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イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

紅葉の庭

                           1st November 2010


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 10日ほど前に初霜も降りて、このところ日中でも10度をやや上回るほどの気温が続いております。
 日本にお住まいの方々は意外にお思いになられるかもしれませんが、4月から10月までのロンドンの降雨量は、東京の二分の一から三分の一という少なさなのです。そのような乾燥気味のこの界隈も、11月から1月まではやや降雨量の多いシーズンに入ります。
 そして12月と1月には丁度乾燥期にある東京の降雨量をこちらの方が上回るという事態になり、加えて日照時間も短くなりますので、英国全土はやや湿っぽく暗いお天気のシーズンにこれから差し掛かることになります。

 和のコーナーの山もみじが例年に無く、本来の紅葉に近い彩りを見せはじめました。何時の年も黄色い黄葉ばかりでしたから、このピンクがった色合いに嬉しい驚きを覚えております。





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 日光の当たらない部分はまだ緑が目立ちますが、これからの日々の変化が楽しみです。





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 このブルーのお花、ヤブラン(Liriope muscari、syn. L. graminifolia var. densiflora)は、和のコーナーにしっくりと馴染むプラントだと思います。





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 竹筒から流れ落ちるせせらぎのような水の音が周辺にこだまして、しばし、異国の地に在ることを忘れてしまいそうです。





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 このカエデ(Acer palmatum ‘Dissectum Atropurpureum’)は、学名の‘Atropurpureum’も示しますように、春の芽吹きの時から常に暗い紫色なのです。それが、秋の深まりと共に、このような鮮やかな緋色に変わりました。





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 優しい風情のピンクのネリーン(Nerine)は、私の大好きなプラントですが、記録的な昨冬の寒さに球根が傷められたようです。かろうじて他の植物の陰で護られた一球だけが、お花を見せてくれました。





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 この場所で初めてお花を見せてくれた白のネリーンです。3年かかりました。
 寄り添うような木は種から育った柿の木です。実はまだ生りませんが、小さなお花が二度ほど咲いたことがあります。イギリスでの柿の木は珍しいかと思いますし、柿の葉の紅葉も乙な味わいがあります。





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 白にも見えますが僅かにピンクを帯びております。昨年は一本のみ花芽が立ち上がりましたが、今年は、3本出てきました。ネリーンは移植を好まず、活着するまで時間がかかり、やや気難しいプラントだとも考えられているようです。





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 赤フサスグリ(レッドカランツ)の葉も黄色く色付いてきました。赤い実はドライフルーツのように乾いたものもありますが、そばを通るたびに、未だに2~3個ほど摘まんでおります。

 10月28日の写真ですが、右脇にレイディー エマ ハミルトンのお花が少し見えています。





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 リッチフィールド・エンジェル(Lichfield Angel)です。バラは耐寒性がありますね。霜に当たりましたのに、それでも美しいお花を見せています。





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 こちらは19日の撮影ですから、霜の降りる直前だったと思います。一本のシュートからたくさんの蕾が現れ、お花も清純なイメージです。





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 レイディー エマ ハミルトンの19日の咲き姿です。何度見ても、‘かわいい’って思ってしまいます。





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 美しいピンク色に魅せられて今年の6月に求めました。こちらではコーディライン(Cordyline Pink Passion)と呼ばれますが、日本での発音はコルディリネのようですね。



 

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 このコルディリネ(コーディライン)を初めて目にしたとき、一瞬、グラス(Grass)類の一種かと思いました。‘然もありなん’なのです。その名を‘レッド フェスティバル グラス’(Cordyline ‘Red Festival Grass’)と言うのですもの。
 春に3本の花茎が伸びてきましたので、その時の様子を次の写真でお目にかけます。






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 ダークで細長い花茎ですが白い小さなお花がたくさん咲き、個性豊かな姿を楽しむことが出来ました。この写真はまだ蕾の状態で、6月5日の撮影です。 





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 セイヨウヒイラギの実が赤くなり、身辺にもそろそろクリスマスの雰囲気が漂い始めました。





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 裏庭の外灯の足元に植えたアイビーが、全体を覆いつくすまでに成長しました。





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 庭の青紫蘇は初霜でお終いになりましたが、コンサバトリーの中で管理しております一鉢はまだ大丈夫です。僅かですが、穂紫蘇もエンジョイしております。





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 ニシキギ(Euonymus alata)が赤く色付いてきました。毎年、例外なく真っ赤な紅葉を見せます。コンサバトリーの窓の傍に植えられていますから、間近に華やかな紅葉を眺められるのも興趣があります。





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 28日に写しました。錦木という名前は、錦のように紅葉が美しいということからつけられた名前なのでしょうね。初夏の頃の緑の若葉も大変に美しく、葉が落ちた後のコルク質の木肌も個性的で、生け花にも大変重宝な花材です。





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 紅葉が、日光を美しく照り返しているのを鑑賞して、初めて錦木の名前の所以を実感出来るのでしょうか。本当の美しさを表現する写真は私には到底写せませんが、その片鱗でもと思いました。



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  1. 2010/11/01(月) 10:23:42|
  2. | コメント:19
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コメント

お久しぶりです

ニシキギの紅葉美しいですね。いつだったか木曽路を歩いた秋、一山全部が紅葉して続いていたのは、素敵でしたが、お庭でも小宇宙ですね。秋バラもまたいい感じです。こちらは、今年の夏は酷暑で、もみじはちょい焼け気味です。
  1. URL |
  2. 2010/11/01(月) 20:24:25 |
  3. はなはな #-
  4. [ 編集]

こんにちは はなあかりさん
和のコーナーの秋の風景にうっとりです。
もみじの葉一枚一枚がくっきり立ち上がってきて はっとする美しさです。
草木の配置が絶妙のバランスで 丹精して仕立てられた盆栽に通じるものを感じます。その上 紅葉した枯れ葉が舞ったり 自然の美しさも観られるんですもの 本当に素晴らしいです。
ここで佇んで水の音を聞いていたら 時間が経つのも忘れそうです。はなあかりさんのイギリスのお庭を拝見するまで 和風の庭に特に惹かれる事もありませんでしたのに 何とも不思議なものです。
  1. URL |
  2. 2010/11/02(火) 01:23:27 |
  3. S.T. #-
  4. [ 編集]

こんにちは
秋のお庭もステキです。 斑入り葉のヒイラギは赤い実とのコントラストがいいですね。 ニシキギの紅葉は目が覚めるような綺麗な色ですね!
コンサバトリーの中の紫蘇は美味しそうです。家の紫蘇は終わってしまいました。しかし、今年は紫蘇の実の塩漬けを作ってみました。ご飯にかけて食べても美味しいですよ。
バラも可愛いです。
  1. URL |
  2. 2010/11/02(火) 18:15:01 |
  3. himi #-
  4. [ 編集]

紅葉それぞれ

はなあかり様
日本以外の場所で和風の紅葉狩りができる…素敵なことです。
石灯籠と小さな池に映えますね(雪が積もったとこも見てみたい)。
ヤブラン、我が家にも野生の、ピンク(淡パープル?)と白があります。
ネリーンって彼岸花に似てますね? 季節的にもそれっぽいです。

柿の木、いつか実がなるといいですね。
レッドカランツ、ジャムにしたらおいしそうです。

寒さに耐えて咲くバラがけなげで素敵です。
ヒイラギはクリスマス気分満点ですね。

青ジソ、私も洋風の料理によく使ってます。
さわやかになっておすすめです。

ニシキギもきれいですね。
  1. URL |
  2. 2010/11/03(水) 09:06:34 |
  3. Rooly #azeTSA.6
  4. [ 編集]

こんにちは。

和のコーナー、美しいですね。じっくり見入ってしまいました。
バラやヒイラギの赤い実も素敵です。

また、前回ミクルマス デイジーの写真がたくさん載っていて、うれしかったです。
昨年こちらのブログでこのお花が大好きになり、今年もブログに載るのを楽しみにしていたのです。

次回はどんなプランツが紹介されるのか、楽しみにまた伺いますね。
  1. URL |
  2. 2010/11/03(水) 15:54:23 |
  3. Green Leaf #UqdCKRH6
  4. [ 編集]

ちいさい秋ちいさい秋~と言う歌がありますがお写真を拝見しながら
おおきい秋~おおきい秋~おおきい秋~み~つけた~、と口ずさんで
しまいました。
斑入り柊の赤い実にも見入ってしまいます。
日本では柊の葉は本物ですが作り物の赤い実が2~3個ずつワイヤーで
止められて売られていたりします。
我が家の生垣にサネカズラの赤い実がたくさん付きましたが今年は
次々と鳥さんのおやつになってしまっています。
紫蘇はまだまだ用途がたくさんあって嬉しい一鉢ですね。
  1. URL |
  2. 2010/11/03(水) 23:25:32 |
  3. ふきのとう #mQop/nM.
  4. [ 編集]

イギリスの秋はやはり早いのですね
日本はどんどん遅くなっています。
我が家のニシキギはまだまだ青いままです。
去年私が紅葉を撮影した日は12月の第一日曜でした。
今年は酷暑のせいか散る葉も多く紅葉は余り期待できそうもありません。

ところで和の植物のコーナーは本当に素敵ですね
イギリス流のボーダーのように植物を密生させてない所が好きです。
私も洋風な庭の中に和の植物のコーナーを作っていますが
密生させているので雑然としています。
間を作らなければ和風には見えないこと参考になりました。
大好きなベス・チャトーさんや石原和幸さんの庭造りの基礎は
生け花にあるということを最近知りました。
その事を知ってはなあかりさんのお庭を想像したりしていた所だったので
今回和風コーナーを拝見できて嬉しかったです。

それから斑入りの柊可愛いですね
我が家にもあるけど一度も実がなりません。
やはりこの品種も雌雄があるのでしょうか?
  1. URL |
  2. 2010/11/04(木) 00:22:33 |
  3. tearose #ZpiZsxmM
  4. [ 編集]

はなはな さま
 木曽路での全山の紅葉という景色はさぞ素晴らしかったでしょうね。おっしゃられる通りお庭も小宇宙だと思います。一本の小さな木にも、一つの小さな宇宙ですね。
 私のところでも山もみじが黄葉も紅葉も見せず、ただ茶色く枯れて落葉しただけの年が、過去に何度かありました。紅葉に至るまでの気候と葉の健康状態が大きく関係するのでしょうね。
  1. URL |
  2. 2010/11/07(日) 22:22:16 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

S.T. さま
 日本の和のお庭の多くはプロの方々の作庭かと思われます。それに比べ我が家のものは庭師さんの手が全く入っておりません。
 穴を掘って池を作り、ローカルの石を拾ってきて積み上げ、まるで箱庭を作り上げる感覚でゆっくりと楽しみながら致しました。まことに素人っぽいコーナーではありますが、手造りゆえの愛着がありますのは事実です。
 そのようなコーナーをS.T.さまにお気に召していただき、大変光栄に存じます。有難うございました。
 
  1. URL |
  2. 2010/11/08(月) 02:46:02 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はなあかりさまこんばんわ
モミジのきれいな秋ですねえ。
つい、2,3日前に花やさんから買った花が
この、
ネリーン(Nerine)の花。
葉っぱはなくて花だけ
彼岸花か、アマリリスのような感じかなと思いました。
お店の人に、なんという花ですか?と聞いたら
ネリネと。
Nerineのローマ字読みですね。
宮沢賢治の物語に出てきそうでかわいい名前と思いました。
  1. URL |
  2. 2010/11/08(月) 22:30:26 |
  3. かまど猫 #-
  4. [ 編集]

himi さま
こちらでは、セイヨウヒイラギのことを、一般にホリー(Holly)と呼び、たくさんの種類が有ります。たいていのガーデンにはこのホリーが何本か植えられておりまして、中でもこの斑入りはもっともポピュラーな種類の一つかと思われます。
これらの赤い実はクリスマスのデコレーションに大変重宝しますが、でもその頃には、なぜかこのホリーに限って小鳥達によってほぼ食べつくされてしまいます。きっとお味も特上なのでしょうね。

紫蘇は用途がいろいろ有って、楽しみの多い香味野菜ですね。紫蘇実漬けは懐かしいです。こちらでは紫蘇のお花が咲き始める頃、気温が急に低くなり、実は付かずに終ってしまいます。私のところではコンサバトリーに取り込んだ一鉢だけが、何とか実を付けてくれました。
  1. URL |
  2. 2010/11/10(水) 05:27:53 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

Rooly さま
 何人かの友人のお庭にはジャパニージーコーナーがありまして、そこには必ずといってよいほどカエデが植えられております。カエデはこちらの方々にとって、日本庭園のシンボルツリーのイメージなのでしょうね。
 白いヤブランは私はまだ見たことがありませんが、気品のある素敵なイメージが浮かびます。そのうち日本で観賞できる楽しみが出来ました。

 こちらで野辺に咲く彼岸花を目にすることはありませんので、その光景を連想したくてそれに良く似たネリーンを植えました。赤も植えてあるのですが、何故かまだお花は見えません。
 ニシキギは、燃えつきたかのごとく、一夜の風でほとんどが落葉しました。潔い終焉です。
  1. URL |
  2. 2010/11/10(水) 07:09:22 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

Green Leaf さま
 この季節には、ホリー(セイヨウヒイラギ)の赤い実があちらこちらで見られます。
 日本のヒイラギ(モクセイ科)と異なり、ホリーはモチノキ科ですから、原種に近い丈高のホリーには、まるで日本のモチノキの木のように、赤い実を豊かに付けている種類もあります。
 この家の周辺にも、お庭から歩道に豊かにしなだれている見事なウィーピングタイプのホリーがあり、通るたびに見上げて感動しています。

 ミクルマスデージーの写真を、今年もGreen Leaf さまにお目にかける事が出来て、私も嬉しく思います。更新の稀なブログですが、お出でいただきまして有難うございます。
  1. URL |
  2. 2010/11/10(水) 08:07:07 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

ふきのとう さま
 ふきのとう様に おおきい秋 と口ずさんで戴けたなんて、とっても幸せです。有難うございます。

 私の日本でのヒイラギの印象は、お隣さんの屋敷周りに生垣として植え込まれておりました、黒紫色の実のつく種類でしたから、ヒイラギと赤い実は結びつくことはありませんでした。
 日本原産のヒイラギはモクセイ科、そして赤い実のなるセイヨウヒイラギはモチノキ科で全くの別種であることに気付きましたのは、こちらに参りまして実際に豊かに実るセイヨウヒイラギの赤い実を見てからのことです。
 日本でヒイラギの葉として売られておりますものは、クリスマス用でしたらセイヨウヒイラギ、そして節分用には日本原産のヒイラギという風に区別しておられるのかしらとも想像しています。
 作り物の赤い実でありましても、何もついてないよりは、クリスマスの雰囲気が出てきっと効果的なのでしょうね。

 サネカズラは趣のある植物ですね。学名はKadsura Japonica と言うそうですから、日本原産ではないかと思いますし、出会えばぜひ求めたいと思う憧れのプラントの一つです。
 ふきのとう様の素敵なお庭のイメージが浮かんで参ります。
  1. URL |
  2. 2010/11/10(水) 09:11:04 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

tearose さま
 私にとりまして和のコーナーの主眼は、こころ安らぐ、清らかな空間造りでしょうか。
 自分の魂がいつでも自由に入り込んで遊べる、そんな優しいスペースを造りたい、ただそれだけなのです。そのために、あまり自己主張しない静かなプラント達を必要最小限、植えております。
 一方のボーダーガーデンの方は明らかに植え過ぎ状態ですから、この和のコーナーだけはスペースをキープしたいと思います。

 私も生け花やフラワーアレンジメントをしている感覚でガーデニングを楽しんでいます。

 赤いヒイラギの実のなる木は、クリスマス前のお庭にあって、抜群の存在感を示すと思います。次回にはもう一本のヒイラギをご紹介いたしますから、よろしかったらご覧くださいね。
 セイヨウヒイラギの雌木に実を生らすためには近くに雄木を植える必要が有るようです。我が家には3本の斑入りがありますが、うち一本には実がなりません。きっとこの実のならない雄木のお陰で、他の2本に実がなるのではと思っています。
  1. URL |
  2. 2010/11/11(木) 11:02:08 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

かまど猫 さま
僅かな変化しか見せない和のコーナーですが、この時期、急に華やいできました。それも長くは続きませず、散り始めたかと思えばアッという間に終焉です。今は繊細な梢がなかなか味わい深く、よく見ればすでに来年の新芽が吹く辺り、ぷっくらとしています。

ネリネって言うんですね。こちらでのコーディライン(Cordyline)も、コルディリネと日本では言うようですね。このブログに植物名を書く時、日本での発音を書いた方が良いのかな~と迷うことがあります。でも私自身が日本での呼び名を知らないことも多いので、こちらでの呼び名をそのまま書くのが私には自然かしらと思うようになりました。時々とんでもない発音の植物名が登場するかもしれませんが、ご容赦くださいね。
このネリネ、ネリーン(どちらの呼び名も可愛いです)は花期も長くて、晩秋のお庭に嬉しいお花です。ヒガンバナ科なので、本当に彼岸花によく似ていますね。
  1. URL |
  2. 2010/11/12(金) 09:21:53 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

はなあかり 様

お久しぶりです。夏のお庭から秋のお庭に変わってきましたね。
勢いのよかったホスタも美しい黄色に、それにしても赤フサスグリはまだ実をつけているのですね。葉も色づいてきました。バラはまたお花をたくさんつけていますね香りも伝わってくるようです。
いつもお花が絶えないよう工夫され、美しいお庭楽しませていただいております。

A.F.
  1. URL |
  2. 2010/11/13(土) 10:06:21 |
  3. #-
  4. [ 編集]

A.F.さま
 今年は例年に無く、カエデの紅葉、黄葉の美しい年だったと思います。春の新芽の頃からの雨量や暑さ寒さの加減が、植物をヘルシーな状態に保ち、雅やかな紅葉に導いてくれたのではと思っています。

 フサスグリは、その後、葉がすっかり落ちて今は赤い実だけが残っていますが、それでも私は庭に出るたびに、二つ三つ、つまんでいます。半分はドライ状態ですが、残り半分は食べられますのよ。ひと頃ほどの酸味は有りませんが、完熟を通り越したようなネットリとしたお味です。

 バラは今はチラホラですが、椿の蕾が膨らんでくるのが楽しみです。
  1. URL |
  2. 2010/11/14(日) 21:20:15 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
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  1. |
  2. 2010/11/24(水) 03:10:45 |
  3. #
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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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