イギリスそよ風もよう

ー庭やアロットメントでのガーデニング、いけばな、フラワーアレンジメントの日々を綴りますー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

クリスマスデモンストレーション

                                 26 November 2006


人気blogランキングへ ←←こちらがクリックポイントです。
   ↑
 上記箇所をクリックして戴きますと他の方々の素敵なブログに出会え、さらに私のポイントにもなるという仕組みです。


 イギリスでは11月始めごろからクリスマスデモンストレーションが、それぞれのフラワークラブでおこなわれます。クラブにとっては年間で最大のイヴェントかもしれません。私の所属するクラブでは11月の初めに行われ、日本滞在中の私は見逃してしまいましたから、この夜(11月23日)のことを大変楽しみにして友人と一緒にやって来ました(実は昨年も来たのですけれど)。
 デモンストレーターは Avril Hill さんで、NAFASのナショナルデモンストレーターです。この時期に向けて、1570ほどもあるイギリス全土のNAFASのフラワークラブでは、できるだけ評判の良いデモンストレーターの獲得に懸命になります。多忙なスケジュールのAvrilさんをゲットできたことはラッキーだったと思います。

 最初の作品のデモンストレーションが始まりました。これはパラレルデザインでダッチ風です。
 この会場は町のイヴェントセンターですから、後方には女王さまのお写真もあります。

20061125054011.jpg




 彼女には天性のチャームがあり、さらに巧みな話術で会場を沸かせます。手も口も休むことはありません。そして彼女の一番凄いと思ったことは、一度挿した枝や花をただの一度も動かしたり挿し変えたりしなかったことです。自信にみちた素晴らしいデモンストレーターだとおもいました。
 背後の赤いカーテンが残念ですが、この写真にみえているこのスタイルもトラディッショナルな英国風とは異なり、イタリアン レイヤード スタイルに近いと思いました。このアレンジには赤く着色されたミツマタがつかわれています。こちらでも‘ミツマタ’と発音されています。
 実はこの二つあるアレンジメントのうち、下方の大きい方がラッフル(福引き)で私に当たり、我が家に連れ帰ることになったのです。嬉しいサプライズでした。

20061125053919.jpg




 二時間余のデモンストレーションもあっという間です。チェアレイディーがお礼の挨拶をします。

20061125053811.jpg




 観客はほとんどが女性ですが、400人以上の方がこのイヴェントを楽しんでいます。

20061125053729.jpg




 さていよいよラッフルの抽選が始まります。このようなデモンストレーションの時は、この日に使われるお花代をサポートする為、来場者はラッフルチケットを入場口で買い求めます。一枚1ポンド(200円)でしたが、私は今日は二枚求めました。これは入場者のひとつの協力の方法です。

 20061125052440.jpg


20061125052520.jpg




 抽選が終わると、みな舞台に近づき、作品をじっくり拝見したり、デモンストレーターとお話したりします。
 ワインなどの飲み物もいただいて、パーティーのような華やかなひと時になるのです。

20061125053537.jpg


 
20061125053618.jpg




 このスタイルは英国風です。この十年でイギリスのアレンジのスタイルは大きく変わり、トラディッショナルなスタイルは、NAFASの機関紙では決して主流ではありません。アレンジャーたちは誰でも新しいことに関心をしめすのです。私は10年余もほぼ毎月のように、自分のフラワークラブでデモンストレーションをみてきましたが、モダンスタイルの数が圧倒的に多いのです。
 アレンジャーとしては、確かに新しい試みに興味をもつのは当然だと思いますが、一般の方は断然トラディッショナルが好きで、デモンストレーションの中にそれら‘英国風’が含まれていなければ満足しないのです。デモンストレーターはそのことを良く承知していますから、必ず人気のトライアングルなどのようなトラディッショナルを欠かすことはありません。
 今夜はクリスマス用の特別なイヴェントですから、毎月の勉強会の要素も含んだ例会のデモンストレーションとは異なります。アヴリル ヒルさんは今夜はトラディッショナルなデザインが多く、やはり本物のプロフェッショナルなのだと大変感心させられました。
 
20061125052829.jpg



20061125052908.jpg



20061125053355.jpg



20061125053250.jpg



 20061126090159.jpg



(小さなデジカメで、フラッシュ無しで写しました。ピンボケのため、すべての作品をお見せできないのが残念です。)
スポンサーサイト
  1. 2006/11/26(日) 00:13:30|
  2. フラワーアレンジメント
  3. | コメント:4
<<晩秋の庭 (11月27日) | ホーム | クリスマスデモンストレーション>>

コメント

こんにちは

お花を楽しむのは、どこの国の人々でも同じなんですね。こうして、たくさんの人々が集い、庭の花のチャリティをしたり、アレンジメントしたり、デモンストレーターというのがおもしろいですね。日本のいけばなもそうなんでしょうね?はなあかりさんもいずれデモンストレータ?日本は、いよいよ晩秋です。といっても暖冬ですが。暖冬と言えば、地球全体が温まり、米の産地が段々北上しているとか。
  1. URL |
  2. 2006/11/26(日) 08:14:29 |
  3. hanahhana1952 #-
  4. [ 編集]

hanahhana さま
 いらしてくださったのですね、ありがとうございます。デモンストレーターには技能だけではなく、チャームや度胸が備わっていれば更なる自信につながると思います。私もローカルから頼まれますが、口実を作っては逃げてばかりです。チャームや度胸が備わっていないからなのでしょうね。
 お米の産地北上のTV番組がありました。青森辺りがオレンジの産地になっているなどという話でしたが。イギリスも同じで、美味しいワインの産地は現在はフランスですが、やがてイギリスがそうなるのでは、という決して嬉しくない、怖いような予測です。
  1. URL |
  2. 2006/11/26(日) 09:42:00 |
  3. はなあかり #-
  4. [ 編集]

アレンジの楽しみ

 
 クリスマスのデモンストレーションは、やはり日本からみると規模がちがうなと思います。もつとも私の住んでる所が田舎のせいもあるのですが。
はなあかりさんの感性が文面から想像できたり、花にたいする優しさが感じられ うれしいです。

 アレンジのスタイルがほんとうにダイナミックで、素敵ですね、福引で当たったのはドライですか?うーらやましい!!
  1. URL |
  2. 2006/12/25(月) 12:44:52 |
  3. スノードロップ #-
  4. [ 編集]

スノードロップ さま
 当たった作品は、ドライとフレッシュのミックスです。横に長い赤のマテリアルは日本のミツマタです。こちらでもミツマタと呼ばれています。それに赤をスプレーしてあります。それから同じドライでシノダケの穂先の部分に赤をスプレーしたのも使われていました。フレッシュ素材はアンセリウムと葉ランと深紅の薔薇、それにガーべラでした。
 さらにアーティフィシャルな丸いボンボンが数個ありました。
 たまに当たるとすごくうれしいですよ。
  1. URL |
  2. 2006/12/26(火) 00:29:34 |
  3. はなあかり #gy/qpaFs
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

はなあかり

Author:はなあかり
 人生も後半にさしかかり英国で暮らすことになりました。今では黄昏年齢となり、それが花灯りの名前の由縁でもあります。日本に残してきた小さな庭にいつの日か帰る夢を抱きながら、一方では、自分好みに染まるこちらの庭への愛情もはかりしれません。
 2002年にアロットメントに植えたグリーンゲージなどの果樹類も大きく育ち、秋には収穫を楽しんでおります。

 City & Guilds にてFlower Arranging Skillsを、NAFAS (National Association of Flower Arrangement Societies)では、Floral Art & Design のDiploma を取得しました。
 1998年に<いけばな>指導をスタートし現在に至ります。2007年に、ご関係者からのご要請とお仲間のご支援のもと、ロンドンに<いけばな>の新組織を立ち上げました。以来、組織の運営に関わりながらお花の指導を続けております。

 自宅の庭は、<いけばな>や英国風フラワーアレンジメントに必要な植物素材を調達する上で、大変有益で大切な場所になっております。2010年からは、すべてひとりで手入れしておりますので、メンテナンスの少ない庭は必須となり、今ではシュラブ類と宿根草のみの庭になりました。
 更新は稀ですが、折々にお出でいただければ嬉しく存じます。

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。