イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

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病院のチャペルへのアレンジメント

                                13 November 2006

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 10月29日から11月10日まで、花関係のワークショップなどに参加のため、日本に滞在しておりました。そのことに触れて英国を離れるつもりでおりましたのに、私自身の手順の悪さで余裕が無くなり叶いませんでした。ご無礼をお詫びします。可能な限り、また続けますので、よろしかったら覗いてみてください。



20061113041913.jpg

  11日、地元の病院のチャペルに、フラワーアレンジメントのご奉仕に行きました。私の在住する県あるいは州(shire)には、二つの大きな総合病院がありますが、ここはそのうちのひとつです。守衛の方に伺いましたら、入院患者は常時450人前後との答えが返ってきました。
 病院の中にはチャペルがあります。牧師さんも見えますが、宗派はありません。仏教徒もクリスチャンもヒンズー教徒も誰でも祈りをささげに来る場所なのだそうです。
 私はすでに12年、NAFAS(National Association of Flower Arrangement Societies)のメンバーで、地元ではフラワークラブ、正確にはフローラル アート ソサエティーという組織に所属しています。
 このようなNAFASの末端組織が英国内には1570ほど(2000年の時点で)あって、これらの組織は本来の活動以外にも当然の如くチャリティーやボランティア活動も行っております。
 私もそれらの活動に早い時期から関わって参りましたが、このチャペルのアレンジメントは、組織の有志が交代で、毎週末に活け変えています。



20061113041736.jpg


  病院内の温度は一般家庭よりも高めに設定されていますから、百合や薔薇などを一週間良い状態で持たせるのには無理があリます。したがってこのチャペルの花は菊やカーネーションが主体になるようです。
 私は直接、菊栽培農家に出向いて、早朝に刈り取られたばかりの菊を求めるのが常となりました。庭のグリーンをあしらいましたが花は今回は菊のみです。これらの菊の鮮度は抜群で、一週間後の活け代え時も咲き崩れることはありません。
 ちなみにこのアレンジメントの為フラワークラブから支給されるお花代の上限は10ポンド(約2000円)で、今回もほぼ予算内におさめてあります。
 
 スタイルはチャーチやチャペル向きのトラディッショナルなぺデスタルアレンジメントです。



 20061113041622.jpg


  このチャペルは入院患者さんのために、病院に付属した設備ですから、コンパクトで大変シンプルです。私がアレンジしている間にも何人もの患者さんや家族の方々が訪れ、ろうそくに日を灯し、祈りをささげていきます。
 近年のことですが、病院への植物持込が一切禁止され、花束はおろか鉢物も持ち込めなくなりました。病院内の売店でも売られているのはプラスチックのお花だけです。
 しかし、このチャペルのお花だけは禁止されませんでした。患者さんにとって唯一、新鮮なお花をエンジョイできる場所でもあるのです。このようなご奉仕をさせて戴けることに心から感謝しています。
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  1. 2006/11/13(月) 10:27:07|
  2. フラワーアレンジメント
  3. | コメント:4
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  1. |
  2. 2006/11/14(火) 11:20:17 |
  3. #
  4. [ 編集]

Y さま
 このようなボランティアのほかに、教会でのフラワーフェスティバル参加も大切な活動のひとつです。そうでしたね、Sさんは’98年のWoburnのチャーチに行かれましたよね。
 あれは私が初めてNAFAS主催の大きなフラワーフェスティバルに出品した忘れられない思い出です。柳の枝でフレンチホーンのかたちを作ってアレンジしました。タイトルはミュージックだったのです。
 UK全体で1570あるフラワークラブは21のエリアにまとめられ、それらエリアとしての活動も当然あるわけで、あの時はエリアとしての活動でした。私の所属するフラワークラブからも4名参加しましたが、あの時のチェアレイディーがたまたま私の親しい友人(カレッジでのアレンジメントの勉強仲間)であったことからまったくの新人の私に声がかかったというわけでした。
 三つの県にあるそれぞれのフラワークラブが関わっていましたので、入場者の数も相当数でしたが、このときの入場料の収益はすべて国の癌研究基金(Imperial Cancer Research Fund)に寄付されました。
 
  1. URL |
  2. 2006/11/14(火) 21:31:09 |
  3. はなあかり #-
  4. [ 編集]

病院のチヤペルにこんな素晴しいお花があるといいですね。気持ちが明るくなるでしょうね。
  1. URL |
  2. 2006/11/18(土) 10:28:15 |
  3. furutaakiko #-
  4. [ 編集]

furutaakiko さま
 このチャペルに見える患者さんやご家族は、祈りの心ひとつでみえますから、アレンジしているときは、なるべくその方々のさまたげにならないように気を遣いながらいたします。
 このチャペルの雰囲気作りに少しでもお役にたてることを願ってご奉仕させていただいております。
  1. URL |
  2. 2006/11/18(土) 21:11:17 |
  3. はなあかり #-
  4. [ 編集]

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プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

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