イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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紅千鳥&枝垂れ猫柳


                            28th March 2009


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 やや遅れて到来したかに見えた英国の春も、今では周辺の庭や野原、街路にはたくさんの花木類が爛漫と咲き誇っております。二階の私の部屋からも他家のお庭に咲くレンギョウ、モクレン、桜、スモモなどが見えております。自然が一斉に芽吹き花咲く今のシーズンは、人々の気持ちも自ずから前向きになっていくようですね。
 この日本の梅‘紅千鳥’は一週間ほど前の状態ですが、小サイズながら春の華やぎが溢れます。
 




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 昨年、梅の実が数十個は生りましたのに、大きくならずに落果しました。5月6月の気温が日本に比べ、かなり低いからではないかと思います。それに梅の実が日毎に大きくなる梅雨もこちらにはありませんもの。梅雨のシーズンも梅の実にとってはきっと大切なのでしょうね。




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 枝垂れ柳(Salix caprea ‘Kilmernock’)も光の中で輝いて、なかなかの華やかさです。
 



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 ブルーのアネモネは10年以上も前にお隣さんから戴きました。多分Anemone blanda ‘Atrocaerulea’ではないかと思います。古いお庭ではよく見かける種類です。
 緑がかったお花の咲くヘレボーラス ホワイト ビューティー (Helleborus White Beauty)もまだまだ見応えがあります。





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 このコーナーの雰囲気も何となく気に入っています。横倒しのハーブポットにアイビーが育ち、ポットにもやや苔がむし始めたように見えます。





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 一輪のクリスマスローズも十分にゆかしいと思いますが、これだけまとまって咲く姿を見るのも華やぎが感じられます。





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 こちらは白というよりはクリーム色がかった春咲きクリスマスローズ(Helleborus X hybridus Ballad Seedlings)です。他に遅れて咲き始めますが、下向きの端正なカップシェイプが素敵だとおもいます。




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 一旦芽が地表に見えたかと思うと、見る度に丈が伸び、たちまちお花を見せる・・・まるでそんな感じで春を感じさせてくれるのは、この中ほどに見えるユリ科のフリティラリア インぺりアリス(Fritillaria imperiallis)です。
 2001年からこの場所で咲いていますが、脇から子供の球根も育って本数も増えました。





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 一般にプリムローズ(Primula vulgaris)と呼ばれておりますが、多くの英国人から例外なく愛される代表的な野の花の一つだと思います。土手や野原でも普通に見かけますし、今の時期どなたのお庭でもきっと何株かが植わっていて、春を告げる優しいお花を咲かせているのではと想像します。





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 今の時期、皆さまにご紹介させていただきたくなるのが、このピットスポーラム(Pittosporum tenuifolium Tom Thumb)です。2000年からこの場所にあり、丈は1mをやや越えるほどでしょうか。姿は刈り込まなくても球状で、しかもゆっくりと成長しますから、狭い庭には好都合のブッシュです。
 写真では全体が明るく見えますが、この実際の色名を何と表現すればいいのでしょう。葉の裏側は深紫(黒紫)、葉の表面は艶やかな紫みのある黒、ぬればいろ(濡れ羽色)というのが一番近いかもしれません。不思議な魅力を放つブッシュさんです。





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 ミツマタ(Edgeworthia Chrisantha=E.Papyrifera)が満開になり、周辺には素敵な香りがただよいます。
 ところでこの苗を求めた時に根元から何本も小さな芽が伸びておりましたので、それらを欠きとって挿し木にしておりました。幸いにもそれらは確実に活着し、この春、確かな新葉が伸び始めたのです。
 そこで英国で40年以上もお暮らしの、生け花界でご活躍の友人に、ミツマタの挿し木苗2本、それにお花も一輪だけですが添えて差し上げました。
 偶然でしたが、そのご婦人の御生家の周辺には、春になりますとミツマタのお花がたくさん咲いていたのだそうです。「この香りは40数年ぶりですよ・・・故郷の春の香り・・・イギリスでミツマタに出会えるなんて思ってもいませんでした・・・」と大変感激していただけたのです。
 故郷の春の香りを共感される方が他にも居られたなんて、私の幸せ気分も倍加する思いでした。





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 これも私の大好きな日本の馬酔木の一種(Pieris Katsura)です。この種類は日本の絞り染めのようなお花も素敵ですが、花後に延びてくる新葉も、照りのあるえび茶色もしくは栗色で、とても魅力的なのです。



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  1. 2009/03/28(土) 09:26:22|
  2. | コメント:10
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コメント

はなあかりさんこんにちは

そちらもいよいよ春ですね。梅の実今年こそ収穫できるといいですね。こちらは、ちょうど桜が咲なんとあくすか位のときです。暖冬で開花予想gは早かったのですが、ここ1,2週間雪が降ったりで寒く遅れています。ストロベリーポットの横になったのが、雰囲気がいいですね。ブッシュの色、なんとなく想像しています」
  1. URL |
  2. 2009/03/28(土) 14:34:48 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

花冷え

こんにんちは。
ちょうど今以前撮った「紅千鳥」の写真を入れ替えようとしていたところです。
日付は2005/3/5で蕾も多く濃い紅色です。東京は今月中は寒さが続きそうで、
ソメイヨシノの桜はゆっくり咲きそうです。これから桜の写真などに替えようと思います。
横倒しのポットがいい雰囲気を出していますね。枝垂れ柳の写真に透明なカップのようなものが写ってますが、何か新芽を守っていらっしゃるのでしょうか。
3/5のコメントさせていただきましたミツマタを昨日東京・駒込の六義園で見ることが
できました。今は枝垂れ桜が満開ですが、思わぬところで可愛い花を見れてうれしく感じました。

  1. URL |
  2. 2009/03/29(日) 14:18:39 |
  3. パンドラ・ヴィス #-
  4. [ 編集]

はなはなさま
 梅の実が一粒でも二粒でも収穫できれば凄く嬉しいと思います。もしかして・・・と思いながら花後の様子を確かめるのも、ちょっと胸ときめく瞬間です。 

 寒の戻りのような気候はお花を蕾のまま抑えて、開花時期を遅らせてくれるのでしょうね。そんな感じも時には有難いかもしれませんね。

 ハーブポットはもともとはワイルドストローべりーを植えるために求めたものです。何年か栽培したのちに考えを変えてしまったというわけです。
  1. URL |
  2. 2009/03/29(日) 23:08:14 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

パンドラ・ヴィスさま
 我が家の庭にもまだ14~5年ほどのシダレヨシノがありますが、今三分咲きです。こちらでは梅の木はまだまだ稀少植物で見かけることはほとんどありませんが、桜の種類は大変多くて日本ではめったに見られないような種類もごく普通の場所で見られます。十月桜に始まり、5月に咲く八重桜まで、桜の花はどこかしらで咲いているといえそうです。

 透明なカップ状のものは、御想像の通り霜に弱い植物を守るためのもので、ヴィクトリアン クローシュ と言っています。ガラス製の物もありますが、高価ですので私はプラスティック製のものを使っています。

 六義園の古木、枝垂れ桜をブログで拝見させていただきましたが、本当に見事ですね。感動致しました。


 
 
  1. URL |
  2. 2009/03/29(日) 23:59:10 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

こんばんは。紅千鳥きれいですね。枝垂れ柳にミツマタ、馬酔木と日本のお庭より日本らしい風情です。枝垂れ桜は普通に支えをするだけで上手く垂れてくれるのかしら?
ブルーのアネモネ、かわいいですね。淡いグリーンのクリスマスローズによく似合っていますね。
  1. URL |
  2. 2009/03/31(火) 22:37:08 |
  3. リズ #DS51.JUo
  4. [ 編集]

リズさま
 枝垂れ柳は、ちょうど薔薇のスタンダード作りのような感じです。真ん中に太い幹が支えも無い状態でしっかり立ち上がり、トップの位置で無数に枝分かれして垂れ下がっているのです。普通の柳をしかるべき高さで切って、枝垂れ柳を接ぎ木しているように私には見えます。
 ブルーのアネモネがクリスマスローズと同じ時期に咲いて、お互いに引き立て合っているような色の組み合わせを見られるのは嬉しいことです。
  1. URL |
  2. 2009/04/01(水) 05:46:53 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

春ですね~

東京はまだ肌寒い日が続いています。
一応桜の開花宣言は出たのですけど、その直後から冬に逆戻りしています。
桜がまだほとんど蕾のまま、時期をうかがっています。
でも、春ですよね。
晴れると陽射が春を告げています。
  1. URL |
  2. 2009/04/01(水) 19:04:49 |
  3. 赤い風車 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

赤い風車さま
 今日のロンドン界隈の午後は(2日)14度とPCの表示には出ています。周辺の桜もアーモンドも桃もこの暖かさに一押しされて一斉に開花しました。この辺りも比較的乾燥した地域ですから、降雨量も少なく、降っても通り雨程度の,植物には大変優しいシーズンを迎えます。
 
 ところで速報ニュースサイトによりますと、2日についに東京の桜が開花したようですね。強い雨のお天気がすぐにやって来ないことを念じています。
 さてロンドンの年間降雨量は東京に比べればかなり少なく、3月から6月までの降雨量も月に40~50ミリですから、東京に比べても半量から三分の一以下なのです。それなのにロンドンは雨が多いというイメージは、きっと突然空模様が急変してやってくる通り雨にあるのかもしれませんね。
 赤い風車さまも、このロンドンの通り雨をときどき懐かしく思い出されるのではないでしょうか。
 
  1. URL |
  2. 2009/04/03(金) 02:30:48 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はじめまして

すばらしいお庭ですね。
うっとり眺めさせていただきました。
ありがとうございます。
  1. URL |
  2. 2009/04/04(土) 09:39:46 |
  3. dreamrose #-
  4. [ 編集]

dreamrose さま
 イギリスの庭のサイズとしましては、ごく平均的なサイズか、むしろ小さめだと思いますが、それでも隅から隅まで自分流に楽しんでいます。このような庭でもよろしかったらまた時々覗いてくださいね。お待ちしています。
 こちらこそおいでいただきまして有り難うございました。
  1. URL |
  2. 2009/04/05(日) 09:07:11 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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