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イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

6月の庭

                             27th June 2009

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 6月初旬の庭は、シャクヤク、オリエントポピー、遅咲きのアイリス、それにバラも咲いて、華やいだ色調になります。




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 毎年同じ時期に、同じ花々と出会えるのが宿根草のお庭の愉しみでもあります。




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 フリルのように波打つ花弁がエレガントで、三年前に求めました。ジャスト ジョイ(Just Joey)という名前で、ハイブリッド ティー ローズです。
 この種の薔薇は、一輪ざしの切り花にしますのも良い雰囲気が出るかとおもいます。




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 ボール オブ ビューティー(Paeonia lactiflora‘Bowl of Beauty’)という名のシャクヤクです。 




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 カップシェイプの中には白い炎が・・・英国でも人気の高いシャクヤクだと思います。




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 手前の白薔薇はスタンダード仕立ての、アイスバーグ(Iceberg)です。




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 ジュビリーセレブレイション(Jubilee celebration)は、ラヴェンダー(Lavandula spica Hidcote)の中にしなだれるように咲いています。




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 エリザベス女王様の戴冠50年をお祝いして名付けられた名前だそうですが、花弁の立ち上がり部分は黄金色で、ピンクとの絡みも絶妙、何やら高貴な色調に見えます。




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 白い小さなお花の咲いているプラントはジレニア トライフォりィアタ (Gillenia trifoliata)と言いますが、日本名は‘みつばしもつけ’だそうです。
 アラムリリーとかカラーリリーといわれております夏のお花、ザンテディシア(Zantedeschia)も咲き始めました。




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 スーヴェニア ドゥ ドクター ジャメイン(Souvenir du Dr Jamain)、このダークな赤に惹かれます。





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 ハイブリッド ティー ローズのレイディー ミッチェル(lady mitchell)、このようなクラシックな形の薔薇も素敵です。長い間前庭にありますが、なぜか株が大きくなりません。でも咲いたお花は確実に満足を与えてくれます。




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 和のコーナーに咲いたマータゴン リリー(Lilium martagon)です。直径4cm前後のお花が、多いものでは20個以上も咲き上がり、和の風情もあって気に入っています。




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 コンスタンス スプライ(Constanse spry)は一季咲きですが、それだけで十分に満足を与えてくれる薔薇だと思います。芍薬程もあるサイズのカップ型のエレガントなお花が咲くころは、庭もひとしきり優しい雰囲気につつまれます。




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ファーディナンド ピチャード(Ferdinand Pichard)は、1921年に登場した薔薇だそうです。お花のサイズはやや小振りですが、芳香も申し分なく、長きにわたって人々を魅了し続けてきたということなのでしょう。私もすっかりこのオールドローズのとりこです。




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 スモークブッシュ(Cotinus coggygria Golden Spirit)のお花も咲いてきました。





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 一般にプリンセス ダイアナと言われますクレマチスが、今年も咲き始めました。ラヴェルにはClematis Texensis - Princess of Wales と記されてあります。
 



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 他種のクレマチスに比べますと、サイズ的にはやや小さめですが、チューリップ型のお花は印象的で愛らしいですね。




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  1. 2009/06/26(金) 08:54:55|
  2. | コメント:4
<<6月の薔薇 | ホーム | チェルシーフラワーショー ’09>>

コメント

こんにちは はなあかりさん

一年中の花を全部集めたように 華やかですね バラ シャクヤク・・・クレマチス
素敵ですね。 プリンセス」ダイアナの花の形 意外でいいなあ~こちらでも最近人気みたいです
  1. URL |
  2. 2009/06/27(土) 17:31:47 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

はなはなさま
 イギリスの庭は6月が最も華やぐ時期かもしれません。各地でのオープンガーデンやフラワーショーなども6月が多いように思います。
 快適気温の長~い夕暮れも6月の魅力の一つで、夕食後にガーデニングを愉しむ方もおられます。

 新種を世に送り出す時のネーミングの大切さを、 つくづく感じています。

  1. URL |
  2. 2009/06/29(月) 08:39:28 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

6月の庭

こんにちは。

6月の庭は様々なお花が咲いてにぎわうところは日本と同じですね。
まだ梅雨明け前ですが、かなり強烈な陽射しの日が多くなってきました。
花は咲いてもそちらと違ってあまり花が持ちそうにないです。
ボール オブ ビューティーの’白い炎’がすてきですね。
レイディー ミッチェルは端正で、HTローズの典型のようで、いい色合いです。
ラベンダーとバラの組み合わせもすてきです。
  1. URL |
  2. 2009/06/29(月) 10:20:24 |
  3. パンドラ・ヴィス #-
  4. [ 編集]

パンドラ・ヴィスさま 
 英国の6月は薔薇の盛りで、家々の壁沿いや前庭でも薔薇がアクセントとなって美しく、お散歩もひときわ楽しいシーズンかと思います。
 今年は例年に比べ気温が高目で、その分咲き急いでいる感じがしないでもありません。雨天の日でも、雨は降ったり止んだりという感じで雨量そのものは少ないですから、雨による傷みが少ないのは庭好きには嬉しいところです。

 レイディーミッチェルはサイズが大きくて花弁数も多く、ゴージャスなお花です。
 薔薇とラヴェンダーとの相性はいいですよね。
  1. URL |
  2. 2009/06/30(火) 17:59:37 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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