>

コメント

素敵ですね こんにちは

こうして野鳥たちが庭に降り立ち 家人と共生しているのは 素敵ですね それに野鳥のフォトも素敵です はなあかりさんが 望遠レンズを覗く様が見えるようです。野鳥は鳴き声を楽しみながら その姿を見つけると嬉しいですね。
  1. URL |
  2. 2009/02/04(水) 05:31:57 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

灯篭に積もった雪、まるで日本の北国の冬のようですね。一面の雪で餌のない野鳥は可愛そうですが、はなあかりさんのように優しい人を見つけてこの野鳥たちはラッキーです。 コークスクリューヘーゼルにとまっているロビンちゃん、可愛らしいですね。クリスマスカードの使えそうですよ。

私のイギリスでの最初の年-1993年は大雪で、雪の中をビレッジの学校を訪問をしたら、校長先生がお休みで、再度行ったことがありました。その後もはなあかりさんもご存知の広いお庭に雪が積もり、子供たちが雪だるまを作って遊んだことを思い出します。スイスの後のイギリス・・だったので、イギリスの冬は寒く感じませんでしたが、雪は降るものだと思っていました。その後、ロンドンに参りました時はずっと暖かで、少し、南だからかなぁと思っていましたが、あの頃はイギリスでも異常に寒かったのかもしれませんね。
車に乗れないと生活が大変ですね。雪道、お気をつけて・・
クリスマスローズの写真、楽しみにしています。
  1. URL |
  2. 2009/02/04(水) 17:32:37 |
  3. リズ #DS51.JUo
  4. [ 編集]

雪景色と野鳥のお写真の数々がとても素敵です。餌籠に集まる小鳥たちの愛らしいこと。ブラックバードも見えますね。私の家に来るカラスとは随分違います。 こんな愛らしい小鳥なら餌も奮発したくなりますけれど。 

畑で作っているサラダ用の僅かなミックス・リーフの先端の一番軟らかいところを全部カラス、野鳩、鵯、スズメに食べられてしまいます。 ナンテン、万両、千両、万年青なども赤い実は一つも残っていません。 餌を探すのに鳥達も真剣でしょうねー。

こちらは節分の前日からとても暖かくてちょっと気味が悪いくらいです。
ユキヤナギ、沈丁花、足許にはクリスマスローズや匂いスミレも咲き出しています。間もなく私の好きなマンサクも咲き出しそうです。 

そうそう、昨年秋に植え込んだイングリッシュ・ブルー・ベルが芽を出してきました。写真や絵はがきでは沢山みていましたが、本物を栽培するのは初めてですからとてもエキサイティングです。
  1. URL |
  2. 2009/02/05(木) 18:44:37 |
  3. M.S. #Cga0ZNR6
  4. [ 編集]

はなはなさま
 小鳥達は猫のことは流石に警戒しますが、人間はプラス要因であることがわかるのでしょうか、こちらが動かない限り、それほど恐れずに餌を食べ続けます。
 私の望遠レンズは倍率が低いので近距離の野鳥達しか写せません。フィールドフェアは6mほどの距離から写しました。餌かごに集まる小鳥達は、2mほどのキッチンの窓から普通のレンズで写しています。
 小鳥達を眺めたり写真に収めたりする時間は、ガーデニング同様、ほんとうに良い気分転換になりますね。
  1. URL |
  2. 2009/02/05(木) 20:37:10 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

雪の日に

こんばんは。
先日は私のブログに訪問いただいてありがとうございました。
今年東京は雪はぱらついた程度です。以前のお話ではそちらでは気温は低くても
あまり雪が積もらないとのことだったので、すっかり雪景色のお庭の様子にびっくりです。
雪の灯篭など拝見すると外国とは思えませんが、雪の積もったコークスクリューヘーゼルと小鳥を見るとやはり独特の風景で異国を感じます。それにしても
ブラックバードのような大きい鳥のそばでフィンチは平気なのですね。
本人たちは餌を探しているのでしょうが、見ていて楽しくなります。
  1. URL |
  2. 2009/02/05(木) 21:29:31 |
  3. パンドラ・ヴィス #-
  4. [ 編集]

リズさま
 昨夜から再び雪が降り、10cmほど積もりました。今の気温は0度ですでに融け始めましたが、車での送り迎えができませんから学校はお休み、御近所に学校の先生がお住まいですが、その先生もお休みのようです。20~25cmで18年ぶりの大雪ということですから、英国は雪には縁遠い国土であるということになるのでしょうね。日本でもこのたびのことが、ロンドンの大雪ということでニュースになったくらいですものね。

 雪搔き車も20年に一度出動の機会が有るかないかに備えて、市も購入はしないのだそうです。もっぱらgritと言われる砂とお塩を撒いて凍結を防ぐのですが、今年は思いがけない寒さでその砂も不足しているそうなのです。
 昨年も一昨年も畑のトマトが順調に育たないほど寒い夏でしたから、英国は気温に関します限り、この数年寒いサイクルの時期を過ごしているように思います。
  1. URL |
  2. 2009/02/05(木) 22:03:09 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

M.S.さま
 トロピカルカラーにも見えるゴールドフィンチが時には20羽ほども餌かごの周辺に集まり、交替で餌を食む光景を眺めておりますと、夢かしら現かしらと一瞬不思議な気分に引き込まれることもあります。イギリスはどこに参りましても野鳥の数は多いと思いますが、日本のヒヨドリに相当するような食欲旺盛な野鳥はこの周辺にはいないようです。

 カラスが屋根に止まっているのを見かけることはありますが、庭に降りてきた姿を見かけたことはまだありません。広い庭でしたら下りてくるかもしれないのですが。
 昨年アロットメントで、(野生化した家バトの)ドバトに、キャベツをつつかれたのが鳥から受けた最初の被害です。どんな野鳥も人々に愛されていますが、このドバトだけは、他の野鳥とは少しばかり別の視線で見られる向きもあるかもしれません。

 今年の日本はもう寒さが緩んでしまったようですね。私も万作は大好きですが、この辺りの土はアルカリ性ですから、酸性土壌好みの万作との相性は残念ながら良くないのです。それでも酸性土を求めて鉢栽培を試みましたがうまく育てられませんでした。私には最も難しいプラントのようです。

 イングリッシュブルーベルは楽しみですね。ブルーベルの一面に咲き拡がる雑木林を歩いていますと、妖精でも現れるのではないかと思えるほどで、神秘的な雰囲気も醸すお花だと思います。
  1. URL |
  2. 2009/02/06(金) 02:53:05 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

パンドラ・ヴィスさま
 例年でしたら東京とロンドンの1~2月の平均気温は記録ではほとんど変わらないと思いますが、今年の東京は温暖で、イギリスは逆に異常なほど寒いということになりそうです。両国ともども温暖というよりは、いくらか安心でしょうか。

 三種類の小鳥達が同じ餌かごの餌をつついておりますように、違う種類の鳥を追い払ったりする光景は、それほど見かけません。ゴールドフィンチやグリーンフィンチは性質上止まり木に止まったままで長く餌を食べ続けますから、「早く交替して!」とばかりに、近寄って交代を促す光景は同じ種類の間でも常に見られます。
 ブラックバードはおとなしい鳥だと思います。いつもおっとりと地面や地面に近いところで行動していますが、巣作りを始めるころからやや行動的で動きも素早くなるように思います。でも他種の小鳥達を追い払ったりするような行動はあまり見掛けません。
 
  1. URL |
  2. 2009/02/06(金) 03:55:46 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ろびんちゃんがとってもカワイイです♪
雪で覆われたお庭も風情があって素敵。
お庭にたくさんいろんな種類の鳥が集まってくれるなんていいですね~。
  1. URL |
  2. 2009/02/07(土) 02:19:39 |
  3. スリーピー #-
  4. [ 編集]

スリーピーさま
 ロビンは可愛いですよ。表情も穏やかで誰からも愛される小鳥だと思います。
 
 ロンドン郊外在住の友人宅で何度か目にした光景ですが、毎日何度か窓際まで遊びに来て、家人が出てくるのを待っているロビンがいるのです。
 友人は「あらチャーリーが来たわ」といって急いでパンの切れ端を手のひらに乗せて出ていくのです。するとチャーリーは、友人の手のひらに飛んできて、素早くパンを銜えて飛び去るのです。
 すっかり慣れていて、ほんとうにしぐさの可愛いこと。「私がそばにいると怖がらないかしら」と聞きますと、「他の方がいるとかえって張り切っちャうみたい、パフォーマンスを見せたいのかしら、平気平気」とのこと。
 何でもご主人さまの方にもっと慣れていて、友人が出ていくと「御主人はいないの?」という風に周りを確かめてから、パンを食べにくるのよね」と、いわれるのです。
 旅行の時はチャーリーを思い出すのだそうです。
 こんな野鳥との交流もほんのり心を温めてくれますね。
 
  1. URL |
  2. 2009/02/11(水) 03:33:44 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

バードウォッチング

はなあかり様
 小鳥たちかわいいですね。特にロビン…「秘密の花園」でメアリーのキャラを変えてくれた駒鳥ちゃんを思い出します(原語がRobinだったし、もしかしてこれのこと?)。でもなぜか、みんな太めですね。寒くてふくらんでるのはわかるけど、それだけでこうなるの…? 実は人間の食べ物を食べすぎてるとか…?
  1. URL |
  2. 2009/03/10(火) 18:29:24 |
  3. Rooly #azeTSA.6
  4. [ 編集]

Rooly さま
 手元にあります『The SECRET GARDEN』の表紙のほぼ真ん中に、家の庭にやってくる写真のロビンが大きく描かれています。日本語訳の駒鳥というのはまさしくこのロビンなのでしょうね。
 確かに写真で見る雪庭での野鳥達は丸々と見えますね。きっとあまりにも寒かったので羽を広げて空気を蓄えていたのだと思います。普段はもっと引き締まってみえますもの。
  1. URL |
  2. 2009/03/10(火) 21:58:53 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。