イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

5)チェルシーFS,展示館

                              21st Octber 2009


人気ブログランキングへ

  前回に引き続き、展示館(The Great Pavilion)の中のディスプレーをご覧ください。


DSC00916 w
 ツリーピオニー(Tree Peony)とこちらで呼ばれております牡丹のディスプレーです。牡丹(学名;Paeonia)は、イングリッシュボーダーガーデンでも王者格のプラントだと思います。
 こちらでは薔薇やクレマチスは比較的お手頃な価格で購入できますし、しかもそれ程年数を経ずしてしかるべく大きさに成長し、美しいお花を見せてくれるようになります。
 ところが牡丹は1~2輪しか咲かないような若い苗でもかなり高額、しかも成長もゆっくりですから、お庭に複数のお花をつける牡丹が一株あるだけでも、人々はきっと、ご自慢のプラントの一つに数えることでしょう。




DSC00917 w
 絞り模様のお花が視線を引き寄せます。‘コクリュウニシキ’ですって! 日本からやってきたボタンに違いありません。こんな出会いは嬉しいですね。




DSC00919_edited w
 こちらは芍薬のコーナーです。
 芍薬の学名も牡丹と同じPaeoniaですが、英名では牡丹がツリーピオニーであるのに対し、シャクヤクは単にピオニー(Peony)と呼ばれています。





DSC00918 w
 芍薬も素敵ですね。ピンク色のカップで中が白いのは、偶然にも私の庭にもありますが、Paeonia Lactiflora ‘Bowl of Beauty’と言い、人気のある種類のようです。


 

DSC00911_edited w
 このKelways という種苗会社は牡丹、シャクヤク、アイリス専門で、毎年チェルシーに出展しておられます。
 他の種苗会社もそうですが、来訪者はこれら展示されているお花を見て、好みの種苗の註文がこの場でも出来ますし、カタログを戴いて帰れば後日の注文も可能です。業者にとりましては、チェルシー出展は、ビジネスの格好のチャンスの場でもあります。




DSC00893 w
 美しいお花を観賞した後はこんなグラス類が目に優しいですね。





DSC00890_edited w
 フラワーアレンジメントの盛んな国ですから、このような南方系のお花のディスプレーも何か所にも見られます。





DSC00909_edited w
 トロピカルなお花、フルーツ、観葉植物などが南アフリカやジャマイカ島、さらにはバルバドスからも、このチェルシーショーに出展されているようです。





DSC00888_edited ww
 ジョージ王朝(1714~1830)のころ、このオーリキュラ(Auricula)栽培は、17世紀のチューリップマニア(Tulipomania)にも匹敵するほど、熱狂的に流行したという記述を読んだことがあります。
 当時からこのようなAuricula Theatreという段飾りに並べて観賞されていたようです。
 家にもありますが、プリムラのようなお花が咲き、葉は丸くてやや厚みがあります。





DSC00906_edited w
 アリウムやアマリリスのディスプレーです。





DSC00908_edited w





DSC00894 w
 コッテージ ガーデン プラント(Cottage garden plants)と銘打った展示です。カントリーガーデンに似合うプラント達ですね。
 左前方に日本原産のナルコユリも見えています。こちらでは英名でソロモンズシール(Solomon’s seal)と呼ばれています。




DSC00883_edited w
 球根の植物たちですね。




DSC00892 w
 このショーを訪れた日は5月20日でしたが、チューリップも水仙もこの時期に合わせて開花調整されていました。




DSC00902_edited w
 また南方系のトロピカルなお花たちです。ディスプレーそのものが大変美しいフラワーアレンジメントです。




DSC00901_edited w
 南方系のお花はイギリスでは比較的高額ですが、インパクトが強く、しかも長持ちしますので人気があるようです。




DSC00903_edited w




DSC00910_edited w
 観葉植物のディスプレーも美しいですね。




DSC00884_edited k
 ベゴニアのベースに、苔は大変良くマッチして見えます。





DSC00885 k





DSC00904 w
 学名でぺラゴニューム(Pelargonium)とも、又は英語名でジェレイニアム(Geranium)とも呼ばれていますが、いわゆるゼラニウムです。
 こうして一同に並んでいるところを見渡しますと、ゼラニウムにも強烈な色から淡い色まで本当に色彩のバラエティーが多いのですね。





DSC00899_edited w
 ホスタは英国人の間でも人気の植物で、戴いてきたカタログをざっと見ましても一千種ほど種類名が羅列されております。
 ホスタとデイ・リリーの愛好会(BRITISH HOSTA AND HEMEROCALLIS SOCIETY)もありますようで、ホスタの人気のほどがご想像戴けることと思います。
 ちなみにヘメロカリス(Hemerocalis)は、お花が一日でしぼむニッコウキスゲやユウスゲ、カンゾウのような植物ですが、英国にも品種改良で多数の園芸品種があります。ホスタとキスゲ類の風雅には相通じるものがあるのでしょうね。




DSC00900_edited w
 展示館の中では圧倒されるような華やかな花々の中を歩き回りますが、これらホスタの前に佇みますと大きく深呼吸をしたくなるほど、ホッと致します。




人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
  1. 2009/10/21(水) 00:22:40|
  2. チェルシーフラワーショー
  3. | コメント:5
<<秋色の庭 | ホーム | 4)チェルシーFS、展示館の中>>

コメント

こんにちははなあかりさん

すごく大きな花展ですね 花の祭典といったほうがいいのかもしれませんね。日本でもこういう花展があるでしょうか?先日初めて植物園に行ったぐらいなので、(京都植物園にいきました)。なんか変ですね。海外にいらっしゃる方に 日本ではとお尋ねするのも(笑)日本の花がどうどうとでているのもびっくりですね。しかも興味がある方がきっとおおいんでしょう?
  1. URL |
  2. 2009/10/21(水) 05:48:14 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

こんばんは はなあかりさん
今回もみんな目を引くディスプレイですが、私のお気に入りはアリウムです。あんなにいっぱい咲かせられたらいいのにな~。
色も濃淡があって楽しめますね。
  1. URL |
  2. 2009/10/21(水) 22:05:16 |
  3. himi #-
  4. [ 編集]

はなはな さま
 チェルシーFSは世界最大のフラワーショーということのようです。園芸に関わるすべての部門の‘総出演’で、何とキノコの展示コーナーまであり、shiitake, hon-shimeji, shiro-shimejiなどと日本名のキノコも見られました。
 残念ながら私は日本で総合的な花博に出かけた経験がありません。でもいつの日かきっと訪れたいと思っています。日本の方のブログで蘭のフラワーショーを拝見して、そのあまりの素晴らしさに感嘆したことがあります。薔薇や菊、山野草、盆栽などの素敵なショーが日本各地で盛大に催されていることでしょうね。

 日本原産のプラントの種類は大変多く、イングリッシュガーデンには欠かせない存在です。日本原産だということを意識しないで栽培しておられる方がほとんどかもしれません。それくらい馴染んでいるということにもなるのでしょうね。
  1. URL |
  2. 2009/10/27(火) 02:19:30 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

himi さま
 himiさまはアリウムがお好きなのですね。 丸くて平和ムードが漂う可愛いお花達ですもの、私も大好きです。アリウムのイメージカラーは白もありますけれどやはり紫、その紫のそれぞれに微妙な濃淡の差があって、なかなか興味深いディスプレーですよね。
  1. URL |
  2. 2009/10/27(火) 02:46:48 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. |
  2. 2009/10/29(木) 09:46:01 |
  3. #
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。