イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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薔薇咲き始め

                           29th May 2009


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庭の薔薇がやっと開花し始めました。東京辺りよりもかなり遅れますが、冷涼な気候の関係で, 咲いた薔薇もすぐには散らず、しかも雨が少ないのでお花も傷まずで、英国のイングリッシュガーデンは一年中で最も美しい季節を迎えます。
 最初に咲きましたのは、アプリコットオレンジ色の、クラウン プリンセス マーガリータ(Crown Princess Margareta)です。





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 何回か植え替えを余儀なくされましたのに、逆境をものともせず元気に育ちました。蔓薔薇扱いでフェンスに沿わせてありますが、お花のサイズは大きめです。





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 深紅の蔓薔薇の写真に魅かれて、昨年地元のガーデンセンターで求めました。名前はフォルスタッフ(Falstaff)、デイヴィッド オースティン氏が ’99年に作出された薔薇だそうです。




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 フォルスタッフのこの深紅色に惹き込まれてしまいそう、蔓薔薇なのにお花のサイズは大きく、花弁数も多くてオールドローズ風の香りもパワフル、それにシェイプも完璧なオールドローズタイプです。うっとりです。





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 これもクライマーですが、テス オブ ザ ダーバヴィルズ(Tess of the D'urbervilles)という名前です。トーマス ハーディーの同名の小説のイメージは暗いのですけれど、でもテスが幸せそうな姿で毎年庭に咲き戻ってきてくれることを念じて求めました。





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 この小さな庭には不釣り合いなほど大きなサイズのグラス(Stipa gigantea)が穂を伸ばしてきました。この庭で十年になります。英名でゴールデン オート(Golden oats)と言われるほどですから、陽光を受けて黄金色に輝く穂は美しいと思います。





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 後方中ほどでピンクの穂を見せていますのは、パーシカリア(Persicaria bistorta ‘Superba’)、かつてはポリゴナムと言われておりました。アイリスやオリエント ポピーも咲いています。





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 これはフリティラリア インぺりアリス(Fritillaria Imperialis)の花後に出来た種の部分です。お花も大きかったのですが、シードヘッドも巨大です。もうすぐ刈り取ってドライにしますが、面白い形なので生け花にも効果的ですね。





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 このアイリスはお隣さんから15~6年前にいただいたものですが、シベリアンアイリス(Iris Siberica ‘Toropic night’)ではないかと思います。花の期間が大変短いのですが、この時節どうしても出会いたいアイリスです。





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 これは2007年にベス チャトー ガーデンを訪れた時に求めたものです。普通のパーシカリアよりも小さめで、可愛いらしく感じました。学名はPersicaria bistorta subsp carnea と記されてあります。





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 このアイリス(Iris pallida “Aurea Variegate”)は、お花は咲かなくてもいいのよ、と言いたくなるほど、フォーリッジそのものが大変美しいと思います。でも咲いたお花も素敵ですね。それに蕾の数も多いので、しばらく咲き続けます。





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 ラナンキュラスですが、バラエティー名は不明です。水辺の好きなキンポーゲ科のプラントです。





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 アストランティア(Astrantia maxima)も優しい風合いのお花ですね。次々と咲き、最後はドライになって姿を崩しません。





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 キッチンガーデンに昨年の秋、アリウム(Allium Lucy Ball)の球根を5個埋めておきましたら、直径15cmもある大きなお花が咲いてきました。こんなドラムスティックのようなお花がお庭で見られるのも楽しいものです。





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 フィラデルファス(Philadelphus coronarius Aureus)のお花は、素晴らしい香りを放ちます。葉も、ゴールデン モック オレンジと英名で言われますように、明るい緑色で全体が優しい雰囲気の花木です。




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 昨年の秋に、ケンブリッジの友人から‘ツタンカーメンのエンドウ豆’の種を10粒いただきました。すべて発芽し生育も大変順調なのです。お花もかわいいのですが、サヤの色が紫色で何ともドラマティックな色なのです。
ツタンカーメンのミイラが発見されましたのは1922年、その時豪華な副葬品も数多く発掘され、お豆もそれら副葬品の一つとして発見され、その後、英国の学者によって、発芽に成功したということは周知の事実のようです。
 三千数百年もの悠久の眠りから見事に蘇生した、そんな奇跡のようなストーリーがこのお豆の背景にはあるのですけれど、ツタンカーメン王もきっと食したに違いない同じお豆を、今こうして手軽に庭で栽培し味わっているという事実に、ロマンを駆り立てられます。

 サヤが固目なので、サヤそのものはいただけませんが、充実してきたお豆を取り出して、生で戴いた時のさわやかな甘さが大変印象的でした。、おいしさは期待以上で感動しています。御来客には紫のサヤのままおつまみの一品として供しますと、目先も変わっておしゃれかもしれません。それに数千年前のツタンカーメン少年王に話題が及び、お客さまに思いがけない話題を提供できることでしょう。



 
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 写真には写っておりませんが、ホスタは鉢植えだけで25鉢ほどあります。




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 一番小さなミニチュアサイズのホスタはキャッツアイという名前です。


 
 先週はチェルシーフラワーショーでにぎわいましたが、私は毎年このフラワーショーだけは見逃したことがありません。次回は会場の写真を(今年こそ)お目にかけさせていただきます。


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  1. 2009/05/29(金) 11:04:32|
  2. | コメント:8
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コメント

バラの咲く頃

こんばんは。
先日行った植物公園でクラウン プリンセス マーガリータを見ました。ちょうど見頃でしたが、その日の東京は真夏日でした。今日は予報では20度前後で、雨が降っています。
バラは2番花に期待したいところです。そろそろアジサイが咲き始めてます。
フィラデルファは白い花が可愛らしく、葉がとてもきれいで葉だけでも楽しめるような気がします。
‘ツタンカーメンのエンドウ豆’なんともロマンのある名前です。しかもおいしいなら一度食べたら名前を覚えてしまうでしょうね。
エジプト文明の特集は日本でもよく放送されてます。遺跡や遺物を破損させないで鑑定する技術が進歩して、色々と新しい発見がされて興味深いです。大英博物館を持つイギリスですからそちらで召し上がると話も盛り上がりそうです。
  1. URL |
  2. 2009/05/29(金) 22:23:53 |
  3. パンドラ・ヴィス #-
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こんにちは はなあかりさん

フォルスタッフの深紅色 はなあかりさんと同じように引き込まれそうですね。ホスタの葉のいろいろこれも素敵です。アリウム 庭が大きかったら植えてみたいなあ~ちょっと無理ですが。今日は東京は小ぬか雨です。ちょっと寒い。そろそろ梅雨かしら
  1. URL |
  2. 2009/05/29(金) 23:16:22 |
  3. はなはな #-
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管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. |
  2. 2009/05/31(日) 11:58:40 |
  3. #
  4. [ 編集]

はじめまして

初めてお便りいます。いつも うっとりしながらお庭を拝見させていただいております。
‘ツタンカーメンのえんどう豆’ 本当に実を結んでいるんだなぁと感激です。以前 新聞で 日本に渡った20粒の種のうち1粒が発芽して それから広がっているという記事を読みました。 濃い紫の莢なので 交配した緑の莢は摘み取ってください という内容だったと思います。なんでも 豆が少し四角ばっていて 時間が経つと赤みが出てくるとか。なにやら謎めいたえんどう豆に 想像を膨らませておりました。しかも実際に食べられるとは! 感激もひとしおでしょうね。莢のシックな色合いは こちらのお庭に調和していますね。
いつも拝見していて思うのですが 紫の花の色が普段見慣れているものより濃いように感じ うらやましく思っております。
  1. URL |
  2. 2009/05/31(日) 23:42:24 |
  3. S.T #-
  4. [ 編集]

パンドラ・ヴィスさま
 スウェーデンの皇太子妃のお名前を持つこの薔薇は、丈夫で育てやすく、お庭に植えて楽しんでおられる方はこちらでも多いようです。
 ここ数日、この辺りの気温は珍しく25度近くまで上がり、暑さに弱いイギリス人は暑い暑いを連発しておりますが、今年の夏は久し振りに暑い夏になるという長期予想が出ております。

 ツタンカーメンのエンドウ豆は、実は昨晩も初めてだという来客に摘みたてをサヤのまま供しましたところ、すかさず「甘い!」「美味しい」という感想が返ってきました。三千数百年の眠りから覚めたお豆に、甘さや美味しさまでは期待されてはいなかったということなのかとも思います。その意外性がさらに感動させるのでしょうね。初めての方にはぜひ生でおためし戴きたいものです。
 私も大英博物館を初めて訪れた時、やはりエジプト関係の展示コーナーに直行しました。ミイラがたくさん横たわっていて、胸をどきどきさせながら眺めたものです。ツタンカーメン王もきっと食したはずの、この紫のお豆を初めて口にした時も、やはり私にはちょっとしたドキドキ感がありましたの。
 
  1. URL |
  2. 2009/06/02(火) 01:22:32 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はなはな さま
  薔薇はそれらの姿や芳香ゆえにどんな色のお花も素敵だと思うのですが、この深紅色、そして焼け焦げたように黒ずんだ赤色には、すっかりとりこになってしまう私なのです。深紅の牡丹もそうでした。どうやら薔薇と牡丹に関します限り、私は深紅や黒ずんだ赤に弱いようです。
 アリウムは翌年以降やがてベビーを伴って咲き戻ります。
 そちらはそろそろ梅雨入りでしょうか。アジサイのシーズン到来ですね。
  1. URL |
  2. 2009/06/02(火) 02:34:08 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

A さま、
 シベリアン アイリスは、風情がどことなく日本的だと思われるのでしょうか、日本原産だと思っておられるイギリス人もおられるようです。グラスのゴールデンオートはサイズも大きく、穂が黄金色に輝いて素敵ですが、もっと広々としたところで育ててあげたいといつも思います。

 我が家では薔薇の根元に丈の低い宿根草を隙間なく植えてあります。それとアーチなどを利用されますと、面積の狭いコーナーでもそれほど花壇の面積を占めずに薔薇が楽しめるようにおもいます。
 Aさまが、思い出の深紅の薔薇に近い将来再会できますよう念じています。

 ホスタは地植えですとナメクジに穴をあけられますので、鉢で管理するようになりました。株分けしては他所へさしあげるのですが、それでも毎年少しずつ株が大きくなります。
  1. URL |
  2. 2009/06/02(火) 02:42:51 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

S.T.さま、
 20粒のツタンカーメンのえんどう豆が日本に渡り、そのうちの一粒が発芽して国内に広まったということを初めて知りました。そんな経緯があったのですね。
 サヤの色はお茄子のような濃い紫色をしておりますが、サヤの内側はグリーンピースのような明るい緑色で、実の形は確かに角ばっております。
 お豆ご飯にする時は炊き込まずに、1分ほどさっと湯通ししただけのお豆を、炊き上がったご飯に混ぜた方が、よりお豆の美味しさが味わえますよということを戴いた友人から教わりました。
 ご飯を保温状態のまましばらく置きますと、お豆はアズキ色に変わり、御飯はお豆から浸出した色素でやはりアズキ色に変わっておりました。この状態をお赤飯のようだと思われう方もおられるようです。サヤが、茄子紺色なので、お豆にもその色素が含まれていて時間の経過と共に浸出してくるということなのかもしれませんね。
 このようにツタンカーメンのエンドウ豆は、なかなかドラマティックな食材のようです。

 お出でいただきまして本当にありがとうございました。嬉しいコメントをお残しくださいましたのに、私からのお返事コメントが遅れましたことを心よりお詫びいたします。
  1. URL |
  2. 2009/06/05(金) 08:13:09 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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