イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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ヒイラギの実の色づく頃

                                  21 October 2006



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  Ilex aquifolium 'Madame Briot'

  英名はホリー(Holly). セイヨウヒイラギの実がもうこんなに赤く色づきました。クリスマスが近づいているサインです。イギリス人にとってホリーは特別の意味を持つ木のようです。“神木”のような感じでしょうか。大切にされている木だと思います。

 今年の実のつき具合の何と見事なこと、クリスマスのデコレーションが楽しみになりました。
 クリスマスにはヒイラギはなくてはならない花材です。フラワーアレンジャーの庭には必ずといってよいほど、何本かのヒイラギが植えられています。私がNAFASのコースに通った時も、クリスマスのアレンジのために生徒達は自慢のヒイラギを持参し、それらをどのようにして手に入れたか、そんな苦労話なども楽しい話題になりました。
 シーズンが訪れる度に、私も素敵なヒイラギが欲しいといつの年も思います。何本か植えましたが魅力的な種類ほど、なぜかゆっくり成長するような気がしてなりません。
 フラワーマーケットでも大量に売られていますが、種類に限りがあるのが残念です。





   Pennisetum setaceum 'Rubram'

 英名は、African fountain grass.  この美しいブロンズ色をしたオーナメント グラスに、アフリカの噴水をイメージしたのでしょうか。そう思って眺めると、本当にブロンズ色の水の噴水のようにも見えます。良い英名をつけたとは思いませんか。

 子供の頃、猫と戯れた時の、ねこじゃらし(エノコログサ:Setaria viridis)にも似ています。
 左に見えるヒイラギは、Ilex aquifolium 'Golden Milkboy'です。





   Salvia guaranitica blue enigma

 高さが1.5mもあるので、ボーダーガーデンの後方に格好の植物です。花期が長く次々と蕾が出て、初霜まで咲き続けます。
 写真ではほんの一部分しか写っていませんが、株がすでに大きいので花の数も多く、それらブルーの花の一群が秋のさわやかな風に揺れるさまは、見応えがあります。
 友人からの株分けの希望の多い植物のひとつです。

 後方に見えているのは、お花の生徒さんのYさんから戴いた菊です。伸びに伸びて1.4mほどの高さになりました。優しい色の花が咲き始めています。我が家にある唯一の菊で、楽しみです。






     Euonymus alata

  ニシキギも紅葉を始めました。小さくてもほんとうに錦のように美しい紅葉を見せてくれます。
 葉が落ちた後も、硬いコルク質の翼を持つ枝は、生け花の大変個性的な材料になります。





  Persicaria amplexicaulis 'Fire tail'

 この植物は、1989年に出版されたRHSの植物図鑑によれば、Poligonum amplexicaule 'Fire tail'と出ています、ところが2006年の改訂版では 写真も解説もまったく同じなのにPoligonumの表記が消えて、上記のPersicariaになっているのです。そして索引のところにのみ異名としてPoligonumが記されています。
 私たちフラワーアレンジャーの間でも、この植物の呼び名が変わったことはRHSのガーデン雑誌を通して知っておりましたが、改訂版で完全に入れ替わっているのを見て、学名もこのように変わることもあるのだ、ということを実感しました。
 今では、デモンストレーターもアレンジャー達も、パーシカリア アンプレックシカウリス ファイアテール と、新しい学名を使っています。長い名前で呼びたくない時は、単にファイア テールということもあります。

 さて、この夏から秋にかけて咲く、タデ科の優しい風情の植物をみるたび、ふるさとの谷川沿いに咲いていた、同じタデ科のミズヒキグサ(Poligonum filiforme)を思い起こさずにはいられません。

 丈は低くなりましたが今もこのように咲き続けています(20日撮影)。
 写真ではピンク色にも見えますが、実際には赤みがかっています。
 
 
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  1. 2006/10/21(土) 11:23:47|
  2. | コメント:2
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  1. |
  2. 2006/10/23(月) 16:02:54 |
  3. #
  4. [ 編集]

C さまへ;もう6~7年も前のことですのに良くこのホリーのことを覚えておられましたね。クリスマスリースの最後の仕上げにこのホリーを使い、何とか四人分間にあったという感じでした。あの頃よりも、少し大きくなりましたよ。何しろクリスマスのたびに切りつめられるので大きくなるチャンスがないのかも知れませんが、でも木はとってもヘルシーです。
  1. URL |
  2. 2006/10/24(火) 03:49:23 |
  3. はなあかり #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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